2021年4回阪神4日目

開催一覧
2021/12/28 (火)
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2021/12/26 (日)
中山 阪神
2021/12/25 (土)
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2021/07/11 (日)
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2021/06/26 (土)
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2021/01/05 (火)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス1秒6でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、2週目特に4日目は風・雨の影響で2000mの馬場差はプラス1秒台になりましたが、先週はマイナス1秒6でした。なお、4日目については風の影響が距離によって異なったため、馬場差は分けて表示しています。
 阪神についてはですね、まぁ雨の影響はなくて、速い時計の出るコンディションに戻った訳です。4日目のようにですね、距離によって時計の出方が大きく異なるという事もなかったんですが、全体にペース補正が入ってるレースが多いように、落ち着いたペースのレースが多くて、そのようなレースでは前の馬が残るケースが目につきました。なお、阪神は年末までの連続開催で、次の開催もそのままAコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒6でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、強風の影響を受けた4日目を除くと、マイナス0秒6からマイナス0秒8の間で、大きな動きはありません。
 強風・雨の影響で距離によって時計の出方が異なった4日目、これは例外的なケースです。その他の開催日は馬場コンディションに大きな変化はなく、時計の出方は安定していますよね。勝ち馬を見れば、前目につけた馬がほとんどなんですが、2着には中団・後方の馬が入っていて、差しが効かなかったという訳ではありません。


  タイム分析
 2021/10/24 (日)  芝=-1.6  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1400 ママコチャ 牝2 未勝利 1:20.9 -2.0 --- -0.9 -1.1 A C 5.38
4R T1600 スプリットザシー 牝2 新馬・牝 1:34.7 -1.2 --- +0.1 -1.3 C C 8.14
5R T1800 リアド 牡2 新馬 1:47.3 -1.3 -0.6 -0.5 -1.4 B B 6.00
9R T1200 スーパーウーパー 牝3 北摂特別(2勝) 1:08.3 -0.6 --- +0.4 -1.0 D C 6.83
10R T1600 エアファンディタ 牡4 元町S(3勝) 1:33.4 ±0 -0.9 +0.4 -1.3 D C 6.86
11R T3000 タイトルホルダー 牡3 菊花賞(G1) 3:04.6 -0.7 -0.8 +0.9 -2.4 D D 6.11
 2021/10/24 (日)  ダ=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 メイショウゲキリン 牡2 未勝利 1:54.4 -0.4 --- +0.2 -0.6 C D 3.60
2R D1200 ワセダタンク 牡2 未勝利 1:13.3 ±0 --- +0.4 -0.4 D C 7.33
6R D1800 アルーブルト 牡3 1勝クラス 1:52.9 -0.2 --- +0.4 -0.6 D C 7.09
7R D2000 ダノンハーロック 牡3 2勝クラス 2:07.9 +2.3 -0.9 +2.1 -0.7 SL D 6.22
8R D1400 セキフウ 牡2 なでしこ(1勝) 1:25.0 -0.3 --- +0.2 -0.5 C C 7.86
12R D1400 ジュランビル 牝5 天王寺S(3勝) 1:24.0 +0.5 --- +1.0 -0.5 E D 8.73

阪神3R 2歳未勝利 タイムA
 基準より0秒9速い勝ちタイムでした。
1着:ママコチャ 番組注目馬
 ママコチャが後続を寄せ付けず、初勝利を挙げました。ママコチャはクロフネ産駒です。2番手からいつでも前を交わせる体制で、その2番手から上がり600m最速ですからね、かなり強い内容です。距離短縮でこの勝ち方を見ますと、全姉のソダシとは違ってですね、距離は保たないかもしれませんが、まぁ今後が楽しみになったことは間違いありません。
