ラッキーライラック (Lucky Lilac)

牝9 (2015/04/03生) 栗毛

父:オルフェーヴル (Halo系)
母:ライラックスアンドレース
母父:Flower Alley
戦績:19戦7勝
馬主:サンデーレーシング
調教師:栗東 松永幹夫
生産:ノーザンファーム
賞金:7億3747万円

日付 レース名 コメント
2020/12/27有馬記念(G1)4着4着のラッキーライラックはですね、4コーナーで前にいないと厳しいけれども、早めに先頭に立つと気を抜くという、まぁ難しい馬なんですよね。また、追い出してからエンジンが掛かるまで時間がかかるので、中山で直線に入ってから追い出してもちょっと伸び負けしてしまうという結果でしたね。
2020/11/15エリザベ(G1)1着ラッキーライラックが外から抜け出してエリザベス女王杯連覇です。大外枠でも無理に内に入れず、中団の外。平均ペースを上手く利用していた感がありますね。3コーナーからは距離ロスをモノともせず大外から仕掛けてきちんと残したのは、もうルメール騎手の名人芸のような感じでしたね。そのC.ルメール騎手は、2008年以来12年ぶりのエリザベス女王杯制覇です。
C.ルメール騎手 そうですね。まぁ本当に強い馬ですね。2歳からトップレベルで走ってくれました。今回また勝つ自信がありましたけど、18枠番から結構キツかったと思ったけど、まぁ良いレースができましたし、馬が冷静に走りましたし、最後あの普通の良い脚を使いました。やさしいレースを乗りたかったから、一番大外の方いましたので、もうすぐ後方をトライしました。これから結構スムーズなレースができました。3・4コーナーは大外の馬がちょっとポジションを上げて来た。ちょっと早めにハナを取りましたけど、彼女は強いからゴールまで頑張ってくれました。良かったです。ラッキーライラックは結構タフな馬ですね。止まらなかったとよく頑張ってくれました。嬉しく思います。
2020/08/23札幌記念(G2)3着そしてペルシアンナイトが2着、1番人気のラッキーライラック3着だった。3着のラッキーライラックは4コーナーでポジションを上げたり動いたりすると直線で伸びない馬。乗り方次第でもっと走れると思う。
2020/06/28宝塚記念(G1)6着一方、1番人気のサートゥルナーリアは4着、3番人気ラッキーライラックは6着だった。6着のラッキーライラックはクロノジェネシスと同じく牝馬限定戦よりも牡馬相手の方が好走しやすいタイプだが、ここまで馬場が悪化すると対応できなかった模様。
2020/04/05大阪杯(G1)1着ラッキーライラックは勝ってG1 3勝目となった。内の3・4番手、内回りのコース形態とまたBコースのコースが変わりを考えれば、最も有利なポジションを取りきった時点で勝負はあった。デムーロ騎手にとっては会心の騎乗であって、中山記念2着からの連続騎乗も大きかったと思う。馬も休み明けを1度叩いてシャキッとしていましたし、200mの距離延長もプラスとなった。ここに来ての充実ぶりはオルフェーヴル産駒の成長力もある。今後とも崩れる事はないと思っている。鞍上のM.デムーロ騎手はG1に昇格した後の大阪杯はこれで2勝目。
M.デムーロ騎手 いやーもうちょっと無観客で凄い寂しいですけど、本当に気持ちで良い。G1勝つはとっても嬉しい事ですね。少し早かった。採決にも呼ばれてしまった。ちょっと早いガッツポーズだった。本当に余裕があった、今日は。凄く良い勝ち方してました、強い勝ち方です。この間思ったより反応が少し悪かった、久しぶりだった。香港以来だったから。今回は大分仕上がっていましたし、凄い集中していましたし、スタート上手く出て行った。で、思ったよりは少し前へ行っていた。本当に展開、凄く上手く行っていた。この間も中山記念、ダノンキングリーは強かったから、ずっと見ながら行っていたが、やっぱりさっき言った通りちょっと反応が悪かった。