2022年5回中京8日目

開催一覧
2022/12/28 (水)
中山 阪神
2022/12/25 (日)
中山 阪神
2022/12/24 (土)
中山 阪神
2022/12/18 (日)
中山 阪神 中京
2022/12/17 (土)
中山 阪神 中京
2022/12/11 (日)
中山 阪神 中京
2022/12/10 (土)
中山 阪神 中京
2022/12/04 (日)
中山 阪神 中京
2022/12/03 (土)
中山 阪神 中京
2022/11/27 (日)
東京 阪神
2022/11/26 (土)
東京 阪神
2022/11/20 (日)
東京 阪神 福島
2022/11/19 (土)
東京 阪神 福島
2022/11/13 (日)
東京 阪神 福島
2022/11/12 (土)
東京 阪神 福島
2022/11/06 (日)
東京 阪神 福島
2022/11/05 (土)
東京 阪神 福島
2022/10/30 (日)
東京 阪神 新潟
2022/10/29 (土)
東京 阪神 新潟
2022/10/23 (日)
東京 阪神 新潟
2022/10/22 (土)
東京 阪神 新潟
2022/10/16 (日)
東京 阪神 新潟
2022/10/15 (土)
東京 阪神 新潟
2022/10/10 (月)
東京 阪神
2022/10/09 (日)
東京 阪神
2022/10/08 (土)
東京 阪神
2022/10/02 (日)
中山 中京
2022/10/01 (土)
中山 中京
2022/09/25 (日)
中山 中京
2022/09/24 (土)
中山 中京
2022/09/19 (月)
中山 中京
2022/09/18 (日)
中山 中京
2022/09/17 (土)
中山 中京
2022/09/11 (日)
中山 中京
2022/09/10 (土)
中山 中京
2022/09/04 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/09/03 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/28 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/08/27 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/21 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/08/20 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/14 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/08/13 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/07 (日)
新潟 札幌
2022/08/06 (土)
新潟 札幌
2022/07/31 (日)
新潟 札幌
2022/07/30 (土)
新潟 札幌
2022/07/24 (日)
福島 小倉 札幌
2022/07/23 (土)
福島 小倉 札幌
2022/07/17 (日)
福島 小倉 函館
2022/07/16 (土)
福島 小倉 函館
2022/07/10 (日)
福島 小倉 函館
2022/07/09 (土)
福島 小倉 函館
2022/07/03 (日)
福島 小倉 函館
2022/07/02 (土)
福島 小倉 函館
2022/06/26 (日)
東京 阪神 函館
2022/06/25 (土)
東京 阪神 函館
2022/06/19 (日)
東京 阪神 函館
2022/06/18 (土)
東京 阪神 函館
2022/06/12 (日)
東京 中京 函館
2022/06/11 (土)
東京 中京 函館
2022/06/05 (日)
東京 中京
2022/06/04 (土)
東京 中京
2022/05/29 (日)
東京 中京 新潟
2022/05/28 (土)
東京 中京 新潟
2022/05/22 (日)
東京 中京 新潟
2022/05/21 (土)
東京 中京 新潟
2022/05/15 (日)
東京 中京 新潟
2022/05/14 (土)
東京 中京 新潟
2022/05/08 (日)
東京 中京 新潟
