2021年2回東京6日目

開催一覧
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2021/12/26 (日)
中山 阪神
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2021/06/26 (土)
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2021/03/06 (土)
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2021/02/27 (土)
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2021/02/21 (日)
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2021/02/20 (土)
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2021/02/14 (日)
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2021/02/13 (土)
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2021/02/07 (日)
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2021/01/10 (日)
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2021/01/09 (土)
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2021/01/05 (火)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒1でした。まずは遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、3日目以降は開幕週と比較するとやや時計が掛かりましたが、それでも全てマイナス2秒台です。
 金曜の午後に少し雨が降りましたが、影響はなくて完全な良馬場でした。同じく良馬場だった1週前と比べても含水率が下がり、クッション値は高くなりましたが、レースによる芝の傷みもあるので、馬場差は1週前と同じでした。今週と来週はBコース、そしてダービーウィークはCコースが使用されます。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒4でした。ここまで6日間の馬場差を確認しますと、全てマイナスの数値ですが良馬場の1週目・3週目は水準寄りのレベルです。対して、雨の影響を受けた2週目は1週目・3週目よりは時計の出やすいコンディションでした。
 金曜午後の雨は量は多くなかったんですが、土曜の方が日曜より含水率は高く、少しだけ土曜の方が速い時計が出るコンディションでした。今開催のダートは、初日・2日目そして先週日曜と含水率が2%台前半でも、マイナスの馬場差なので、風の影響でもなければ馬場差がプラスになる事はないと思われます。


  タイム分析
 2021/05/09 (日)  芝=-2.1  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T2300 エクセレントタイム 牡3 未勝利 2:20.1 -1.7 -0.5 +0.2 -2.4 C D 6.67
4R T1800 レイモミ 牝3 未勝利 1:47.4 -1.2 --- +0.7 -1.9 D D 8.73
7R T1400 カフェサンドリヨン 牝4 1勝クラス 1:20.9 -1.3 --- +0.2 -1.5 C D 8.63
8R T2000 サトノジェネシス 牡5 2勝クラス 1:57.9 -2.2 --- -0.1 -2.1 C C 6.00
9R T1600 ハーメティキスト 牡5 湘南S(3勝) 1:32.0 -1.6 --- +0.1 -1.7 C C 8.78
11R T1600 シュネルマイスター 牡3 NHKマ(G1) 1:31.6 -2.2 --- -0.5 -1.7 B C 5.39
