2022年1回中山8日目

開催一覧
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2022/12/25 (日)
中山 阪神
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中山 阪神
2022/12/18 (日)
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2022/07/23 (土)
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2022/07/17 (日)
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2022/07/10 (日)
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2022/07/03 (日)
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2022/02/26 (土)
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2022/02/06 (日)
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2022/02/05 (土)
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2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1でした。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値ですが開催が進むにつれて水準方向に近づいて行きました。
 10日ほど雨は降っていなかったんですけども、土曜の朝は氷点下3度まで気温が下がり、霜が降りてそれが溶けたのでしっとりとした馬場でした。また、開催が進んで芝も傷んでは来ているんですけども、土曜の時計の出方は6日目と同じ。芝の傷みが進んだ日曜は、少し時計が掛かるようになりました。この開催の前半4日間は内側が有利という傾向が強かったんですが、5日目・6日目は外を通る馬が伸びるレースが増え、先週はさらにその傾向が強くなったんですけども、スローペースで逃げた馬・先行した馬が内を通って粘れる事もありました。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒3。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、1800mは全てプラスの数値だったのに対し、1200mは全てマイナスの数値でした。
 10日ほど雨は降っていませんでしたけども、土曜の早朝の含水率は1週前よりかなり低かったんですけども、あまりにも乾燥していたため埃止めの散水は行われていましたし、凍結防止剤の影響が強かった1週前より走りやすい馬場状態でした。先週の土曜はですね、稍重で始まっていた5日目の前半よりも、速い時計が出ていた点に注意したいです。


  タイム分析
 2022/01/23 (日)  芝=-0.1  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T2200 モネータドーロ 牡3 未勝利 2:15.9 +0.3 --- +0.4 -0.1 D D 8.36
6R T2000 エバーハンティング 牝3 新馬 2:04.4 +1.7 -0.7 +1.1 -0.1 SL C 9.08
9R T1800 シンティレーション 牝3 若竹賞(1勝) 1:49.1 +0.3 -0.2 +0.2 -0.1 C C 7.36
11R T2200 キングオブコージ 牡6 アメリカ(G2) 2:12.7 +0.4 --- +0.5 -0.1 D C 7.92
12R T1600 リーガルバトル 牡5 2勝クラス 1:35.8 +1.5 -0.3 +1.3 -0.1 SL C 7.78
 2022/01/23 (日)  ダ=+0.3 / 1200m=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 ハクサンパール 牝3 未勝利 1:12.6 -0.2 --- +0.1 -0.3 C C 7.19
2R D1800 タマモバンケット 牝3 未勝利・牝 1:57.2 +1.6 --- +1.3 +0.3 E D 9.00
3R D1800 レッドラパルマ 牡3 未勝利 1:56.4 +0.8 --- +0.5 +0.3 D D 6.45
4R D1200 ノボベルサイユ 牝4 1勝クラス 1:11.9 ±0 --- +0.3 -0.3 D D 8.50
7R D1800 カフェプリンセス 牝4 1勝クラス・牝 1:54.0 ±0 --- -0.3 +0.3 C D 9.25
8R D1200 シゲルヒラトリ 牡4 2勝クラス 1:11.4 +0.1 --- +0.4 -0.3 D D 8.93
10R D1200 スペクタクル 牡4 江戸川H(3勝) 1:11.1 +0.4 --- +0.7 -0.3 D D 8.27