2022/05/07 (土)
東京 中京 新潟
2022/05/01 (日)
東京 阪神 福島
2022/04/30 (土)
東京 阪神 福島
2022/04/24 (日)
東京 阪神 福島
2022/04/23 (土)
東京 阪神 福島
2022/04/17 (日)
中山 阪神 福島
2022/04/16 (土)
中山 阪神 福島
2022/04/10 (日)
中山 阪神
2022/04/09 (土)
中山 阪神
2022/04/03 (日)
中山 阪神
2022/04/02 (土)
中山 阪神
2022/03/27 (日)
中山 阪神 中京
2022/03/26 (土)
中山 阪神 中京
2022/03/21 (月)
中山 中京
2022/03/20 (日)
中山 阪神
2022/03/19 (土)
阪神 中京
2022/03/13 (日)
中山 阪神 中京
2022/03/12 (土)
中山 阪神 中京
2022/03/06 (日)
中山 阪神
2022/03/05 (土)
中山 阪神
2022/02/27 (日)
中山 阪神 小倉
2022/02/26 (土)
中山 阪神 小倉
2022/02/20 (日)
東京 阪神 小倉
2022/02/19 (土)
東京 阪神 小倉
2022/02/13 (日)
東京 阪神 小倉
2022/02/12 (土)
東京 阪神 小倉
2022/02/06 (日)
東京 中京 小倉
2022/02/05 (土)
東京 中京 小倉
2022/01/30 (日)
東京 中京 小倉
2022/01/29 (土)
東京 中京 小倉
2022/01/23 (日)
中山 中京 小倉
2022/01/22 (土)
中山 中京 小倉
2022/01/16 (日)
中山 中京 小倉
2022/01/15 (土)
中山 中京 小倉
2022/01/10 (月)
中山 中京
2022/01/09 (日)
中山 中京
2022/01/08 (土)
中山 中京
2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス1秒8でした。遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、5日目は雨の影響を大きく受け、終盤プラスの数値になりましたが、この日を除けばマイナス1秒台かマイナス2秒台で速い時計の出るコンディションでした。最終週の先週もマイナス2秒に近いレベルでした。
 中間は火曜に0.5ミリの雨が計測されただけ。それ以外は先々週の土曜から雨が降っておらず、芝は乾燥した状態です。開催日の天気も良好でした。土曜の馬場差は先々週日曜の良馬場時の馬場差マイナス1秒9と同じで、使われた分日曜は0秒1掛かっていました。4週目でも外差しにはなっておらず、内が元気な状態。ただ、脚質は前一辺倒ではなくて、差し・追い込みもバンバン決まっていました。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒9でした。遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響を受けて脚抜きの良いコンディションになることが多く、特に初日はマイナス3秒台でした。3日目以降はそこまでの高速馬場ではありませんが、ほとんどがマイナス1秒台でした。
 雨がほとんど降っていないんで、ダートも芝同様に乾いた状態です。馬場差は今開催土日ともに完全な良馬場の3日目・4日目と比較してもわずかながら時計を要していました。日曜は更に乾燥が進んで、土曜より0秒1時計が掛かり、マイナス1秒を切っています。先行馬有利とされる中京ダートでも、差し馬の台頭が多かったのは馬場の影響もあります。


  タイム分析
 2022/10/01 (土)  芝=-1.9  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T2000 ビップクロエ 牝2 未勝利 2:01.4 -0.8 -0.6 +0.5 -1.9 D D 4.60
5R T1600 ダノンタッチダウン 牡2 新馬 1:36.4 +0.3 -0.7 +1.1 -1.5 SL C 7.00
6R T2200 ヘネラルカレーラ 牝4 1勝クラス 2:12.4 -1.4 -0.6 +0.1 -2.1 C D 7.20