 2021/05/09 (日)  ダ=-0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 インヴァネス 牝3 未勝利・牝 1:26.8 +0.9 --- +1.3 -0.4 E D 10.25
2R D1600 アルバミノル 牡3 未勝利 1:38.0 -1.2 --- -0.8 -0.4 B D 7.25
5R D1600 クリーンスレイト 牡3 1勝クラス 1:36.4 -1.9 --- -1.5 -0.4 A B 6.19
6R D1300 エリモグリッター セ4 1勝クラス 1:18.1 -0.4 --- -0.1 -0.3 C C 7.06
10R D2100 ヒロイックテイル 牡4 ブリリH(L) 2:09.6 -0.1 --- +0.4 -0.5 C C 8.44
12R D1600 ニュートンテソーロ 牡4 立川特H(2勝) 1:36.7 -0.5 --- -0.1 -0.4 C D 7.18

東京1R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
東京2R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒8速い勝ちタイムでした。14.ケルトが先頭に立って直線に入りますが、その外15.アルバミノルが並んで行きます。そして、アルバミノルが抜け出しました。その後7.メリオダス・16.パノティアが上がって来るものの、アルバミノルがリードを広げ、6馬身差をつけて1着。2着争いはアタマ差メリオダスが先着し、パノティアが3着。上位人気馬で決着しました。
1着:アルバミノル 勝ち馬注目
 惜敗を続けていたアルバミノルが今回は勝ち上がりました。アルバミノルは飛ばして行く先行馬2頭の後ろで手応え良く追走していて、直線に入っても追い出しを待つ余裕があり、追い出すと一気に突き放しました。距離短縮も良かったと思われますが、小回りのコーナー4回のコースよりもワンターンの東京1600m向きなのだと思います。春の東京の特にダート1600mの3歳1勝クラスはレベルが高くなりやすいんですけども、それでもすぐに通用するレベルだと思います。
2着:メリオダス 
 2着のメリオダスは1秒差とは言え、水準より少し遅い程度のタイム。順調に使えれば未勝利戦は勝てるんでしょうね。
3着:パノティア 
 3着のパノティアは前半行きたがっていました。それでも直線でジワジワと伸びていて、落ち着いて運べるようになれば前進しそうです。
4着:ロクネンニクミ 
 4着のロクネンニクミはスタート直後に挟まれてしまって後ろからになりました。ハイペースで上がりが掛かったとは言え、直線の伸びは目立ちました。だいたいいつも後ろからになっているんですけども、いつも人気は無いので東京なら2着や3着の穴候補にはできますね。
東京3R 3歳未勝利 
2着:シングマイハート 通信簿
 1番人気2着でした。スローペースで上がりが速く、突き放された2着なんですけどもジリジリと伸びてはいます。直線が長いコースは合っていると思えるので、少し上がりが掛かればもっと走れると思います。
東京5R 3歳1勝クラス タイムA
 基準より1秒5速い勝ちタイムでした。まずはスタートです。1枠の2頭1.アナンシエーション・2.ノーブルシルエットが遅れました。一方、直線には3.ノーダブルディップ・6.レイニーデイが並んで入って来ます。しかし、ノーブルシルエット・アナンシエーションが上がって来ます。そしてアナンシエーションがノーブルシルエットを交わして上がって来ました。さらにしかし、外から14.クリーンスレイトが伸びて抜け出して1着となりました。
 600m通過が33秒8で800m通過が45秒7。芝1600mのG1でもハイペースと言えるぐらいの超ハイペースでした。
1着:クリーンスレイト 
 11番人気クリーンスレイトが鮮やかに差し切り、連勝です。追い込みを決めたクリーンスレイトは展開に恵まれたのは確かですけども、初めての東京コースで存分に力を発揮できました。フットワークが大きくて、広いコースが合っていますけども、その分スタートダッシュは鈍いので、ダートの普通のペースだと楽ではないと思います。
2着:アナンシエーション 
 2着のアナンシエーションはまたしてもダッシュがつかず後ろからになりました。そして展開は向いたんですけども、さらに後ろから差されてしまいました。次走も東京ダート1600mなら有力な連軸ですけども、スタートが安定しないと勝ち切れるかどうかという所ですね。
3着:ノーブルシルエット 
