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逃

先

好

中

追

マ

中京1R 2歳未勝利 タイムＥ

基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。

中京5R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

1着：トゥデイイズザデイ

1着トゥデイイズザデイ、ノースヒルズの生産馬で、ディープインパクト産駒の牡馬です。早くから評判になっていました。ハナを切って1000m通過1分5秒8の超スロー。ただし、若干の水分を含む馬場で後半600mを11秒7-11秒1-11秒2で凌いで、後続を封じきりました。456キロの馬体は、ディープインパクト産駒の牡馬としては丁度良いと思うんですが、その反面、馬体が綺麗すぎて迫力と言うか、野性味が不足している感じもあります。好素材であることは間違いなし、後は今後の成長如何でしょう。

2着：ジャスティンロック

2着のジャスティンロック、自身の上がり600m推定33秒6はメンバー最速。直線だけで1馬身差まで詰めて来ました。リオンディーズの牡馬で、大物感はないんですが、実践タイプで追って味があります。これはすぐ勝てそうです。

3着：ソリダリティ

3着のソリダリティ、ハーツクライ産駒。キラーコンテンツ・セリユーズの半弟です。調教の本数が少なくて、好馬体でも途上感がありました。今回は伸びずバテず。でも使いながら変わってくると思います。

4着：ソクラテス

あと4着のソクラテス、菊花賞2着のソクラテスの半弟で父はドゥラメンテです。エピファネイア産駒の兄とは体型が違って、ボテっとしていて今回太めでもありました。使って変わってくると思うんですが、タイプとしてはダートが向きそうな感じもあります。

中京9R 木曽川特別 タイムＢ

基準より0秒4速い勝ちタイムでした。

1着：ディヴァインラヴ

ただ1頭の牝馬ディヴァインラヴが1番人気の指示に応え連勝です。1600mでは一息でしたが、距離を延長して頭角を現し、小倉2600mのタイランドカップに続く連勝です。前進気勢が旺盛で、福永騎手が我慢させて切れ味を引き出しています。鞍上の効果も大きいのですが、父がエピファネイア・母の父がディープインパクトと定番の配合で、ここに来ての成長ぶりも見逃せません。昇級しても注目です。

2着：マカオンドール

そして2着が2番人気マカオンドールでした。2着マカオンドールのランクはCになりますが、これで中京芝は5戦して2勝2着1回3着2回と、全て馬券圏内に入っています。前走の新潟戦が気負って先行して失速したので、最後方から折り合い重視の競馬。外を回さないような裁きもあって、半馬身差まで肉薄して来ました。中山や阪神・京都でも好走例があって、本来は堅実なタイプです。能力上位は確かなので、チャンスは近いと思います。

8着：バイキングクラップ 通信簿

5番人気8着でした。ペースを落としすぎて切れ負け切れ。切れる馬が少ない、もっと長い距離で先行しないと厳しそうだ。

中京11R ローズS 重賞

3着馬までに秋華賞の優先出走権が与えられます。タイムランクはD・メンバーランクはCでした。エイシンヒテンが後続をやや離して4コーナーを回ります。1000m通過1分1秒2のスローペースで、エイシンヒテンの単騎逃げ。4コーナーでは後続を離して押し切るかの構えでした。外から1頭だけ伸びて来たのが、好調福永騎手騎乗のアンドヴァラナウト。上がり600m最速の推定33秒8で差し切って、0秒2差。完勝でした。中団から馬群を捌いて伸びて来た1番人気アールドヴィーヴルが最後に3着に上がっています。

1着：アンドヴァラナウト

2勝馬アンドヴァラナウトが勝ち、重賞初制覇です。キングカメハメハ産駒、祖母がエアグルーヴで、同じ日の中山で3勝クラスのレインボーステークスを勝ったゴルトベルクの全妹です。ここを含めて6戦3勝・2着3回と堅実。且つ使う事に力をつけてきました。とにかくセンスが良くて、どんな位置からでも競馬ができて、瞬発力もあります。本番、秋華賞の内回りコースにも高い適性があるでしょう。福永騎手には紫苑ステークス勝ちのファインルージュもいるんですよね。誰が騎乗しても有力候補に入ると思います。

1着：アンドヴァラナウト 通信簿

4番人気1着でした。騎手の上手さが光ったが、超スローでも折り合って差せたのは期待以上。秋華賞でも私は本命候補。

2着：エイシンヒテン

そして2着がエイシンヒテン、3着がアールドヴィーヴルでした。2着のエイシンヒテンは4月に忘れな草賞で2着、タイムランクC相当でした。2000mにも実績があり、休理明けを札幌で1走して良化していました。フロックとは言いませんが、スローの単騎逃げで終始3・4馬身離しての逃げですから、いかにも恵まれたモノだとは思います。内周りは有利でも、G1はマークも厳しくなると思います。

3着：アールドヴィーヴル

そして2着がエイシンヒテン、3着がアールドヴィーヴルでした。3着のアールドヴィーヴル、8キロ増の430キロは想定通りです。勝ち馬に後方から前を捌きながら伸びて来ました。連続5着の春2冠に中間にあたる2000mが丁度良いと思っていたんですが、3着でも不満は残ります。本番でもまた5着ぐらい、そんな気もしてきました。

11着：クールキャット

3番人気11着クールキャットと2番人気12着タガノパッション、共に後方寄りから流れが遅かったので仕方もないのですが、それぞれ馬体が大幅に増加。反応が鈍かったのはその辺りでしょう。使って絞れれば前進可能です。ただ、秋華賞はメンバーも強くなります。

12着：タガノパッション

3番人気11着クールキャットと2番人気12着タガノパッション、共に後方寄りから流れが遅かったので仕方もないのですが、それぞれ馬体が大幅に増加。反応が鈍かったのはその辺りでしょう。使って絞れれば前進可能です。ただ、秋華賞はメンバーも強くなります。

中京12R 3歳以上2勝クラス 注目

勝ったメイショウマサヒメについて。

1着：メイショウマサヒメ

東京の2走前、1600m2着の1400m通過タイム、前走1600m5着の走破時計が、同じ週の1クラス上に匹敵する内容だった事、得意の1400mに短縮した事、絶好の大外枠を引いた事、条件は揃っていたんですがシュガーサンダーを外めからマークすると、直線で抜け出して2馬身半差。強い競馬でした。今回もタイムランクはD、平凡なんですがメンバーはCランクの中でも粒が揃っていました。体重の8キロ増も充実感が漂っていて、その後東京の1400mで外枠でも引けば、3勝クラスでも通用しそうです。

馬券Summary
新種牡馬シルバーステート
あとで
解説者：長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)