2022年2回新潟3日目

開催一覧
2022/12/28 (水)
中山 阪神
2022/12/25 (日)
中山 阪神
2022/12/24 (土)
中山 阪神
2022/12/18 (日)
中山 阪神 中京
2022/12/17 (土)
中山 阪神 中京
2022/12/11 (日)
中山 阪神 中京
2022/12/10 (土)
中山 阪神 中京
2022/12/04 (日)
中山 阪神 中京
2022/12/03 (土)
中山 阪神 中京
2022/11/27 (日)
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2022/11/26 (土)
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2022/11/20 (日)
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2022/11/19 (土)
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2022/11/13 (日)
東京 阪神 福島
2022/11/12 (土)
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2022/11/06 (日)
東京 阪神 福島
2022/11/05 (土)
東京 阪神 福島
2022/10/30 (日)
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2022/10/29 (土)
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2022/10/23 (日)
東京 阪神 新潟
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東京 阪神 新潟
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2022/10/10 (月)
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2022/10/09 (日)
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2022/10/08 (土)
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2022/10/02 (日)
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2022/10/01 (土)
中山 中京
2022/09/25 (日)
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2022/09/24 (土)
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2022/09/19 (月)
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2022/09/18 (日)
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2022/09/17 (土)
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2022/09/11 (日)
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2022/09/10 (土)
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2022/09/04 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/09/03 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/28 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/08/27 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/21 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/08/20 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/14 (日)
新潟 小倉 札幌
2022/08/13 (土)
新潟 小倉 札幌
2022/08/07 (日)
新潟 札幌
2022/08/06 (土)
新潟 札幌
2022/07/31 (日)
新潟 札幌
2022/07/30 (土)
新潟 札幌
2022/07/24 (日)
福島 小倉 札幌
2022/07/23 (土)
福島 小倉 札幌
2022/07/17 (日)
福島 小倉 函館
2022/07/16 (土)
福島 小倉 函館
2022/07/10 (日)
福島 小倉 函館
2022/07/09 (土)
福島 小倉 函館
2022/07/03 (日)
福島 小倉 函館
2022/07/02 (土)
福島 小倉 函館
2022/06/26 (日)
東京 阪神 函館
2022/06/25 (土)
東京 阪神 函館
2022/06/19 (日)
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2022/06/18 (土)
東京 阪神 函館
2022/06/12 (日)
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2022/06/11 (土)
東京 中京 函館
2022/06/05 (日)
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2022/06/04 (土)
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2022/05/29 (日)
