2011年3回京都8日目

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  馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス1秒0だった。ここまで8日間は特に雨の影響によって時計の出方が開催日によって異なる。ただ、5日目や8日目の数値が示す様に基本的には、つまり雨の影響が無ければ速い時計の出るコンディションとなっている。
土曜の方が週半ばの雨の影響が残っていたため。日曜は乾いて、高速馬場のレベルとなった。この後も引き続きCコースが使用される。
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。この開催は雨の影響で脚抜きの良い日が多く、全てマイナスの馬場差となっている。
先週にしても特に土曜は雨の影響が残っていたはずだが、時計の出やすいレベルと言うほどではなかった点、これが注意事項。なお、その土曜日は途中で馬場発表が変更されたが、馬場差は1日を通した数値。


  タイム分析
 2011/05/15 (日)  芝=-1.0  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1600 パイクスピーク 牝3 未勝利 1:35.5 +0.2 --- +0.7 --- D D 8.89
3R T2000 オーシャンブルー 牡3 未勝利 2:01.1 -0.9 --- +0.1 --- C D 9.65
6R T1400 ダーズンローズ 牡3 500万下 1:21.5 -0.3 --- +0.4 --- D C 7.92
7R T1800 アドマイヤベルナ 牡4 500万下 1:46.1 -1.3 --- -1.0 --- A C 5.91
9R T2400 トレイルブレイザー 牡4 烏丸SH1600 2:23.6 -1.8 --- -0.6 --- B C 7.61
10R T1400 エアラフォン 牡4 朱雀S1600 1:22.2 +1.4 --- +1.4 --- SL C 9.00
 2011/05/15 (日)  ダ=-0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 クレセントシチー 牡3 未勝利 1:54.4 +0.3 --- +0.4 --- D E 7.31
5R D1200 ユウキマリアッチ 牝3 500万下 1:11.9 -0.2 --- -0.1 --- C D 7.06
8R D1800 ピサノルビー 牝5 500万下・牝 1:54.0 +1.4 --- +0.4 --- D E 6.40
11R D1400 トーホウドルチェ 牝6 栗東SH 1:22.7 +0.3 --- +0.4 --- D D 6.67
12R D1200 シャドウエレメント 牡4 1000万下 1:11.2 -0.1 --- ±0 --- C D 7.64

京都5R 3歳500万下 注目
2着だったサミットストーンを取り上げる。
2着:サミットストーン 
意外にもこれが初めてのダート1200m戦だった。スタートが良くなかった事で初めて後方からのレースを強いられたが、4コーナーで外へ出すとなかなかの伸びで勝ち馬に詰め寄った。結果的に新味が出たという陣営にとっては嬉しい誤算だったとも言える。元々スピードの裏付けがあって、脚質に幅を増したとなれば、このクラスはすぐに卒業できる。休む前がかなり太く映ったので、体はもう少し絞れた方が良いと思う。
京都7R 4歳上500万下 タイムA
基準より1秒0速い勝ちタイムだった。道中2番手を進んでいたアドマイヤベルナが手応え良く早めに先頭に立って行く。サンライズスカイは伸び一息、その外からドリームクラフト・テキーラが追い上げて来るが、アドマイヤベルナはリードを保って4馬身差で1着。その後1番人気ドリームクラフトが内のマイネアロマを交わして2着。さらに後方から追い込んだテキーラが3着だった。
1着:アドマイヤベルナ 番組注目馬
時計自体が速く、上手く流れに乗ったと言うよりも自ら動いての勝利ですから評価できる。休み明け2走目という事もあったのだろうが、一番の大きな要因はやはり芝適性がかなり高かったという事だろう。注目馬。
2着:ドリームクラフト 
言い換えれば番組注目で2着だったドリームクラフトについては、離されたとは言え、悲観する2着ではない。普通の相手なら次走も上位候補。
3着:テキーラ 
末脚確かだが、流れに左右される。こちらは流れ次第だろう。
京都9R 烏丸S タイムB
基準より0秒6速い勝ちタイムだった。競り合っていた先行馬は4コーナーにさしかかって失速。変わってトモロポケット・ケンブリッジレーザが併せて押し上げ、さらにトレイルブレイザーが迫って2頭に並んで交わして行く。大外からはカネトシパサージュ・カワキタフウジンも追い上げたが、トレイルブレイザーが1着、接戦の2番手争いは内のトモロポケットが制した。
1着:トレイルブレイザー 
前半1000m通過57秒8という速いペースを考えれば、とても良い位置取りでスパートのタイミングもピッタリだったという事。これだけ速いタイムとなったのは、先行馬が競り合いながら飛ばしたためとしても、トレイルブレイザー自身は昨年秋の3勝目が芝2500m。今回が緩みのないペースの2400mという事で、長距離適性は高い。テンションが上がると出遅れてしまい、もろもろが悪循環という負けパターンああった馬ですから、それさえ出さなければオープンでも通用すると思う。
7着:ジャングルハヤテ 
1番人気で7着に終わった。能力云々よりも前走の超スローから流れが一変した事の戸惑いが大きかった様に思う。勝ち馬をマークするはずだったが、逆に道中は置いてけぼりを食らって、その対応で一杯一杯だった。
京都10R 朱雀S タイムSL
前半が遅く、補正しきれずにスローの扱いとする。

  馬券Summary
Sあり、Mあり、Hあり
後ほど
解説者:
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