2022年1回福島1日目

開催一覧
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2022/07/10 (日)
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2022/07/03 (日)
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2022/02/26 (土)
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2022/02/13 (日)
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2022/02/12 (土)
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2022/02/06 (日)
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2022/02/05 (土)
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2022/01/30 (日)
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2022/01/08 (土)
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2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 1回福島は本来、今月9日から始まる予定でしたが、3/16の福島県沖を震源とする地震の影響により、日程が1週繰り下がって3週の開催で、4/16から5/1まで行われます。それに伴って1回新潟も1週繰り下がり、5/7から5/29までの開催となります。ということで、1回福島は先週が開幕週でした。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土曜がプラス0秒8からプラス1秒8への変動、日曜がプラス0秒9でした。
 木曜以降細かい雨が降ったり止んだり。ダートの土曜1R時までに合計10ミリを計測しています。土曜の馬場発表は「稍重」。芝は見た目は綺麗なんですが、寒さの影響から生育が遅れて、冬場にシートなどにより保護したにも関わらず、時計を要しています。そして土曜は午後になって風が強くなって行きました。後半にかけて大幅に時計が掛かっているのは風の影響です。日曜は乾燥が進んで、馬場発表は良なんですが、土曜に芝のレースが多かった事もあって、土曜の前半よりも少し時計を要しています。日曜の馬場差は終日対象です。今週までAコースが使用され、最終週の来週だけはBコースが使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス2秒1からマイナス1秒2への変動、日曜がマイナス1秒0からマイナス0秒7への変動でした。
 雨の影響から土曜朝のダートは水分が多く、タップンタップンの状態に見えました。いきなりマイナス2秒台の超高速馬場から始まって、乾いて行く経緯です。風が強く、乾きも進んで12R時にマイナス1秒2。普通の高速馬場に戻りました。日曜はさらに乾いて、マイナス1秒0から後半の10R時はマイナス0秒7。土曜中盤までとの馬場差の違いは特記事項になります。


  タイム分析
 2022/04/16 (土)  芝=+0.8 → +1.8  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1200 ダテボレアス 牡3 未勝利 1:10.3 +0.5 --- ±0 +0.5 C D 6.64
4R T2000 エリオトローピオ 牝3 未勝利 2:02.1 +0.5 --- -0.3 +0.8 C C 6.50
5R T1200 ミズノコキュウ 牝3 未勝利・牝 1:11.6 +1.8 --- +1.3 +0.5 E D 9.67
6R T1800 バルタザール 牡3 未勝利・若 1:50.1 +1.4 --- +0.7 +0.7 D D 5.69
8R T2000 カフジアスール 牡4 1勝クラス 2:03.1 +2.5 --- +1.0 +1.5 E D 6.40
9R T1800 ヴィヴァン 牡4 川俣特別(1勝) 1:51.5 +3.6 -0.3 +1.7 +1.6 E D 7.00
10R T2600 ボーンジーニアス 牡4 奥の細道(2勝) 2:44.2 +4.2 --- +1.9 +2.3 E C 6.33
 2022/04/16 (土)  ダ=-2.1 → -1.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1700 クロンヌドラレーヌ 牝3 未勝利・牝 1:45.4 -1.8 --- +0.3 -2.1 C D 7.73
3R D1150 ドクターマンボウ 牡3 未勝利 1:07.7 -1.5 --- -0.1 -1.4 C D 7.73
7R D1150 パロットビーク 牝4 1勝クラス 1:07.9 -0.6 --- +0.5 -1.1 D D 7.94
11R D1150 ミラーウォーカーズ 牝4 やまびH(3勝) 1:07.6 +0.3 --- +1.2 -0.9 E D 8.64
12R D1700 リアンクール 牝4 1勝クラス・牝 1:45.4 -0.6 --- +0.6 -1.2 D D 6.13

福島3R 3歳未勝利 注目
1着:ドクターマンボウ 
 1着ドクターマンボウ、前が止まる展開に乗じて抜け出しましたが、完全タイム差は先週の福島ダートで唯一マイナスの数値です。前走の小倉戦3着は、ゴール前で勝ち馬に前に入られて手綱を引っ張る不利がありました。当時1番人気だったので、順当勝ちでもあります。一息入れてリフレッシュしたのが大きく、こうした高速馬場の適正も高かったと思います。昇級後はダートの状況次第です。
2着:アイアコス 
 2着アイアコス、前走中京戦3着は今回と同じように水分を含む馬場を逃げて3着。自身のランクはEと低かったです。今回、0秒3差でもCランクとパフォーマンスを上げたのは、他が速くて控えたのと、減量騎手器用が大きいです。また1150mへの距離短縮も脚が溜まった要因でしょう。普通のレベルなら勝ち負けできると思います。
3着:カルド 勝ち馬注目
 それと3着のカルド、展開が向いたとは言っても後方から大外を回って一気に伸びて来ました。2着とハナ差でこの馬もCランク相当。上がり600m推定は上位馬では唯一の35秒台でした。休養で立て直した効果がありました。オヌシナニモノの半弟で、ダート戦の素質が高く、距離短縮も血統的に効果がありました。まぁ次走順調なら勝機だと思います。乾いた砂でも2走前が0秒2差4着。問題ないと思います。
4着:オーブラック 
 その後1番人気オーブラックが4着でした。4着のオーブラックは快調に逃げて楽勝かと思うと止まりました。3走前にゴール前で他馬を蹴りに行って失速。ブリンカーを着用しましたが、その効果も半信半疑といった感じです。先頭に立っていると、他の馬が来るのを待っているようなんで、2走前のBランク2着時のように、2番手に控えてゴール前で少し交わすような、そういった戦法が適しています。能力は高いんですが、取り方が非常に難しくて気性的にアテになりません。
福島5R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
福島8R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
福島9R 川俣特別 タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。
福島10R 奥の細道特別 タイムE
 基準より1秒9遅い勝ちタイムでした。
1着:ボーンジーニアス 勝ち馬注目
 1着ボーンジーニアス、昨年暮れに中山芝2500mの1勝クラスで1着。上がり600m推定34秒7で鋭く伸びて、完全タイム差はマイナス0秒6。長距離の新星現ると言った勝ち方でした。昇級戦は芝2200mで2着。今回はEランクの勝ち時計であることや、上がりの数字に不満もあるんですが、それについては風や馬場の影響が大きいです。後方からマクり切った段階でかなり長く良い脚を使っていて、ラストも詰め寄られたように見えて、余裕がありました。ポテンシャルの高さは3勝クラスでも上位だと思うので、高い評価は変わりありません。
2着:トーホウバロン 
 2着のトーホウバロン、マクり合戦が面白かった競馬です。勝ち馬には若干の無理があって、最後に追い上げたこの馬がマクったタイミングが1番に思えました。それで2着が地力の違いなんですが、昇級2戦目で脚力の高さは証明しました。すぐにチャンスが来ると思います。
3着:アスティ 
 3着のアスティ、最初に動いたのが5着のタイセイドリーマー、これに連れて動いて最後までしぶとかったです。時計が少し掛かったのも幸いしたんですが、ここ2週は中山芝2500mで連続4着しており、父オルフェーヴル・母クィーンスプマンテの血統の良さが出てきた感触があります。
4着:マベルロンジュ 
 4着マベルロンジュ、前に位置した分だけマクり合戦に乗り遅れて、中途半端な形になりました。今回は展開のアヤと、そう片付けて良いと思います。
福島11R やまびこS タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。

  馬券Summary
再び脚光、母の父キングヘイロー
あとで
解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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