開催一覧 | ||
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2021/12/28 (火) | ||
中山 | 阪神 | |
2021/12/26 (日) | ||
中山 | 阪神 | |
2021/12/25 (土) | ||
中山 | 阪神 | |
2021/12/19 (日) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/12/18 (土) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/12/12 (日) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/12/11 (土) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/12/05 (日) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/12/04 (土) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/11/28 (日) | ||
東京 | 阪神 | |
2021/11/27 (土) | ||
東京 | 阪神 | |
2021/11/21 (日) | ||
東京 | 阪神 | 福島 |
2021/11/20 (土) | ||
東京 | 阪神 | 福島 |
2021/11/14 (日) | ||
東京 | 阪神 | 福島 |
2021/11/13 (土) | ||
東京 | 阪神 | 福島 |
2021/11/07 (日) | ||
東京 | 阪神 | 福島 |
2021/11/06 (土) | ||
東京 | 阪神 | 福島 |
2021/10/31 (日) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/30 (土) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/24 (日) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/23 (土) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/17 (日) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/16 (土) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/10 (日) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/09 (土) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/10/03 (日) | ||
中山 | 中京 | |
2021/10/02 (土) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/26 (日) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/25 (土) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/20 (月) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/19 (日) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/18 (土) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/12 (日) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/11 (土) | ||
中山 | 中京 | |
2021/09/05 (日) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/09/04 (土) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/08/29 (日) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/08/28 (土) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/08/22 (日) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/08/21 (土) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/08/15 (日) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/08/14 (土) | ||
