2021年4回中山1日目

開催一覧
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2021/02/27 (土)
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2021/01/05 (火)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒2、日曜がマイナス2秒1でした。
 木曜にまとまった雨が降ったんですが、これ以外は降っても少量でした。土曜朝のクッション値も10.3と標準で、いくらか湿ってはいましたが、土日ともに良馬場発表でした。傷んだところ、およそ2万平方メートル張り替えたのと、エアレーションおよびシャタリング作業も耐久性を重視して、ソフトに行ったことで綺麗な芝の超高速馬場でスタートしています。使った分、日曜の方が0秒1掛かってはいましたが、それでもマイナス2秒1。ただ、この馬場差にしても京成杯オータムハンデキャップで日本レコードが記録された一昨年の4回中山開幕週ほどは速くはありません。前半に前残りは多かったんですが、差し・追い込みが届かない事はありません。良馬場である限りは少しずつ時計は要して行っても、高速決着が続くと思われます。例年同様に野芝のみの開催で、今週は3日間開催でこの開催はトータル9日間の開催。今週までBコース、後半2週はCコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒5からマイナス1秒3への変動、日曜がマイナス1秒1。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒4からマイナス1秒1への変動、日曜がマイナス1秒0でした。
 週中の雨の影響から土曜朝の含水率はゴール前が8.0%、4コーナーは7.4%と水分を含んでいました。これが徐々に乾いて行く設定で、土曜は変動です。後のレースになるほど馬場は乾いて行ったと見ていますが、それでも1800m・1200mともにかなり速い時計の出るコンディションでした。そして日曜朝の含水率は、ゴール前が7.2%、4コーナーが6.1%と乾燥が進んで、終日良馬場発表。土曜よりもさらに水準方向へ向かって行きました。全般に前の組が強いのは、コース形態によるもの。差し・追い込みも届いてはいます。


  タイム分析
 2021/09/11 (土)  芝=-2.2  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1600 モンタナアゲート 牡2 未勝利 1:34.6 -1.3 --- +0.5 -1.8 D D 9.87
5R T2000 オニャンコポン 牡2 新馬 2:04.2 +1.3 -1.1 +2.4 -2.2 SL C 6.92
7R T1800 アールバロン 牡3 1勝クラス 1:46.6 -2.0 -0.5 -0.5 -2.0 B D 7.31
9R T1600 プルパレイ 牡2 アスター(1勝) 1:36.2 +1.0 -1.2 +1.6 -1.8 SL D 6.63
10R T1200 スティクス 牝3 汐留特別(2勝) 1:07.9 -0.9 -0.1 +0.3 -1.3 D D 8.30
11R T2000 ファインルージュ 牝3 紫苑S(G3) 1:58.2 -1.6 --- +0.6 -2.2 D C 6.28
 2021/09/11 (土)  ダ=-1.5 → -1.3 / 1200m=-1.4 → -1.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R D1800 セイルオンセイラー 牡2 未勝利 1:54.9 -1.1 --- +0.4 -1.5 D D 7.93
4R D1200 モナルヒ 牡2 新馬 1:12.6 -0.5 --- +0.9 -1.4 E C 6.38
6R D1200 クロノフルール 牝3 1勝クラス・牝 1:11.1 -0.8 --- +0.5 -1.3 D D 9.69
8R D1800 ホウオウセレシオン 牡4 1勝クラス 1:53.6 -0.4 --- +0.9 -1.3 E D 6.88
12R D1200 シャドウヘリテイジ 牡3 1勝クラス 1:11.4 -0.5 --- +0.6 -1.1 D D 6.93

