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馬場差一覧

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先

好

中

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マ

中京1R 3歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒6速い勝ちタイムでした。

1着：ゲンパチハマジ

ゲンパチハマジが2馬身半差をつけて勝ちました。前半のですね500mから900mにかけて13秒7-13秒5とペースダウンして、その後も4コーナーまで緩い流れのままでした。その為ペース補正がマイナス0秒7に入っていまして、先行した上位3頭に関しては展開に恵まれたとは言えます。ただし、勝ったゲンパチハマジはペースが遅かった新馬戦で中団から伸びていて、スローの先行でなければ好走できないという馬ではありません。昇級してすぐに通用するかどうかは疑問ですけども、単なる恵まれではないと思います。

2着：シーニッククルーズ

2着のシーニッククルーズは相変わらず直線で手前を変えないですね。今回はスローだったので保ちましたけども、直線に入るまでに脚を使う展開だとちょっと危うさを感じます。

3着：ロイヤルダンス

3着のロイヤルダンスはダートでは常に先行して安定しているんですけども、まぁここまで上がりが速くなってしまうと伸び負けしてしまうようですね。

4着：ダッシュダクラウン

それから1番人気で4着のダッシュダクラウンなんですが、この馬は砂をかぶるというアウトという馬なので、内枠だと一旦下げてから外に出す必要があって、こういう展開だと厳しかったですね。しかもですね、3コーナーから前との差を詰めに行ってるんですけども、もう少しで前に追いつくというあたりでペースが速くなってしまったのもキツかったと思います。外枠なら巻き返せると思います。

中京3R 3歳新馬 タイムＥ

基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。

中京5R 3歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒3速い勝ちタイムでした。最内枠から逃げたニシノレガシーは直線に入って一杯。変わって内目から5.アンセーニュが上がって来ますが、その外から4.キャロライナリーパ・7.マリーナが併せるように伸びて来ます。そして2頭の追い比べから、外のマリーナがアタマ差競り勝って1着。2着キャロライナリーパから1馬身半差でアンセーニュが3着でした。

1着：マリーナ 勝ち馬注目

マリーナが9戦目で勝ち上がりました。マリーナは鋭いダッシュで一旦先頭に立ち、内の2頭を行かせて3番手で良い手応えでした。直線に入るとすぐに追い出して先頭に立ったんですけども、一旦内のキャロライナリーパに出られ、そこから差し替えしました。どうも先頭に立つと気を抜くようなんですけども、前に目標があるとよく伸びますね。いかにも相手なりに走るタイプなので、昇級してもすぐに上位争いできると思いますけども、単勝を勝っていると相当ヒヤヒヤさせられるタイプなので、2着じゃダメな人にはお勧めできませんのでお気を付けください。

2着：キャロライナリーパ 番組注目馬

そして2着のキャロライナリーパは差し返されたんですけども、失速している訳ではないですね。前走は出遅れて馬群に入って前が詰まり、苦しい展開でしたが今回は好スタートを切ってスムーズでした。こういうレースをしていれば、早いうちに勝ち上がれると思います。

3着：アンセーニュ

3着のアンセーニュは出遅れましたけども一気に追い上げ、内を通って直線でも詰まったりしませんでした。スピードがあるので、距離短縮は良かったんですけども2回続けてスタートが遅かったので、その点が課題ですね。

中京6R 3歳新馬 タイムＢ

基準より0秒7速い勝ちタイムでした。

1着：ジャスティンカフェ 勝ち馬注目

ジャスティンカフェが間を割って抜け出しました。ジャスティンカフェは先行馬の後ろで手応え良く進み、直線入り口で前が空いていたにしても、そこからヨレたりする事なく、しっかり伸びました。パワフルな走りで馬場が合っていたのは確かなんですけども、良馬場でも切れ負けするようなフットワークには見えないですね。

2着：キフジンノドレス

2着のキフジンノドレスは好スタートを切り、外枠からすぐに内に寄せて行って3番手の内。直線でもそのまま最内を通って粘りました。外を意図的に回る馬が多い中、内を通っても問題ないという好判断によってかなり距離は稼いでいるので、次走はちょっと半信半疑ですね。

3着：テーオーラフィット

3着のテーオーラフィットは内を避けていた事で上位2頭と比べると長い距離を走っていますね。最後に甘くなったのはその影響かなと思われます。

4着：エスコーラ

そして1番人気のエスコーラは4着でした。恐らくこの馬場が合わなかったと言われると思うんですけども、そんなに苦にしてるようには見えなかったですね。ただし、中内田厩舎はですね、もう以前のように新馬戦をバンバン勝つ厩舎ではなくなっているので、新馬戦で4着ぐらいに負けてもこの先そんなに悲観する事はないかなと思います。