新潟 | 小倉 | 札幌 |
2021/08/08 (日) | ||
新潟 | 函館 | |
2021/08/07 (土) | ||
新潟 | 函館 | |
2021/08/01 (日) | ||
新潟 | 函館 | |
2021/07/31 (土) | ||
新潟 | 函館 | |
2021/07/25 (日) | ||
新潟 | 函館 | |
2021/07/24 (土) | ||
新潟 | 函館 | |
2021/07/18 (日) | ||
福島 | 小倉 | 函館 |
2021/07/17 (土) | ||
福島 | 小倉 | 函館 |
2021/07/11 (日) | ||
福島 | 小倉 | 函館 |
2021/07/10 (土) | ||
福島 | 小倉 | 函館 |
2021/07/04 (日) | ||
福島 | 小倉 | 函館 |
2021/07/03 (土) | ||
福島 | 小倉 | 函館 |
2021/06/27 (日) | ||
東京 | 阪神 | 札幌 |
2021/06/26 (土) | ||
東京 | 阪神 | 札幌 |
2021/06/20 (日) | ||
東京 | 阪神 | 札幌 |
2021/06/19 (土) | ||
東京 | 阪神 | 札幌 |
2021/06/13 (日) | ||
東京 | 中京 | 札幌 |
2021/06/12 (土) | ||
東京 | 中京 | 札幌 |
2021/06/06 (日) | ||
東京 | 中京 | |
2021/06/05 (土) | ||
東京 | 中京 | |
2021/05/30 (日) | ||
東京 | 中京 | |
2021/05/29 (土) | ||
東京 | 中京 | |
2021/05/23 (日) | ||
東京 | 中京 | 新潟 |
2021/05/22 (土) | ||
東京 | 中京 | 新潟 |
2021/05/16 (日) | ||
東京 | 中京 | 新潟 |
2021/05/15 (土) | ||
東京 | 中京 | 新潟 |
2021/05/09 (日) | ||
東京 | 中京 | 新潟 |
2021/05/08 (土) | ||
東京 | 中京 | 新潟 |
2021/05/02 (日) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/05/01 (土) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/04/25 (日) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/04/24 (土) | ||
東京 | 阪神 | 新潟 |
2021/04/18 (日) | ||
中山 | 阪神 | 新潟 |
2021/04/17 (土) | ||
中山 | 阪神 | 新潟 |
2021/04/11 (日) | ||
中山 | 阪神 | 新潟 |
2021/04/10 (土) | ||
中山 | 阪神 | 新潟 |
2021/04/04 (日) | ||
中山 | 阪神 | |
2021/04/03 (土) | ||
中山 | 阪神 | |
2021/03/28 (日) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/03/27 (土) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/03/21 (日) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/03/20 (土) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/03/14 (日) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/03/13 (土) | ||
中山 | 阪神 | 中京 |
2021/03/07 (日) | ||
中山 | 阪神 | 小倉 |
2021/03/06 (土) | ||
中山 | 阪神 | 小倉 |
2021/02/28 (日) | ||
中山 | 阪神 | 小倉 |
2021/02/27 (土) | ||
中山 | 阪神 | 小倉 |
2021/02/21 (日) | ||
東京 | 阪神 | 小倉 |
2021/02/20 (土) | ||
東京 | 阪神 | 小倉 |
2021/02/14 (日) | ||
東京 | 阪神 | 小倉 |
2021/02/13 (土) | ||
東京 | 阪神 | 小倉 |
2021/02/07 (日) | ||
東京 | 中京 | 小倉 |
2021/02/06 (土) | ||
東京 | 中京 | 小倉 |
2021/01/31 (日) | ||
東京 | 中京 | 小倉 |
2021/01/30 (土) | ||
東京 | 中京 | 小倉 |
