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マ

中京1R 3歳未勝利・牝 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

中京3R 3歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒6速い勝ちタイムでした。この着差だけに2着以下は狙いにくいと言えるでしょう。

1着：ダッシュダクラウン

ダッシュダクラウンが1番人気に応えて圧勝です。このレースも勝ち馬が2着馬に7馬身差つけたんですね。連闘のダッシュダクラウンが3コーナーから外を回って追い上げ、4コーナーで先頭に立つとあとは引き離すだけでした。これまでは差して届かずというレースが多かったんですけども、早めに進出して4コーナー先頭という競馬がハマったとは言えるかもしれませんね。最後まできっちり追われており、次走への上積みはなさそうです。しかし、タイムランクBであり、上のクラスでも通用する能力はあるでしょう。今後が楽しみになりましたね。ホッコータルマエ産駒なんですけども、土曜にも中京で2勝しており、これで10勝目です。勝ち鞍は全てダート。まぁ分かりやすい戦績ですよね。今のところ2勝馬はホッコーカリュウだけなんですけども、いずれオープンでも活躍する産駒が出そうですね。

中京5R 3歳未勝利 タイムＡ

基準より1秒1速い勝ちタイムでした。スマートワンが先手を取って直線に入りました。セリシアが2番手に上がって来ますが、その内からロードラスター、外からはワールドバローズが接近して来ます。そして、ワールドバローズが抜け出して1着。2着がロードラスター、3着はスマートワンとセリシアの争いになり、外のセリシアがハナ差先着しました。

1着：ワールドバローズ

2番人気ワールドバローズはデビューからの2走ともに、芝1400mで2着。今回は1600mで勝ち上がりました。ワールドバローズはタイムランクBだった前走、11/28の2歳未勝利戦で2着でした。今回2ヶ月ぶりの実戦で、4コーナーの手応えはそれほどでもなく、2着や3着の方が良いぐらいでしたね。しかし、追い出されるとを長く良い脚を使い、最後は一気に抜け出して強いレースを見せました。ワールドバローズの父はディスクリートキャット、以前にこの番組でも触れたんですけども、ディスクリートキャット産駒と言えば基本的にダート馬だろうと思っていました。しかし、輸入後の産駒デビューから8ヶ月が経過しても、未だに芝の方が勝率・連対率ともに良いんですよね。と言うよりはダートでの産駒成績が意外なほどに伸びていないと言えるかもしれませんね。引き続きこの点は見守りたいと思います。

2着：ロードラスター 番組注目馬

そして3番人気ロードラスターが2着。1番人気セリシアが3着と上位人気で決着しました。2着ロードラスターは今回が5戦目で3度目の2着。なかなか勝てないでいるんですけども、徐々に着差は詰めており、そろそろ勝てそうですね。

3着：セリシア

そして3番人気ロードラスターが2着。1番人気セリシアが3着と上位人気で決着しました。3着セリシアはこれで7戦して全て4着以内。前めにつけては最後に差されてしまうというレスを繰り返しているんですが、常に着差は僅差で、何かきっかけがあれば勝てるのではないでしょうか。

4着：スマートワン

4着スマートワンは人気ありませんでしたが、セリシアにハナ差4着とよく粘りました。大きい着順を取ってしまう事もありますが、常に先手を取れる先行力は魅力ですね。条件さえ整えば一発あると思います。

中京6R 3歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

中京7R 4歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。

中京9R 刈谷特別 注目

1着：ノルカソルカ

勝ったノルカソルカはまぁ堅実な馬で、このクラスでも逃げて3着・2着・2着と上位に入っていました。今回は逃げずに3番手を選択したんですが、直線は気の悪さを見せる事もなく、ペールエールをきっちり捕らえました。まぁ相手なりに走る馬でもあって、常にこういう競馬ができるようなら上のクラスで通用する可能性はあるでしょうね。血統的にはキセキの近親にあたります。

2着：ペールエール

それから2着ペールエールには驚かされましたね。新潟2歳ステークス2着・デイリー杯2歳ステークス3着と、2歳時には将来を嘱望されていた馬だったんですが、デイリー杯のあと4戦続けて二桁着順。ちょっとやっぱり早熟馬だったのかなと思わざるを得ませんでした。しかし、2勝クラスのレース2戦目で大変身を見せました。ただ、果たしてこれが続くかどうかはまだ何とも言えませんね。次走以降注目です。