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2022/05/28 (土)
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2022/05/22 (日)
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2022/05/21 (土)
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2022/05/08 (日)
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2022/05/07 (土)
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2022/05/01 (日)
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2022/04/30 (土)
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2022/04/24 (日)
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2022/04/23 (土)
東京 阪神 福島
2022/04/17 (日)
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2022/04/16 (土)
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2022/04/10 (日)
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2022/04/02 (土)
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2022/03/27 (日)
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2022/03/26 (土)
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2022/03/21 (月)
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2022/03/20 (日)
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2022/03/19 (土)
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2022/03/13 (日)
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2022/03/12 (土)
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2022/03/06 (日)
中山 阪神
2022/03/05 (土)
中山 阪神
2022/02/27 (日)
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2022/02/26 (土)
中山 阪神 小倉
2022/02/20 (日)
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2022/02/19 (土)
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2022/02/13 (日)
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2022/02/12 (土)
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2022/02/06 (日)
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2022/02/05 (土)
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2022/01/30 (日)
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2022/01/29 (土)
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2022/01/23 (日)
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2022/01/22 (土)
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2022/01/16 (日)
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2022/01/15 (土)
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2022/01/10 (月)
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2022/01/09 (日)
中山 中京
2022/01/08 (土)
中山 中京
2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス1秒8。直線1000mは土曜がレースがなく、日曜がマイナス0秒5でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、マイナス2秒2だった開幕週と比べると、若干水準方向に動きましたが、それでもマイナス2秒に近いレベルでした。