中山4R 2歳新馬 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
中山5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
中山7R 3歳以上1勝クラス タイムB
 このレースの勝ちタイムは古馬1勝クラスの基準タイムより2秒0速く、1800m対象の馬場差がマイナス2秒0だったことを踏まえますと、 -2.0-(-2.0)=±0 となります。しかしペース補正が0秒5入っており、 ±0-0.5=-0.5 で基準より0秒5速い勝ちタイムでした。
1着:アールバロン 
 アールバロンが休み明け2走目を逃げ切りました。前走、休養明けの函館戦7着を使って馬体が絞れていました。ハナを切ったのも正解。元々今回と同じ舞台で新馬勝ちして、逃げて3着の水仙賞では相手に不利があったものの、スプリングステークス2着のアサマノイタズラに先着しています。単騎逃げとは言っても、高レベル勝ちの下地はあった馬です。機動力の生きる中山では、昇級後も警戒が必要ですが、東京では決め手の差が出てきそうです。
2着:アンダープロット 番組注目馬
 その勝ち馬にクビ差2着が1番人気のアンダープロットでした。2着のアンダープロット、人気先行の敗北が続いていたんですが、馬場や枠順の差もありました。今回も外枠で、勝ち馬とはその差が出たんですが、ラストはクビ差まで詰めていて、0秒1差でこの馬までBランク相当です。いずれにしろ、安定感はあります。流れ次第で差す競馬も可能。次走も良馬場なら首位候補です。
8着:カレンレベンティス 
 あと2番人気で8着のカレンレベンティス。追い切りの動きから、仕上がり途上の感じはありました。ただ、それ以上に内枠で進みが悪くて、後方に置かれたのが大きかったと思います。勝負所から直線にかけては、進路が狭くなって満足に追えていませんでした。使って次は良くなると思います。本質的に時計を要す馬場向きでも、良馬場で走れない馬ではありません。
中山8R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
1着:ホウオウセレシオン 
 1着のホウオウセレシオン、デビュー戦で経験馬相手に7着に敗れて、2戦目の東京ダート1600mを1着。不良馬場のダートで、タイムランクBと能力の高さを見せていました。ここから脚部不安で1年間の長期休養。復帰戦の前走、福島の4着は鞍上のコメントが「まだ競馬を理解していない」所謂素質だけで走った結果でした。まぁ使われて調教の反応が良化。同時に馬体が増加して、ようやく身が伴って来た感触があります。それが今回の勝ちに繋がりました。まだキャリア4戦、父キングカメハメハ、お母さんがアメリカのG1馬の配合で、2億円以上の高値がついた背景。514キロの馬格からも、脚元さえ無事ならどんどん良くなっていく器だと思います。今回の時計が遅いからと言って、過小評価は禁物です。
2着:ヴィクトリーレーン 
 それと2着のねそれとですね、JRAで未勝利の後、船橋で3勝。JRAに戻っていきなりの2着は時計が遅かった事も大きいんですが、それだけではなくて、馬体や調教の動き、ステイフーリッシュの下に当たる血統から、フロックではないと言うか、必ずしも相手に恵まれただけの事ではないという事ですね。去勢したくらいですから、気性が難しくて、また口向きにも難があったとのことです。それらが解消したとしたら、まだまだ伸びしろがある。そう思います。
中山9R アスター賞 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。2着のハイアムズビーチについて。
2着:ハイアムズビーチ 
 6月東京の芝1400mの新馬勝ち以来の2戦目でした。好発を決めて、プルパレイを先に行かせてまでは想定内だったんですが、超スローと前が少し狭くなったのも加わって、首を上げて折り合いを欠いていました。一瞬同じ母系のメイケイエールが頭をよぎったんですが、残り800m手前からは、折り合い面もついて、2着を確保しました。上がり600m推定33秒7は勝ち馬と同じ。相手が理想の運びだったのに対して、道中消耗しながらのモノですから、やはり素質は高いと思います。2戦目だけに良い勉強になったのも確かだと思いますね。ただ、中山で窮屈な競馬をさせるよりも、広い東京向きなのも確かなんで、次走が東京の1400mか1600mだったら安心して馬券は買えるでしょう。
中山11R 紫苑S 重賞
 3着までに秋華賞への優先出走権が与えられます。このレース、タイムランクはD・メンバーランクはCでした。スタートは揃わず、ホウオウイクセルらが遅れます。一方、アビッグチアが先手を取って行きました。1000mずつに分けると、前半が59秒7、後半が58秒5。差して来られる範囲のスローペースなんですが、後方からでは厳しい流れです。好位直後の外で折り合っていたファインルージュが、4コーナー手前から前に取り付いて、直線は豪快に伸びて快勝。内の狭い所を捌いて伸びて来たスルーセブンシーズが2番手に上がって、外強襲のミスフィガロの追撃を封じ切りました。
1着:ファインルージュ 
 ファインルージュが抜け出して重賞2勝目です。ここでは桜花賞3着のレベルが別格。オークスは持久力勝負の2400mという事で厳しかったんですが、フェアリーステークス勝ちの中山で折り合えば、2000mも問題ありませんでした。この内容と強さは、同じ内回り2000mの秋華賞でもリンクできると思います。サトノレイナスの骨折がここに来て判明という事でね、もちろんソダシがいるんですが、チャンスそのものは大きくなったと思います。
2着:スルーセブンシーズ 
 接戦の2着争いは、内のスルーセブンシーズが外のミスフィガロを抑えて先着です。2着のスルーセブンシーズ、直線は狭くなって待たされました。ただ、ここがスムーズでも2着は2着だったと思います。それでも馬体の減少したオークスから大きく増加しない中で格好はつけました。この辺りがドリームジャーニー産駒の真骨頂。良い根性をしています。本番は馬体の維持に尽きると思いますが、これをクリアして仮に得意の道悪にでもなれば、さらに楽しみは大きくなると思います。
3着:ミスフィガロ 
 接戦の2着争いは、内のスルーセブンシーズが外のミスフィガロを抑えて先着です。あと3着のミスフィガロ、中京・新潟の連勝に本格化がうかがえました。枠なりに内を進んで、直線で外。鞍上も完璧だったと思いますが、基本内の決着を外から1頭だけ伸びて来た点は評価できます。この馬も小柄なんですよね。秋華賞へ、馬体維持が条件であるのは2着馬と同じです。
6着:メイサウザンアワー 
 3番人気で6着のメイサウザンアワー、好位を進んで踏ん張ってはいるんですが、メンバーランクCは例年Dランクの多い紫苑Sでは高めです。フローラステークスの上位馬では足りないと見ていましたが、結果もその通りになりました。
8着:ハギノピリナ 
 8着ハギノピリナ、オークス3着馬が5番人気ということは、ファンの皆さんもよく知っています。内回り自体は阪神で勝っているんですが、2200mでした。開幕週の2000mが距離不足なのと、成長分を見込んでも22キロ増の馬体が重かったんだと思います。
17着:エクランドール 
 1番人気17着エクランドール、2戦2勝の走破時計・ペース、相手関係から1番人気になるのが意外でした。それでも後方のままで終わるとは想像しなかったんですが、まぁとにかく今回はハードルが高かったんだと思います。

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夏の2歳戦回顧
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解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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