2009年1回阪神1日目

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中山 京都
  馬場コメント
今開催は全てAコースを使用するが、開幕週らしく芝が密に生えそろった絶好のコンディションだった。ただ、その一方で草丈は非常に長くて、力の要る馬場だった。実際レースに騎乗するジョッキーからも馬によっては得手不得手が出る馬場との声も聞かれた。よって馬場差は土曜がプラス1秒4で、土曜よりも風がきつくて、時計の出方が鈍った日曜はプラス1秒5。脚質的には先行タイプの馬が圧倒的に有利で、差しタイプの馬は直線に向いて、一端は伸びて来そうになるが、そこから脚色が同じになってしまうパターンが多かった。
土曜については、
3Rまで:-0秒4
5R以降:±0
だった。まず見た目の印象から言えば、力の要るダートと言った雰囲気。流石に土曜午前は前日に降った雨の影響を受けていたが、午後は乾いて時計の出方が鈍った。日曜はパサパサのダートと言うよりは、砂質が重そうな感じだった。土曜と比べると明らかに時計が掛かっていた。脚質的には先行馬が粘る一方で、ペースが速くなればキッチリと差し馬も届いていた印象。脚抜きの良い馬場に強いタイプではなく、どっしりとした割と重量感のある馬の活躍が目立った。特に時計の掛かった日曜はその傾向が強かった。


  タイム分析
 2009/02/28 (土)  芝=+1.4  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
7R T1400 バンガロール 牡3 500万下 1:23.4 +1.1 --- +0.1 --- C C 6.38
9R T1600 ウィズディクタット 牡5 丹波特H1000 1:35.7 +1.7 --- +0.6 --- D C 7.94
10R T2400 アーネストリー 牡4 御堂筋S1600 2:28.2 +2.5 --- ±0 --- C C 6.00
11R T1600 ダブルウェッジ 牡3 アーリン(G3) 1:35.6 +1.2 --- +0.1 --- C D 6.75
 2009/02/28 (土)  ダ=変動
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 フレーバーティー 牝3 未勝利・牝 1:56.3 +1.6 --- +1.0 --- SL D 6.79
2R D1200 エーシンウォーマン 牡3 未勝利 1:12.5 -0.8 --- -0.5 --- B C 6.00
3R D1400 ドリームクェーサー 牡3 未勝利 1:25.6 -0.3 --- ±0 --- C C 8.15
5R D1800 ツカサゲンキ 牡3 未勝利 1:55.4 +0.7 --- +0.7 --- D C 6.50
6R D1400 ショウサンウルル 牝3 新馬 1:27.1 +1.0 --- +1.0 --- E D 11.56
8R D1800 クーノキセキ 牝4 500万下・牝 1:53.9 +0.8 --- +0.8 --- D D 9.18
12R D1400 シルクレセプション 牡4 1000万下 1:24.7 +0.5 --- +0.5 --- D D 8.38

