2022年2回中山6日目

開催一覧
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2022/02/06 (日)
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2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000mで対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7でした。まずは遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、マイナス0秒7からマイナス0秒9の間で推移しており、大きな動きはありません。
 先週は1週間以上雨が降っておらず、土日とも完全な良馬場でした。それから気温が上がって芝が育つ時期でもあり、土曜は1週前の日曜より少し速い時計が出るコンディションでした。しかし、日曜は少し芝が傷んで、土曜より少し時計が掛かるようになりました。今開催の最初から仮柵を外したAコースにしては極端に内が有利という馬場にはなっていませんでしたが、逆にですね開催が進んでも内が不利と言うほどにはなっていません。先週の日曜は、直線も内側の芝の色が薄くなってはいましたけども、芝が育つ時期なので外差しが優勢という馬場にはなって行くとは限りません。来週の3回中山1週目までAコースが使用され、残りの3週はBコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにプラス0秒3。1200m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒3でした。ここまで6日間の馬場差を確認しておきますと、1800mは初日を除けば、全てプラスの数値であるのに対し、1200mは全てマイナスの数値ですが、水準に近いレベルです。
 1週間以上雨が降っていないので、かなり乾燥した状態でした。特に1800m以上は、この時期としてはかなり時計が掛かっていましたね。


  タイム分析
 2022/03/13 (日)  芝=-0.7  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T2000 タシット 牡3 未勝利 2:00.5 -1.8 --- -1.1 -0.7 A C 7.00
7R T1200 シゲルファンノユメ 牡3 1勝クラス 1:08.5 -0.7 --- -0.3 -0.4 B C 7.19
9R T1800 サンタグラシア 牝4 房総特別(2勝) 1:47.7 -0.2 --- +0.4 -0.6 D C 6.81
10R T1600 ボンセルヴィーソ 牡8 東風S(L) 1:34.1 +0.8 -0.2 +1.2 -0.6 E D 7.07
11R T1600 クロスマジェスティ 牝3 アネモネ(L) 1:34.4 +0.1 -0.2 +0.5 -0.6 D C 7.07
 2022/03/13 (日)  ダ=+0.3 / 1200m=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 トゥザヒロイン 牝3 未勝利・牝 1:56.2 +0.8 --- +0.5 +0.3 D D 6.40
2R D1200 ガーデンアイル 牝3 未勝利 1:12.7 ±0 --- +0.3 -0.3 D D 8.38
3R D1800 スピードソルジャー 牡3 未勝利 1:56.9 +1.5 --- +1.2 +0.3 E C 6.77
6R D1800 ギャラクシーナイト 牡3 1勝クラス 1:54.4 ±0 --- -0.3 +0.3 C C 7.06
8R D2400 ジジ 牡4 1勝クラス 2:37.6 +1.7 --- +1.3 +0.4 E D 6.50
12R D1200 リワードマレンゴ 牡4 1勝クラス 1:12.6 +0.7 --- +1.0 -0.3 E C 7.38

