2022年1回札幌1日目

開催一覧
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2022/07/16 (土)
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2022/07/10 (日)
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2022/07/03 (日)
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2022/02/26 (土)
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2022/02/20 (日)
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2022/02/19 (土)
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2022/02/06 (日)
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2022/02/05 (土)
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2022/01/30 (日)
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2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒4でした。
 マイナスの馬場差とは言え、雨の影響が残っていた事もあり、開幕週ではあるものの、高速馬場ではありませんでした。JRAのホームページで発表されているクッション値を見ても、土曜が6.5、日曜が6.9。洋芝の札幌・函館は総じてクッション値は低めなんですが、7を切るというケースは珍しいですね。このような馬場コンディションの影響があったかどうかは開幕週だけでは何とも判断しづらいんですが、中団・後方の馬の上位進出が目につきました。少なくとも前につけた馬が優勢という事はありませんでしたね。今年の札幌は1回札幌が3週、2回札幌が4週で計7週で行われ、2回札幌1週目までこのままAコース。その後の3週はCコースが使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒7からマイナス0秒3への変動、日曜がプラス0秒2でした。
 雨の影響で土曜はダートも終日稍重でした。ただ、脚抜きが良いという程ではなく、後半水準方向に動き、日曜は良馬場で行われたように土曜より乾いて、やや時計は掛かっていましたね。


  タイム分析
 2022/07/23 (土)  芝=-0.3  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1800 アンテロース 牡2 未勝利 1:53.5 +2.9 -0.8 +2.4 -0.3 SL D 5.40
3R T1500 ルージュエクレール 牝3 未勝利・牝 1:29.4 -0.6 --- -0.4 -0.2 B D 8.92
4R T1200 モリノドリーム 牝3 未勝利 1:10.0 -0.2 --- ±0 -0.2 C D 5.25
6R T1800 サルサロッサ 牝3 未勝利 1:50.2 +0.3 --- +0.6 -0.3 D D 7.77
8R T1200 ドグマ 牡3 1勝クラス 1:09.9 +0.1 --- +0.3 -0.2 D D 6.15
9R T2000 アケルナルスター 牡3 利尻特別(1勝) 2:04.6 +2.5 -0.8 +2.0 -0.3 SL C 7.13
11R T1200 ミニオンペール 牝6 しらかば(3勝) 1:09.9 +0.9 --- +1.1 -0.2 E D 8.62
 2022/07/23 (土)  ダ=-0.7 → -0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1700 インペリアルライン セ3 未勝利 1:47.0 +0.3 --- +1.0 -0.7 E D 6.33
5R D1700 ミラーオブマインド 牡2 新馬 1:47.0 -0.9 --- -0.3 -0.6 C C 6.50
7R D1000 シャスティーナ 牝4 1勝クラス 0:59.5 +0.5 --- +0.8 -0.3 E D 7.50
10R D1700 モズピンポン 牡5 大倉山特(2勝) 1:45.9 +1.0 --- +1.4 -0.4 E D 8.09
12R D1700 クレスコジョケツ 牝3 1勝クラス・牝 1:45.7 ±0 --- +0.3 -0.3 C D 10.20

