3R3歳未勝利 |
タイムランクAのレース |
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基準より1秒0速い勝ちタイムだった。リーサムハーツが先手を取ってその後1番人気ウインラーニッド、エポワスと続いて直線。ウインラーニッドは失速。エポワスが単独2番手に上がり、さらに前に並んで行き、ゴール前でエポワスがクビ差で競り勝って1着。ただ、リーサムハーツにしても3着スピログラフに5馬身差をつけていた。 |
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1着 |
エポワス |
18頭中11頭が初出走馬。全体のメンバーランクはCだったが、その初出走組に血統馬が多い一戦だった。勝ったのもその初出走組。藤沢和雄厩舎所属のエポワス。父がファルブラヴの牡馬で、母はオークストライアル勝ちのマニックサンデー。半兄ワールドコンパス、半姉プレンティフェスタは共に3勝。折り合いがついた時に鋭い脚を使うタイプ。直線の末脚を見ると、この血統の特性がよく出ている。昇級しても通用しそう。距離的にはマイルまでなら問題ないと思う。 |
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2着 |
リーサムハーツ |
3着馬には5馬身差をつけている。前半600mを33秒7の速い流れで逃げただけに、価値は大。次走もこの距離を使ってくればチャンスだと思う。 |
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3着 |
スピログラフ |
3着以下は離されたが、初出走組の中で後方から3着と6着に追い上げたスピログラフとミラグロッサは、次走要注意。 |
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6着 |
ミラグロッサ |
3着以下は離されたが、初出走組の中で後方から3着と6着に追い上げたスピログラフとミラグロッサは、次走要注意。とりわけ、6着のミラグロッサはまだまだ絞れる馬体をしていた。ドリームパスポートの全妹に当たる。 |
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6R3歳500万下 |
タイムランクAのレース |
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基準より1秒5速い勝ちタイムだった。大逃げを打っていたショウナンバーズだが、直線に入って後続が差を詰めて来る。マイネルメダリスト・カレンミロティック、さらにその外カーマインが追い込み、内の馬を交わして抜け出し1着。一方2番手争いは接戦。内めからヴァーゲンザイルが伸びて、マイネルメダリストに競り勝っていた。 番組変更前はアザレア賞という特別として組み込まれていた2400m戦。皐月賞は無理でもダービーなら間に合うとばかり、東西から素質馬が揃ってメンバーランクはB。ちなみに、昨年の阪神ではこの週に芝2200mの3歳500万下が行われて、勝ったのはトゥザグローリーだった。トゥザグローリーはこの後青葉賞で2着して、ダービーの出走を決めている。そして結果もメンバーランクに相応しいものだった。長距離戦にしては、ハイペースに流れた事もあるが、勝ち時計は日経賞と同タイム。完全タイム差マイナス1秒5は垣根なしに優秀と言える。 |
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1着 |
カーマイン |
中団内めを追走して、4コーナーで外へ出し、前に接近して坂上からグンと伸びた。未勝利を勝った後2000m・1800m戦で5着・7着。少し伸び悩み気味だった事から、ヴァーミリアンの半弟に当たる血統もあって、前走はダート戦に出走したが、砂をかぶって4着。この1戦だけでダートの適性は下せないが、芝の長距離に転じてこの内容ですから、現状はステイヤータイプと見て良いのだと思う。もちろん青葉賞でも期待ができる。 |
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2着 |
ヴァーゲンザイル |
中山2200mで行われた水仙賞の2着・3着馬。このレースはこの水仙賞組と東京1800mで行われたセントポーリア賞の2着・3着馬、メイショウトチワカ・カピオラニパレスが出走していたがセントポーリア組はそれぞれ9着と8着に敗れている。ただ、だからと言ってセントポーリア組が水仙賞組に劣ると考えるのは早計。セントポーリア賞はタイムランク・メンバーランク共にBとレベルが高い一戦だった。先のメイショウトチワカ・カピオラニパレスの敗因は密度の濃い2400mは長かったということ。少しでも次走距離を短縮してくれば、狙い目が出てくる。 |
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3着 |
マイネルメダリスト |
中山2200mで行われた水仙賞の2着・3着馬。このレースはこの水仙賞組と東京1800mで行われたセントポーリア賞の2着・3着馬、メイショウトチワカ・カピオラニパレスが出走していたがセントポーリア組はそれぞれ9着と8着に敗れている。ただ、だからと言ってセントポーリア組が水仙賞組に劣ると考えるのは早計。セントポーリア賞はタイムランク・メンバーランク共にBとレベルが高い一戦だった。先のメイショウトチワカ・カピオラニパレスの敗因は密度の濃い2400mは長かったということ。少しでも次走距離を短縮してくれば、狙い目が出てくる。 |