 3着のノーブルシルエットは超ハイペースを前で追いかけていて、これは高く評価できます。疲れが残りそうなレースだったので、間隔を詰めて使うと不安ですけども、次走も上位候補です。
7着:メディーヴァル 
 一方、番組注目馬メディーヴァルは7着でした。メディーヴァルは直線でジワジワと伸びていたんですけどもね、残り200m辺りでピタッと止まって7着でした。残り200mで止まったから距離が長いと言うのも実に短絡的だと思いますけども、ずっと1400mで好走して来た馬です。1600mは長かったのだと思います。1400mで巻き返し期待ですね。
7着:メディーヴァル 解説推奨
 まぁ番組注目馬で7着という事で大変申し訳ありませんでしたが、敗因は距離だと思います。ダート1400mの1勝クラスでずっと好走して来て、同じ日の中京にダート1400mの1勝クラスがあるのに、東京ダート1600mに出て来た訳なんですけども、アジアエクスプレス産駒は東京ダート1600mでまだ勝っていません。東京ダート1600mの新馬戦・未勝利戦で3回負けたノーリスがダート1400mをAランクで勝ち、昇級初戦もダート1400mで2着だったように1600mと1400mではまるで成績が違うという傾向があります、次走は確実にダート1400mに出走するだろうと見て狙い馬とします。ちなみに、前走2着時の3着スカーレットスカイは日曜の中京1400mの1勝クラスを勝ちました。
東京7R 4歳以上1勝クラス 注目
 7着だったパラレルキャリアについて。
7着:パラレルキャリア 
 直線に入ってからしばらくと言うか、もう大分長い間ですね前が壁になっていて、その後ようやく内に進路を見つけて追い出すんですけども、そこも閉まってしまって万事休すとなりました。冬の間に2回ダートを試したんですけども、まぁ今回の追い出した時の反応や伸びを見るとやはり芝向きだと思います。スタートで少し遅れたため、中団追走になった事が直線で前が詰まる原因の1つなんですけども、本来はもっと前で運べてそして粘り強い馬です。次走も左回りの芝1400mに出走すれば、今回の着順は度外視して狙えると思います。
東京8R 4歳以上2勝クラス 注目
 勝ったサトノジェネシスについて。
1着:サトノジェネシス 勝ち馬注目
 屈腱炎によって一昨年の2月以来という長期休養明けで、まずは安全にというレース運びだったと思うんですけども、まぁ楽勝でしたね。そしてその一昨年2月のゆりかもめ賞は完全タイム差マイナス1秒7という超絶の好タイムで、順調ならダービーも狙えたレベルの馬です。長期休養明けでも2勝クラスではモノが違ったという事ですね。この後無事にレースを使えれば、すぐにもオープンで通用するはずで、とりあえず3勝クラスはノンストップで通過できるでしょう。東京コースでしか走った事がないので、他のコースだと少し不安もありますけども、この後7週東京開催が続くので順調なら東京開催の内に使えると思います。
東京11R NHKマイルC タイムB
 このレースの勝ちタイムは当開催3歳G1の基準タイムより2秒2速く、1600m対象の馬場差がマイナス1秒7だった事を踏まえましても、 -2.2-(-1.7)=-0.5 で基準より0秒5速い勝ちタイムでした。メンバーランクはCでした。NHKマイルカップで完全体の差マイナス0秒5と言うのは、2017年のアエロリットと同じです。アエロリットはその後も主に東京コースの重賞で何度も好走しましたが、この時のNHKマイルカップは平均ペースでした。今年のような超ハイペースを差して勝った馬は、その後不安定な成績になりやすいので、その点は注意したいんですけどもタイムが優秀である事は事実です。
 スタートでバスラットレオンが落馬、競走中止。主導権を握ったのは大外枠のピクシーナイトでした。先行争いをする1頭と目されていたバスラットレオンがスタート直後にもう鼻面を着くぐらい大きく躓いて、騎手が落馬したんですがそれでも飛ばして行く馬が多くて、前半600m33秒7、800m45秒3と超ハイペースになりました。3番手につけて外を回っていたグレナディアガーズが直線入り口で上がって行って先頭に立ちましたが、流石に超ハイペースがたたって、残り200mを切ると苦しくなり、外から並んで来たソングラインが先頭。しかし、その後ろからジワジワと伸びて来たシュネルマイスターがゴールの瞬間にハナ差だけ交わしていました。
 なお、創設当初は外国産馬が活躍したこのNHKマイルカップなんですが、今回のシュネルマイスターは2001年のクロフネ以来、20年ぶりの外国産馬による勝利となりました。
1着:シュネルマイスター 
