2021年2回東京9日目

開催一覧
2021/12/28 (火)
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中山 阪神
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2021/08/21 (土)
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新潟 函館
2021/07/18 (日)
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2021/07/11 (日)
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福島 小倉 函館
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福島 小倉 函館
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2021/01/05 (火)
中山 中京
  馬場コメント
芝 　先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒8からマイナス1秒への変動、日曜がマイナス1秒8でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、8日目まではマイナス2秒台でしたが、先週はマイナス1秒台でした。
　水曜・木曜・金曜と雨が降りまして、さらに土曜の早朝にも少し降ったので、土曜は良馬場でも湿った状態でした。そのため1週前より少し時計が掛かったという事ですね。そして土曜は11Rの前から雨が降ったので、11Rだけさらに時計が掛かるようになりましたけども、まぁそれでも依然として高速馬場と言える状態でした。土曜の夜にもさらに雨が降りましたけども、日曜はレースが始まる前に多少は乾いて、土曜の10Rまでと同じ馬場差でした。日曜は気温も高く、後半の方が乾いてはいるんですけども、徐々に内側が傷んで来たので結果的に馬場差は一定だったという事です。例年通り、ダービーウィークの今週からCコースに移り、次の3回東京の2週目までCコース、3回東京の後半2週はDコースが使用されます。
ダ 　先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒1からマイナス0秒9、そしてマイナス1秒1への変動、日曜がマイナス1秒1からマイナス0秒7への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響で変動の日が多くなっています。そして先週は土日ともに稍重で、マイナス1秒かそれに近いレベルで推移していました。
　水曜・木曜・金曜と雨が降りまして、土曜の早朝にも少し降ったので土曜は稍重でした。徐々に乾いて午後は少しずつ時計が掛かるようになりましたけども、11Rの前から雨が降ったため12Rは再び午前中と同じ馬場差に戻りました。土曜の夜にもさらに雨が降りましたが、レースが始まるまでに多少は乾いて日曜も土曜の前半と同じ馬場差でスタート。日曜は気温も高く、後半の方が乾いて徐々に時計が掛かるようになりましたけども、12Rでもまだ稍重で速い時計が出る状態でした。


  タイム分析
　2021/05/22 (土)  芝＝-1.8 → -1.6  Bコース
R 距離 状 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
4R T1600 良 アップストリーム 牝3 未勝利 1:34.3 -1.3 --- +0.1 -1.4 C C 7.40
5R T2000 良 ローゼライト 牝3 未勝利・牝 2:00.2 -1.6 -0.5 -0.3 -1.8 C C 6.92
7R T1600 良 ヴィンクーロ 牝4 1勝クラス 1:33.0 -1.8 --- -0.4 -1.4 ○ B C 8.36
9R T1800 良 メイサウザンアワー 牝3 カーネー(1勝) 1:48.6 +0.8 -1.0 +1.4 -1.6 SL C 7.56
10R T1400 良 オパールシャルム 牝4 高尾特別(2勝) 1:21.5 -0.2 -0.4 +0.7 -1.3 D C 7.86
11R T1800 良 アブレイズ 牝4 メイSH 1:46.3 +0.5 -0.5 +1.4 -1.4 E D 8.93
　2021/05/22 (土)  ダ＝-1.1 → -0.9 → -1.1
R 距離 状 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1600 稍 ベストシンガー 牝3 未勝利・牝 1:39.4 +0.2 --- +1.3 -1.1 E D 7.07
2R D1300 稍 カード 牝3 未勝利 1:18.8 -0.5 --- +0.4 -0.9 D D 8.88
3R D1600 稍 ネオヒューズ 牡3 未勝利 1:38.7 -0.5 --- +0.6 -1.1 D D 7.75
6R D2100 稍 ダノンブレット 牡3 1勝クラス 2:11.3 -1.4 --- -0.1 -1.3 C C 6.79
8R D1400 稍 オメガドーヴィル 牝5 1勝クラス 1:25.4 +0.5 --- +1.3 -0.8 E D 8.27
12R D1600 稍 アテナノワール 牝4 2勝クラス・牝 1:36.7 -0.5 --- +0.6 -1.1 D D 9.25
逃 先 好 中 追 マ