2021/01/24 (日) | ||
中山 | 中京 | 小倉 |
2021/01/23 (土) | ||
中山 | 中京 | 小倉 |
2021/01/17 (日) | ||
中山 | 中京 | 小倉 |
2021/01/16 (土) | ||
中山 | 中京 | 小倉 |
2021/01/11 (月) | ||
中山 | 中京 | |
2021/01/10 (日) | ||
中山 | 中京 | |
2021/01/09 (土) | ||
中山 | 中京 | |
2021/01/05 (火) | ||
中山 | 中京 |
馬場コメント | |
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芝 | 中京は5/8から開催が続いており、先々週までの4週が3回中京。先週からの2週が4回中京となります。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒2でした。連続開催ですので、遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値でBコースに変わってのここ2週は全てマイナス1秒台です。 先週土曜はですね、稍重でスタートしまして5Rから良馬場に変更されて、1日を通じて時計の出方に変化はありませんでした。日曜は朝に雨が降って、土曜よりも少し時計が掛かったんですが、それでもマイナス1秒2ですから、速い時計の出るレベルでしたね。連対馬を見ますと、前へ行った馬が直線で外へ出されて、粘り込むレースはありましたけれども、まぁ内を突いた馬も上位に入ってはいましたね。4回中京は2週だけの開催で、今週も引き続きBコースが使用されます。 |
ダ | 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス3秒0からマイナス2秒6への変動、日曜がマイナス2秒6からマイナス2秒1への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しますと、前の開催の3日目だけはプラスの数値で、その後は全てマイナスの数値です。終日マイナス2秒を超える日が半数ありました。 先週は土曜朝、マイナス3秒0の馬場差でスタートしてですね、かなり速い時計の出るコンディションでした。後半は水準方向に動いたんですけれどもね、それでもマイナス2秒6です。そして日曜朝は再び雨が降って、午前中には雨は止んで、水準方向に動いたんですけれども、終盤マイナス2秒1。つまりですね、土日を通じて高速馬場だったという事です。連対馬を見ますと、特に日曜はほとんど前めに位置した馬ですね。 |
タイム分析 | |||||||||||||||
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2021/06/05 (土) 芝=-1.3 Bコース | |||||||||||||||
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 次走 |
4R | T2000 | 稍 | カレンルシェルブル | 牡3 | 未勝利 | 2:01.3 | -0.6 | -0.4 | +0.3 | -1.3 | C | D | 7.00 | ||
5R | T1600 | 良 | クラウンドマジック | 牡2 | 新馬 | 1:36.0 | -0.6 | --- | +0.4 | -1.0 | D | C | 5.33 | ||
6R | T1200 | 良 | アサケエース | 牡4 | 1勝クラス | 1:08.8 | -0.3 | --- | +0.5 | -0.8 | D | D | 8.00 | ||
8R | T1600 | 良 | プログノーシス | 牡3 | 1勝クラス | 1:32.9 | -1.9 | --- | -0.9 | -1.0 | A | B | 8.44 | ||
9R | T2200 | 良 | タイセイシリウス | 牡4 | 一宮特別(2勝) | 2:14.5 | +1.4 | --- | +2.8 | -1.4 | E | D | 6.80 | ||
11R | T2000 | 良 | ユニコーンライオン | 牡5 | 鳴尾記念(G3) | 2:00.7 | +1.8 | -1.0 | +2.1 | -1.3 | SL | C | 7.25 | ||
2021/06/05 (土) ダ=-3.0 → -2.6 | |||||||||||||||
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 次走 |
1R | D1400 | 重 | ビクトリアバローズ | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:24.2 | -1.9 | --- | +0.4 | -2.3 | D | D | 7.06 | ||
2R | D1800 | 重 | トウリュウ | 牡3 | 未勝利 | 1:51.7 | -3.1 | --- | -0.2 | -2.9 | C | D | 6.93 | ||
