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2011年1回中山7日目

2011/12/25(日)
中山 阪神 小倉
2011/12/24(土)
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2011/12/18(日)
中山 阪神 小倉
2011/12/17(土)
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2011/12/11(日)
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2011/12/03(土)
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2011/11/27(日)
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2011/11/26(土)
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2011/11/20(日)
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2011/11/19(土)
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2011/11/13(日)
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2011/11/05(土)
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2011/10/30(日)
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2011/01/05(水)
中山 京都
馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒6だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス0秒8でスタートし、8日目がマイナス0秒6とほとんど変わりはなく、冬場としては速い時計の出るレベルだった。
先週の芝はかなり傷んでいる様に見えたが、上の緑色の洋芝が飛んで緑色の部分は少なくなっていたが、その下の野芝は根を張っている様で、極端に時計が掛かるようになった訳ではなかった。開催が進むにつれて、少しずつプラス方向に馬場差が動いたが、結局開催の中で最大0秒2しか違いがない。そして時計の出方は開催の前半と後半で大差なかったが、開催前半と比べて最終週の先週は外からの差しが決まる事が多かった。開催の中で仮柵の移動とかローラー整備というものがなくて、自然に外差しも効くようになっていたと理解しやすい馬場だった。
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒5、1200m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと1800mはほとんどがプラスの馬場差で、4日目以降は時計の掛かるコンディション。特に4日目は掛かっていた。一方1200mは水準レベルで、その中では4日目が掛かっているが1800mほどに顕著には掛かっていない。
先週は水曜日から金曜日まで連日散水が行われて、3週目よりは含水量が高かった様。という事で1800mは3週目と比べれば、速い時計が出る状態になったが、っと言っても乾燥している事に変わりはなく、パワーが必要な馬場状態だった。なお、この開催全て良馬場だったが、1800mの馬場差は最大で1秒3の開きがある点に注意。日によって同じ良馬場でも含水率が違いますし、さらに4日目は風の影響もあった。これに対して1200mは開催を通じて、おおむね安定していて、中山のダートは1200mと1800mの馬場差が必ずしもリンクしていないという点を改めて確認したい。

先週ダート1800mでハイペース、ペースが速すぎて時計が速くならなかったというレースが2つあったので取り上げる。中山のダート1800mというのは直線の急坂を2回登る。特に冬場の時計のかかる馬場のハイペースになると、そういうコースですから各馬がバテてしまい、その結果勝ちタイムが馬の実力よりも遅くなってしまうという傾向がある。
馬場差一覧

芝・ダート別表示

タイム分析 2011/01/22 (土)  芝=-0.7 2011/01/22 (土)  ダ=+0.5 / 1200m=±0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 補正 WL TL ML TG KT
1R D1200 トーセンナスクラ    牡3 未勝利 1:13.0 ±0 --- ±0 ±0 100 C D 1.13.0 1:13.0
2R D1800 トップストライド    牡3 未勝利 1:56.9 +1.2 --- +0.7 +0.5 93 D C 1.56.2 1:55.7
3R D1200 アルデュール    牝3 新馬・牝 1:12.2 -1.0 --- -1.0 ±0 110 A D 1.13.2 1:13.2
5R T1600 マイネクイーン    牝3 未勝利 1:35.2 -1.0 --- -0.4 -0.6 104 B C 1.35.6 1:36.2
6R T2000 タウレプトン    牡3 未勝利 2:05.5 +2.3 --- +2.0 +0.3 90 S C 2.03.5 2:03.2
7R D1200 シルクミライ    牝4 500万下・牝 1:12.4 +0.5 --- +0.5 ±0 95 D C 1.11.9 1:11.9
8R T1800 レアーレスパーダ    セ4 500万下 1:47.6 -1.0 --- -0.4 -0.6 104 B D 1.48.0 1:48.6
9R T1600 ヤマノラヴ    牝3 菜の花賞500 1:35.6 +0.1 --- +0.7 -0.6 93 D D 1.34.9 1:35.5
10R T2000 マコトギャラクシー    牡4 東雲賞1000 2:00.8 -0.1 --- +0.2 -0.3 98 C C 2.00.6 2:00.9
11R D1800 タガノジンガロ    牡4 アレキサ1600 1:52.5 +0.1 --- -0.8 +0.9 108 B C 1.53.3 1:52.4
12R D1200 エーシンリードオー    牝5 1000万下 1:11.5 +0.2 --- +0.2 ±0 98 C C 1.11.3 1:11.3


         

2R3歳未勝利 注目レース・馬
今の馬場で1000m通過62秒6というのは3歳未勝利戦としては、かなり速い。完全タイム差がプラス0秒7のタイムランクDという全体時計よりは高い評価ができるレースだということを、まず強調しておく。
3着 サトノピースピース 中でも特に先行して上位に残った3着のサトノピースピース、4着のレッフェルンは見直しが必要。この2頭の中でもサトノピースピースは5ヶ月ぶりの実践で今回が初のダートだった。次走は前進必死だと思う。
4着 レッフェルン 中でも特に先行して上位に残った3着のサトノピースピース、4着のレッフェルンは見直しが必要。
11着 トウカイチャーム 次走この凡走で人気が下がる様なら注意したい。
 