東京1R 3歳未勝利・牝 タイムＥ
　基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
東京4R 3歳未勝利 
1着：アップストリーム 通信簿
　1番人気1着でした。まぁ順当勝ちですけどね、手応えからするともっと突き放すかと思いました。意外に良い脚が長続きしないかもしれません。
東京6R 3歳1勝クラス 注目
　4着だったニシノソワレについて。
1着：ダノンブレット 通信簿
　2番人気1着でした。速い脚がない代わりにバテないタイプ。東京ダート2100mはナイスチョイスで、目ぼしい相手も2着馬くらいでした。完勝されて情けないばかり。言い訳ではありませんが、危険馬は難しいです。
4着：ニシノソワレ 
　前半は前にいたんですけども、砂を被る位置に入ってしまうと3コーナーから頭を上げて後ろに下がってしまいました。直線で外に出すと伸びて来ましたけども、直線で外に出すまでも実はちょっと苦労していて、いろいろロスが大きすぎましたね。東京ダート2100mで未勝利戦を勝った時はEランクの遅いタイムだったので、スムーズに運べていれば1勝クラスも勝てますと、そういう風に言えませんけども、このコース東京ダート2100mが合っているのは間違いないです。少頭数や外枠で、砂を被らないレースができればもっと走れるはずで、その時のレベルによっては馬券圏内も十分にあり得ます。
東京7R 4歳以上1勝クラス タイムＢ
　基準より0秒4速い勝ちタイムでした。
1着：ヴィンクーロ 勝ち馬注目
　ヴィンクーロはここまで7戦全て3着以内です。ヴィンクーロはあえて下げて後方待機でした。直線で外から豪快に差し切りましたね。これまで中山と函館しか走った事がなかったんですが、初めての直線の長いコースで能力全開となりました。常に3ヶ月ほど間隔を空けて使っているので、まだキャリアは7戦。今回も目一杯のレースという感じではなく、上のクラスでも通用しそうです。
2着：タイキスウォード 
　2着のタイキスウォードは高い確率で不利を受ける馬なんですけども、今回は12頭立ての外枠で概ねスムーズでした。直線でもしっかり伸びていますね。次走も不利を受けなければ上位争いだと思います。
6着：マイネルプリンチペ 
　6着のマイネルプリンチペは2番手から楽な感じで先頭に立ちましたが失速しました。坂が堪えているように見えましたね。前走は東京で3着でしたけども、それは今回よりも大分レベルの低い決着で、平坦コースの方が合ってると思います。
東京8R 4歳以上1勝クラス タイムＥ
　基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。7着だったメイショウカリスマについて。
7着：メイショウカリスマ 
　出遅れていないんですけども、徐々に下がって行って最後方になりました。もう3コーナーでは前から離れた最後方で、4コーナーで追い上げると言うか、前との差を詰めようとするんですけども、差が詰まらず。それでも直線で外に出すと伸びて来ました。コーナーで追い上げを試みても差が詰まらないのは、前に馬がいると怖がって近づいて行かないためですね。周りに馬がいなくなると今回のように外に出すとですね、まぁ脚を使うんですけども、今回も直線で内の馬から逃げるような動きをしていて、しっかり力を出せていないですね。走るのは早いけども競馬は苦手という、まぁそういうタイプで、こういう馬が内の時に単勝1番人気にしてはいけないと思います。ただし、能力はあるので人気がない時に連の相手には買いたいですね。
東京9R カーネーションC タイムSL
　前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。5着だったスウィートブルームについて。
5着：スウィートブルーム 
　前走のスイートピーステークスに関してですね、1勝クラスに当てはめても完全タイム差は水準以下ですけども、東京の良馬場で追い出しを待って切れ負けしただけですと、まぁ解説したんですけども、今回は東京の良馬場で超スローペースの逃げ。そして案の定切れ負けしましたね。1勝目は不良で、1勝クラスでの2着2回は不良と重。東京の良馬場ではことごとく速い上がりに対応できていません。東京の良馬場で好走させるには、もう速めの平均ペースで逃げるのが最善策と思われますけども、まぁそれも簡単ではないと思われますから東京の良馬場では危ないという扱いが妥当だと思います。その変わり、特に小回りコースの道悪になった場合は、それまでの成績は度外視して狙えると思います。
東京11R メイS タイムＥ
　基準より1秒4遅い勝ちタイムでした。
東京12R 4歳以上2勝クラス・牝 注目
　9着だったスペロデアについて。
9着：スペロデア 
　このレースは600mから1000mにかけて12秒1-12秒1というラップでペースが遅くならず、東京ダート1600mで前に行った馬や早めに動いた馬が苦しくなるという時の典型的なラップですね。スペロデアは出遅れて序盤は後ろにいましたけども、このペースが落ちていない中間部分で外を回って追い上げ、残り400m地点では先頭。この時点で手応えは楽なように見えましたが、こういうラップの東京ダート1600mでこういうレースをしたら止まりますね。前走も東京ダート1600mでハイペースの先行になりながら3着だったんですが、その時は外枠だったので出負けしても最初から前に行けており、途中で脚を使う事はありませんでした。まぁ今回の敗因は脚を使ってはいけない速くなってる区間で脚を使ったためという事で、最初から普通に先行できれば巻き返せると思います。

