4R3歳未勝利 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒6速い勝ちタイムだった。前半競り合っていた先行馬は既に失速。控えていたヒットザターゲットが早めに押し上げて、4コーナーでは先頭に立って行った。その後ヤマニンアベイユも続くが、ヒットザターゲットがリードを保って1着。2馬身半差で2着がヤマニンアベイユ、後続は離され、大外を追い込んで来たレオパルドゥスが3着に入った。 函館の芝2000mというのはスタートから最初の1コーナーまで約475m程あり、従って前半のラップが速くなるのは不思議ではないが、それでも3歳未勝利戦で600m通過34秒0というのは速い。単に速いだけではなく、激しいと言うよりは壮絶な先行争いが繰り広げられていた。その後は徐々にラップが落ちて行ったが、ペースが落ちついた向正面でヒットザターゲットとヤマニンアベイユが一気に上がって行ったので、先行勢はひとたまりも無かった。そして結果だが、ヒットザターゲットとヤマニンアベイユが1着・2着。この2頭は自身のペースを守った結果、向正面で一気に上がっていったというだけだった。安藤勝己・武豊両騎手の流石というペース読みだったと思う。 |
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1着 |
ヒットザターゲット |
言うまでも無く、鞍上の頭脳が光ったというだけでなく、ヒットザターゲットは長く良い脚を使っている。良い脚が一瞬だったラティールの仔とは思えないが、今回力をかなり出し切った一戦だと思うので、上積みという点で今の500万で即通用となると疑問がある。 |
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2着 |
ヤマニンアベイユ |
中山のタイム分析でも触れたが、前走の新潟戦でキツイペースの先行ながら3着だった馬。スパッと切れる脚は無いので、コーナー2回のコースだと切れ負けするが、コーナー4回の2000mで平均した脚を使う競馬だと、好走できる。次走も函館の2000mなら有力。 |
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5R2歳新馬 |
タイムランクAのレース |
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基準より0秒7速い勝ちタイムだった。1枠から逃げていたパチャママにコスモメガトロンが並んで行く。そしてコスモメガトロンが抜け出して1着。3馬身半離され、パチャママが2着。その後ゼロスを内からヴァップが交わして3着入線となっている。 |
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1着 |
コスモメガトロン |
サクラバクシンオー産駒だが、サクラバクシンオー産駒というのは一般的に筋肉が硬い馬が多くて、そのため距離が保たないという場合が多いが、このコスモメガトロンは歩いている時からトモがプリプリとしていて、筋肉の柔軟性を感じる。筋肉だけでなく、フットワーク自体もしなやかで、良い意味でバクシンオーっぽくない。少なくとも1600mまでは問題ないと思う。この先新馬戦でどんな馬が出現するかわからないので、ちょっと怖さもあるが、ラベンダー賞や函館2歳Sでもかなり有力だと思うので、注目馬とする。 ちなみに昨年函館1200mの新馬戦をタイムランクAやBで勝った馬は居なかった。そして一昨年は札幌での代替開催だったが、芝1200mの新馬戦をタイムランクAで勝ったステラリードが函館2歳Sを1着。そしてその函館2歳S2着は、芝1200mの新馬戦をタイムランクBで勝ったキョウエイアシュラだった。注目馬。 |
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2着 |
パチャママ |
2着は0秒6差、タイム面で高評価できるという程ではない。 |
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7R3歳上500万下 |
タイムランクEのレース |
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基準より0秒7遅い勝ちタイムだった。 |
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9R3歳上500万下 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒7速い勝ちタイムだった。先手を取ったオースミレジスタが直線に入って、後続との差を広げて行き1着。2番手に居たホローポイントは伸びを欠き、変わってキンショーダンデーが上がって来た。その後外へ出されたメタギャラクシーがアドマイヤプレミアに競り勝ち、3着となった。 |
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1着 |
オースミレジスタ |
ハイペースで逃げて、そのまま圧勝だった。最後は流す余裕もあり、なおかつ着いて行った他の先行馬が失速して、差し馬がごちゃごちゃの2着争いを演じるという非常に強い勝ちっぷりだったと思う。滞在競馬が合うことと、少々ハイペースでも息切れは強いという事が伝わる勝ちっぷりだったが、要するに注文がつくタイプ。という事で、昇級するといろいろ課題はある。昨年札幌ダート1700mの500万を1秒差で圧勝して、次走の1000万でも2番人気となったが、競りかけられて3コーナーでは交わされ、その後激しきバテて3秒2差の大惨敗だった。 |
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5着 |
ホローポイント |
2着以下では着きバテとなった5着のホローポイントに注目。デビューから2連勝した当時からあまり成長していないのは確かだが、普通の組み合わせで普通のペースで先行できれば、今回の様な結果にはならないと思う。たぶん、また次走も1番人気だと思うが、この5着で少しでも人気が下がると妙味が出てくると思う。 |
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11R五稜郭S |
タイムランクSのレース |
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前半・中盤が遅く、補正しきれずにスローの扱いとする。 |
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12R道新スポーツ杯 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒6速い勝ちタイムだった。テイエムオオタカが直線に入ってもリードを保っている。2番手を進んでいたティムガッドが一杯となって、内からはマッキーコバルト、外からはクレバーサンデー・ミオリチャンが上がって来る。しかしテイエムオオタカが後続を寄せ付けず、そのまま逃げ切った。 1200mで完全タイム差マイナス0秒6と言うのは、あと0秒1速ければタイムランクAという好タイム。 |
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1着 |
テイエムオオタカ |
昇級しても通用すると言うよりも、既に重賞3着が3回ある馬ですから、1000万に出走できる事自体が反則に近かった馬。函館スプリントSにもし出走できれば面白い存在。 |
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2着 |
マッキーコバルト |
昨年の秋喉に問題が発生して、連続シンガリ負けだったが、喉の手術をして復活した。ただし、勝ち馬から0秒6差とタイム面で高く評価できる訳ではありませんし、先ほど阪神のパルラメンターレに関して述べた様に、喉の手術明けに好走しての2戦目というのはちょっと危険な面もある。 |
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