2022年2回中山2日目

開催一覧
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中山 阪神
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2022/07/23 (土)
福島 小倉 札幌
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2022/07/16 (土)
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2022/07/10 (日)
福島 小倉 函館
2022/07/09 (土)
福島 小倉 函館
2022/07/03 (日)
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2022/04/23 (土)
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2022/03/05 (土)
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2022/02/27 (日)
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2022/02/26 (土)
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2022/02/20 (日)
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2022/02/19 (土)
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2022/02/12 (土)
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2022/02/06 (日)
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2022/02/05 (土)
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2022/01/08 (土)
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2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒8でした。
 Cコースだった1月の開催から仮柵を外してのAコース。しかも、月曜以降雨は降っていなかったんですが、その仮柵跡の内側はそれほど良い状態ではなく、仮柵を外した1週目にしては速い時計が出なかったですね。ただ、仮柵跡がそれほど良い状態ではないとは言え、仮柵跡を通ったほうが有利ではありました。この後3回中山の1週目までAコースが使用され、徐々に外を通る差し馬が届くようになりそうなんですが、気温が上がって芝が育つ時期でもあるのでは、まぁ予測は難しいです。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がプラス0秒2。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒2でした。
 月曜日以降雨は降らなかったんですが、含水率は高めで土曜はこの時期の良馬場としては速い時計が出るコンディションでした。日曜はですね、早朝の含水率は土曜と大きくは変わらなかったんですが、見た目には土曜より乾燥していて、実際に時計が掛かっていました。


  タイム分析
 2022/02/27 (日)  芝=-0.8  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T2000 シャーマンズケイブ 牡3 未勝利 2:01.3 -1.0 --- -0.2 -0.8 C D 8.53
7R T1600 レッドモンレーヴ 牡3 1勝クラス 1:35.4 +0.5 -0.2 +0.9 -0.6 E C 4.60
9R T1800 ルージュエヴァイユ 牝3 デイジー(1勝) 1:48.4 -0.2 --- +0.5 -0.7 D C 4.00
11R T1800 パンサラッサ 牡5 中山記念(G2) 1:46.4 -0.1 --- +0.6 -0.7 D D 8.79
 2022/02/27 (日)  ダ=+0.2 / 1200m=-0.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 ピカリエ 牝3 未勝利・牝 1:13.4 +0.7 --- +0.9 -0.2 E D 10.13
2R D1800 ガーディアンベル 牡3 未勝利 1:56.7 +1.3 --- +1.1 +0.2 E D 9.47
3R D1200 ザアトム 牡3 未勝利 1:13.2 +0.5 --- +0.7 -0.2 D D 6.93
4R D1800 ビートエモーション 牡3 未勝利 1:56.8 +1.4 --- +1.2 +0.2 E D 9.00
6R D1800 エスシーヴィオラ 牝4 1勝クラス・牝 1:55.4 +1.4 --- +1.2 +0.2 E D 6.23
8R D1200 レゴリス セ6 1勝クラス 1:12.7 +0.8 --- +1.0 -0.2 E D 9.20
10R D1200 ハコダテブショウ 牡4 ブラッH(3勝) 1:11.1 +0.4 --- +0.6 -0.2 D C 10.21
12R D1800 ロンコーネ 牡4 2勝クラス 1:55.1 +1.9 --- +1.7 +0.2 E D 7.00