3R3歳新馬 タイムランクAのレース
基準より1秒0速い勝ちタイムだった。内のクォリティシーズン、外のアルデュールが並んで直線に入って行く。手応えに余裕のあるのはアルデュールで、追われる事なく単独先頭に立って1着。クォリティシーズンも後続には大きく差をつけて2着。3着争いは接戦で、内に入ったヤマニンカモミールがハナ差で先着していた。
1着 アルデュール 終始持ったままの楽勝で2着馬がかわいそうになってしまう様なレースだったが、それでこの勝ちタイムですからかなり優秀。ただ、ダートの短距離がベストというタイプの馬は馬なりであっても、騎手が追っても大して変わらないという場合が少なくないが、もし仮に追っても今回と大して変わらず、大幅な時計短縮ができなかったとしても、500万のダート短距離で好勝負できるレベル。
2着 クォリティシーズン 3着に2秒もの差をつけた。こちらも500万で好勝負可能という時計ですから、次走もダート短距離なら勝機濃厚。注目馬。
 
5R3歳未勝利 タイムランクBのレース
基準より0秒4速い勝ちタイムだった。逃げていたトウカイギアーに4コーナーで後続が並んで行った。外からは断然の1番人気ミエノゴーゴーが先頭を伺うが、内を突いてアラマサコマンダー、さらに2頭の間を割ってマイネクィーンも接近し、ゴールではマイネクィーンが抜け出して1着。2着にミエノゴーゴー、3着アラマサコマンダーだった。
1着 マイネクィーン デビューから4戦ずっと1800mに出走して来たが、2走前などは1800mのスローでかなり折り合いを欠いていた。今回は初の1600mだったが、緩みのない流れでそれほど折り合いに苦労せず、直線で切れる差し脚を発揮した。1600m以下の牝馬限定の500万なら通用しそう。
2着 ミエノゴーゴー 単勝オッズ1.5倍の1番人気だった。このオッズでは責任を果たしたとは言えない。自身の完全タイム差だが、前回注目馬としたときのレースよりもちょっとパフォーマンスが落ちてしまった。という事で、今回注目馬とはしないが、次走も有力ではある。
3着 アラマサコマンダー 有利な内枠から内ラチ沿いに走って距離のロスがなくて、なおかつ前がふさがる様なロスもなかった。これはあまり評価できない3着だと思う。
 
6R3歳未勝利 タイムランクSのレース
前半・中盤が遅く、補正しきれずにスローの扱いとする。
 
8R4歳上500万下 タイムランクBのレース
基準より0秒4速い勝ちタイムだった。レースを引っ張って来たフサイチナガラガワが直線に入って失速。外からエクセリオンそしてレアーレスパーダが上がって、レアーレスパーダが抜け出して1着。2馬身差でエクセリオンが2着。さらにやや離れてジャストルーラーが3番手争いで先着していた。
1着 レアーレスパーダ 最初芝に出走して3回勝てず、ダートで1勝目を挙げたが今回が8ヶ月ぶりの実践。しかも芝に替わって快勝だった。桜花賞馬の姉レジネッタ、やはり芝で切れた兄アエローザはどちらもフレンチデピュティ産駒で、こちらはフレンチデピュティ産駒のクロフネが父。兄・姉と血統構成は似ていて、その兄・姉ほどではないが、芝で差しに回って切れるのは終わってみれば納得という感じ。デビューから実は36キロも体重が減っていて、こうなって見ると芝の新馬戦・未勝利戦で勝てなかった頃はちょっと太かったんだろうということ。ただ、このレース自体は速めの平均というバランスの良いラップで速い時計が出やすい流れだった。そう高い評価はできないと思う。
 
11RアレキサンドライトS タイムランクBのレース
基準より0秒8速い勝ちタイムだった。プレシャスジェムズが今回は逃げずに2番手。リバプールサウンドが先手を取った。これら先行馬をタガノジンガロが直線で交わして抜け出し1着。プレシャスジェムズが2番手で粘り、そこから4馬身離れてリバプールサウンド。その後サイオンらが追い上げて来た。
1着 タガノジンガロ 500万で2着を6回続けていたが、その後に3連勝してオープン入りした。3歳春は前に行けず届かずの2着というのが多かったが、昨年の秋以降好位から抜け出す競馬が身についた。今回も危なげのない勝ちっぷりで昇級しても上位候補。
2着 プレシャスジェムズ この馬の近走1000m通過63秒9だった北総Sで3着。同じく1000m61秒3のフェアウェルでは13着、そして1000m通過63秒4の招福Sで2着、そして1000m通過63秒0の今回2着。という具合にペース次第で大きく着順が変わってしまう先行馬ではあるが、ダートの中距離では流れに恵まれる確率の方が高い。今後も軽視はできない。
4着 サイオン 遅めの平均ペースで前が残る展開でしたから、差し損なった4着サイオンには注目だがダートではこういう前残りの展開になるのが普通なので、ペースに恵まれたと思っても先行馬を軽視するのは危険。逆にペースが向かなかったと思ってもいつも先行できないという馬は常に割引が必要。
 
ポイント
ハイペースで時計がかかった
後ほど


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