2着:ジャングロ 
 そして番組注目馬ジャングロは2着でした。1200m通過が1分8秒9。芝1400mをこのラップで乗り切ったのだから立派です。単に相手が悪かっただけで、次走も上位候補ですね。
3着:ナインティゴット 
 3着以下は前の2頭から離されました。まず3着のナインティゴット、前走の2000mから一気の距離短縮でしたけれども、難なく対応できました。2着から4馬身差でもですね、タイムランクはC相当です。ラストは内へもたれていましたから、矯正すべき点はありますね。
4着:ショウナンハクラク 
 4着のショウナンハクラクは今回ハミを変えて、右へもたれる面が改善されたんですが、鞍上は慎重に乗って大事に乗っているようでしたね。ゴール前が凄い脚で伸びていましたから、距離短縮も功を奏したんだと思います。
5着:レッドアクトゥール 
 5着のレッドアクトゥール、初めてブリンカーを着用したんですが、全くハミを取りませんでした。フィジカルは優れているんですが、まだ馬が幼いというところですから、心身がかみ合ってくれば…ですね。
12着:トゥードジボン 
 一方で2番人気のトゥードジボンが12着でした。途中から引っかかってしまいましたしね、初めての右回りでリズム良く走れなかったという事ですね。
阪神5R 2歳新馬 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムでした。
1着:リアド 勝ち馬注目
 リアドが単勝1.7倍の支持に応えて勝ちました。リアドはセレクトセール当歳4億7千万円の超高馬で、まぁ優等生のレースぶりで勝ったものの、まだまだ体がしっかりとしておらず、これからの馬ですね。父はディープインパクト。素質だけで初陣を突破したようなもので、それでいてBランク走破ですから、パンとすれば楽しみですね。
2着:トルナヴァ 
 2着のトルナヴァは2番手で我慢させて、直線は勝ち馬の内で抵抗する場面がありました。突き放されましたが、相手が強かっただけで、次走はもっと良い走りができると思います。
3着:タケトンボ 
 3着のタケトンボは調教が地味で10番人気でしたが、小柄な牝馬で芝の実践で良い走りができましたね。減量騎手起用も良かっただろうし、ペース補正が0秒6入っているように、逃げ残りが叶う緩やかなペースでした。
4着:インパクトベースン 
 4着のインパクトベースンはレースセンスは良かったのですが、ピリッとした脚を使えませんでした。とは言え、使った上がりは及第点を与えて良いと思いますし、メンバーランクBが4着なら上々ですね。
5着:アルファヒディ 
 5着のアルファヒディ、出遅れて後方から。使った上がり600mは最速タイなんですが、ほとんどレースに参加していません。気性が子供で真剣に走っていませんね。調教は動きますから、走る気になれば…というところだと思います。
阪神7R 3歳以上2勝クラス タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
1着:ダノンハーロック 
 勝ったダノンハーロック、超スローペースの中持ち前のレース巧者ぶりを遺憾なく発揮しました。全く危なげが無くですね、これでデビューして5戦3勝です。千切れるペースではありませんからね、この着差で十分に完勝と言えます。昇級してもやれそうです。
2着:ストロングライン 
 2着ストロングラインはいつもと違うレースぶりで、好位から最後まで集中して走って行ったのには驚かされました。せかされずにマイペースで走れたからなんでしょうかね。まだアテにしづらいんですが、今回は心身のバランスが取れていたようです。
3着:フラル 
 3着のフラルは5歳にして初めてダートに出走。ペースが遅かったので、良いタイミングで動いて行けましたね。芝では切れませんし、歩様も硬めですから、ダートで新境地を開いたかもしれませんね。
阪神11R 菊花賞 GI
 タイムランク・メンバーランクともにDでした。タイトルホルダーが先手を取って2周目の4コーナーです。3000mをですね3つに分解しますと、序盤が1分ちょうどですね、そして中盤が1分5秒4、そして後半が59秒2です。中盤が遅すぎるので、まぁ0秒8のペース補正が入っています。タイトルホルダーは自分のレースに徹したんですが、好位組が力不足でラスト800mからのペースアップに対応できず、また後方待機組も内回りで上がり800m46秒8では、まぁ使える脚に限界がありますからね、ステラヴェローチェの4着が精一杯でした。まぁ何にせよタイトルホルダーの独壇場になりましたね。
1着:タイトルホルダー 
