2022年1回小倉2日目

開催一覧
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2022/12/25 (日)
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2022/07/23 (土)
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2022/07/17 (日)
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2022/07/16 (土)
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2022/07/10 (日)
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2022/07/09 (土)
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2022/07/03 (日)
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2022/02/06 (日)
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2022/01/05 (水)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス0秒9でした。
 気温が低くてオーバーシードした洋芝の生育が低調だった事も影響しているのか、昨年の同じ開催の開幕週より時計が掛かりました。洋芝の丈が若干短いので、日曜には早くも緑色が薄くなって、土曜より時計が掛かるようになったんですが、この先どうなるのかはちょっと予測しにくいです。開催前にエアレーション作業をして、土日ともクッション値は9を切っていて、まぁ開催進行によって洋芝が傷んでも馬場が硬くなって行く可能性もあり、徐々に時計が掛かるようになるとは限りません。1回小倉は4週全てAコース、連続開催となる2回小倉は3週の開催で、全てBコースが使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス1秒0、日曜がプラス0秒9からプラス0秒7への変動でした。
 1/4にですね、凍結防止剤を散布した事で先週火曜に降った雨の水分が保持され、土曜は良馬場だったんですが含水率は高め。まぁ日曜日も含水率4%台を保っていましたが、表面はサラサラで時計が掛かるコンディションでした。日曜は午前中に小雨が降ったので、午後の方が時計が出やすくなったんですけども、それでも馬場差はプラス0秒7でした。


  タイム分析
 2022/01/16 (日)  芝=-0.9  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1200 ザウリ 牡3 未勝利 1:08.7 -0.5 --- ±0 -0.5 C D 10.06
5R T1200 ゼットレヨン 牡3 新馬 1:09.3 -0.1 --- +0.4 -0.5 D C 10.44
6R T1800 オーソレミオ 牝3 未勝利 1:48.3 +0.3 --- +1.1 -0.8 E C 7.33
8R T1200 ショウナンラスボス 牡4 1勝クラス 1:08.0 -0.5 --- ±0 -0.5 C D 9.87
9R T1800 ニホンピロタイズ 牡4 宇佐特別(2勝) 1:46.5 +0.1 --- +0.9 -0.8 E C 6.00
10R T1200 メメントモリ 牝5 小郡特別(2勝) 1:08.2 +0.1 --- +0.6 -0.5 D D 12.73
12R T2000 フォレスタ 牝4 1勝クラス 2:00.9 +1.0 -0.5 +1.4 -0.9 SL D 8.42
 2022/01/16 (日)  ダ=+0.9 → +0.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1700 グランブリッジ 牝3 未勝利・牝 1:48.3 +1.7 --- +0.8 +0.9 D D 6.67
3R D1000 ルーリング 牡4 1勝クラス 0:59.7 +1.3 --- +0.8 +0.5 E D 8.62
7R D1700 タイセイドレフォン 牡3 1勝クラス 1:46.5 +0.8 --- +0.1 +0.7 C C 7.67
11R D1700 エクレアスパークル 牡8 門司S 1:45.0 +2.0 --- +1.3 +0.7 E D 9.00