 シュネルマイスターがG1初制覇です。シュネルマイスターなんですが、4コーナーを回る時に前にいる先行馬たちより手応えは良くなかったんですけども、追って追って伸びて来ました。軽い瞬発力はなくても、ハイペースでこそ真価を発揮するマイラーなのだろうと思います。ハイペースになりやすいNHKマイルカップの勝ち馬というのは、まぁこういうタイプが多いので、スローペースが珍しくない日本の他のマイル重賞では苦戦したりするんですけども、例えばアドマイヤマーズのように日本では勝てなくても外国では勝つというような未来は十分に考えられますね。鞍上のクリストフルメール騎手はこのレース2勝目となりました。
C.ルメール騎手 良かったですね、すごく嬉しいです。私は何回か2着になりましたので、今回ハナ差で勝つ事ができた、本当に嬉しいです。
まぁ馬にプレッシャーがかかりたくなかったので、まぁ良いスタートをしたけど、今日のリズムは結構速かったので、馬はシュネルマイスターはちょっと忙しかった。でも、だんだん流れになりました。東京も良かったし、手応えも良かったし。
エンジンはちょっと時間かかりました。でもまぁ前に池添さんの馬の目標は丁度良かったです。最後、2着馬はちょっと持たれたと思いますので、ちょっとだけ変わる事ができた。でもまぁゴールで届いてくれた良かったです。
2着:ソングライン 
 惜しかったのが2着ソングライン、桜花賞の15着から一変しました。ソングラインは桜花賞ではね、前半にひどい不利を受けていてそれで15着だったんですが、今回は力を発揮できました。フットワークが綺麗なので、速い時計が出る良馬場が合っているんですけども、勝った紅梅ステークスも今回もハイペースでした。スローペースで瞬発力を要求されるレースは得意ではなさそうな感じはします。
3着:グレナディアガーズ 
 そして1番人気グレナディアガーズは3着でした。グレナディアガーズは前の2頭には離された3着なんですが、NHKマイルカップは前半600mが33秒台とか、800mが45秒台前半だともう、差し・追込み馬が好走するので、先行して3着は立派です。ただね、ますますスピード色が濃くなってるのは確かで、恐らくベストは1400m。むしろ今なら1200mの方が好走しやすいかもしれません。
川田将雅騎手 馬場を選びながら運ぶプランでした。良い雰囲気で競馬を迎えることができて、レースでもよく辛抱してくれました。1600mでよく頑張ってくれたと思います。秋は別路線になると思いますが、今日は全力で頑張ってくれました。
4着:リッケンバッカー 
 4着のリッケンバッカーと5着のロードマックス、2頭とも超ハイペースに乗じて後ろから伸びて来ましたけども、これでねG1で上位に来たというだけの理由で人気になると、ちょっと危ういような気がします。
5着:ロードマックス 
 4着のリッケンバッカーと5着のロードマックス、2頭とも超ハイペースに乗じて後ろから伸びて来ましたけども、これでねG1で上位に来たというだけの理由で人気になると、ちょっと危ういような気がします。

  馬券Summary
春の2勝クラスについて
 過去2回にわたって春の1勝クラスについてお話しましたが、今回は2勝クラスについてです。データの対象期間は夏の降級がなくなった2019年から昨年2020年までです。
春の2勝クラスについて
 4月・5月の4歳以上2勝クラスの2着馬ですけども、これ次走が4月・5月の4歳以上2勝クラスであっても、6月以降の3歳以上2勝クラスであっても成績はあまり変わりません。この点が同じ時期の4歳以上1勝クラスとの違いですね。その理由の1つは、1勝クラスと違って下のクラスから勝ち上がって来る馬の補充があるという事ですね。もう1つの理由は、春の時点で3歳馬限定のレースに2勝クラスにピッタリ該当する、相当するクラスがない事です。3歳1勝クラスを勝つと、春、つまりクラス再編成の前は3歳オープンになるんですけども、そこで重賞で2着になるとクラスが上がって2勝クラスではなくなりますし、オープン特別で2着とかになるような馬でも、そういう馬は夏には3歳限定の重賞に出走する事が多いです。つまり、夏の2勝クラスですぐ勝負になる3歳馬があまり出て来ないので、春の4歳以上2勝クラスの2着馬は次走が春でも夏でもトータルの成績は大きくは変わりません。しかし、個別のレースにおいては2勝クラスで勝負になる3歳馬がそのレースにいるのかどうかが大きなカギとなります。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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