2021年2回阪神12日目

開催一覧
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2021/02/27 (土)
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2021/02/21 (日)
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2021/01/05 (火)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒8からマイナス1秒5への変動、日曜がマイナス1秒7からマイナス1秒5への変動でした。ここ8日間の馬場差を確認しておきますと、良馬場発表の開催日はマイナス1秒台かマイナス2秒台の数値となっています。
 水曜と木曜に雨が降りました。特に木曜は降雨量も多かったんですが、土曜は良馬場でスタート。と言っても雨の影響はあり、1週前と比べると時計は掛かっていましたが、それでもまだ超高速馬場と言えるレベルでした。10Rの前に短時間だったんですが、強い雨が降り10Rは稍重。9Rまでと比べると時計は掛かりました。日曜は良馬場に戻りましたが、昼の前後に小雨が降った影響と芝の傷みが進んだ事で、4Rの時点で土曜の前半よりは少し時計が掛かり、5R以降は良馬場でも土曜10Rと同じ馬場差となりました。長く続いた開催の後半も速い時計が出る状態だったんですけども、先週は流石にね、特に日曜は内を通ると不利な馬場にはなっていました。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス0秒8、そしてマイナス1秒0への変動、日曜がマイナス0秒8からマイナス1秒0への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値で良馬場でも速めの時計が出るレベルでした。
 水曜と木曜に雨が降り、土曜は稍重でスタート。10Rの前に短時間ですが強い雨が降って、11R以降は重。馬場差は変動で、1R・2Rよりは少し乾いた6R・7R・8Rは少しだけ水準方向に変動し、重になった11R以降は1R・2Rより速い時計が出るようになりました。日曜は1日を通して稍重発表だったんですが、まぁ昼頃に小雨が降ったため3Rまでより6R以降の方が速い時計が出るコンディションになりました。


  タイム分析
 2021/05/02 (日)  芝=-1.7 → -1.5  Bコース
 2021/05/02 (日)  ダ=-0.8 → -1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 ネフェルタリ    牝3 未勝利・牝 1:54.7 +0.1 --- +0.9 -0.8 E D 8.85
2R D1200 ロードサージュ    牡3 未勝利 1:12.8 -0.3 --- +0.2 -0.5 C D 6.47
3R D2000 エイシンティップス    牡3 未勝利 2:08.2 +0.1 --- +1.0 -0.9 E C 5.40
4R T2400 サツキハピネス 牝3 未勝利 2:29.4 +1.0 -0.9 +2.1 -2.0 SL D 5.40
レシャバール 牡3
5R T1400 スンリ    牝3 1勝クラス 1:21.0 -1.1 --- ±0 -1.1 C C 5.38
6R D1800 ラヴネヴァーエンズ    牡4 1勝クラス 1:53.3 +0.2 --- +1.2 -1.0 E D 5.25
7R D1400 アマービレ    牝4 1勝クラス 1:24.8 -0.1 --- +0.7 -0.8 D D 8.44
8R T1800 レッドフラヴィア    牝4 蓬莱峡特(2勝) 1:45.5 -0.9 -0.3 +0.2 -1.4 C C 6.00
9R T1400 キュールエサクラ    牝5 山陽特別(2勝) 1:20.5 -1.0 --- +0.1 -1.1 C C 7.50
10R D1400 ルーチェドーロ    牡3 端午S 1:23.5 -0.9 --- -0.1 -0.8 C B 6.88
11R T3200 ワールドプレミア    牡5 天皇賞春(G1) 3:14.7 -1.7 --- +0.7 -2.4 D C 6.29
12R D1400 スズカフェスタ    牡6 天満橋H(3勝) 1:23.9 +0.4 --- +1.2 -0.8 E D 9.31