阪神2R 3歳未勝利 タイムB
基準より0秒5速い勝ちタイムだった。フレッドバローズが外枠から先頭に立って、後続を離して逃げている。その後アスタークリス、内にミッシングナンバーと続き、外からはスタートで遅れたエーシンウォーマンが上がって来た。直線半ばで、アスタークリスを交わして内からミッシングナンバーが単独の2番手。さらにフレッドバローズを交わして抜け出した所、エーシンウォーマンが外から伸びてくる。この伸び脚が良く、ゴール前で交わして1着となった。
1着:エーシンウォーマン 
武邦彦調教師の引退日の贈り物としか言いようがない変わり身で、見事勝利した。鞍上が武幸四郎騎手というのも何かの縁で、表彰式の口取りには、武豊騎手も参加していた。実はミッシングナンバーが2着だったが、コレが領家調教師の管理馬で、その領家調教師もビービーガルダンで重賞を勝ったという事で、非常に神様が巡り合わせというのを用意していたな…という印象。
2着:ミッシングナンバー 番組注目馬
これで3戦連続Bランクのレースで好走した。しかも全て脚抜きの良い馬場だったが、仮に日曜の様な力の要る馬場になっても問題ないと思う。それくらいレース毎の良化度は顕著。注目馬。
阪神6R 3歳新馬 タイムE
基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。
1着:ショウサンウルル 
後続を全く寄せ付けない勝利でしたから、単なる快速馬ではなく、うまく溜めが聞いている印象。昇級即通用となるとどうかと思うが、まだまだ上積みは見込めると思う。
2着:コスモナダル 
これはトビが大きくて、結構一歩一歩が力強い馬。個人的にはもう少し長い距離の方が良さそうなイメージ。
阪神7R 3歳500万下 注目
タイムランク・メンバーランク共にCと水準のレベルだったが、勝ち馬は将来性十分なので、ここで取り上げたい。
比較的平均ペースで流れて、前半3ハロン35秒0で、上がりが36秒3ですから、ゆったり流れてバンガロールが直線向いて一端前が壁になるが、そこから外に持ち出してからは力強く伸びた。後続が来てもまだ余裕がありましたし、強いレースぶりだった。
1着:バンガロール 
発馬は早くなかったが、すぐに好位にとりつくと、勝負所では一端動きを待つ仕草を見せた。そして直線に向いて、外に持ち出すとしっかり伸びて後続を突き放した。佐藤哲三騎手に言わせると、まだオンとオフの切り替えが上手じゃないし、手前の変え方も下手との事だが、それでいてセンスに満ちた走りで勝つのですから、能力は高いと思う。ちなみにその佐藤哲三騎手に「アーリントンCに出てても勝負になったのでは?」と問うたが、少し考えた上で「まだ早いかな」という答えが返ってきた。ただ、個人的には十分に勝負になっていたと思う。とは言え、ひとまず賞金を加算できたのは、この馬にとって非常に大きいと思いますし、今後の成長が楽しみな素質馬。
阪神10R 御堂筋S 注目
勝ったアーネストリーを取り上げる。
1着:アーネストリー 
バンガロール同様に佐々木晶三厩舎+佐藤哲三騎手のコンビで、前走3着を見て長谷川さんがこの番組で注目馬に挙げられていた馬。グラスワンダー産駒というのはどちらかと言うと脚裁きが硬くて、走法そのものはカッコイイという感じではないが、この馬トビが大きくて雄大なフォームで走る。しかも、レースでは4角で少し外に張られたが、それに動じる事無く、ギリギリまで追い出しを我慢して直線半ばからあっさりと抜け出した。まだキャリアは今回で8戦ですから、1走ごとに着実にレースぶりは良くなってますし、バンガロール共々昇級即上位候補という訳ではないが、今後も注目していきたい馬。
阪神11R アーリントンC 
1番人気のアイアンルックが初戦に続いて出遅れた。ちょっとタイミングが合わなかったのか、ゲートの中で前掛けしてたらしい。直線に向いてからも、やや窮屈なポジションになって、追い出しを待たされる場面があった。最後は伸びてきているが、結果4着が一杯だった。前に行ったダブルウェッジ・マイネルエルフが内で叩き合うところを、外からミッキーパンプキンが伸びて来て3着。なかなか馬場も重かったですし、タフな競馬になったという印象。
1着:ダブルウェッジ 
やはりこの時期の3歳馬。1回負けると底が割れた感があって、極端に人気が下がってしまうケースというのが多い。ダブルウェッジも良い例で、よくよく考えてみると前回道悪だったという事で、それほど悲観視する内容ではなかったのだが、結果他の割とキャリアの浅くて将来性を感じさせる馬に人気が集まって、この馬人気薄になった。非常に前に行ってしぶとかったですし、最後叩き合いで制した様になかなか根性がありますし、なおかつこの馬ちょっと芝の深いコースの方が恐らく合ってるんじゃないかなと思う。枠順も1版枠でそれを最大限に活かしたという事で、いろんな要素が絡み合って、能力を全面に発揮したなという競馬ぶりだった。
==小牧騎手==
枠順が思った通りの所に入ってくれたので、勝つときはこんなもんかなと思いながら乗っていた。あまり早くに先頭には立ちたくなかったので、うまく下がられて良かった。この前のシンザン記念の時よりちょっとイラだっていると言うか、カッカしてて道中もちょっとかかり気味だったが、阪神の開幕週で前が有利という事もあって、うまく押し切れた。元々馬体もしっかりした馬なので、あとは精神的にもうちょっと落ち着いてどっしりしてもらえれば良いかなと思う。
2着:マイネルエルフ 
同じ繰り返しになるが、この馬も前回負けたことで極端に人気が下がっていた。前に行ける馬ですし、開幕週ですしという事で、後々考えれば怖い1頭だったなと。あとデムーロ騎手自体がリングハミが少し苦手だという事で、今回この馬のリングハミを外して別のハミに変えた。それでも非常に真っ直ぐ走ってましたし、左回りより右回りの方が良いタイプで、前に行ってしぶといタイプの馬ですから、今後も穴を開ける要素は十分な馬だと思う。
3着:ミッキーパンプキン 
スタートが悪かった事によって、後方で脚を溜める形になったが、前回前に行って止まった事を考えるとかえって良さが出たな…という印象なので、負けはしたが今後に向けては収穫ある内容だった。
4着:アイアンルック 
スタートが悪かったですし、直線もちょっと追い出しを待たされる場面があったという事で、まだキャリア1戦ですから、こちらも負けたがこれをかてに今後伸びてくる馬だとは思う。
==武豊騎手==
勿体ないレースになってしまった。ゲート前かきをして出が悪かったですし、直線もいろんな事に気を遣っている感じだった。でも能力の高い馬ですよ。
12着:スーニ 
今回芝の超高速決着で負けたのであれば、ちょっと厳しかったな…という事が言えるのだが、割とタフな馬場で負けてしまいましたから、現状はダートの方が良いかなという印象。

  馬券Summary
差し届くダート
少し触れたが、先週の阪神は芝・ダート共に力の要る馬場だった。もちろん芝に関しては、芝刈りとか天候云々でスピード決着になる可能性もあるが、ダートに関しては、劇的な変化がない限り、先週と同じ様な傾向が続くものと思われる。砂が浅くて路盤に脚が当たる感じだったと各騎手が揃えていた京都とは、大分趣が違う印象。傾向としては差しも届いている。
解説者:
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