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4着 |
ショウナンバーズ |
驚いたのは前半1000mを58秒8のハイペースで逃げて、0秒4差4着に粘ったショウナンバーズ。素質を評価されながら、折り合いが難しくてこれまで試行錯誤を繰り返しながらも結果が出ていなかった。もともとこてこてのドイツ血統の馬で、恐らくその通りのステイヤーだと思う。次走となると条件にもよりますし、まだ全幅の信頼性には欠けるが、能力上位は疑いようのない事実だと思う。 |
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8着 |
カピオラニパレス |
中山2200mで行われた水仙賞の2着・3着馬。このレースはこの水仙賞組と東京1800mで行われたセントポーリア賞の2着・3着馬、メイショウトチワカ・カピオラニパレスが出走していたがセントポーリア組はそれぞれ9着と8着に敗れている。ただ、だからと言ってセントポーリア組が水仙賞組に劣ると考えるのは早計。セントポーリア賞はタイムランク・メンバーランク共にBとレベルが高い一戦だった。先のメイショウトチワカ・カピオラニパレスの敗因は密度の濃い2400mは長かったということ。少しでも次走距離を短縮してくれば、狙い目が出てくる。 |
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9着 |
メイショウトチワカ |
中山2200mで行われた水仙賞の2着・3着馬。このレースはこの水仙賞組と東京1800mで行われたセントポーリア賞の2着・3着馬、メイショウトチワカ・カピオラニパレスが出走していたがセントポーリア組はそれぞれ9着と8着に敗れている。ただ、だからと言ってセントポーリア組が水仙賞組に劣ると考えるのは早計。セントポーリア賞はタイムランク・メンバーランク共にBとレベルが高い一戦だった。先のメイショウトチワカ・カピオラニパレスの敗因は密度の濃い2400mは長かったということ。少しでも次走距離を短縮してくれば、狙い目が出てくる。 |
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9R明石特別 |
注目レース・馬 |
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勝ったデルフォイを取り上げる。 |
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1着 |
デルフォイ |
ディープインパクトの勝った皐月賞で2着したシックスセンスの半弟。3歳時は京都新聞杯で2着。昨年のAJCC杯は結果は6着ながら、2番人気に支持された実績馬。その後に骨折して昨年夏の復帰戦は、7着・8着に敗れていた。今回は半年ぶりだったが、ここ2週日経賞に出走のビッグウィークとハードな併せ馬を消化。休養前とは中身が違っていた。1000万下なら上位とは言え、メンバーランクBの一戦。ゴール前はエイシンサクセスに詰め寄られている様で、まだ余裕があった。次走となるとあくまでメンバー次第としておくが、今後が楽しみな存在。 |
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10RコーラルS |
注目レース・馬 |
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ダートのオープン初戦となった2着インペリアルマーチについて取り上げておく。 |
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2着 |
インペリアルマーチ |
56キロの斤量で59キロのセイクリムズンに最後差しきられた訳ですから、完敗には違いないが、相手のセイクリムズンはG3を2勝。根岸SをタイムランクAで楽勝した現役屈指の1400m巧者。0秒2以上の差をつけた3着ナムラタイタン、4着ティアップワイルドはそれぞれオープン特別を2勝し、重賞でも馬券の対象になっている存在。加えて今回は外枠で壁を作れずに、少し行きたがってもいた。敗れはしたが、十分に目処が立ったと言えると思う。 |
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11R日経賞 |
逃げるエーシンジーラインにミヤビランベリが並んで4コーナー。そのミヤビランベリと逃げているエーシンジーラインの中に居るのが、1番枠のトゥザグローリー。この辺でミヤビランベリが一杯になって、トゥザグローリーとローズキングダムが2頭で抜け出して行く。勢い、この辺一瞬の脚はローズキングダム鋭いものがあって、今日は勝ったかなという瞬間があったが、トゥザグローリーの独壇場。手前を変えてから他の馬との伸びが全然違った。2番手争いは、ローズキングダムが粘るところを外からペルーサ、内からマイネルキッツも詰めて来るが、ゴール寸前でペルーサがローズキングダムを交わしていた。 |
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1着 |
トゥザグローリー |
残り600mを切ってからの1ハロンが10秒8、ここでローズキングダムと一緒に動いて、相手がラスト一杯になったのに対して、こちらは堂々と2番手以下を引き離した。改めて強くなったと思う。有馬記念が3着でも同タイムだったので、能力ベースはヴィクトワールピサと互角だと思う。天皇賞へ視界良好だが、死角があるとすれば、少し叩きつける様な走りをする馬なので、これはステイヤータイプの走りとはちょっと違う。その辺だけだと思う。 ==福永祐一騎手== 先週、追い切りに乗ったとき緩さが解消し、以前とは比べものにならないぐらいしっかりしてきたなと感じていた。それにしても今日のメンバーでこの強い内容。ポテンシャルは相当高い。距離がもう少し伸びてどうか、ポイントはそれだけだと思うが、何とかクリアしてほしいですね。 |
