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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

札幌1R 2歳未勝利 タイムＥ

基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。

札幌6R 3歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒6速い勝ちタイムでした。

1着：ブリエヴェール

距離延長でブリエヴェールが初勝利を挙げました。ずっと短距離を使って来たブリエヴェールが1700mに伸ばしてハナを切り、ペースを落とさない逃げ。ヒシハルクがマクって来ても譲らずペースを上げ、3番手以下を引き離しました。このレースぶりだとラスト200m13秒3と失速するのは仕方ないんですけども、そこまでに後続の脚も使わせているので、差を保ったままゴール。タイマー優秀で、同じレースができれば1勝クラスでも上位可能です。

2着：ブラッティーキッド

2着のブラッティーキッドは勝ち馬以外の先行馬が失速したところを差して来ました。再度ブリンカーを付けても勝負所で置かれ気味になっていたという事がかえって良かったというレースで、次走で信用できる内容の2着ではないと思います。

3着：シゲルダイナミック

3着のシゲルダイナミックにとっては厳しい展開でしたけども、まぁどういう展開でも崩れないですね。次、勝てるかどうかというのは相手次第になりますが、崩れる事はなさそうです。

札幌8R 3歳以上1勝クラス タイムＢ

基準より0秒3速い勝ちタイムでした。

1着：マルカエイペックス

6番人気のマルカエイペックスが2勝目を挙げました。マルカエイペックスは出脚が良く、楽に2列目に収まって直線入り口ではすでに前が空いていて、いつでも抜け出せる体制。しっかり脚を溜めて追い出すと、余裕十分に抜け出しました。これまでですね、前に行って甘くなるレースが多かったんですけども、脚を溜められるようになって安定してきました。タイムはギリギリのBランクですが、2勝クラスでも差は小さいはずです。

2着：ラブアンバサダー

2着のラブアンバサダーは、いつも通り前半はゆっくり進み、4コーナーで外を回って伸びて来ましたが、勝ち馬と比べると大分コースロスがありましたね。まぁ末脚は安定していますけども、前が止まらないと勝ち切れないので、次走もまぁ上位候補ですけども、単勝は買いにくいタイプです。

3着：サトノルーチェ

3着のサトノルーチェは出遅れましたけども、内を回って追い上げ、上手く捌いて伸びてきましたけども、2着馬には伸び負けしてしまいました。今回は上手く行ったという感じのコース取りでしたけども、恐らく広いコースの方が合っていますし、使っての上積みも見込めます。

5着：バニシングポイント

そして1番人気のバニシングポイントは5着でした。ダッシュ一息で後ろからになって、前半は前が詰まって頭を上げたりしていました。この距離だと良い位置を取れないというのは仕方ないんですけども、その場合でも馬の気分を害さずスムーズに運ぶ事が重要というタイプの馬だけに、前半のロスは痛かったですね。

札幌10R 苫小牧特別 タイムＥ

基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。

8着：エマージングロール

1番人気8着でした。競られたりしてもう直接的には展開厳しかった事が敗因ですけども、まぁ1番枠を引いた時点で砂を被りたくなくて強引に行かざるを得ないという状況に追い込まれた時点で、もうちょっと厳しかったなという印象があります。

札幌11R キーンランドC タイムＥ

基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはCでした。スタートでカツジ・エイティーンガールらが遅れます。メイケイエールなんですけどもね、例によってスタートが遅く、例によって行きたがりました。迂闊に近くにいると桜花賞のような事になるので、カイザーメランジェが外へ避けて行かせました。他が行かせてくれたので、600m通過34秒0と良馬場の重賞としては遅い流れ。遅い流れでもメイケイエールは先頭に立つ事で気分良さそうに走っていましたけども、直線半ばで失速。変わってカイザーメランジェが先頭に立ったんですが、そのすぐ後ろにいたレイハリアがこれを差して1着。外から伸びて来たエイティーンガールが2着に届いて、3着は好位からジワジワと伸びて来たセイウンコウセイが入りました。

1着：レイハリア

3歳牝馬レイハリアが勝って4連勝。重賞2勝目です。レイハリアはまぁ先行有利の流れに乗りましたし、短距離重賞で51キロ。負担重量は有利ですね。タイム面ではかなりレベルが低いので、さらに相手が強くなって、そして自身の負担重量も増えた時に好走できるかどうかが試金石となりますね。

2着：エイティーンガール

その後連覇のかかったエイティーンガールが惜しくも2着。そして3着はセイウンコウセイでした。2着のエイティーンガールは先行有利の流れを良く差して来ましたけども、何らかの事情で時計が掛かると上位に来れる馬ですね。昨年のキーンランドカップは重馬場で1着だったんですが、今回はレースレベルが低くて2着に来れたという事でえす。

3着：セイウンコウセイ

その後連覇のかかったエイティーンガールが惜しくも2着。そして3着はセイウンコウセイでした。3着のセイウンコウセイは久しぶりに好走しましたけども、まぁレースレベルが低かったことが最大の好走要因だと思います。

7着：メイケイエール

1番人気になったメイケイエールは7着でした。体重が20キロ増えていましたけども、太くはなかったですし、ちょっと他が近寄りたくない事情があるので、本来は1200mの古馬重賞でハナを切れるほどのスピードはないんですけども、楽なペースで行かせてもらってこの結果でした。まぁ本質的には1200m向きではないという事と、あとあまり成長はしていないのかなと思います。

札幌12R 支笏湖特別

2着：ヴィオリーナ 通信簿

5番人気2着でした。今回は不利もなく、スムーズな競馬。勝った馬が強すぎただけで、十分に力は見せてくれたと思います。3着ともハナ差でしたが、4着以下は5馬身差。今後も期待したいですね。

馬券Summary
安田隆行厩舎の新馬戦の傾向
まだ新馬戦かという所ですが、2週前の放送で取り上げた浅見秀一厩舎、そして先週の藤原英昭厩舎は季節とコースの特徴をまとめましたが、今回の安田隆行厩舎は性別と距離から特徴を挙げます。 　2歳6月の新馬戦が増えた2012年6月以降を集計しました。まず性別なんですが、牝馬はですね全体の成績でも牡馬よりはちょっと悪いんですけども、特に3歳になってからデビューする牝馬は新馬戦の成績が非常に良くないです。 次に距離別ですけども、牡馬・牝馬総合でも成績は短距離の方が良いんですけども、特に牝馬は1600m以上の新馬戦でほとんど勝てていません。1600m以上の新馬戦で1番人気になった牝馬が7頭いるんですけども、2着が1頭だけで、その他の6頭は4着以下になっています。これに対して、牡馬は1500m以下でも1600m以上でも成績はほとんど変わりません。
解説者：大川浩史(日刊競馬)