中山1R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
中山2R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
中山3R 3歳未勝利 注目
 3着だったイルザについて。
3着:イルザ 
 まぁ同じ中山ダート1200mだった新馬戦の時と同じく、スタート直後の芝の部分でスピードに乗れず後ろからになってしまいましたけども、まぁこの馬の場合馬群に入ったり砂を被ったりしても問題ないというのが強みで、上手く馬群を捌いて直線でも伸びて来ました。完全な前残りの展開だっただけに、直線の伸びは目立ちましたね。芝からのスタートで、前半置かれてしまうと、どんなに鋭く伸びても勝ち切るためには展開の助けが必要ですけども、芝の部分でもう少し前に行けるようになるか、オールダートのコースならもっと走れると思います。
中山4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
中山6R 4歳以上1勝クラス・牝 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
中山7R 3歳1勝クラス タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
中山8R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。8着だったデルマシャンパンについて。
8着:デルマシャンパン 
 後ろで脚を溜めていたとは言え、手応え良く直線に入ってくるんですけども、直線で伸びかけた所で内から前に入られてしまってブレーキ。その後、進路を内に切り替えて伸びてはいたんですけども、間に合わなかったというレースですね。昨年も一昨年も2月下旬から4月ぐらいにかけて好走を続けていて、まぁ恐らく真夏も真冬も良くはないが、春は調子が良いという馬なんでしょう。今回の手応えや直線で伸びを見ると、今年も好調期に入ったのではないかと推測します。大きい着順が並んでいるので、次走も人気にならないと思いますが穴候補としてチェックしておきたいです。
中山11R 中山記念 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにDでした。スタートでダノンザキッドが遅れます。一方、先手をのは大方の予想通りパンサラッサでした。パンサラッサはもはや代名詞となったハイペースの逃げを打って、1000m通過が57秒6。これについて行った4頭は3コーナーからスピードが落ち始め、その中でコントラチェックは追い上げを試みたんですけども、直線に入る頃にはパンサラッサが大きくリードを広げていました。そして、ラスト200mは13秒5とかなり失速したんですけども、差し馬も追走や追い上げで脚を使ったこともあって、2馬身半差で逃げ切りました。中団やや後ろにいて、残り600mから追い上げたカラテがアドマイヤハダルに競り勝って2着となりました。
1着:パンサラッサ 
 パンサラッサが逃げ切って重賞2勝目です。パンサラッサは今回もハイペースの逃げという、自分の形に持ち込んで力を発揮しました。今のスローペースが多い競馬でハイペースで逃げて強いというのは、特にコーナー4回の1800m・2000mではかなりのアドバンテージですね。G1にまで行くと通用しにくいタイプだと思いますけども、コーナー4回の1800m・2000mならG2やG3では、今後も活躍しそうです。
2着:カラテ 
 その後2着がカラテ、3着がアドマイヤハダル、6枠2頭が続きました。2着のカラテは瞬間的や加速が速い上がりが必要なレースだと厳しいんですけども、パンサラッサがハイペースで行った今回のようなレースだと、ジワジワと伸びる末脚が生きますね。1800mや2000mのスローペースだと厳しいですけども、1800mでもハイペースなら問題ないという事だと思います。
3着:アドマイヤハダル 
 その後2着がカラテ、3着がアドマイヤハダル、6枠2頭が続きました。3着のアドマイヤハダルは超スローペースでしか勝った事がないと言う、まぁいま風の馬なんですけども、パンサラッサが逃げるレースでは厳しいだろうなと私と予想していたんですけども、このハイペースで自力で勝ちに出てそれで3着なら悪くないと思います。成長していますね。
7着:ダノンザキッド 
 1番人気のダノンザキッドは7着でした。スタートでアオって後ろからになり、ハイペースで馬群が縦長になる展開で、早めに追い上げたんですけども、そこで脚を使って直線ではもう脚が残っていなかったですね。これまでスローペースとか全体の時計が掛かるレースでしか好走していないので、こういう道中で脚を使うレースは向いていないのかなと思います。
中山12R 4歳以上2勝クラス タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。

  馬券Summary
昨年の新潟芝は特殊だった
 先に言っときますけども、言い訳めいています。昨年8月にですね、このコーナーで新潟芝1600mの2歳新馬戦・未勝利戦を勝った馬は次走成績も良いし、その後も活躍するが、新潟芝1800mの2歳新馬戦・未勝利戦を勝った馬の次走成績が良くありません。特に次走が重賞だと非常に好走確率が低いというデータを紹介しました。
昨年の新潟芝は特殊だった
しかしですね、昨年8月に新潟芝1800mの2歳新馬戦を勝ったイクイノックスが次走、11月にですねG2東京スポーツ杯2歳ステークスを制しました。その他にも、グランシエロとラーグルフが次走をオープン戦で好走しました。それ以前のですね、20年間のデータは無意味だったのかなと思いましたけども、よくよく考えてみると昨年夏の新潟芝は例年とは違いましたね。4月に急遽開催が組まれたため、夏になって芝の傷みが回復していませんでした。まぁ例年の夏の新潟のような高速馬場ではなかったため、新潟芝1800mで勝ち上がった馬でも活躍しているのだと推測します。付け加えるとですね、イクイノックスが新馬戦を勝った日は力のいる馬場に加えて、直線が強い向かい風でした。という事で、現3歳世代に関しては新潟芝1800mで勝ち上がったをことさらに軽視する必要はないんですけども、今年以降ですね、新潟が通常の日程で行われる場合は以前の傾向は続くと言うか、戻るんじゃないかと思っています。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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