 タイトルホルダーが逃げ切ってG1初制覇です。この馬は控えると力んでしまうのを、こういう事はまぁ2歳時からよく見せて、そんなシーンはよく見てきたんですけれどもね、こういうタイプはハナを切れれば折り合って走れますから、その性質を最大限に活かす乗り方をしましたね。まぁ横山武史騎手らしい、潔くほんとに力強いレースをしたと思います。横山武史騎手は菊花賞初騎乗で初制覇です。横山騎手はエフフォーリアで皐月賞も制しており、複数の牡馬で同じ歳のクラシック制覇は1961年の野平好男元騎手以来60年ぶりという事です。また、お父さんの横山典弘騎手は98年にセイウンスカイで菊花賞を制していまして、史上4組目の親子制覇。さらに菊花賞での逃げ切りは、そのセイウンスカイ以来です。
横山武史騎手 ありがとうございます。
いやーもう前走が本当にヒドイ競馬だったんで、まぁその分のリベンジと言いますか、より一層ここを勝ちたいという思いがあったんで、それを結果に出せて本当に良かったです。
個人的にはこの距離はちょっとタイトルホルダーにとって適正距離より長いかなと思ったんですけど、終わってみれば強かったですね。馬の力を信じてあげられなかった自分が恥ずかしいですね。
いつも力みやすいと言うか、ちょっと真面目すぎる所があるのでね、でも1頭抜けちゃえばリラックスできる所も弥生賞であるところも知っていたので、今回はちょっと無理してでもハナにこだわっていました。
そうですね、落とせるならもう1つ落としても良いのかなと思ったんですけれども、馬も結構やる気でしたし、わざわざ馬と喧嘩してまでペースを落とすぐらいなら、ホントリズム良く運ぶ方が良いと思って、ペースはそんなに気にしなかったです。
そうですね、馬は余裕があったかもしれないですが、ジョッキーは余裕なかったです。
真面目すぎるところがちょっと長所でもあり、欠点でもあるかなと思うので、それを上手く使い分けできるような競馬がして行けるように、スタッフと僕とでこれから上手く馬と歩んで行けたら良いなと思います。
 なお、キングカメハメハ・ドゥラメンテ・タイトルホルダーとを続く祖父・父とその息子による三大クラシック制覇は史上初ですね。また、タイトルホルダーからドゥラメンテ・アドマイヤグルーヴ・エアグルーヴ、さらにですねダイナカールへと遡る親子5代によるJRAG1級制覇も史上初めてということです。
2着:オーソクレース 
 そして2着がオーソクレース、3着は牝馬ディヴァインラヴでした。2着のオーソクレースは3コーナーからのペースアップに瞬時に対応できませんでしたが、最後の接戦でもうひと伸びてきた辺りがポテンシャルの高さでしょう。まだ重賞は未勝利ですけれども、今後の成長に大きな期待が持てますね。
3着:ディヴァインラヴ 
 そして2着がオーソクレース、3着は牝馬ディヴァインラヴでした。3着のディヴァインラヴは紅一点で大健闘でしたけれどもね、一昨年タイトルホルダーの半姉のメロディーレーンが1勝クラスを勝ったばかりで、5着に善戦したんですね。負担重量2キロのアドバンテージと、長距離適性があれば菊花賞は牝馬でも上位争いできるという事でしょう。
4着:ステラヴェローチェ 
 その後の4着がステラヴェローチェ、5着がディープモンスターでした。4着のステラヴェローチェ、後方待機組とすれば型どおりの追い上げと言えない事もないんですが、ペースがかなり緩んだ中盤で動いて欲しかった気もしますね。この辺りはルメール騎手をマークしすぎたきらいもありますし、4コーナー大外のロスも大きかったかもしれません。
5着:ディープモンスター 
 その後の4着がステラヴェローチェ、5着がディープモンスターでした。5着のディープモンスターは春のクラシックを振り返りますとね、皐月賞7着でタイトルホルダーやステラヴェローチェと0秒3差でした。まぁ大きな力差はなかった訳で、今回ダービー16着以来の休み明けで、ここまで頑張れたのは立派ですね。
9着:アサマノイタズラ 
 まずセントライト記念を制したアサマノイタズラですけれども、最後方からレースを進めて9着でした。力む面がありますから、長丁場ではこうした決め打ちをするしかなかったと思います。上がり600mはステラヴェローチェと同じで、最速タイなんですが、本質はステイヤーではないですね。
13着:レッドジェネシス 
 あと1番人気のレッドジェネシスは13着でした。後方のまま全く良い所がありませんでした。これ今改めて振り返ってみますとね、神戸新聞杯の1・3着馬は4着・13着・14着だったんですね。まぁ中3週で稀に見る不良馬場で走った反動があったという可能性はあるかもしれませんね。
阪神12R 天王寺S タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。

  馬券Summary
ドレフォンとシルバーステート
あとで
解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
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