阪神1R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
1着:ネフェルタリ 通信簿
 1番人気1着でした。引き続きルメール騎手で単勝1.2倍。完全な送りバントでしたけども、まぁ楽勝だったんですけどもね、タイム遅いですし上のクラスに行くとちょっと不安がありますかね。現状では。
阪神3R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
阪神4R 3歳未勝利 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
阪神6R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
阪神8R 蓬莱峡特別 注目
 3着だったラヴユーライヴについて。
3着:ラヴユーライヴ 
 こちら外回りの1800mらしく中盤でペースが緩み、先行した2頭が1着・2着でした。まぁそして展開は不利だったんですけども、3着には来たというレースですね。と言ってもですね、これ絶好調時のラヴユーライヴなら2着には届いていたと思われます。昨年夏にですね、札幌で1勝クラスを勝った時と比べると、体重が22キロも減っておりまして、見るからに細かったですね。間隔を空けても今回体重が減っていたので、ちょっと厳しい状況ですけども夏の北海道シリーズで滞在競馬になり、体重が増えてくれば期待できると思います。札幌で勝った時はですね、3ヶ月ぶりとはいえ30キロも体重増えていたんですけども、今年の夏も滞在競馬で20キロとか30キロ増えていても、それは太めではなくて良い事だと解釈できますしその時こそ狙い目だと思います。
阪神10R 端午S 注目
 5着のクインズメリッサと6着のデュアリストについて。
5着:クインズメリッサ 
 脚抜きの良い馬場とは言え、600m33秒5-800m45秒2は超ハイペースです。そのため、ラスト400mが12秒7-13秒5と掛かって、差し・追い込み馬たちが一気に交わして行ったんですけども、勝ち馬から1秒1差なら悪くないと思います。どちらもですね、特に無理する事なく馬任せのままのハイペース先行で、スピードは相当のモノだと思います。これ以上距離が長いと厳しそうですけども、1400mでも少しでもペースを落とせれば、もっと走れるでしょうし、1200mならかなり活躍できると思います。3歳春にですね、JRAに関して言えばダート1200mのオープンがないんですけども、夏以降ですねダート1200m以下なら好走できそうです。
6着:デュアリスト 
 脚抜きの良い馬場とは言え、600m33秒5-800m45秒2は超ハイペースです。そのため、ラスト400mが12秒7-13秒5と掛かって、差し・追い込み馬たちが一気に交わして行ったんですけども、勝ち馬から1秒1差なら悪くないと思います。どちらもですね、特に無理する事なく馬任せのままのハイペース先行で、スピードは相当のモノだと思います。これ以上距離が長いと厳しそうですけども、1400mでも少しでもペースを落とせれば、もっと走れるでしょうし、1200mならかなり活躍できると思います。3歳春にですね、JRAに関して言えばダート1200mのオープンがないんですけども、夏以降ですねダート1200m以下なら好走できそうです。
阪神11R 天皇賞・春 GI
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。ディアスティマが先手を取って最終コーナーです。1000m通過が59秒8の後もそれほどペースは落ちず、残り1200mからペースアップしてラスト200mが13秒0。もう、ステイヤーでなければ好走できないレースになりましたね。ワールドプレミアは3コーナー過ぎから手応えは楽ではなかったんですが、それでも最後まで伸びると言うか、もう最後まで止まらないというところがステイヤーらしいレースでしたね。そしてディープボンドはですね、ワールドプレミア以上に手応えは良くなかったんですが、こちらもしぶとく伸び、一旦交わされてから最後はまた差を詰めて来るんですけども、ワールドプレミアが押し切りました。早め先頭のカレンブーケドールが粘って3着です。
 なお、天皇賞・春で4着までを上位人気4頭が占めたのはテイエムオペラオーが勝った2000年以来、21年ぶりということです。ちなみに前回阪神で行われた94年ですが、こちらは3着までが人気通りの決着ということです。
1着:ワールドプレミア 