3R | D1200 | 重 | デアリングウーマン | 牝3 | 未勝利 | 1:11.8 | -1.4 | --- | +0.5 | -1.9 | D | C | 5.69 | ||
7R | D1800 | 重 | メイショウアサヒ | 牝4 | 1勝クラス・牝 | 1:51.7 | -1.9 | --- | +0.8 | -2.7 | D | D | 8.82 | ||
10R | D1800 | 重 | マリオ | 牡6 | 松風月H(3勝) | 1:50.5 | -1.5 | --- | +1.1 | -2.6 | E | D | 9.25 | ||
12R | D1400 | 重 | アオイツヤヒメ | 牝5 | 2勝クラス | 1:22.5 | -1.9 | --- | +0.1 | -2.0 | C | D | 7.92 |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
中京1R 3歳未勝利・牝  |
4着:レッツゴーアスク 通信簿 |
5番人気4着でした。次は芝1200mという読みが外れ、よりによって距離も伸ばしてダート1400m。最内でロスなく運んでも、ジリジリとしか伸びなかったのは距離が長いのだと思う。 |
中京2R 3歳未勝利 注目 |
1着:トウリュウ  |
ディープブリランテ産駒の番組注目馬トウリュウが1着です。単純なタイム比較でもですね、同日1勝クラスと同タイムで、3コーナー先頭からゴールへ向かって加速ラップで押し切った点も立派です。やや不器用な印象も受けるんですけれども、長く良い脚を使えるタイプですね。 |
2着:アスカノミライ  |
2着アスカノミライは一瞬ですね、勝つかの場面があったんですが、馬体を併せた所で勝ち馬がもうひと伸び。あと一歩でしたね。3着には決定的な差をつけていますから、今の状態を維持すれば次走も有望です。 |
3着:ライム  |
3着のライムは2着から5馬身差をつけられましたけれども、重馬場にも対応して見せ場は作りましたからね、相手次第ではチャンスもあるでしょう。 |
中京3R 3歳未勝利  |
1着:デアリングウーマン 通信簿 |
1番人気1着でした。1200mの内枠だと不安もあったんですが、外枠だったのでハナにはこだわらなくても、砂を被らずに運べましたね。こうなれば強い訳です。 |
中京5R 2歳新馬 注目 |
こちらはですね、TOPIXでも上がっていたように、この世代最初の2歳新馬戦だった訳です。 |
1着:クラウンドマジック  |
勝ったクラウンドマジックは7番人気の低評価でしたけれども、上がり600m最速で差し切り勝ちです。父はエピファネイアです。出遅れて直線は内へもたれる若さを見せたんですが、外を持ち出しての決め手が光りました。祖母のゴールデンジャック、おばあさんのですね瞬発力を彷彿とさせましたね。 |
2着:ラクスバラディー  |
それから2着のラクスバラディー、こちらはコントラチェック・ムーンクエイク・バウンスシャッセら重賞勝ち馬の半妹という良血で、1番人気に支持されました。外枠で出遅れましたけれども、ほぼ正攻法に近いですね、本命馬らしいレース運びで、これで負けたのでは仕方ありません。次走もかなり有力です。 |
3着:スズカワールド  |
そして3着のスズカワールド、こちらは2着に2馬身差ですけれどもね、レースセンスが良くて見栄えのする良い馬ですから、次走も注目できると思います。 |
中京8R 3歳以上1勝クラス タイムA |
基準より0秒9速い勝ちタイムでした。 |
1着:プログノーシス 番組注目馬 |
毎日杯3着のプログノーシスが自己条件で順当に勝ち上がりました。ディープインパクト産駒のプログノーシスは、タイムランクAの毎日杯3着馬で、その1着・2着馬はダービーで1着・4着ですから、今回のテーマは勝ち方とタイムに尽きたと思います。4コーナー最内のショートカットで事なきを得たんですが、スタートでアオった点は課題として大きく残ったと思います。メンタルの成長というのは必要だと思いますけれども、まぁ次走も連勝できると思います。 |
2着:アンドヴァラナウト  |
そして2着以下は3馬身以上離されました。2着のアンドヴァラナウトはですね、現3勝クラスのゴルトベルクの前妹ですね。昇級戦でしたけれど2番人気に支持されていました。平均ペースの良い逃げで、普通なら勝っているケースですから、次走はかなり有力です。 |
3着:ショウナンアレス  |
3着のショウナンアレスは前走はダートで、まぁやはり芝の方が良いですし、先行するより脚を溜めて終いに脚を使った方が良いですね。上がり600mは勝ち馬と同じで最速タイでした。展開利があった訳ではありません。 |
中京9R 一宮特別 タイムE |
基準より2秒8遅い勝ちタイムでした。 |
中京10R 松風月S タイムE |
基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。 |
中京11R 鳴尾記念 タイムSL |