 水曜から木曜にかけて大量の雨が降りまして、土曜の時点でその直接の影響は残っていなかったはずですけども、1週目の競馬でのダメージもあり、1週目より時計が掛かるようになりました。日曜日朝や午前中に少し通り雨がありましたが、その影響は出ていない筈です。ただし、土曜より少し時計が掛かるようになりました。1週目より時計が掛かるようになったと言っても、まだ超高速馬場と言える時計の出方が続いています。なお、先週の馬場差に水曜・木曜の大雨が影響しているとすると、今週の馬場差はマイナス方向に動く可能性もあります。今週から4週で行われる3回新潟となりますけども、先週までの2週と合わせ、6週全てAコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0からマイナス0秒6への変動、日曜がマイナス0秒6からマイナス0秒2への変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒2でした。ここまで4日間1200mについては、ほとんど動きがなく時計の出やすいレベルで安定していますが、1800mについては先週は土日ともに変動で、4日目は水準に近づきました。
 水曜から木曜にかけて大量の雨が降り、土曜の早朝の含水率は1週目より大分高く、そして午前中は稍重だったんですが、その時点で時計の出方は1週目とあまり違いがありませんでした。大量の降雨で、砂が流れたりしているので馬場コンディションそのものが変わったのではないかと推測されます。土曜は午後から良馬場となり、徐々に乾いて行ったので、後半ほど時計が掛かりました。日曜も早朝の含水率は1週目より高かったんですが、その後に雨が降ったため、午前中の時計の出方は土曜の後半と同じ。日曜も後半の方が時計が掛かるようになりました。なお、先週は1200mは土日とも1鞍ずつしかなかったので、馬場差は変動になっていないという事です。


  タイム分析
 2022/08/06 (土)  芝=-1.9  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T2000 サイブレーカー 牡2 未勝利 2:01.6 -0.5 -0.3 +1.1 -1.9 E C 7.00
3R T1600 セキテイオー 牡3 未勝利 1:34.1 -0.4 -0.3 +0.8 -1.5 D C 6.53
5R T1800 フェイト 牡2 新馬 1:48.1 -0.1 -0.6 +1.0 -1.7 SL C 5.90
6R T1600 ニシノコウフク 牝2 新馬・牝 1:36.2 +0.8 -0.7 +1.6 -1.5 SL C 8.33
7R T1200 ハイパーストーム 牝3 未勝利 1:08.2 -1.3 --- -0.2 -1.1 C C 5.38
9R T1400 ミシシッピテソーロ 牝2 ダリア賞 1:21.7 ±0 --- +1.3 -1.3 E D 6.64
11R T1400 フェルミスフィア 牝5 新潟日H(3勝) 1:19.7 -1.0 --- +0.3 -1.3 D C 8.50
 2022/08/06 (土)  ダ=-1.0 → -0.6 / 1200m=-1.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1200 クリーンジーニアス 牝3 未勝利 1:11.1 -1.4 --- -0.1 -1.3 C C 5.67
4R D1800 サニーバローズ 牝3 未勝利 1:54.5 +0.7 --- +1.7 -1.0 E D 7.15
8R D1800 ペルアア 牝3 1勝クラス 1:51.7 -1.1 --- -0.3 -0.8 C C 5.27
10R D1800 ノーブルシルエット 牝4 柳都S(3勝) 1:51.5 +0.3 --- +1.0 -0.7 E C 7.87
12R D1800 グットディール 牡3 2勝クラス 1:52.7 +0.7 --- +1.3 -0.6 E D 7.57

新潟1R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。3着だったサスケについて。
3着:サスケ 
 まずスタート直後にヨレてしまうんですが、そのため後ろからとなります。さらに1コーナー入り口で外へ膨らんでいました。そのまま後ろから2番目を追走していたんですが、馬群に追いついた4コーナーでは手応えが良くありませんでした。しかし、直線で外へ出すと手前を変えていないので、内にもたれているんですが、上位の2頭と同じぐらいの伸びを見せていました。新馬戦でも他の馬から逃げるような素振りを見せていたんですが、1コーナーの動きや4コーナーでの手応えの悪さから、そういった動きを見ると他馬を気にする面があるのであろうと思われます。従って、多頭数のレースや小回りコースの忙しい展開では不安が大きいんですが、能力そのものは勝ち上がれるだけのモノがあります。ブリンカーなどで対策してきた時には特に注意したいですね。
新潟3R 3歳未勝利 注目
 4着だったメイショウブレゲについて。
4着:メイショウブレゲ 
 これまで芝では1800m以上にしか出走しておらず、今回も当初の想定ではね2000mの予定だったんですが、1600mに出走しました。ダッシュがいまいちで後ろからになり、スローペースで前の馬が有利な展開のため4着までだったんですが、直線に入ると早めにポジションを上げて行き、残り400m付近から本格的に追い出すと、まぁ内にもたれ気味になっていましたが、よく伸びていました。これまでの2着3回と3着1回は新潟と小倉で直線に坂がある中京と阪神の芝では12着・4着・11着なんですけども、直線が平坦なコースだと伸びが違うという事を今回も示していました。ただし、今回は距離不足で展開も向かなかったという事ですね。まぁ次走は小倉の1800mか2000mだと思われますが、そこは力を出せる舞台のはずなので注目です。
新潟4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。3着だったサクラソーレについて。
3着:サクラソーレ 
 ここがキャリア2戦目で初めてのダートだったんですが、前半は砂を被って頭を上げていました。しかし、3コーナーから馬群の中をスイスイと追い上げており、初めて砂を被ってビックリしたけどもすぐに慣れたという事だと思います。ただし、序盤後方にいて結果的に3着まで来てるとは言え、ダートが合っているとは思えない走り・フットワークをしています。しかし、手応えの割には直線でしっかり走っていて、直線が平坦なのは良いという印象を受けました。次走新潟または札幌の芝に出てきたら注目。ダートでも上位候補でありますが、まぁ今回のタイムは遅いのダートだと連下級という評価になります。