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2着 |
ペルーサ |
スタートがマシだった。長距離輸送の競馬で、スタンド前の発走でこれだけ我慢できれば、もうスタートは心配ないのかもわからない。トゥザグローリーは青葉賞で千切った相手、この馬に完敗という内容からすれば、成長力の違いはあるが、こちらも休み明けで調整過程から100%の出来ではなかった。上積みはあると思う。 |
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3着 |
ローズキングダム |
勝ちに動いて59キロ、トゥザグローリーよりも1キロ重かったというところが出たとも言えるが、同じキングカメハメハ産駒という事から考えると、こちらはローズバドの子供で少し早熟な気がする。対してトゥザグローリーの方は古馬になってG1を勝ったトゥザヴィクトリーの子供で、その辺が少しずつ出てきた様な気がする。 |
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4着 |
マイネルキッツ |
叩き良化型。この4歳勢相手に休み明けでこれだけ走れば上々。馬体が戻って好気配だった。本番が地力勝負になればなるほど、4歳勢との差は詰まってくるはず。 |
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10着 |
ビッグウィーク |
テンションが高かったですし、それでも折り合いはついていた方だと思う。負けすぎ。ひょっとしたらバゴの仔というのは気性的に不安なところがあるのかもわからない。オウケンサクラが負けたときもこんな感じだった。 |
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12R中山牝馬S |
タイムランクEのレース |
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斤量50キロのバイタルスタイルが外回りとしては速いペースで飛ばして行った。その内からディアアレトゥーサ、その外からコスモネモシン、この辺が一瞬の脚を使って抜け出して来るが、その後ろに忍び寄って来たのはレディアルバローザ。こっからが凄く、アッと言う間に2番手以下を突き放して行く。さらに大外を一気に伸びてきたのはフミノイマージン。これが長い脚を使って2番手に上がった。 人気薄が上位を占めたのは、人気各馬がそれぞれ動けない理由があったからだと思う。結局それによってレースのレベルも低下した。 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。 |
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1着 |
レディアルバローザ |
秋華賞で5着しているが、その後が少しジリっぽい印象があった。正直これだけの脚を使えると思わなかった。外枠でも縦長の展開を利して内めを突いた福永ジョッキーの好判断。流石乗れている人は違うと思った。返し馬から気配は良かったという事なので、恐らく12キロ増の体重が地力アップにつながったのかもしれない。 ==福永祐一騎手== 体が増えて良くなっていたし、返し馬でも良い雰囲気だったので、イケルと思っていた。外枠だったしスタートも良かったけど、ダラダラと外を回したくなかったので、内に入れた。最後はあまり上手に捌けなかったけど、脚が違いましたね。良い勝ちっぷりだったし、この決め手があればG1に行っても楽しみです。 |
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2着 |
フミノイマージン |
大外一気だった。まだ条件馬ですし、いかに51キロの軽ハンデとは言ってもこちらもこれだけの脚を使うとは思っていなかった。溜めに溜める様な競馬をすれば、大物食いするタイプだと思う。 |
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3着 |
コスモネモシン |
内枠を活かして一瞬の脚を活かした。最後止まったのは、距離よりも外回りだと思う。内回りコースなら面白い存在だと思う。 |
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8着 |
ワイルドラズベリ |
攻め馬の反応が一歩に映った。久々が影響している。 |
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9着 |
ヒカルアマランサス |
大幅な馬体減もあったが、それ以上に直線で前が詰まってしまった。元々阪神よりも京都向きの馬。 |
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10着 |
プロヴィナージュ |
位置取り的に差し馬の競馬をする事になってしまった。もっとゆったりした流れか、あるいは距離を短縮して差す形、内回りコースの方が向きそう。 |
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