2021年4回中山2日目

開催一覧
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2021/08/21 (土)
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2021/01/05 (火)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒2、日曜がマイナス2秒1でした。
 木曜にまとまった雨が降ったんですが、これ以外は降っても少量でした。土曜朝のクッション値も10.3と標準で、いくらか湿ってはいましたが、土日ともに良馬場発表でした。傷んだところ、およそ2万平方メートル張り替えたのと、エアレーションおよびシャタリング作業も耐久性を重視して、ソフトに行ったことで綺麗な芝の超高速馬場でスタートしています。使った分、日曜の方が0秒1掛かってはいましたが、それでもマイナス2秒1。ただ、この馬場差にしても京成杯オータムハンデキャップで日本レコードが記録された一昨年の4回中山開幕週ほどは速くはありません。前半に前残りは多かったんですが、差し・追い込みが届かない事はありません。良馬場である限りは少しずつ時計は要して行っても、高速決着が続くと思われます。例年同様に野芝のみの開催で、今週は3日間開催でこの開催はトータル9日間の開催。今週までBコース、後半2週はCコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒5からマイナス1秒3への変動、日曜がマイナス1秒1。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒4からマイナス1秒1への変動、日曜がマイナス1秒0でした。
 週中の雨の影響から土曜朝の含水率はゴール前が8.0%、4コーナーは7.4%と水分を含んでいました。これが徐々に乾いて行く設定で、土曜は変動です。後のレースになるほど馬場は乾いて行ったと見ていますが、それでも1800m・1200mともにかなり速い時計の出るコンディションでした。そして日曜朝の含水率は、ゴール前が7.2%、4コーナーが6.1%と乾燥が進んで、終日良馬場発表。土曜よりもさらに水準方向へ向かって行きました。全般に前の組が強いのは、コース形態によるもの。差し・追い込みも届いてはいます。


  タイム分析
 2021/09/12 (日)  芝=-2.1  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T2000 マイネルアルザス 牡2 未勝利 2:03.1 +0.5 -0.5 +2.1 -2.1 SL D 9.60
5R T1600 オルコス 牝2 新馬 1:35.5 -0.7 -0.2 +0.8 -1.7 D C 8.27
7R T1600 アドマイヤチャチャ 牝4 1勝クラス 1:34.0 -0.9 --- +0.8 -1.7 D D 9.79
8R T1800 ルヴァン 牡4 白井特別(2勝) 1:47.9 ±0 -0.5 +1.4 -1.9 SL D 8.50
10R T1200 ショウナンバビアナ 牝5 セプテH(3勝) 1:07.4 -1.0 --- +0.3 -1.3 D D 10.36
11R T1600 カテドラル 牡5 オータムH(G3) 1:32.0 -1.1 --- +0.6 -1.7 D C 8.47
 2021/09/12 (日)  ダ=-1.1 / 1200m=-1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 ヒストリックノヴァ 牝2 未勝利 1:11.3 -1.6 --- -0.6 -1.0 B D 8.69
3R D1800 コマノカモン 牡2 新馬 1:56.3 ±0 -0.3 +0.8 -1.1 D D 8.67
4R D1200 リンカーンテソーロ 牡3 1勝クラス 1:10.8 -1.1 --- -0.1 -1.0 C D 6.36
6R D1800 ツウカイヴィータ 牝4 1勝クラス・牝 1:53.0 -1.0 --- +0.1 -1.1 C D 7.46
9R D1800 オンザライン 牡3 1勝クラス 1:53.9 -0.1 --- +1.0 -1.1 E D 7.85
12R D1200 カイアワセ 牝4 2勝クラス 1:11.0 -0.3 --- +0.7 -1.0 D D 8.00

