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2011年3回阪神1日目

2011/12/25(日)
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2011/12/24(土)
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2011/12/18(日)
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2011/01/05(水)
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馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともマイナス1秒6だった。
やはり夏場に近い季節の開幕週ですから、芝質は良好で非常に時計の出やすいコンディションだった。ただ、開幕週だからと言って先行馬が有利かと言えば、決してそうではなくて、むしろ差し馬が幅を利かせていた。実際差し馬同士の決着になるレースも多かった。今週もう1週Aコースが使用されて、4回開催の2週はBコースが使用される。
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。
良馬場だが比較的時計の出やすいコンディションだった。脚質的には先行・差しまんべんなく来ていましたし、少なくとも昨今のダートのトレンドである前残り傾向ではなかった。
馬場差一覧

レース順表示

タイム分析 2011/06/04 (土)  芝=-1.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 補正 WL TL ML
3R T2000 ジェントルマン    牡3 未勝利 2:00.5 -1.6 --- ±0 -1.6 100 C C
5R T1600 メイショウヨウドウ    牡3 未勝利 1:34.4 -1.1 --- +0.2 -1.3 98 C C
7R T1400 ジョーアカリン    牝3 500万下 1:21.0 -1.1 --- ±0 -1.1 100 C C
9R T2400 イグアス    牡3 かきつば500 2:26.5 -1.1 --- -0.1 -1.0 101 C D
10R T2000 アドマイヤベルナ    牡4 三木特別1000 1:58.2 -2.0 --- -0.4 -1.6 104 B D
12R T1400 マジンプロスパー    牡4 1000万下 1:19.9 -1.6 --- -0.5 -1.1 105 B D

2011/06/04 (土)  ダ=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 補正 WL TL ML
1R D1400 トーアシシイ    牝3 未勝利・牝 1:25.7 -0.3 --- +0.2 -0.5 98 C E
2R D1800 サトノスパイダー    牡3 未勝利 1:55.6 +1.1 --- +1.4 -0.3 86 E E
6R D1800 ダートムーア    牝3 500万下・牝 1:53.2 -0.4 --- +0.2 -0.6 98 C E
8R D1400 ネオシーサー    牡4 500万下 1:25.0 +0.1 --- +0.6 -0.5 94 D D
11R D1200 ワールドワイド    牡5 天王山S 1:10.0 -0.5 --- -0.1 -0.4 101 C D

         

2R3歳未勝利 タイムランクEのレース
基準より1秒4遅い勝ちタイムだった。
 
10R三木特別 タイムランクBのレース
基準より0秒4速い勝ちタイムだった。昇級戦ながら断然の1番人気に指示されたアドマイヤベルナが序盤から先手を取って後続をかなり離して逃げて行った。直線に入っても大きくリードを保っている。エクスペディションが2番手に上がり、懸命に差を詰めて行くが、アドマイヤベルナはラスト抑えられて逃げ切り。離れた3着には最低人気のパワーエースが入った。
このレース、古馬1000万下のレースだがコースレコードに0秒4差という事で、やはり先週の芝は極端に時計の出方が速かった。
1着 アドマイヤベルナ スタートして進んで行かなかったので、ジョッキーが追っつけた。すると今度はガツンと引っかかった。結局その後は8ハロン連続で11秒台のラップで、流石にラスト1ハロンは13秒2も掛かったが、道中で作ったリードがモノを言ってそのまま押し切った。確かにこのレース、見た目のインパクトはあるが、レースぶりがいくらなんでもちょっと荒削りすぎる。ですから、レコードに0秒4差と言っても、タイムランクはAじゃなくてBですし、次走額面通りの勝ち時計が評価されて極端に人気になるのは確実。あくまでメンバー次第だが、私個人としては嫌ってみたいと考えている。
 
11R天王山S 注目レース・馬
勝ったワールドワイドについて触れておく。
1着 ワールドワイド この馬今回出来が抜群に良かった分、1200mに対応して直線も素早く抜け出したが、ダートの短距離馬にしては結構トビが大きくて、本来はもう少し長めの距離が良いのかなと思わせる馬。ですから、今回1200mで勝ったが、ベストは1400mだと思いますし、その評価は変わらない。
 
12R4歳上1000万下 タイムランクBのレース
基準より0秒5速い勝ちタイムだった。マジンプロスパーが初めての芝ながら先手を取って、直線でもリードを保っている。2番手グループは横並びの中からナリタシリカが一旦は抜け出し、その内からリバーハイランドが上がって来る。ただ、マジンプロスパーは並ばせる事無く4馬身差の逃げ切り。接戦の2着争いは内のリバーハイランドがハナ差先着だった。
こちらは1000万下のレースでタイレコードが出た。
1着 マジンプロスパー 今回が初芝で、確かに見た目はバリバリのダート馬ではなくて、むしろ芝馬っぽい雰囲気の馬。実際芝適性は高かった。ただ、このレースもレコード決着とは言え、タイムランクはAじゃなくてB。ですから、評価しすぎるのは危険ですし、レコードという響きはちょっと魔力を持っていて、予想する側を惑わす。次走この馬を買うかどうかはあくまでも人気とのバランスを考えてからで、極力冷静に対応して欲しいと思う。ちなみにこの馬4歳馬なので、次開催から降級して再度1000万下に出走可能。人気になりそうなだけにどうかという感じがある。
 
ポイント
開幕週は前残り?
阪神の開幕週の芝は所謂前残りではないという事は何度も言ってきた。当然この開催の開幕週である先週も同様の傾向が出た。特に前開催で使い込まれていましたから、その場合その傾向がより顕著で、今回2開催続いた春の開催の流れを引き継いでいる。ただ、このまま差しが今週以上に届くかと言えば、そうではなくて同じ様な傾向が延々と続くのが今のトレンド。それは先ほど説明した東京開催も同じ。馬場傾向は読み過ぎると危険だが、今の阪神は少なくとも差し馬が不利になる馬場ではないという事なので、その点は理解しておいてもらいたい。


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