 ワールドプレミアが勝って、一昨年の菊花賞以来となるG2・2勝目を挙げました。ワールドプレミアは昨年の有馬記念は、まるで調子は戻っておらず日経賞も良化途上でしたけども目標のレースで調子が上がりました。それからですね、3000m未満のレースだと前半に追いかけすぎないレースをするんですけども、3000mを超えるとですねもう自信があるんですよね。強気のレースをしても走れると、それを示しました。騎乗した福永祐一騎手は春の天皇賞初制覇です。福永洋一元騎手もこのレースを勝っていまして、春の天皇賞親子制覇という事になりました。
福永祐一騎手 非常にタフなレースになりましたんでね、最後は本当にあのみんな脚が上がっているような状況の中、よく抜けて来てくれたと思います。16番を見ながらの競馬になりましたし、あとはどのタイミングで仕掛けるかっていう所だったんですけども、ウインマリリンが向正面から少し進出して来ましたんでね、まぁそのタイミングでね、ある程度ポジションを確保しておかないと動きたい時に動けなくなるだろうという事で、少し自分が考えていたよりは早く外に出しましたけども、いや本当に馬はよく応えてくれて、長く良い脚を使ってくれました。
1着:ワールドプレミア 通信簿
 3番人気1着でした。少し入れ込んでいましたが、この馬には良化の証。落ち着いていた日経賞はよく見えても気合い不足でした。福永騎手も完璧で、長い脚を使い切ってくれました。気持ちよかったです。
2着:ディープボンド 
 そして2着が1番人気のディープボンドでした。ディープボンドは4コーナーでもうステッキが入っていながら、前の2頭にスッと離されていましたけども、そこからがしぶとかったですね。そして、この今回の1着・2着馬のレースぶりを見るとですね、場合によっては瞬発力だけで好走できる京都の長距離よりも、この阪神の長距離の方がステイヤーを選抜するという意味ではふさわしいんじゃないかなと感じさせられました。という事はですね、今回の1・2着は真性のステイヤーなので、上がりが速くなる2400mあたりだとちょっと狙いにくいのかなとも感じました。
和田竜二騎手 もう1つ引くと動きづらくなるし、理想はあの位置で、もう少し内に入れれば良かった。でも自分の競馬をして、最後は差し返そうとしていたし、良馬場で際どいところまで来ているように地力はついてきている。馬はよく頑張ってくれた。
3着:カレンブーケドール 
 ディープボンドから2馬身離れて、牝馬のカレンブーケドールが3着でした。3着のカレンブーケドールは早めに先頭に立つと、気を抜くところがあるんですけども、それでも頑張って豊富なスタミナを発揮しました。
4着:アリストテレス 
 そして4着のアリストテレスは、まぁ良馬場で前進しましたけども、上位馬にはまともなスタミナ勝負だとちょっと現状では敵わないのかなという感じです。
5着:ウインマリリン 
 5着のウインマリリンは、もっと前に行くのかと思ったんですけども中団の少し前でした。4コーナーで追い上げて来たんですけども、伸びを欠いたあたり位置取り以前にスタミナ勝負の3200mというのは、まぁ合わなかった感じがしますね。
阪神12R 天満橋S タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。

  馬券Summary
春の3歳1勝クラスについて
 前回がですね、まぁ春の4歳以上1勝クラスを取り上げたんですが、今回は名前は同じ1勝クラスでも3歳の1勝クラスです。このデータの対象は、夏の降級制度がなくなった2019年そして昨年2020年です。
春の3歳1勝クラスについて
 4月・5月の3歳1勝クラスの2着馬と言うのは、まぁ次走も4月・5月、つまり3歳1勝クラスだと前走2着にしては成績が良くないです。しかし、その次走と言うのが6月以降つまり3歳以上1勝クラスだと、一気に成績が良くなります。春の3歳馬同士の1勝クラスよりも夏の4歳以上も合流した1勝クラスの方が相手が楽だという事ですね。まぁ降級がなくなってもね、初の古馬相手でどうかというコメントが出てくる事があるんですけども、少なくとも1勝クラスでは初の古馬相手というのは、だいたい相手弱化だと言えます。と言うよりもですね、春の時点で4歳以上1勝クラスと3歳1勝クラスと言うのは、名前が同じというだけであって別のクラスだと思った方が良いと思います。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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