前半・中盤が、遅く補正しきれずスローの扱いとします。タイムランクはSL・メンバーランクはCでした。前半600mは38秒0です。阪神施行の鳴尾記念とは比較できないんですが、同じ芝の2000mの金鯱賞を参考にしますとね、ギベオンが逃げ切った今年が37秒1。サートゥルナーリアが勝った昨年が37秒9でしたからね、昨年の金鯱賞に近い流れで、超スローペースと言って良いです。ここまで遅いとですね、流石に差し・追込み馬の出番はなくて、逃げ馬と2番手にいた馬の典型的な先行決着になったということですね。 |
1着:ユニコーンライオン  |
ユニコーンライオンが逃げ切って連勝。重賞は初制覇です。管理する矢作芳人調教師はJRA重賞レース通算50勝目となりました。この馬、素晴らしい身体能力がありながらですね、集中して走れない気性は出世を妨げて来ましたけれども、馬具の工夫などの試行錯誤の末ですね、ようやく5歳春に本格化したという印象です。勝負のポイントとなったのは、ラスト600mから11秒1のラップで突き放した時点で、ここで勝負が決まりましたね。クールモアグループが力を入れている、このNo Nay Never産駒のJRA初重賞制覇。この意義は極めて大きいと思いますね。 |
2着:ショウナンバルディ  |
そして2着は2番手につけたショウナンバルディ、3着は内から上がって来たブラストワンピースでした。2着のショウナンバルディは2番手で折り合いがついて、理想的な形でしたけどもね、ちょっと逃げ馬を楽に行かせ過ぎたかもしれません。とは言え、後続に人気馬がいましたからね、動きづらかったという事もあったと思います。 |
3着:ブラストワンピース  |
そして2着は2番手につけたショウナンバルディ、3着は内から上がって来たブラストワンピースでした。ブラストワンピースは3着で、内枠の差し・追込み馬にとってですね、まぁ上位進出があるとすれば、コレしかないというレースでしたね。いかにも岩田康誠騎手らしいコースロスのない、インの立ち回り。これが目を引きました。今回は心房細動明けでしたからね、好スタートを切れたと言って良いと思います。 |
4着:ペルシアンナイト  |
まず4着のペルシアンナイトですね、ペースが遅すぎてですね折り合いに苦労していましたね。この馬はマイラー寄りの中距離馬ですから、勝ち鞍のない2000mでは流れが速くなった方がレースはしやすいです。その4着のペルシアンナイトから、11着のヒンドゥタイムズまでタイム差が0秒4ですから、スローペースにありがちな一団の入線でした。一蓮托生と言うとちょっと言葉が悪くなってしまいますけれども、中団以下の人気馬にとってはですね、もう為す術が無かった訳です。 |
6着:サンレイポケット  |
1番人気はサンレイポケットで6着でした。4コーナー大外のコース取りで最も割を食いました。 |
7着:サトノソルタス  |
それから7着同着のサトノソルタスとクラージュゲリエ、こちらはちょっと早い脚に欠けた感じがしました。 |
9着:ブラヴァス  |
9着のブラヴァスですね、こちらはねまだ体調が戻りきっていないように感じましたね。 |
11着:ヒンドゥタイムズ  |
それから2番人気で11着だったヒンドゥタイムズですけれども、この馬については返し馬の動きが小さかったと、福永騎手がコメントしていますから、これをそっくりですね敗因として採用したいと思います。 |
馬券Summary | |
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6月デビュー予定の期待の2歳馬 | |
日本ダービーが終わって、早くも先週から2歳新馬戦が始まったんですけれどもね、6月デビューの期待の2歳馬というのを挙げておきたいです。関東馬から3頭、関西馬から3頭合わせて6頭選んでみました。
関東馬1頭目はですね手塚貴久の牡馬ヴァーンフリートです。父はリオンディーズ。リオンディーズはエピファネイアの半弟ですけれども、その父がシンボリクリスエスからキングカメハメハに変わって、産駒の血統構成が変わってきます。配合特徴はさておいて、調教では2勝クラスの3歳アルビージャの胸を借りて、水準以上のタイムをマークしています。今開催東京4日目、つまり今週日曜日ですね芝の1800mを川田騎手で予定しています。510キロぐらいですね。
藤沢和雄厩舎の牡馬フィフティシェビーです。こちらTapit産駒の米国産で、母の父はTale of the Catです。Tapitの父はPulpitで、その母はPreach。PreachとTale of the Catの母Yarnは全姉妹で、ちょっと混乱するかもしれませんけども、全姉妹の3×3という強烈なクロスが生じるんですね。これはこの馬の配合的な特徴だと思います。美浦の坂路で61秒7の時計を出したのが、2/17ですからじっくりと乗り込まれて来ましたね。Tapit産駒は圧倒的にダート向きですけれども、芝の走りにも注目しています。この馬もですね、東京4日目の芝1800mですね、こちらはルメール騎手で予定しています。