新潟5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
新潟6R 2歳新馬・牝 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
新潟7R 3歳未勝利 注目
 5着だったマジョリーについて。
5着:マジョリー 
 これ横からの映像だとちょっと分かりにくいんですが、ゲートを出てすぐに隣の馬と接触しており、そのため下がってしまって後ろからになりました。直線で外に持ち出すと、内回りの短い直線でよく差を詰めて来ましたが、まぁ高速馬場の内回り1200mで、後ろから外を回っていると苦しいですね。とは言え、ゴール前の伸びは目立っていましたし、ゴールを過ぎても勢いがありました。今回のようなスタートでのアクシデントがなくても後ろからになる事が多い馬だけに、勝ち切るためには馬場や展開の助けが必要なんですが、まぁ開催後半に外が伸びるような馬場になっていれば、勝ち切れる可能性がありますし、そうでなくても連の相手にはマークしておきたい馬です。
新潟9R ダリア賞 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
新潟10R 柳都S タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。11着だったクリーンスレイトについて。
11着:クリーンスレイト 
 昨年の夏に新潟の2勝クラスで4着だった時に、全く小回りコースは合わないので新潟で4着なのは仕方ない。東京で注目という趣旨で、取り上げた事があるんですが、今年もまた新潟で1番人気になりました。ただし、昨年の2勝クラス4着の時とは違い、今回は離れた最後方で追い通しでの追走になり、直線でもほとんど伸びなかったですね。コース形態が合わないのは言うまでもないんですが、今回は体調に問題があったとしか思えません。東京コース向きである事と、今回は体調が思わしくなかったであろうという2点から、ここから間隔をあけて秋の東京に出てきた場合に注目としたいですね。
新潟12R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。

  馬券Summary
馬場差設定不能について
 今年の7/16・17、1回函館最終週だった6週目の芝は土日ともに馬場差が設定不能でした。
馬場差設定不能について
馬場差が設定不能というのは、文字通り馬場差を設定することが不可能な馬場という意味でもありますけども、馬場差を設定することが無意味である。もっと言うと馬場差を設定してしまうと、それが害悪にもなりかねないという事でもあります。例えばですけどもね、馬場差が仮にプラス6秒の馬場だったとして、そういう馬場の2000mでタイム差がプラス5秒だと、完全タイム差がマイナス1秒0でAランクとなるんですけども、そういうレースで好走した馬が標準的な馬場でも好走できるかと言うと、大体そうではないという事が多いですね。
それでは馬場差設定不能というのには意味や利用価値があるのかという事になるんですが、結論から言うと馬場差が設定不能になった芝で好走した事があるという戦歴に意味があります。
馬場差設定不能について
馬場差が設定不能だった今年の函館記念を勝ったハヤヤッコは、それまでの5勝中4勝がダート。芝では2歳時に未勝利戦を勝っただけだったんですが、馬場差設定不能の芝で重賞を勝てました。まぁこういう馬が普通の芝で重賞を勝てるかとなると、かなり疑問かと思います。なお、函館記念が馬場差設定不能になるかどうかは事前には分かりませんけども、流石に今年のあのパターンで言うとですね、土日の雨が降り方や時計の掛かり方を見れば、これは馬場差設定不能になる可能性がかなりあるという事は事前に分かるかと思います。そして函館記念2着のマイネルウィルトスなんですけども、馬場差が設定不能だった昨年4/18の新潟芝でオープン特別を1秒8という大差で勝った馬です。まぁ函館記念でハヤヤッコを買えるかどうかは別問題ですけども、馬場差設定不能の芝で圧勝していたマイネルウィルトスを軸に据えるのは当日の天候や馬場を考えれば難しくなかったと思います。と言うか、実際1番人気だった訳ですけどもね。

馬場差が設定不能の芝で勝った事があるという戦歴は、似たような馬場になった時に狙いやすいという点が価値があるという事ですね。それからその個々の馬の馬場差設定不能の芝での成績が最も重要ですけども、血統や騎手に関しても傾向を知っていると役に立つと思います。
馬場差設定不能について
まずですね種牡馬別、馬場差設定不能の芝での成績なんですが、最も多く勝っているのはディープインパクトです。出走数が多いからというだけでなく、連対率も高いです。実はこういう極悪馬場でも一概に敬遠すべきではないんですね。今年の函館記念の週も芝で2勝しています。ただし、こういう極悪の馬場で好走すると、その次は危ないという傾向もあります。2位のキングカメハメハ・3位のハーツクライと総合リーディング上位の種牡馬がこのランキングでも上位にいるんですが、
馬場差設定不能について
出走数が多くなくて、連対率が高い種牡馬すなわちモーリス・オルフェーヴル・スクリーンヒーロー・ゴールドシップの産駒は要チェックとなります。この中でスクリーンヒーローとモーリスは親子ですね。そしてオルフェーヴルとゴールドシップは父が同じステイゴールド。ロベルト系とステイゴールド系がこういう極悪馬場で成績が良いというのは、イメージ通りだと思います。
馬場差設定不能について
次に騎手なんですけどもね、とにかく外国人騎手ですね。この成績には通年免許を取得した後のC.ルメール騎手とM.デムーロ騎手を含んでいますけども、合計で連対率が25%を超えます。
馬場差設定不能について
極端な例は2019/11/23ジャパンカップ前日の東京芝は不良馬場で、馬場差設定不能だったんですが、芝の6鞍を全て外国人騎手が勝ち、2着も6頭中3頭が外国人手でした。外国人騎手と言ってもいろいろいますけどもね、特にヨーロッパを拠点にしていたような騎手が、こういう極悪馬場の芝で好成績なのは、これもイメージ通りかと思います。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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