中京11R シルクロードS 重賞

タイムランクはD・メンバーランクはCでした。モズスーパーフレアが先手を取って4コーナーで外に出されて直線に入りました。モズスーパーフレアの最初の600mは33秒7で、そう速くはなかったんですよね。ただ、馬場の内めが悪く、外めを通った距離ロスも影響したんでしょうかね。直線では早くも一杯となり、内からライトオンキューが抜け出したんですけども、大外からシヴァージが追い込んで来て重賞初制覇を遂げましたね。

1着：シヴァージ

そのシヴァージが差し切って重賞初制覇です。毎回よく追い込んで来るが、入着までというレースを続けていました。ペースが速くならず、団子状態で直線に入ったのもシヴァージにとっては良かったでしょうね。いつもよりやや前で走って、大外から良い脚を見せて快勝。ハンデ戦も他馬との比較で有利だったのではないでしょうか。今回のように中団で走れれば、今回も面白いんですが、果たしてどうでしょうかね。

1着：シヴァージ 解説危険

これWIN5が当たらなかったからこの馬を嫌うという訳ではない。テンに着いて行けず今回のように展開がハマらないと勝てない馬なんですよね。この馬の成績見ると、2走続けてハマる事はちょっと考えにくいですし、今回はハンデ戦で負担重量も有利でしたからね。次走はちょっと嫌ってみたいと思います。

2着：ライトオンキュー

そして2着争いは内のライトオンキューが外のラウダシオンにアタマ差先着しました。2着ライトオンキューは4・5番手の内を進んで、直線では他馬が走らないインを思い切って突いて抜け出して来ました。一度は完全に決まったと思われたんですが、最後に勝ち馬の末脚に屈してしまいましたね。

3着：ラウダシオン

そして2着争いは内のライトオンキューが外のラウダシオンにアタマ差先着しました。それから3着ラウダシオンですけども、ここ3走マイルを使ってたんですが、久々に短距離戻してよく走りました。ペースが速くならなかったのも良かったんでしょうね。NHKマイルカップを勝ってはいますが、本質的には短距離馬なのではないかと見ています。

4着：リバティハイツ

4着リバティハイツなんですが、後方に構えて展開待ち。直線よく伸びたんですが、この馬にとってはペースが速くなかったのが堪えましたかね。

6着：ルッジェーロ

それから6着ルッジェーロなんですが、久々に芝を使った前走で3着と好走し、今回も期待されたんですが3コーナーで挟まれる不利もあって、4コーナーで最後方になってしまいました。ペース的に位置取りがちょっと厳しかったでしょうか。

馬券Summary
2020年1回東京ダート戦を分析する
昨年の1回東京では、新馬戦を除くダート戦は全部で48鞍ありました。 　コレを前走の競馬場別に見ると、最も出走数が多く連対数・3着以内数が多いのはやはり前走中山で出走していた馬なんですよね。 　ただ、前走中山で1着だった馬の成績は振るいません。前走中山で勝った馬は、21頭出走して連勝したのは1頭。ヒヤシンスステークスのカフェファラオのみなんですね。ですから、中山と東京全然違うコースですので、この中山から東京で連勝するという事はいかに難しいかですよね。これを物語ってると思います。前走中山で勝った馬は割り引きと考えて間違いないでしょう。 面白いのは前走5着馬で、単勝・複勝共に回収率100%を超えています。4頭勝ったんですけども、人気は6番人気・7番人気・1番人気・8番人気。2・3着馬にも人気薄が多かったですね。 　次に前走の人気。やはり前走1?3番人気の成績は良いんですけども、回収率で見ると前走2番人気の単勝回収率が飛び抜けています。ただ、前走2番人気だと、まぁ前走で勝っていた馬が何頭かいるんですよね。先ほど触れたように、前走1着だった馬の成績は良くありません。そこで前走中山で2番人気に推されて2着から5着だった馬に限定してみると、東京ダートでの成績なんですが、7勝・2着2回・3着2回・4着以下8回。勝率は36.8%・連対率47.4%・複勝率57.9%。さらに回収率なんですけども、単勝が210%・複勝が103%なんですよね。中山と東京、コースが違いすぎるんでね、データで見る狙いどころというのは、このあたり。中山で勝ち切れなかった馬を狙おうという事なんですよね。特に2番人気だった馬に注目したいと思います。
解説者：市丸博司(パソコン競馬ライター)