2022年2回阪神2日目

開催一覧
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2022/07/23 (土)
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2022/07/10 (日)
福島 小倉 函館
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2022/07/03 (日)
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2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4からプラス0秒6への変動、日曜がプラス0秒3からプラス0秒1への変動でした。連続開催となりますので、遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、前の開催7日目から10日目まではマイナス1秒台でしたが、11日目以降は雨の影響で時計の出方は安定しません。
 6週間の1回阪神が終わって、先週は連続開催の7週目。ずっとAコースが使用されているんですが、総じて芝のレース数が少ないという事もありまして、内側に若干の傷みがある程度で持ちこたえていました。ただ土曜は、朝から雨が降って時間を追うごとに強まって行きました。6R以降は弱まったのですが、馬場差はマイナスの数値から始まって後半は一気にプラスへと変動しました。11R毎日杯の行われたメインは、稍重の発表以上に悪化しています。雨は土曜夜にも降って、日曜朝は完全に上がったんですが、日曜の馬場差は土曜後半よりは速いんですが、プラスの数値です。適度な風もあって、乾きは進んだんですが、後半でもマイナスの数字にはなっていません。2回阪神も6週間の開催で、今週までがAコース。残り4週はBコースに移りますが、良馬場であればマイナス1秒台前後まで戻りそうな感じです。なお、通常連続開催では同じ基準タイムを適用していますが、前に述べたようにロングラン開催なので、3歳限定戦については、馬の成長を加味して2回阪神では1回阪神よりも速めているクラスとか距離があります。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒5からマイナス1秒3への変動、日曜がマイナス1秒5からマイナス1秒1への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、前の開催7日目から10日目までは水準寄りのプラスの数値でしたが、11日目以降雨の影響で全てマイナスの数値になり、高速化しました。
 土曜朝の時点の含水率は、およそ5%。標準的な良馬場でした。ただ、9時頃から降り出した雨の影響で時計の出方がグングン速くなって、マイナスで0秒5から始まって12R時にはマイナス1秒3と高速馬場になりました。土曜夜も雨が降って、日曜は土曜後半以上の高速馬場からのスタートです。土曜と逆に乾いて行く変動なんですが、12R時でもマイナス1秒1と高速の範囲内でした。


  タイム分析
 2022/03/27 (日)  芝=+0.3 → +0.1  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
6R T1600 ムーンリットナイト 牡3 未勝利 1:35.2 -0.1 --- -0.3 +0.2 C C 8.29
9R T2000 ヴェルトハイム 牝4 四国新聞(2勝) 2:01.8 +1.6 -0.9 +0.6 +0.1 D D 4.50
10R T2400 ダンディズム セ6 御堂筋S(3勝) 2:27.0 +1.3 -0.5 +0.7 +0.1 D C 6.40
11R T1600 エアロロノア 牡5 六甲S(L) 1:33.7 +0.7 --- +0.6 +0.1 D D 6.44
 2022/03/27 (日)  ダ=-1.5 → -1.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 ウィルフルネス 牝3 未勝利・牝 1:53.8 -0.7 --- +0.8 -1.5 D D 7.50
2R D1200 サクハル 牡3 未勝利 1:11.6 -1.4 --- -0.4 -1.0 B D 8.53
3R D1800 テイエムアラジン 牡3 未勝利 1:53.7 -0.8 --- +0.7 -1.5 D D 6.64
5R D1400 ロードオルデン 牡3 未勝利 1:25.1 -0.7 --- +0.4 -1.1 D D 8.25
7R D1200 シホノディレット 牡3 1勝クラス 1:11.2 -1.1 --- -0.2 -0.9 C C 6.82
8R D1800 アラジンバローズ セ5 1勝クラス 1:52.4 -0.7 --- +0.6 -1.3 D D 5.30
12R D1200 レディオマジック 牡5 2勝クラス 1:11.9 +0.2 --- +0.9 -0.7 E D 8.87