7R T1600 ボルザコフスキー 牡3 1勝クラス 1:33.5 -1.3 -0.3 -0.1 -1.5 C C 5.85
10R T2000 サンテローズ 牝5 関ケ原S(3勝) 1:59.0 -0.6 -0.3 +1.0 -1.9 E C 7.47
12R T1400 ルピナスリード 牝3 2勝クラス 1:19.7 -1.3 --- ±0 -1.3 C D 6.62
 2022/10/01 (土)  ダ=-1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 メアリー 牝2 未勝利・牝 1:26.1 -0.1 --- +0.7 -0.8 D D 7.71
3R D1800 プラーヴィ 牡2 新馬 1:55.0 -0.7 --- +0.3 -1.0 C C 5.58
4R D1400 ロードアラビアン 牡3 1勝クラス 1:24.2 -0.9 --- -0.1 -0.8 C D 7.31
8R D1900 トウセツ 牡3 2勝クラス 2:00.2 +0.5 --- +1.6 -1.1 E D 6.79
9R D1400 オマツリオトコ 牡2 ヤマボウ(1勝) 1:24.3 -1.1 --- -0.3 -0.8 B C 6.56
11R D1900 ジュンライトボルト 牡5 シリウスH(G3) 1:57.7 -0.4 --- +0.7 -1.1 D C 6.07

中京4R 3歳以上1勝クラス 注目
1着:ロードアラビアン 勝ち馬注目
 1着ロードアラビアン、3月に阪神ダート1800mの未勝利戦を経験馬相手に1秒1差で楽勝していました。3着だった2戦目の勝ち馬は、後にジャパンダートダービーで3着に入ったブリッツファングですね。この実績を考えれば、1勝クラスでは1枚上。今回は5ヶ月ぶりの実戦で距離を短縮しての1400m。芝スタートは初めてで、前半は置かれたんですが、内めを追い上げて直線は1頭だけ違う伸びを見せました。大幅な馬体増は成長分が大なんですが、若干の緩さも感じられました。サトノアラジン産駒の牡馬。母の父がサクラバクシンオーなんで、短距離自体は向いており、叩いた上積みを見込めば上のクラスでも上位候補に入って来ます。
2着:サクセスローレル 
 2着サクセスローレル、東京ダート1600mで新馬勝ちの後、3戦続けて東京ダート。前走はスタートで躓いて大敗したんですが、全て逃げて1月から2月に4着・2着。その内4着の時は、Aランク決着のハイペースで、強い内容でした。経緯が勝ち馬と似ていて、この馬も距離短縮です。特筆できるのはこれまでと違って、好位の内で折り合えて抜けて来た事です。1400mが適してること以上に、この差す形が取れた事を評価したいです。馬体に少し余裕があったので、次走は勝てると見ています。
中京5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
1着:ダノンタッチダウン 
 1着ダノンタッチダウン、G1のホープルステークス・当時G3の東京スポーツ杯2歳ステークスを制したダノンザキッドの半弟で、ロードカナロア産駒。そしてダノンザキッドと同じ栗東安田隆行厩舎所属です。セレクトセールで2億6400万円の高値が話題を呼びました。お兄さんと違うのは、頭が高くならない事なんですが、TOPIXでも上がっていた532キロの馬体は、全体に重くは映りました。1000m通過1分2秒0の超スローを後方から差し切って、上がり600m推定が33秒6。流石と言えるだけの脚を見せて、1番人気に応えています。今後、どこまで変わって来て、相手強化に対応して行くかでしょうが、福永騎手の感触も良かったようで、現状でも普通のオープンなら上位候補に入ります。
2着:ベルビューポイント 
 そして2着には2番人気ベルビューポイントが入り、上位人気馬で決着しました。2着のベルビューポイントはキタサンブラック産駒の牝馬です。フィリーズレビューを勝ったリバティハイツ、きさらぎ賞3着のランドオブリバティ、今年のプリンシパルステークス2着のキングズパレスの半妹。小柄でひ腹の線も薄めなんですが、レースセンスが良くて手応え以上に伸びて来ました。これは初勝利は時間の問題だと思います。
3着:サンライズプルート 
 3着サンライズプルート、リオンディーズ産駒の牡馬で母の父はディープインパクト。仕上がっていて調教でも坂路で好時計が出ていました。上位2頭とはラップの速い段階で遅れたんですが、進路が定まらない部分もありました。これも勝つのに時間は掛からないと思います。