  馬券Summary
皐月賞圧勝なら二冠濃厚
皐月賞圧勝なら二冠濃厚
　1991年から2020年までのダービー馬30頭の内、ダービーを0秒3差以上で勝った馬が10頭いるんですが、そのうちの6頭が菊花賞に出走して4勝2着2回で3着以下がありません。一方、ダービーを0秒2差以下で勝った20頭の内、菊花賞に出走した9頭は全て菊花賞で3着以下でした。
皐月賞圧勝なら二冠濃厚
　そして1991年から2020年までの皐月賞馬30頭の内、0秒4差以上で勝った6頭中4頭がダービーも勝っています。ダービーと菊花賞の関係とは違って、皐月賞を0秒2差以下で勝った馬も6頭ダービーを勝っているので、皐月賞での着差が小さいからと言ってダービーで軽視するというのはいけないんですけども、皐月賞は離して勝った馬は非常に有力です。
　今年エフフォーリアは0秒5差で皐月賞を勝ちました。ダービーで本命にしない理由がほとんどありません。そしてですね、エフフォーリアのように皐月賞で差をつけて勝った馬がダービーも勝つ場合、そういう前提に立ってですね、その場合2着や3着には皐月賞に出ていなかった馬が来る事が多いです。ナリタブライアンが勝った時の2着エアダブリンと3着ヤシマソブリン。ディープインパクトが勝った時の2着インティライミ。オルフェーヴルが勝った時の2着ウインバリアシオンは皐月賞に出ていませんでした。皐月賞をあえてパスしたシャフリヤールが相手候補の筆頭かなと、そう見ます。

　ところで、今回のダービーは番組注目馬としてグレートマジシャン、それからサトノレイナスの登録があります。まず、この2頭、番組注目馬とした時点では次走がダービーとは全然想定していないという事をご承知おき下さい。ただし、どちらもまぁ2着候補には十分になり得る能力がありますし、皐月賞に出ていないという点でも要注意だと言えますね。
解説者：大川浩史(日刊競馬)



番組注目馬出走 番組注目馬一覧 勝ち馬上位馬 次走推奨馬 次走危険馬

タイムランクＡ タイムランクＥ 芝オープン ダートオープン 次走平均上位

馬券summary

札幌 函館 福島 新潟 東京 中山 中京 京都 阪神 小倉

札幌 函館 福島 新潟 東京 中山 中京 京都 阪神 小倉

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