中山2R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
中山6R 3歳新馬 タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。4着だったフランベルジュについて。
4着:フランベルジュ 
 これ超スローペースなのに、前の2頭が後続を離しているという展開で、フランベルジュは3番手から4コーナーで前との差を詰めて行ったんですけども、ペースが速くなった所で差を詰め切れなくなりました。そういう手応えになっても、直線で粘っていて、まぁペースが速くなった4コーナー出口付近で前との差を詰められなくなったのは、バテていたという事ではなくて、トップスピードの上限と言うんですかね、それが低い。要するにダート向きなのだと思います。この馬の母もですね、その母の兄弟もそしてこの馬の姉のマドルガーダもダートでしか勝っていません。で、この馬は父がキズナで大型馬。まぁダートで大きく前進する可能性がかなりあると思います。
中山11R AJCC 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。ダンビュライトが先頭で4コーナーです。キャッスルトップが逃げていた前半はゆったりとした流れだったんですが、キャッスルトップが追いつかれた辺りでペースは速くなり、追い上げて行く馬も多くて馬群は固まりました。1番人気のオーソクレースは早めに動いて直線に入るとすぐに先頭に立ちましたが、後ろからタイミングを遅らせて追い上げて来たマイネルファンロン・キングオブコージ・アサマノイタズラが外から伸びて来ます。外へ出すタイミングが無かったボッケリーニが内から一瞬は先頭に立ちかけましたけども、外のキングオブコージ・マイネルファンロンが1着と2着。それでもボッケリーニは3着に残り、アサマノイタズラがが4着です。
1着:キングオブコージ 
 キングオブコージが大外から鮮やかな追い込みを決めて快勝です。キングオブコージはスタートが遅くて後ろからになりましたけども、マイネルファンロンのマクりに乗ってと言うか、着いて行ってですね、直線でしっかり伸びました。骨折休養の後2回使って状態も良くなっていましたし、2200m以上のG2ならまだまだやれるという所を示しましたね。
2着:マイネルファンロン 
 そして2着がマイネルファンロン、3着がボッケリーニでした。2着のマイネルファンロンは洋芝や昨年夏の新潟記念など、力のいる馬場が得意です。という事で冬の中山ももちろん得意なんですけども、最後に坂があるとちょっと鈍りやすい傾向があります。
3着:ボッケリーニ 
 そして2着がマイネルファンロン、3着がボッケリーニでした。3着のボッケリーニはやむを得ずという感じで内に行って、一瞬は鋭く伸びたんですけども、やはり外を通った馬とは最後の伸びが違いましたね。
4着:アサマノイタズラ 
 4着のアサマノイタズラはセントライト記念を勝った時のようなレース運びで、その時と同じぐらい伸びていると思いますけども、セントライト記念の時より相手が強かったという事ですね。
5着:ポタジェ 
 5着のポタジェは3コーナーから4オーナーにかけて動けない位置でさらにポジションが下がってしまい、まぁ結果的には仕掛け遅れという形になりました。
6着:オーソクレース 
 そして6着のオーソクレースは結果的に動くのが早かったという感じですけども、過去ですねホープフルステークスもセントライト記念も菊花賞も平凡なタイムだった馬です。それだけに妥当な結果とも言えますね。
6着:オーソクレース 解説危険
 今回人気になった主な根拠はG1で2着が2回ある事なんですが、ホープフルステークスはEランクで、菊花賞は勝ち馬から5馬身差でした。で、中山2200mでセントライト記念3着があるという事も根拠になったかもしれないんですけども、そのセントライト記念もEランクでした。で、当時の勝ち馬のアサマノイタズラには今回も負けてしまいました。で、まぁそういう事情があってね、私もねこれ怪しいなと思いつつ対抗にはしてしまったと。こういう私のような人間もいるので1番人気になったんだと思うんですけどもね、過剰人気だったと思います。今回の敗因が、この10キロ増の体重や仕掛けのタイミングだとされて次も人気になりそうなんですが、現時点では重賞で人気になって信用できる程の地力はないのだと判断します。
中山12R 4歳以上2勝クラス タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

  馬券Summary
イスラボニータ産駒は初戦より2戦目
 この開催の馬券Summaryでは現3歳が初年度産駒となる新種牡馬を取り上げております。で、3回目はイスラボニータ。
イスラボニータ産駒は初戦より2戦目
ここまで取り上げたシルバーステートやドレフォンに合わせてデータは昨年の12月末までです。さてですね、この新馬戦でトータルで勝率10%以上・連対率20%以上というのは全然悪くないんですけども、新馬戦で上位人気になった時の成績があまり良くありません。しかし、新馬戦で上位人気になって勝てなかった馬の2戦目の未勝利戦での成績は良いんですよね。また、その新馬戦での人気に関わらず、新馬戦を勝てなかった馬の2戦目の成績も良く、新馬戦で3着以内に入っていればかなり信頼度が高いです。それから新馬戦で6着・7辺りだった馬が大きく前進する事も多いという傾向になっています。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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