中京9R 西尾特別 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。勝ったアカイイトについて。

1着：アカイイト

8頭立てで、一塊の馬群のまま進んでいたので、超スローペースをほぼ最後方から差し切ったその事自体に、まぁそんなに価値はないと思いますけども、馬場の良い外に出したとは言え、完全な不良馬場でした。また直線でもう周りに馬がいない状況になっててもフラフラせず真っ直ぐ走っているので、かなり道悪は上手いと思います。父がキズナで母の父がシンボリクリスエス。自身も体が大きいパワータイプなので、こういう馬場は合うだろうと予想していましたけども、まぁ予想以上だったですね。少頭数のレースでしか好走したことがないので、昇級して多頭数だと展開に恵まれないと厳しいかもしれませんが、馬群がバラけるような道悪になったら、それまで仮に凡走が続いていても狙いたい1頭です。

中京10R 伊賀S

12着：バーンフライ 通信簿

7番人気12着でした。ダートの重・不良は今回を含めて全て大敗してますんで、こういう高速馬場が合っていないのは確かなんですけど、まぁそれにしてもという結果なので、重ね重ね申し訳ございません。

中京11R 東海S 重賞

タイムランク・メンバーランクともにCでした。インティが今回は先手を取って4コーナーです。1000m通過が59秒3なんですけども、これは中京ダート1800mで言うと、もう史上最速タイ記録となります。内枠の方にね、徹底先行型のダイシンインディーがいたので、インティがスタート直後から気合いをつけてハナを主張し、ダイシンインディーも簡単には引かなかったので速くなりましたね。ダイシンインディーは3コーナーから下がり始め、インティも直線に入るとすぐに失速したんですけども、直線入り口でもう前に並んでいたオーヴェルニュが抜け出して押し切りました。伸びて来た差し馬同士の2着争いはアナザートゥルースが制し、3着はメモリーコウでした。

1着：オーヴェルニュ 勝ち馬注目

オーヴェルニュが抜け出して重賞初制覇です。オーヴェルニュはですね、これまで緩い流れでの先行抜け出していうのは好走パターンだったんですけども、ハイペースを追いかけて勝ち切りました。これまで今回を含めてダートの重・不良では3着以下がなく、高速馬場が得意なのは確かなんですけども、単純に強さを感じさせる勝ち方でした。5歳の1月ですけども、ダート界ではまだまだこれからという年齢ですので、今年はかなり活躍しそうです。

2着：アナザートゥルース

そして2着がアナザートゥルース、3着がメモリーコウでした。2着のアナザートゥルースは高速馬場のハイペースで、追走は楽ではなかったんですけども最後までしぶとかったですね。まぁ長めの距離で好走できる体力を生かせたと言えます。

3着：メモリーコウ

そして2着がアナザートゥルース、3着がメモリーコウでした。3着のメモリーコウは内に入ってジッと脚を溜めていたとは言え、よく伸びました。小回りコースで早めに動くよりこういう競馬が合っていそうな感じでしたので、地方競馬での牝馬限定重賞だとかえって競馬がしにくいのかもしれません。

6着：ハヤヤッコ

3番人気のハヤヤッコは6着でした。高速馬場の1800m、しかもハイペースではもう追走で脚を使ってしまったという印象で、もっと長い距離がベストだと思います。

8着：タイキフェルヴール

8着のタイキフェルヴールはダートの高速馬場は今回初めてだったんですけども、大型のパワータイプですからこういう高速馬場は歓迎ではなかったようですね。

12着：インティ

そして1番人気のインティは結局12着まで沈んでしまいました。ハイペースだった上に全く息が入らなかったですね。それにしてもという惨敗なんですけども、逃げ馬が負ける時は徹底的に負けるというのは通例ですので、衰えた訳ではないと思います。

中京12R 4歳以上1勝クラス タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

馬券Summary
池江泰寿厩舎の2戦目の傾向
前回からの続きなんですけどもね、前回のこのコーナーでは池江泰寿厩舎の新馬戦の傾向について取り上げました。今回は新馬戦の次、2戦目について取り上げます。 　まず池江厩舎ですけどもね、新馬勝ちの多くをディープインパクト産駒が占めているんですけども、新馬戦で6着以下になってしまうと2戦目に2着以内がありません。池江厩舎のディープインパクト産駒は新馬戦で凡走してしまうと赤信号で、2戦目に一変する事をあまり望めない上に、その後にですね平地で2勝以上したというのは、この18頭中3頭だけです。 　池江厩舎全体がですね、新馬戦で凡走すると2戦目は期待できないという訳ではなくて、ディープインパクト産駒を除けば新馬戦で6着以下だった馬が2戦目で好走しているという例は結構ありますね。 　そして最後、新馬戦を勝った池江厩舎のディープインパクト産駒の次走、2戦目ですね、これどのクラスに出走してももの凄く連対率が高いです。これ1勝クラスの着外8頭中、3頭は牝馬で、他は全部牡馬なんですけどもね、牡馬に限るともの凄い好成績となります。
解説者：大川浩史(日刊競馬)