6着:テクノゴールド 
 あと6着テクノゴールド。モーリス産駒の牡馬。前向きな気性で逃げましたが、直線で失速。馬体重以上に太かったと思います。調教ではコース・坂路ともに動いており、1度使って体が締まれば一発があります。
中京7R 3歳以上1勝クラス 注目
1着:ボルザコフスキー 
 1着ボルザコフスキー、前走はこの開催2日目レコードが更新されたタイムランクBのレースで5着。当時はペースが速く、脚が溜まりませんでした。1800mからの距離短縮でもあり、本質はマイルよりも中距離向きかもと指摘したんですが、今回は1600mにも対応してセンスの良い立ち回りができました。流れが遅いのも幸いしたようです。昇級してメンバー次第では通用します。ただ、上のクラスに入ると私は1600mより1800mの方が良いと思います。
2着:スーサンアッシャー 
 2着スーサンアッシャー、この馬もララヴォルシエルの勝ったレースで2着となり、タイムランクはC相当でしたが、休養明けを長い脚を見せていて、個人の推奨馬としていました。まず勝てると思っていたんですが、1000m通過タイムが前走より1秒6遅くて、脚を余してのクビ差2着と惜しい結果。ただ、流れが遅くて道中の折り合いを考えると、ちょっと苦労した面も見受けられました。将来的にはSiyouni産駒の日本での適正通り、短距離寄りにシフトして行くかもしれません。
3着:ポーカー 
 あと3着のポーカー。厩舎コメントはいくらか体に余裕があったとの事だったんですが、仕上がり自体は良かったと思います。スタートで出遅れたのは痛かったです。まぁ上位2頭とはその差で、クラス上位の脚力は示しています。
中京8R 3歳以上2勝クラス タイムE
 基準より1秒6遅い勝ちタイムでした。4着だったマルモリスペシャルについて。
4着:マルモリスペシャル 
 前走中山ダート1200mの浦安特別が内枠に泣いてごちゃついて10着。能力はこんなものではないと、個人の狙い馬としていました。まさかダート1900mの中距離を使ってくるとは考えていませんでした。それでも好発を決めて逃げて、サワヤカコーズサンにマクり切られても再び先頭を奪い返しました。勝ったと思ったんですが、そう甘くはなかったという事です。内容は上位馬に切れました格好です。見せ場はあっても、タイムランクが低いんで、何とも言えないんですがダート1400mあたりを選択すれば面白いと思っています。東京の1600mでも良いと思います。
中京9R ヤマボウシ賞 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。内からルーカスミノル・スクーバーが前へ行って直線に入って行きました。その外から並びかけたアドバンスファラオは離され、変わって内からオマツリオトコ、外からエミサキホコルが上がって来ました。そして一旦抜け出したスクーバーにオマツリオトコが迫って行くと、一気に交わして1着。2着スクーバー、3着がルーカスミノルでした。
1着:オマツリオトコ 
 オマツリオトコはダートで2戦2勝です。1着オマツリオトコ、ダート1000mをものすごい勢いでマクり切った、函館の新馬戦が圧巻でした。函館2歳ステークスは「稍重」の発表以上にタフな馬場に乗じた3着で、血統通り本質はダート向きなんだと思います。今回は1400mに伸びて、末脚が活きた形ですが、道中は内をロスなく追走しており、ハイペースの展開も味方していました。まぁそれでもダートはこれで2戦2勝。よほどのスローにならなければ、まぁ崩れそうもありません。
2着:スクーバー 番組注目馬
 そして2着が1番人気のスクーバーでした。2着スクーバーは新潟ダート1200mをレコード勝ちした前走は、完全タイム差がマイナス0秒7。今回は1200m通過が1分10秒8と速く、ラスト200mで13秒5を要した分、差し込まれました。自ら逃げるだけのスピードがありながら、番手で折り合えるのが強み。0秒3差のCランク相当です。次走は勝てるのではないかと思っていますが、1200mに仮に短縮すれば楽勝だと思います。
3着:ルーカスミノル 
 3着ルーカスミノル、同じ舞台での新馬勝ちは完全タイム差がプラス0秒4。今回は昇級したにも関わらず、自身の完全タイム差はプラス0秒2と前進しました。逃げて600m通過が34秒4。外からスクーバー・アドバンスファラオにプレッシャーをかけられながらも、しぶとかったです。メンバー次第ですが、チャンスはあります。
