2021年2回東京11日目

開催一覧
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2021/01/09 (土)
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2021/01/05 (火)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒6でした。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナス1秒を超えて5週目を除けばマイナス2秒台になっています。
 木曜日に27.5ミリの雨が降りましたが、火曜日に芝を刈った事、そして気温が上がった事などの要因で土曜には乾いていました。さらに先週からCコースに移った事もあって、超高速馬場になりましたが10日目にですね、最も悪化していた部分が最内になったようで、内から4頭目あたりを通る馬がよく伸びていました。日曜は10Rの前に短時間雨が降りましたが、時計の出方に影響はありませんでした。今週からの3回東京は前半2週が先週と同じCコースで、後半の2週はDコースが使用されます。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒5からマイナス1秒2への変動、日曜がマイナス1秒0からマイナス0秒8への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値で8日目以降は雨の影響で全て変動になっています。
 木曜日に27.5ミリの雨が降り、それが抜けきらず土曜は1日を通して稍重。後半の方が乾いて時計が掛かるようになっていますが、乾くスピードは遅くて変動幅は大きくありません。日曜は最初から良馬場でしたが、含水率は高めで稍重に近く、朝はまだ馬場差がマイナス1秒0。そこから徐々に時計が掛かるようになりましたが、こちらも土曜と同じく変動幅は小さかったですね。


  タイム分析
 2021/05/29 (土)  芝=-2.6  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1800 シルブロン 牡3 未勝利 1:46.4 -2.2 -0.3 -0.2 -2.3 C C 7.33
5R T2000 ノワールドゥジェ 牝3 未勝利 1:59.0 -2.8 --- -0.2 -2.6 C C 6.86
6R T1400 ペイシャフェスタ 牝3 1勝クラス 1:20.9 -1.3 --- +0.5 -1.8 D C 6.92
7R T2400 グレアリングアイ 牡3 1勝クラス 2:23.8 -3.3 --- -0.2 -3.1 C C 3.70
10R T1600 セリユーズ 牝5 葉山特別(2勝) 1:32.5 -1.7 -0.3 +0.1 -2.1 C C 8.00
 2021/05/29 (土)  ダ=-1.5 → -1.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1600 ステディシュシュ 牝3 未勝利・牝 1:37.2 -2.0 --- -0.5 -1.5 B D 8.00
2R D1300 グルナピーク 牝3 未勝利 1:18.7 -0.6 --- +0.6 -1.2 D D 8.38
8R D1600 シュッドヴァデル 牡5 1勝クラス 1:37.3 -0.7 --- +0.6 -1.3 D D 9.14
9R D1400 オルクリスト 牡5 富嶽賞(2勝) 1:23.7 -0.5 --- +0.6 -1.1 D D 9.00
11R D1400 タガノビューティー 牡4 欅S 1:21.9 -1.1 --- ±0 -1.1 C C 5.14
12R D1600 エースレイジング 牡4 2勝クラス 1:36.2 -1.0 --- +0.2 -1.2 C C 8.06