中山3R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
中山5R 3歳未勝利 タイムA
 このレースの勝ちタイムは当開催3歳未勝利クラスの基準タイムより1秒8速く、2000m対象の馬場差がマイナス0秒7だったことを踏まえましても、 -1.8-(-0.7)=-1.1 で基準より1秒1速い勝ちタイムでした。
 コーナー4つの芝2000mがAランクになる時は、前半1000mと後半1000mがほぼ同じで平均的に速いペースである事が多いんですけども、このレースは前半1000mが1分0秒9で後半1000mが59秒6。それでいてペース補正が入っていないので、かなり優秀ですね。
1着:タシット 勝ち馬注目
 2歳11月のデビュー戦以来、3ヶ月半ぶりの実戦だったタシットが高時計で勝ち上がりました。勝ったタシットは1コーナーから2コーナーにかけて少し行きたがっていましたが、その後は先行馬の直後の内で脚を溜め、直線に入るとスムーズに前の2頭の外へ出せたので、ペースも位置取りもコース取りも上手く行ったんですけども、能力の高さを示したタイムだと言えます。前半1000m1分1秒7で、後半800mが45秒5だった新馬戦では1秒7差の4着だったので、こういう超スローペースで上がりが速くなった時にどうなるのかは半信半疑ですけども、1勝クラスでも通用しますね。
2着:ヴィブラツィオーネ 
 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離された。2着のヴィブラツィオーネは中団でじっくりと脚を溜め、4コーナーでかなり外を回りましたが直線でしっかり伸びました。まぁ差し馬向きの展開とは言えない展開でしたからね、好内容で次走も有力です。
3着:セキテイオー 
 3着のセキテイオーは手応え良く2番手を進んでいて、直線でも止まってはいないんですけども、まぁ今回は上位2頭が強かったですね。ただ、恐らく本質的には2000mは少し長いと思います。
4着:ロジマンボ 
 4着のロジマンボは好位で手応えが良かったんですが、追ってから鋭くは伸びませんでした。まぁ3着・2着と好走したここ2戦よりも、単純にレースのレベルが高かったんだと思います。
中山6R 3歳1勝クラス 注目
 2着だったジョイスについて。
2着:ジョイス 番組注目馬
 スタート直後にまぁ派手に躓きましてね、もうジョッキーの下半身がポーンと跳ね上がって、落馬寸前になっていました。当然前には行けなくて、3コーナーの手前まで後ろから2番目というポジションだったんですが、レースは1000m通過1分2秒6で先行有利の展開。3コーナーから4コーナーにかけて外をマクって行きましたが、ここであまりペースが遅くなっていないので、かなり脚を使わされたはずです。それでも直線ではもう1頭だけ目立つ勢いで伸びて、最後まで勝ち馬との差を詰めていました。よく落馬しなかったなぁの後は、よく2着に来たなぁ、そしてよく最後まで差を詰めたなと感心することばかりのレースでした。普通のレースをすれば勝てると思います。
中山7R 3歳1勝クラス タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。
1着:シゲルファンノユメ 
 シゲルファンノユメが芝1200mで2勝目を挙げました。また、この距離では6走全てで馬券圏内に入っています。シゲルファンノユメはいつも通り後ろからになった場合、自身初の16頭立てをどう裁くかというのが焦点だったんですが、スタート直後からを押して行って、さらに3コーナーから外を回って早めに追い上げて行きました。これまでとは違うレース運びでも、直線ではしっかり伸びていて収穫は大きいレースでしたね。ギリギリのBランクなので、オープンでさらに多頭数だと楽ではないですけども、捌きやすい頭数ならオープンでも上位可能と見ます。
2着:セッカチケーン 
 一方2着のセッカチケーン、3着のスクルトゥーラはともに初めての芝1200mでした。2着のセッカチケーンは1600mからの距離短縮でも楽に先行できました。1600mで溜めて行くより、1200mでスピード任せのレースをした方が良いようで、まぁ次走も1200mなら圏内ですね。
3着:スクルトゥーラ 
 一方2着のセッカチケーン、3着のスクルトゥーラはともに初めての芝1200mでした。3着のスクルトゥーラはスタート直後に挟まれて下がったんですが、すぐに追い上げて好位の内。そして直線でもよく伸びています。すぐに追い上げる事ができたのは、3キロ減の恩恵もあったようなんですけども、初めての1200mでスピードを見せました。この馬も次走1200mなら圏内ですね。
中山8R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
中山10R 東風S タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
中山11R アネモネS 注目
1着:クロスマジェスティ 
 まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。
2着:ラズベリームース 
 まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。
3着:コントディヴェール 
 まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。
4着:アンクロワ 
 まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。
9着:ウィズグレイス 
 そして1番人気で9着のウィズグレイスは0秒9差なので、まぁ今回のタイムだけだと1勝クラスなら圏内とは言えないんですけども、Aランクで勝った未勝利戦も、2着だったセントポーリア賞もペースを落とさない逃げでした。スローペースの3番手で折り合いを欠いていた今回は力を出せませんでしたが、楽に先手を取れるであろう1800m以上なら1勝クラスは勝てると思います。
中山12R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。

  馬券Summary
ゴールドシップ産駒は平坦コース向き
あとで
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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