札幌1R 2歳未勝利 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
札幌2R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
札幌3R 3歳未勝利・牝 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。コーリングユーがハナに立って4コーナーに入って行きましたが、ミュステーリオン・ルージュエクレールが並んで行きます。そして直線に入ると、ルージュエクレールが抜け出し一気にリードを広げて行きます。その後、ポリッシュキッスが上がって来ましたが、ルージュエクレールが4馬身の差をつけて1着。ポリッシュキッスから1馬身1/4遅れてパンドーロ3着です。
1着:ルージュエクレール 勝ち馬注目
 これまで4走全て2着だった番組注目馬ルージュエクレールが5走目で勝ち上がりました。ルージュエクレールが楽勝して能力を見せつけましたね。過去4走の2着は全て0秒1差か0秒2なんですよね。今回は逃げた1番人気コーリングユーが道中絡まれて厳しいレースになってしまいました。3番手を進んでいたルージュエクレールにとっては、コーリングユーが直線丁度良い目標となって、後は差すだけでしたね。2着に4馬身差をつけていました。血統的には母マーブルケーキが白毛。つまりソダシやメイケイエール・ハヤヤッコなどと同じ一族なんですよね。
7着:コーリングユー 番組注目馬
 2着以下は離れてしまっただけに評価しづらいです。むしろ次走を狙うなら7着に終わったコーリングユーでしょうか。今回距離短縮で初めての逃げ。終始ミュステーリオンに絡まれ、息を入れられなかったのが大きかったですね。全兄にトライン・全姉ビューティフルデイがいずれも現役のオープン馬です。3歳未勝利戦の終了時期が近づいてますからね、次走出走時が最大のチャンスだと思うんですが、何とかモノにして欲しいところです。
札幌5R 2歳新馬 注目
 あと0秒1速ければBランクだったんですけどもね。緩みのないペースで新馬戦には珍しい消耗戦。2番手エコロドゥネスがタイミング良くスパートし、勝ったかと思わせたんですが、先行馬群の直後でチャンスを伺っていたミラーオブマインドが差を詰め、差し切りました。2着エコロドゥネスと3着アッチャゴーラは10馬身の差がついてしまいましたね。
1着:ミラーオブマインド 
 勝ったミラーオブマインドは現役オーブン馬ホウオウエミーズの半弟。父マインドユアビスケッツは今年の2歳が初年度産駒で、これで2勝目を挙げました。産駒は多く今後活躍が出るんじゃないでしょうかね。
2着:エコロドゥネス 
 2着エコロドゥネスはノーブルヴィクターの2番手を進み、綺麗に抜け出したんですけどもね、惜しかったですね。次走を狙うとすればこの馬でしょうか。
札幌7R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムでした。
札幌9R 利尻特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。8頭立ての少頭数で、前半1000mは1分4秒4という超スローでした。ペース補正が0秒8入っているんですが、補正しきれずタイムランクはSLとなりました。ペースを考えると逃げたジャスティンカツミ・2番手テーオーサンドニが有利かと思われたんですが、3コーナー手前で馬群が一気に動き、アケルナルスター・トラウンシュタインが先頭集団に加わりました。これに合わせて動いたテーオーサンドニが直線で先頭に立って、最後までよく粘りましたが、前半後方だったアケルナルスター・トラウンシュタインの伸びが良く、最後は差し切っていました。
1着:アケルナルスター 
 勝ったアケルナルスターは3歳馬。2走目で未勝利戦を勝った後は、ホープフルステークス・共同通信杯・弥生賞ディープインパクト記念とクラシック戦線の重賞を使って掲示板を外していましたが、自己条件に戻るとここ2走は3着。そろそろ勝てるのではと1番人気に推されていました。
2着:トラウンシュタイン 
 2着の4歳馬トラウンシュタインは昨年夏に未勝利戦を勝った後、およそ10ヶ月の休養。今回は函館最終週からの連闘で2着に来ました。実は前回の放送でダートでの函館から札幌開幕週の連闘は注意しましょうと、馬券Summaryで述べたんですが、芝でも穴を開けるとは思いませんでした。
札幌10R 大倉山特別 タイムE
 基準より1秒4遅い勝ちタイムでした。タイムランクはEで、レース自体は取り立てて強調できる訳ではありません。ただ、前回の馬券Summaryで取り上げた、「ダート戦で函館・札幌開幕週の連闘は買い」に該当する馬が出走したんですよね。と言うより、先週札幌ダートで連闘してきたのは、土日を含めてこの馬だけでした。その名はモズピンポンでございます。
1着:モズピンポン 
 先々週函館ダートの駒場特別で13着。そこからの連闘なんですよね。まぁなんで、ちょっとあんまり人気がないんじゃないかと思ってたんですけど、なんと1番人気。ちょっとがっかりでした。まさか先週の当番組ご覧になった方が大量に買われた訳ではないんでしょうけどもね、で、厩舎を見ると矢作厩舎です。矢作厩舎の連闘成績の良さは有名ですよね。なるほど、だから人気なのか思いました。レースではスッと2番手につけ、4コーナーで仕掛けてあっさり。まぁこのレベルでは負けようがないと言うレースでしたね。
札幌11R しらかばS タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。

  馬券Summary
2022年 上半期・衝撃のレース
あとで
解説者:市丸博司(パソコン競馬ライター)
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