阪神2R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。ルアルが先手を取って直線に入ってもリードを保っています。しかし、好位の内から2番手に上がって来たサクハルが、そこからぐんぐんと差を詰めて、ゴール前ではルアルを半馬身交わして1着。2着から8馬身離された3着争いは人気薄キクノヴェールが入りました。
1着:サクハル 
 サクハルは1800mから一気の距離短縮でしたが、初勝利を挙げました。1着のサクハルは新馬・2戦目とダート1400mで3着と6着。芝発走でスタートに難がありました。前走はオールダートの1800m。距離が長くて3コーナーで失速しての9着でした。今回はダートスタートでも1200mに短縮。これが上手く行ったんですが、好位の内々で折り合って、これまでになく最後まで伸びていました。ヘニーヒューズ産駒の牡馬、脚抜きの良い馬場も味方したんだと思います。タイムランクはBなんですが、次も高速ダートとは限りませんし、昇級後はメンバー次第になります。
2着:ルアル 
 そして2着は2番人気のルアルでした。2着ルアルは逃げて半馬身差。3着馬には8馬身差をつけていて、この馬でもギリギリBランクです。以前にダート1200mでワセダタンクの2着があるんですが、この時はDランクでした。ここ2走は小倉ダート1700mで4着と9着でしたが、喉が弱くて再び距離を短縮して前進。高速馬場でパフォーマンスを上げて来ました。こちらも乾いた砂が不安で、狙い馬とするのはリスクが大きいです。
阪神6R 3歳未勝利 注目
 あと0秒1速ければBランクとなる勝ち時計でしたが、強調したいのは3着だったヴァモスロード。
2着:ハギノモーリス 
 そして番組注目馬で2着だったハギノモーリスにも触れておきます。さっきから言ってるように、とにかく今回はハナを切っても引っかかっていました。相変わらず気難しさは残っているんですが、能力は高いですから、もちろんこちらも3着馬同様に好勝負必死と思っています。
3着:ヴァモスロード 
 今回がデビュー戦。まぁスタートは普通だったんですが、少し促して進んだのと、外からタレントゥーサに絡んで来られて、前半かなり行きたがりました。1番枠から逃げた1番人気のハギノモーリスの2番手で、2頭揃って力んで先行していました。これでは折り合って進んだムーンリットナイトに勝たれたのも仕方がありません。それでも直線では一旦ハギノモーリスを交わして抜け出す場面があって、最後は苦しくなって下がりましたが、相手関係を考えれば上々の内容です。エピファネイア産駒の牡馬で、522キロの馬体も見栄えがしますし、トモの筋肉も申し分ありません。調教の水準以上には動いていました。一度使ってガス抜きになって、折り合いもマシになってくるでしょう。次走は勝てるのではないでしょうか。
阪神7R 3歳1勝クラス 注目
 3着だったナムラフランクについて。
3着:ナムラフランク 番組注目馬
 前走・今回と同じ阪神ダート1200mで初勝利を挙げました。まぁ当時のタイムランクはCだったんですが、あと0秒1速ければBランクで、7馬身差の圧勝だった事から昇級しても勝ち負けは必至に思えました。結果は3着なんですが、3コーナー入り口でクロジシジョーとアルムブラーヴに挟まれて、外からは被されかかって、和田竜二騎手が立ち上がるほどの不利を受けました。その後も4コーナーまでは折り合いを欠いて、スムーズとは正反対の競馬でしたね。内をロス無く進んだクロジシジョーとの競り合いに敗れたんですが、これほどのアクシデントがあって伸びようとしていましたから立派です。少頭数で距離の割にペースが上がらなかったのも影響しています。ラストの感じからすると、精神的なダメージも無いでしょうし、1勝クラスでは能力そのものが上。次は勝てると見ています。
阪神12R 4歳以上2勝クラス タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。

  馬券Summary
ダートのオープンクラスは4歳馬と高齢馬
あとで
解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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