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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

東京4R 4歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。

東京5R 3歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒4速い勝ちタイムでした。

1着：クロンターフ

クロンターフが休み明けで勝ち上がりました。クロンターフは1番人気のアークライトをマークする形の3番手を進んで、直線残り400m切ってから追い出すとアッサリ抜け出して快勝しました。クロンターフはここまで2走ともに7着。今回が3ヶ月半ぶりの実戦だったんですが、14キロ体重が増えて馬体に身が入り、明らかに前走までとは違う馬へと成長していました。半兄は弥生賞2着の現役馬ワーケアで、全姉の2頭を含めた兄や姉3頭は全てオープン馬に出世してします。この馬も今後はクラッシック戦線へ進むべき血統馬と言えるでしょうね。

5着：アークライト

ハープスターの全弟になる良血アークライトは1番人気5着でした。この馬は新馬戦から2着・2着・3着と堅実に走っていましたが、3ヶ月ぶりの今回5着と期待を少し裏切ってしまいました。スタート直後に他馬と接触したのが影響したのか、少し掛かってしまったのが痛かったですね。これまでよりは前々のレースとなって、直線クロンターフに並びかけられると、もう余力がありませんでした。鞍上はもう少し短い方が良いとコメントしていますね。果たして短距離戦線へ進むのかどうか注目したいところです。

東京6R 3歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

東京7R 4歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒6遅い勝ちタイムだった。

東京8R 4歳以上2勝クラス タイムＥ

基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。

東京9R セントポーリア賞 タイムＢ

基準より0秒6速い勝ちタイムでした。3着以下は少し離されすぎましたね。少なくとも次走の狙いは立ちません。

1着：グレートマジシャン 勝ち馬注目

グレートマジシャンが勝って2戦2勝です。グレートマジシャンが無傷の連勝を決めて一躍クラシック候補に名乗り出ました。出遅れたんですけども、後方で折り合いをつけて直線外へ出すと、もう手応え楽でしたね。馬なりで進出して残り200mでバジオウに並びかけると、ノーステッキであっさり差し切って最後は抑える余裕がありました。血統的には現役オープン馬ブラックマジックの全弟です。母ナイトマジックには全てディープインパクトがつけられ、この馬が6頭目の産駒となるんですが、新馬・特別と連勝したのはこの馬が初めてです。まずは兄弟平地重賞初制覇、そしてクラシック戦線へと夢は広がりますね。

2着：バジオウ

2着バジオウは前走の未勝利戦で1番人気のシテフローラルを3馬身千切って、タイムランクBの勝ちタイムをマークした素質馬です。祖母がダンスインザムードという良血なんですけども、今回は完敗でしたね。ただし、今回は相手が強かっただけで、次走はよほどの強敵でなければあっさり勝てるでしょう。

東京11R 根岸S 重賞

タイムランクはD・メンバーランクはBでした。スマートセラヴィーが二の脚でハナに立って、直線に入ります。最初の600m34秒4とペースもまぁまずまず速かったんですが、3・4頭が雁行状態で行ったため、前に行った馬たちの消耗が大きかったですね。結果的には前に行った馬が総崩れで、残り200mでは横一線となり、最後は追い込み馬の競馬になってしまいました。1・2着の2頭は展開利も味方したと考えるべきで、早めに進出してよく頑張ったアルクトスとかタイムフライヤーの粘り腰を評価すべきでしょう。

1着：レッドルゼル

レッドルゼルが馬群を割って抜け出し、重賞初制覇。レッドルゼルなんですが、ここ2走は1200mでの好走で1400mではプロキオンステークスで前へ行って8着と敗れています。この失敗もあったでしょうし、次走のフェブラリーステークスを意識してという事もあったでしょう。中団からの競馬でした。直線は前がなかなか開かなかったんですけども、自信たっぷりに開くまで待っての抜け出し。強かったですね。ただし、1200mで強いだけに次走マイルというのは未知数でしょうかね。

2着：ワンダーリーデル

そして勝ち馬にアタマ差の2着が外のワンダーリーデル、3着が内のタイムフライヤーでした。2着ワンダーリーデルは決め打ちで最後方からの競馬でした。今回は明らかに展開に恵まれましたが、重賞でほとんど掲示板を外していない堅実性は魅力です。マイル実績があって、展開次第ではフェブラリーでも面白いかもしれません。

3着：タイムフライヤー

そして勝ち馬にアタマ差の2着が外のワンダーリーデル、3着が内のタイムフライヤーでした。3着タイムフライヤーですが、早めに仕掛けて残り200mで先頭に立ったんですけど、結果的には少し早かったかという負け方でしたね。しかし、初めての1400mでこの好走は収穫だったと言えるでしょう。

4着：アルクトス

4着アルクトスなんですが、前に行った馬では唯一末脚を失わず、残り400mでは持ったままで、これはやられたかと思えるような手応えでした。最後差されてしまいましたが、1400mからマイルでは本当に強いですね。

13着：テイエムサウスダン

それから13着になりましたテイエムサウスダン、直線半ばまではよく頑張ってたんですが、最後に失速してしまいました。今回は展開が向かなかったということでしょう。これが初めての古馬混合重賞ですし、良い経験にして次走以降に活かして欲しいと思います。

東京12R 4歳以上2勝クラス タイムＥ

基準より2秒7遅い勝ちタイムでした。

馬券Summary
2020年1回東京ダート戦を分析する
昨年の1回東京では、新馬戦を除くダート戦は全部で48鞍ありました。 　コレを前走の競馬場別に見ると、最も出走数が多く連対数・3着以内数が多いのはやはり前走中山で出走していた馬なんですよね。 　ただ、前走中山で1着だった馬の成績は振るいません。前走中山で勝った馬は、21頭出走して連勝したのは1頭。ヒヤシンスステークスのカフェファラオのみなんですね。ですから、中山と東京全然違うコースですので、この中山から東京で連勝するという事はいかに難しいかですよね。これを物語ってると思います。前走中山で勝った馬は割り引きと考えて間違いないでしょう。 面白いのは前走5着馬で、単勝・複勝共に回収率100%を超えています。4頭勝ったんですけども、人気は6番人気・7番人気・1番人気・8番人気。2・3着馬にも人気薄が多かったですね。 　次に前走の人気。やはり前走1?3番人気の成績は良いんですけども、回収率で見ると前走2番人気の単勝回収率が飛び抜けています。ただ、前走2番人気だと、まぁ前走で勝っていた馬が何頭かいるんですよね。先ほど触れたように、前走1着だった馬の成績は良くありません。そこで前走中山で2番人気に推されて2着から5着だった馬に限定してみると、東京ダートでの成績なんですが、7勝・2着2回・3着2回・4着以下8回。勝率は36.8%・連対率47.4%・複勝率57.9%。さらに回収率なんですけども、単勝が210%・複勝が103%なんですよね。中山と東京、コースが違いすぎるんでね、データで見る狙いどころというのは、このあたり。中山で勝ち切れなかった馬を狙おうという事なんですよね。特に2番人気だった馬に注目したいと思います。
解説者：市丸博司(パソコン競馬ライター)