今回は凄く良く、3・4コーナーの所でハミを取っていましたし、抜群の手応えだった。ホントちょっとスペースがあったので、凄く運が良かった。凄い楽しみですね。牝馬ですけど、凄い男っぽい。正確も強いし、まぁ力も能力も余裕。最初にも先生と馬主sさん、いつも僕のこと信じているのありがたいです。あと、お客さんもいないのにさっき言ってました、ホント寂しいですけど、このコロナウィルスはホントしんどいだから、みんな一所懸命頑張りましょう。いつも応援してくれている人、本当にありがとうございました。
2020/03/01中山記念(G2)2着2着争いはラッキーライラックがソウルスターリングにクビ差先着。ラッキーライラックはダノンキングリーが一気に差を詰めている時に、後ろの方で追い通しになっていて反応の鋭さで劣ってしまった。この馬は牝馬限定戦では人気を裏切る事が多くて、牡馬相手だと好走が多いというのはスローペースに弱いからで、今回のような展開で2着ならかなり良く走っていると言えると思う。同じ2着でも昨年より強くなっていると感じる。
2019/12/08香港ヴァーズ2着コメントなし
2019/11/10エリザベ(G1)1着ラッキーライラックが内から抜け出して、昨年の3月以来の勝利となった。どちらかと言うと、早めに動いて失速するパターンの競馬を続けて来たが、今回溜めるだけ溜めて最内を突いて、加速した状態でゴールインした。これ本当スミヨン騎手がこの馬の特性をうまく引き出したと思う。どちらかと言うと、しぶといけど、切れないイメージがあったが、今回でそのイメージを何か、一変させた感じはある。この活躍ならちょっと距離が延びても楽しみ。いろんな意味でこの馬の可能性が広がったと思う。鞍上C.スミヨン騎手のJRA G1制覇は2014年のジャパンカップ以来、およそ5年ぶり。
C.スミヨン騎手 以前は体重が重かったりとか、いろんなことがあって、なかなか自分でフィジカルの上でベストの状態で乗れなかった事もあったが、今回はベストの状態で日本に来た。体重もコントロールできやすくなりましたので、牝馬も乗れるようになったが、自分自身としても体調が良い、ベストコンディションであったということもありますし、もちろんそれ以上に馬の状態も非常に良かったという風に思っている。調教に乗った時から非常に良い馬だなというイメージは持っていた。今日、パドックに行って、馬を見た時には非常にウォーキングも良かったですし、凄くシェイプも良かったという所で、自分としても自信を持って乗った。もう少し前のポジションを取る予定だったが、スタートがそれほど上手く、クイックに動けなかったということで、思ったよりは後ろの位置になってしまった。ただ、前走よりも距離が伸びていますし、内枠という事もありますから、溜めて行こうと。ふと前を見ると、人気馬もいましたし、まぁ道中ついて行こうという感じで行った。4コーナー、前の段階では加速がついたので、外を回ろうと一瞬思ったが、パッと右側を見ると内ラチが空いてたので、内を突いた。この馬の切れる脚が無ければ勝てなかったと思いますし、そういう部分を非常にこの馬が良かったという風に思った。
なお、今回のラッキーライラックは518キロでの出走だった。エリザベス女王杯が3歳限定だった頃を含めて、優勝馬としては最も重い体重だった。
2019/10/14アイルラ(G2)3着そして2着にフロンテアクイーンが続いて、3着がラッキーライラックだった。3着のラッキーライラックは休み明けとすれば良い体つきでしたし、この馬のレースをして負けてしまっただけ。馬のリズム優先で乗るために、どうしても正攻法成になりやすい。いつも強いレースはしている。