小倉1R 3歳未勝利・牝 注目
 2着だったスパークルアイズについて。
2着:スパークルアイズ 
 3コーナーで外へ膨らみそうになって、手綱を引くというそのロスは大した事はなかったと思うんですけども、その後直線に入るまで外にいるグランブリッジにピタッと蓋をされて、外へ出すタイミングがないまま直線へ入りました。で、進路ができて本格的に追い始めた時にはもうグランドブリッジに差をつけられていて、離されたんですけども、よく伸びてはいます。またですね3コーナーで外へ膨れそうになっていたとは言え、砂を被って嫌がっていた前走とは違って、ずっと内にいても砂を被って頭上げたりはしませんでした。課題を克服して脚も見せているので、次走はかなり有望ではないかと思います。
小倉2R 3歳未勝利 注目
 3着だったゲンパチレオニダスについて。
3着:ゲンパチレオニダス 
 スタート直後に狭くなって下がって、すぐにグイグイ押して追い上げた所で脚を使ったはずなんですけども、4コーナーで追い出し、直線で1番外へ行って鋭く伸びて来ました。これまで芝1400mとダート1200mで先行して伸びを欠いていたんですが、今回の走りを見ればベストは芝1200mでしょうね。で、芝1200mでも実は先行すると伸びを欠くのではないかという懸念は否定できませんけども、次走も小倉芝1200mで不利なく運べれば勝機は十分にあります。
小倉3R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムでした。
小倉6R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
小倉7R 3歳1勝クラス 注目
 勝ったタイセイドレフォンについて。
1着:タイセイドレフォン 
 外枠からですね、仕掛けて行って2番手につけたんですが、2コーナー辺りから抑えるのに苦労していました。にも関わらず、3コーナー入り口から外からマクられると手応えが悪化し、4コーナーではステッキも入っていました。4コーナーで馬券買っても良いよと言われてもタイセイドレフォンの単勝は買わないだろうなという状況になっていましたけども、ラスト200mが13秒4も掛かったとは言え、そこから前を差して伸びてきた2着のビナホイアンも抑えました。つまり、手応えが悪化していたのは気を抜いていただけと思われます。未勝利戦を逃げ切った時も物見をしてフワフワしていて、まぁ気性に課題はあるんですけども、それで連勝してる訳ですから、能力は高いですね。オープンでも相手なりに走れる可能性はあります。
小倉9R 宇佐特別 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
小倉10R 小郡特別 注目
 4着だったメイショウゲンセンについて。
4着:メイショウゲンセン 
 スタートでね、少しアオって遅れてしまうんですけども、それでも二の脚で前に行けそうな勢いだったんですが、内からねガンガンガンガン押して前に行く馬が多く、なので少し下げて好位に収めようとしたんですけども、そこにも内から上がって来る馬がいて、結局ですね3コーナー辺りだと、もう8番手まで下がった上に外を回る事になってしまいました。さらに4コーナーの出口付近で、前のディーバサンライズが大きく外へ膨らんだため、それを回避するために必要以上に外を回る事になったんですけども、直線でよく伸びました。これまでのね、1着・2着計4回は全て4コーナー3番手以内だったという馬が、こういう不本意な位置取りになった上、コースロスまであって4着なら上々。小倉芝1200mは合っていますね。次走での巻き返しを期待できます。
小倉11R 門司S タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
小倉12R 4歳以上1勝クラス タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。3着のゲンパチムサシについて。
3着:ゲンパチムサシ 
 今回に限らず、後ろからになる事が多い馬で、前が壁になったりするのは宿命に近いんですけども、直線に入った所で一旦外へ行きかけた後で内に行こうとして、結局は外へ行くというロスが痛かったですね。残り200mで進路を確保したんですけども、レースがスローペースで上がりが速いので、3着まででした。ただ、進路を確保してからの伸びは鋭く、平坦コースは合っていますね。札幌で未勝利戦を勝ち、中京の1勝クラスでは17着・11着だったんですが、平坦コースなら1勝クラスでも上位に来れる事がわかりました。小倉の開催が進み、4コーナーで馬群がバラけるような馬場状態になれば、もっと上位も可能でしょう。

  馬券Summary
ドレフォン産駒はやはりダート
 前回に続いて3歳世代が初年度産駒となる新種牡馬を取り上げます。今回はドレフォンについてです。なお、データは前回のシルバーステートに合わせて昨年12月までとしました。
ドレフォン産駒はやはりダート
ドレフォンはですね現役時代、ブリーダーズカップスプリントなどダート6ハロンから7ハロンのG1を3勝していて、産駒もダート向き。それもダート短距離向きだろうと思っていたらいきなりジオグリフが出てきて、少々焦りましたけどもね、やはり一般的な産駒はダート向き。ダート替わりの初っぱなが最も狙いやすいという成績になっています。今のところダートなら1200mから1800mまでほぼ万遍なく好走していて、連対率は1200mや1400mより1800mの方が高いんですけども、芝の1800mはジオグリフの2勝の他は1勝だけ。10月以降は芝1800mで人気になって凡走する事が多くなりました。それからですね、ダート1800mで勝ってはいるんだけど、折り合いに苦労していたというケースも、特に2歳の後半から目立ってきているので、今後はですねダートも短距離にシフトして行くものと予測できます。という事で、そういう点に注意して観察して行きたいと思います。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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