青木孝文厩舎の牡馬マイネルシーマーですね。父はゴールドシップ、母の父はロージズインメイで、ここまでは今年のオークスを勝ったユーバーレーベンと同じなんですけどもね、祖母がサンデーサイレンスとノーザンテーストの血を持ちますので、この馬はサンデーサイレンスの3×4、ノーザンテーストの5×5のクロスが生じて、まぁこれが配合的な特徴になります。調教は地味ですけどね、実践向きのイメージがあります。東京7日目の芝1800mあたりでね、デビューするのかなと思ってたんですけれども、どうやらデビューはもう少し先になりそうです。
池江泰寿厩舎の牝馬ママコチャですね。父クロフネ、母ブチコですからね、言わずと知れたソダシの全妹という事で、話題性という意味でも取り上げておきます。栗東坂路で61秒0の時計を出したのが3/28ですけれども、5/27から本格的な調教を開始しています。470キロの姉ほど体は大きくなくてですね、ダート向きの可能性もあるんですけれども、フォームが固まらない2歳戦では芝でも期待できると思います。こちら3回阪神3日目6/26土曜の芝の1400mを福永騎手で予定しています。
音無秀孝厩舎の牡馬ダノンフォーナインですね。こちら2019年セレクトセール当歳で税抜き1億8000万円でセリ取引された高馬。もちろん、お父さんはディープインパクトです。昨年の宝塚記念の日ですけれども、芝の1800mの2歳新馬戦は1着がダノンザキッド、2着がワンダフルタウンで決まりました。今年は阪神4日目5Rになるんですけどもね、今年もハイレベルの新馬戦になるかもしれません。この馬、このレースを視野に調整されていて、鞍上はですね川田騎手になる予定です。デビュー戦が注目される1頭ですよね。
須貝尚介厩舎の牡馬グットディールですね。父のビッグアーサーは2016年高松宮記念をレコード勝ちしましたけれども、その父サクラバクシンオーはですね1994年のスプリンターズステークスをレコード勝ちしていてですね、まぁサクラバクシンオーの後継者として期待が高まる種牡馬です。5/6ですね栗東の坂路で49秒9の好タイムをマークしています。血統表を眺めていても、いかにもスピードの塊といった印象を受けます。今週が開幕週となるんですね1回札幌2日目の芝1200mを吉田隼人騎手で予定しています。 「クロス」について。名馬の血をですね、父系・母系からですね、適量に受け継ぐということで、次世代の名馬が生まれやすく、特に父の4代前と母の3代前、その逆に父の3代前と母の4代前に同じ馬がいまとね、これは4×3・3×4のクロスという言い方をされていますけどもね、これは昔から「奇跡の血量」と言われているもので、要するに血が濃すぎず薄すぎずというあんばいで、配合のセオリーと考えられていたと思われます。 近年のダービー馬ではですね、2011年のオルフェーヴル。同馬はご覧のように父系の4代前と母系の3代前にノーザンテーストがいますから、ノーザンテーストの4×3になる訳です。そして2014年のワンアンドオンリーがHaloの3×4。2017年のレイデオロがMr. Prospectorの3×4でした。本来はですね、クロスという言い方は適切ではないです。近親交配言うべきものなんですけれども、まぁ何十年も競馬用語で使われてきたものですし、ここではクロスと言わしていただきます。今年のダービーですね、シャフリヤールがディープインパクト産駒としてはダービー7勝目を挙げました。これほど偉大な種牡馬の場合はですね、その影響力は強くて、まぁ良い繁殖馬をつければ走るという事で、配合云々はナンセンスと言われるかもしれません。ただ、2012年のダービー馬ディープブリランテ、こちらはLyphardの4×5、それから2019年のこちらもダービー馬、ロジャーバローズこちらLyphardの4×4があった訳です。走るディープインパクト産駒のですね、配合的な特徴、あるいは共通点を見つけるという事はですね、思わぬ穴馬にたどり着く事もあります。先のロジャーバローズは12番人気でしたからね。 ここまでのG1で気になる配合は?今年のヴィクトリアマイルですけどもね、10番人気で2着に入ったランブリングアレー、こちらはLyphardの4×5を持つディープインパクト産駒だった訳です。ランブリングアレーのお母さんはブルーミングアレーですけれども、シンボリクリスエス産駒でしたけれどもね、このブルーミングアレーの弟、トーセンラーとスピルバーグはディープインパクト産駒で、この配合の成功例と言って良いかと思うんですよね。 それからダービー2着のエフフォーリア、こちらエピファネイア産駒でエピファネイア産駒は大半の馬でサンデーサイレンスの4×3が生じて、これはねデアリングタクトもそうなんですが、このパターンは他の種牡馬の仔にも今増大傾向にある訳です。そうしますとですね、多数の馬がサンデーサイレンスの近親交配で、奇跡の血量を持つ時代に入った今ですね、これを補完する知恵は何なのかと。つまり、先ほどのディープインパクトとLyphardの関係のようなね、そういったモノを見つければ、一歩ですね先んじた予想・馬券作戦につながるのではないかと。まぁ血統表を眺めましょうという事ですね。 |
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解説者:吉岡哲哉(競馬ブック) |