東京1R 3歳未勝利・牝 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムでした。4.ステディシュシュがこれまでとは一転して先手を取りました。直線に入ってもその脚色は衰えず、後続を突き放しにかかります。それを追って好位から8.マテラガニアが2番手に上がった所に、外から12.グラスピレが並んで行き、交わしましたが、ステディシュシュが3馬身差をつけて逃げ切りました。
1着:ステディシュシュ 
 ステディシュシュが今回は積極策で初勝利を挙げました。ステディシュシュが好スタートからハナを切ってそのまま逃げ切りました。これまでは出遅れたりスタートが互角でもダッシュがつかなかったりで、後ろからのレースが多かったんですが、ようやく力を発揮できました。同じレースができれば1勝クラスでも上位可能ですが、まぁ出遅れ癖は治ったという保証はないので軸にはしにくいと思います。
2着:グラスピレ 
 2着のグラスピレは離されましたが、好位で脚を溜めてしっかり伸びました。こういうレースを続けていれば順番は回ってきます。
3着:マテラガニア 
 3着マテラガニアは間隔を空けつつ3戦目はんですが、徐々に成長していますね。少し組み合わせに恵まれれば、チャンスがありそうです。
9着:アドヴェントイヴ 
 そして1番人気のアドヴェントイヴは9着でした。好位のインで上手く立ち回ったんですけども、全く伸びなかったですね。間隔を詰めると連続では好走できないのかなぁなどと推測はしますけども、敗因はよく分かりません。
東京2R 3歳未勝利 注目
 4着だったソーラーストームについて。
4着:ソーラーストーム 
 出遅れて後ろからになって、直線に入った頃には内にスペースがあったので、そこを狙って追い出したんですけども閉まってしまって一旦はブレーキ。そこから外へ移動します。この後あまり映っていませんけども、パトロールを確認すると都合3回外に進路を変えていますね。最終的に前がクリアになってからは鋭く伸びていますけども、位置が後ろになった事と、待たされた事で仕掛けが遅れた事が響いて、脚を余していると思います。ただし、まぁ直線の長いコースというのは合っていそうですし、目処は立ちました。優先出走権は確保できたので、次走も東京の短距離だと思われますがそこでチャンスがあると思います。
東京3R 3歳未勝利 注目
 10着だったハローマイキーについて。
10着:ハローマイキー 
 1400mから距離を伸ばして初めての1800mだったんですが、折り合いを欠く事もなく、手応え良く追走していました。直線で追い出して伸びそうだったんですけども、徐々に前が狭くなって来て追えなくなり、さらに内からも寄られて大きな不利を受けました。もう完全に体勢を崩してしまって挽回不能となり、その後は馬なりのまま。勝ち馬から1秒4差もつきましたが、全くの参考外だと言えます。初距離だったので、追って手応え通りに伸びたかどうかというのは半信半疑なんですけども、多分伸びていたと思います。次走も確実に人気にはならないので、2着や3着の候補には入れたいですね。
東京5R 3歳未勝利 注目
 5着だったギャラクシーエッジについて。
5着:ギャラクシーエッジ 
 まず前半にですね、スタートの後しばらく行った所で前が狭くなって下がり、直線に入っても外に出せないポジションに入ってしまいました。それで前が開くのを待っていたんですけども、なかなか開かず一瞬だけ開いた所を狙って追い出したんですが、すぐにそこも閉まってしまって急ブレーキ。その後はほとんど追っていないんですけども、馬は余力がたっぷりあったので5着まで盛り返して来ました。進路があれば突き抜けていたと思われます。後ろからだとこういうレースになるリスクは常にありますけども、今回もスタートは早くなかったものの、完全に出遅れた前走に比べれば改善されています。まだ全面的に信頼出来る所までは成長していませんけども、未勝利戦なら楽勝できるぐらいの能力はあります。
東京6R 3歳1勝クラス 注目
 4着だったベッラノーヴァについて。
4着:ベッラノーヴァ 
 素晴らしい手応えで直線に入りまして、残り300m付近まで追い出しを待つ余裕があり、追い出すと鋭く伸びたんですけども残り100m付近で失速してしまいました。これがもう典型的な良い脚が一瞬というタイプでして、このタイプは直線が長いコースでは脚の使い所が難しいですね。小回りコースで直線勝負に徹すると、そのちょうど脚の使い所がピッタリ合うと思うんですが、このタイプが人気になっていると基本的に危ないです。6番人気で3着だった中山のフェアリーステークスが良い例で、直線が長くないコースで人気がない時が狙い目。と言っても軸にはしにくいんですけども、小回り向きの差し馬は人気での消し所と人気薄での買い所は分かりやすいと思います。
東京7R 3歳1勝クラス 注目
 3着だったグローリアスサルムについて。
3着:グローリアスサルム 
 まず勝ったグレアリングアイがですね、直線に入っても左手前のままで、そのため内にもたれていまして、それを修正するために左ムチを入れるんですが、その時少し外に寄れます。それに過剰に反応した2着のヒシシュシュが大きく外にヨレた事で不利を受けてしまいました。まぁ着順は変わらなかったかもしれませんけども、スムーズならもっと際どかったと思われます。勢いがついている所での不利なので、影響は大きかったですね。
東京9R 富嶽賞 
13着:ロンゴノット 通信簿
 2番人気13着でした。前走から6ヶ月以上間隔が空いていますので、評価の対象外となります。前回展望でね、ただ間隔が空いてる以上にちょっと不安な臨戦過程ですよというのはお話ししましたけどね、完全に途上だったんだと思います。
東京11R 欅S 注目
 4着だったヘリオスについて。
4着:ヘリオス 
 このレースは前半600m33秒9、800m45秒4と速く、差し馬が上位を占めたんですがこのハイペースを2番手と言うより、逃げたスズカコーズラインとほとんど並走状態で進んで行って、一旦は完全に抜け出し4着に残っているというのは注目に値しますね。言うまでもなく何が何でもという逃げ馬ではないので、これ結果的には深追いしすぎなんですけども、ダート1400m以下のオープン特別なら力上位である事を示したと言えます。昨年の霜月ステークスを勝ってから東京コースにこだわって使ってますけどもね、ダート1400m以下ならコースは問わないと思います。
東京12R 4歳以上2勝クラス 注目
 9着だったブルーノジュネスについて。
9着:ブルーノジュネス 
 今回これ去勢明けでして、それで体重が14キロ減っていましたがそれは問題ないですね。しかし、レースでは前半に頭を上げて折り合いを欠いていました。前半に折り合いを欠いた割には直線に入っても粘っていましたけども、最後は息切れ。ただし、これは前半に折り合いを欠いたため息切れしたと言うより、休み明けで追い切り本数が少なかった影響で息切れしたと思われます。1勝目は初ダートで完全タイム差マイナス1秒0だったように、基本的な能力は高いので、去勢後の追い不足のレースを使って上向けば一変する可能性が十分にあります。次走は注意したいですね。

  馬券Summary
夏の2勝クラスですぐ勝負になる3歳馬
 先週ちょっと諸般の事情でダービーの事やりましたけどもね、また先々週までと似たようなテーマに戻ります。春の4歳以上2勝クラスの2着馬や、春の4歳以上1勝クラスの勝ち馬が、次走で夏の3歳以上2勝クラスに出走すると、意外に好成績であるという事を3週前と2週前に取り上げましたけども、その主な理由は春の3歳オープンで好走した馬が、夏に2勝クラスではなく、3歳限定の重賞に出る事が多く、夏の2勝クラスですぐ勝負になる3歳馬の出走数が多くないからとしました。では、夏の2勝クラスですぐ勝負になる3歳馬はどのくらいの出走数で、どのくらいの成績なのかという話です。
夏の2勝クラスですぐ勝負になる3歳馬
 まずですね、春の4月・5月の3歳オープンで2着・3着になった馬が、次に夏の3歳以上2勝クラスに出走したという事はですね、対象となる過去2年でたったの11回しかないんですけども、5勝2着4回と恐ろしいレベルの好走確率になっています。ただし、繰り返しになりますけども出走数が少ないので、4歳以上の馬のトータルの成績は下がらないという事です。またですね、春の3歳1勝クラスを勝って次走で夏の3歳以上2勝クラスに出て来る3歳馬も実は成績が良いです。昇級戦でしかも初の古馬相手ではどうかというコメントがね、まぁ出やすいシチュエーションなんですけどもね、全く気にする必要はないどころか積極的に買いたい成績です。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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