中山1R 白井特別 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:ヒストリックノヴァ 勝ち馬注目
 ヒストリックノヴァが初めてのダートで勝ち上がりました。前3頭が600m33秒7のハイペースで飛ばす展開です。これを外め好位で進む理想的な位置取りだったんですが、4コーナーで接近して直線は瞬時に抜け出して、ラストは流して7馬身差でしたから、強かったと思います。芝での前2走、4着・5着とは明らかに違っていました。ドレフォン産駒はダートの新馬勝ちも2頭いて、この馬の場合は、母ハナズリベンジの3勝が全てダートとあって、砂適正が高いのだと思います。ダートの1400mまでなら昇級しても通用します。
2着:ランコントル 
 2着以下は勝ち馬から7馬身以上離された。2着のランコントルは芝1600mで2走して5着と12着。大敗の前走が掛かったもので、まず1200mに短縮してハイペースで折り合えた事、そして半姉スノームーンの2勝がダートという事で、砂替わりも問題なかった事が好走の要因です。1秒1差で自身のタイムランクはD相当になるんですが、相手次第ではチャンスもあると思います。ただ、馬体が減り続けているので、今回の体重を維持したいところではあります。
3着:ベアグッジョブ 
 3着ベアグッジョブ、勝ち馬から1秒5差Dランク相当なんですが、厳しい展開を凌いだ点で、一応の価値はあります。馬体が増加して調教も動いて来ました。少しずつですが、パワーアップしています。
中山2R 2歳未勝利 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
中山4R 3歳以上1勝クラス 注目
 4着のモーリスシチーについて。
4着:モーリスシチー 
 勝ち馬の完全タイム差はマイナス0秒1で、タイムランクはC。この馬は0秒7差でタイムランクはD相当になります。ただ、距離短縮にも対応して、直線はジリジリと伸びて来ていました。体重も12キロ増加して、状態の良さが見て取れました。元々東京ダート1600mの新馬戦で3着。初勝利が川崎の1600mというように、左回りに良績があります。右回りの中山でこれだけ走れば、左回りでチャンスも出てくるんではないでしょうか。東京の1300m・1400mで買ってみたいです。
中山7R 3歳以上1勝クラス 注目
 4着だったボーデンについて。
4着:ボーデン 
 単勝1.1倍の1番人気馬がよもやの敗戦になってしまいました。直接的にはスタートも悪くて、道中も馬群の中に包まれて、スパートするにもできなかったという事になると思います。ただ、こうなったのも中山ならではのもの。クラスは違うんですが、出遅れて大外を回ったラジオNIKKEI賞6着と同じことです。ハービンジャー産駒は中山も走るんですが、後手を踏むとこんな負け方が多い、そんな気もします。中山を使うなら、冒険でも動きやすい中・長距離。早く勝ちたいのなら、驚異のパフォーマンスを演じた東京という事だと思います。
中山8R 白井特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
中山9R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
中山11R 京成杯AH 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。まずスタートなんですが、マルターズディオサ・バスラットレオン・アカノニジュウイチが遅れます。一方、コントラチェックが先手を取って4コーナーを回って行きます。コントラチェックが逃げて快調です。1000m通過56秒8のハイペースで、4コーナーでは2番手スマイルカナの手が動いたのに対して、後続を離して行けます。内枠から中を割って伸びて来たカテドラルが広い所に出すと、ゴール前さらに鋭く勢いを増して差し切りました。外から追い込んで来たグレナディアガーズ、直線ゴール前で強襲しますが、ここでは3着までということです。
1着:カテドラル 
 カテドラルがコントラチェックをゴール寸前で交わして重賞初制覇です。G1安田記念の12着を除けば、ここ4走中3走が重賞の2着です。それも、東京・中山・小倉とコースを選びません。ここまで来ると、馬がやるべき仕事を理解しているとさえ感じます。内枠を生かして、馬群を捌いて来た鞍上も見事でした。直線で待たされる場面が無かったら、もっと楽に勝っていた可能性もあると思います。G1マイルチャンピオンシップはまだ力不足だと思うんですが、G2なら足りる馬です。
2着:コントラチェック 
 その勝ち馬と同タイムクビ差2着が12番人気のコントラチェックでした。2着のコントラチェック、ここまで中山は7戦5連対。得意なコースで正攻法の逃げでした。ペースは速いんですが、1200mを4戦した後で、スピードの乗りが良かったと思います。以前、ターコイズステークスを逃げ切った際は、スタートが悪かったです。今回発馬を決めたのも大きかったと思います。牝馬が55.5キロの負担重量で粘っているんですから、これは強い2着です。
3着:グレナディアガーズ 
 そしてその後の3着が1番人気のグレナディアガーズでした。3着のグレナディアガーズ、同じ内枠でも朝日杯フューチュリティステークスの早め好位進出からの抜け出しとは違って 、中団からになりました。阪神と中山は微妙に違うと思います。馬格の割にストライドが大きいので、外に出したのも最善策と考えての事だと思います。ラストの伸びは強烈で、3歳馬の56キロだけに底力があると思います。ただ、3戦連続の1番人気で勝っていないのも事実です。この辺りがFrankel産駒の日本の競馬との相性の悪さと言うんですかね、タイプ的にアメリカの芝は向かずです。予定通りブリーダーズカップマイルに出走なら、あっさり勝ってしまうかもしれません。
4着:スマートリアン 
 4着スマートリアン、オープン特別を連続2着だけに格下感はあったんですが、コントラチェック以外の前の組では最先着です。これはかなり力をつけていると思います。
5着:カラテ 
 5着のカラテ、馬体増も太くはありませんでした。この馬なりに伸びてはいて、時計的にも力を出し切っています。
15着:バスラットレオン 
 2番人気バスラットレオンは15着。急仕上げとは厩舎も認めていたんですが、パドックの気配が平凡すぎた、そんな感じがします。出遅れもあるんですが、今回に限っては状態面に尽きると思います。
中山12R 3歳以上2勝クラス 
1着:カイアワセ 解説危険
 1番人気プロバーティオが早々に大失速したのに対して、しびれる手応えから進出して5馬身差の圧勝。人の意識として、余計に強く感じられる勝ち方だったんではないでしょうか。確かに勝ち方は強かったんですが、戸崎騎手は抜け出してからも追っていて、ステッキも数発入れていました。最後に勝利を確実に確信して流しただけですね。完全タイム差はプラス0秒7、あと0秒1遅いとEランクでもあります。見た目の強さに誤魔化されてはいけないと思います。3勝クラスはそれほど甘くはない、そんな感じがします。

  馬券Summary
夏の2歳戦回顧
あとで
解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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