4着:エミサキホコル 
 あと4着のエミサキホコル、不良馬場の前走勝ちがEランク。流石にペースが違って離されましたが、ゴール前は差を詰めて来てもいます。良馬場のダートにも目処が立ったという事ですね。ドレフォン産駒の牡馬で、センスは買います。
5着:モルチャン 
 5着モルチャン、東京ダート1400mの新馬勝ちはDランク。当日スクーバーを6着に退けているんですが、相手は太め残りでした。ランク的には妥当な結果と思いますが、間隔が開いて少し緩さの残る仕上げだった気もするんで、まぁこれは変わり身に注意しときたいです。
中京10R 関ケ原S タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
中京11R シリウスS 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。クリノフラッシュが先頭で4コーナーを回って行きます。推定の1000m通過ラップは1分1秒前半です。少し速めの平均ペースと言った所。4コーナーで内の4番手からオーヴェルニュが抜け出しにかかるんですが、4コーナー手前から外を追い上げたジュンライトボルトの勢いが凄くて、難なく先頭に躍り出ます。内で脚を温存したハピが直線狭くなりながらも、割って出て前を追うんですが、まぁこれは0秒1差の2着まで。オーヴェルニュが3着に粘り、1番人気のハヤブサナンデクンは内枠に泣いて、掲示板を外していました。
1着:ジュンライトボルト 
 ジュンライトボルトが抜け出して重賞初制覇。鞍上の石川裕紀騎手、管理する友道康夫調教師ともにJRAのダート重賞は初制覇です。ダートに転じてこれで3戦2勝。初めてのダートで2着だったジュライステークスは落鉄がありましたから、底が割れていないまま重賞も突破しました。石川騎手は4コーナーからの加速力が長所と語っていますが、今回もその通りの速い脚を見せています。そして着差以上の完勝でした、砂での変身ぶりをね血統で言うなら、母の父がスペシャルウィーク。祖母の父フレンチデピュティから受け継いだ、強力なパワーという事になると思います。順調に行けば、チャンピオンズカップも視野に入って来ます。とりあえずは、次走に注目です。
2着:ハピ 
 そして2着がハピ、3着がオーヴェルニュでした。2着ハピは中京ダートで2戦2勝ですが、前2走のレパードステークス3着・ジャパンダートダービー4着が回りに関わらず、外に膨れていた事から外を通るとコーナーワークが心配だったんですが、横山典弘騎手が内に入れて事なきを得ました。距離ロスが全くないとは言え、窮屈な位置からあと一歩のところまで詰めています。脚力は本物で、ひょっとすると3歳世代では1番かもしれません。
3着:オーヴェルニュ 
 そして2着がハピ、3着がオーヴェルニュでした。3着オーヴェルニュ、中京で重賞2勝のコース巧者らしいレースぶり。内枠なりに上手く立ち回っていましたが、ハンデ58キロを思えば力は健在です。まぁ道悪の速い時計の出やすい決着が得意な馬なんですが、良馬場ベースですと逆に極端に速い決着にならない事が条件になってきます。
7着:ハヤブサナンデクン 
 一方、1番人気のハヤブサナンデクンが7着。3番人気バーデンヴァイラーは15着でした。7着ハヤブサナンデクン、本格化がうかがえた前走でしたが、この時は2コーナーで外に出せていました。スタート後に吉田隼人騎手は外に出そうとしているんですが、外の馬の動きもあって、直線まで包まれ通し。勝ち馬が抜けた段階で前は開きましたが、それまでストレスが溜まっていて、元より差し馬ではありません。強くなっているのは確かなんですが、現状枠順に左右されるのが弱点になります。
15着:バーデンヴァイラー 
 一方、1番人気のハヤブサナンデクンが7着。3番人気バーデンヴァイラーは15着でした。15着バーデンヴァイラー、2走前のアンタレスステークスに続く大敗です。オープン特別や交流重賞は凌げても、JRAの重賞では力不足と言ったところでしょうか。まぁトモの甘さがネックになっているかもしれません。

  馬券Summary
菊花賞の展望
あとで
解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
当サイトに掲載されている情報はその正確性を保証するものではありません。情報の修正依頼・ご要望等はこちらへ by ittai&野村明
since 2001.06.26 -