2019/05/12ヴィクト(G1)4着その後の4着が1番人気のラッキーライラック、5着が2番人気のアエロリットだった。4着のラッキーライラック、これはもう直前追いもしっかりとやって、きっちりと仕上げて来た分、行きっぷりが良かった。それには一旦は先頭を伺う場面も作って、結果ラストは切れ負けしたが、どうでしょう、この馬にとってはちょっと時計が速すぎた印象がある。もう少ししぶとさが活かせるコンディションの方が良かったように思う。
石橋脩騎手雰囲気良くゲートに入ってくれて、上手にスタートも決めてくれました。コーナーでも折り合って走れていたし、3コーナーに入ったところでペースが速いと感じたので、もう前の馬は気にしなくて良いなと思ったのですが、もうひとつ後ろの馬の目標になってしまいました。ただ、自分としては自信はあったし、あれ以上は下げるわけにはいきません。勝ちに行くレースをしました。馬は最後までしっかりと走ってくれました。
2019/04/06阪神牝馬(G2)8着8着ラッキーライラック、3コーナー手前で挟まれて、手綱を引っ張る不利があった。それからリズムが悪くて、4コーナーでは最後方近く。これでは勝負にならない。中山記念2着の先行策が活かせずに終わった。
2019/02/24中山記念(G2)2着そして2着がラッキーライラック、3着はステルヴィオだった。ラッキーライラックはハイペースの大逃げから少し離れた2番手。楽ではなかったはずだが、最後まで止まらなかった。こういうスタミナの削り合いのようなレースに強いのだとすれば、切れ味勝負になりやすい牝馬限定戦よりも、牡馬相手に走った方が良いかもしれない。
2018/10/14秋華賞(G1)9着9着のラッキーライラック、この馬はやはり逃げ・先行馬を負かしに行って一仕事すると思っていたが、それができなかったという事は、久々が1つ堪えている訳だが、やはりゲート内で後ろの扉を蹴っていたというコメントでしたから、前向きさがなく、ちょっと集中力が無かったという事で参考外という風に、私は思っている。
2018/05/20優駿牝馬(G1)3着2着にはリリーノーブル、3着がラッキーライラック、桜花賞の上位3頭がオークスでも3着までを占めた。3着ラッキーライラックはその直後ぐらいで競馬をして、流れには乗っていたが、こちらも結局最後は切れ負けした印象。リリーノーブル・ラッキーライラックに関して言えば、月並みな言い方になるが、産まれた年が悪かったとしか言いようがない。オークス馬になり得るぐらいの素質のある2頭だとは思う。
2018/04/08桜花賞(G1)2着2着ラッキーライラックは6キロ絞れて、本番仕様の仕上がりだった。内枠もそつなくこなして、自分の力を出し切っていると思う。リリーノーブルとの差が詰まったのは、緩みのない流れを先に抜け出した分もあると思う。勝ち馬との決め手の差は歴然だが、自在性ではむしろ上回っていると思う。オークスではこれを活かしたい。
石橋脩騎手ゲートは上手に出てくれました。ゴチャつくのは避けたかったので、ある程度の位置で流れに乗りました。直線もうまく前が開き、満を持して追い出したんですが、勝ち馬に一瞬にして交わされました。今日に関しては勝ち馬が強かったけれど、この馬も速い時計で走ってくれてます。能力があるのは間違いないし、今後も楽しみ。
2018/03/03チューリ(G2)1着2歳時に3戦3勝で昨年の最優秀2歳牝馬に選ばれたラッキーライラックが桜花賞へ向けて前哨戦を完勝した。ラッキーライラックは完璧な競馬で勝ち切ったが、トライアルでこういう勝ち方をして良いのかなという疑問はちょっと感じる。とは言え、阪神JFの2着馬・3着馬を完全に封じていて、この組との勝負付けは済んだという印象。あとはまだ対戦していないアーモンドアイなどとの力関係がどうなのかだと思う。
2017/12/10阪神ジュ(G1)1着コメントなし
2017/10/28アルテミ(G3)1着コメントなし
2017/08/20新馬・牝1着コメントなし

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