2024年3回京都4日目

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2024/07/13 (土)
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2024/07/07 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/06 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/30 (日)
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2024/06/29 (土)
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2024/06/16 (日)
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2024/06/09 (日)
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2024/04/28 (日)
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2024/04/21 (日)
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2024/04/20 (土)
東京 京都 福島
2024/04/14 (日)
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2024/04/13 (土)
中山 阪神 福島
2024/04/07 (日)
中山 阪神 福島
2024/04/06 (土)
中山 阪神 福島
2024/03/31 (日)
中山 阪神
2024/03/30 (土)
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2024/03/24 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/23 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/17 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/16 (土)
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2024/02/03 (土)
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2024/01/13 (土)
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2024/01/07 (日)
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2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒7、日曜がマイナス1秒8でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響で時計が掛かっていた2日目を除けば、速い時計の出るレベルです。
 先週もね雨の影響は少しだけでもちょっと残ってたなとは思うんですが、2日目ほどではなかったですね。開催初日ほどではないんですが、高速馬場でした。あと脚質的にはある程度前めにつけた馬と中団からの差し馬がまんべんなく連対していた印象ですね。後方からの差し馬で連対したのは天皇賞・春の2着ブローザホーンだけだったんですよね。なお、今週までAコース、後半の3週はBコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒4でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、2日目終盤以外は全てプラスの数値になっています。
 良馬場とは言え、雨の影響が残って乾ききったコンディションではないんですが、やや時計は掛かっていますね。あと脚質的には、開幕週はね逃げ馬が6勝・2着2回という好成績だったんですが、先週はね1勝・2着1回のみだったんですよね。かと言って差し馬ばかり着てたかと言えばそうでもなくて、依然ねちょっと傾向がつかみづらい状況が続いてますね。


  タイム分析
 2024/04/28 (日)  芝=-1.8  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1400 ドゥーカスコーリ 牝3 未勝利 1:21.6 -0.7 --- +0.6 -1.3 D D 7.89
4R T2000 ランスオブクイーン 牝3 未勝利 2:01.0 -0.5 -0.9 +0.4 -1.8 D C 5.40
6R T1400 クランフォード 牝3 1勝クラス 1:20.2 -1.6 -0.3 -0.6 -1.3 B C 6.70
8R T1800 ロマンシングブルー 牝5 糺の森特(2勝) 1:45.7 -1.0 --- +0.6 -1.6 D C 7.55
10R T1200 グランテスト 牝4 ライスシ(3勝) 1:07.8 -0.5 -0.1 +0.5 -1.1 D C 9.25
11R T3200 テーオーロイヤル 牡6 天皇賞春(G1) 3:14.2 -2.8 -0.2 -0.1 -2.9 C C 6.00
 2024/04/28 (日)  ダ=+0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 アストラカ 牡3 未勝利 1:26.3 +1.0 --- +0.7 +0.3 D D 6.67
2R D1800 マベルシュシュット 牝3 未勝利・牝 1:54.8 +1.2 --- +0.8 +0.4 D D 8.40
5R D1400 テイエムリステット 牡3 1勝クラス 1:23.5 -1.0 --- -1.3 +0.3 A C 7.45
7R D1900 ジーニアスバローズ 牡4 1勝クラス 2:00.0 +0.6 -0.6 -0.4 +0.4 C C 4.30
9R D1800 メイショウカゲカツ 牡5 六波羅H(2勝) 1:53.0 +1.2 -0.6 +0.2 +0.4 C D 6.90
12R D1200 ステラフィオーレ 牝5 東大路S(3勝) 1:11.3 +0.6 --- +0.3 +0.3 D C 6.80

京都4R 3歳未勝利 注目
 ペースが緩くてね、ペース補正を施してタイムランクはDでした。ただ、上位2頭には見所がありましたね。
1着:ランスオブクイーン 勝ち馬注目
 勝ったらランスオブクイーンは4・5番手で脚を溜めて4コーナー手前から外を回って進出すると一瞬で抜け出してきましたね。レースのラスト400mは11秒2-11秒2の高速ラップでした。しかも最後はジョッキーがね、手綱抑える余裕がありましたから、不利があったりしてなかなか勝てなかったんですが、前走から2000mに使われて一気に内容が良くなりましたね。今回の内容なら、昇級しても上位争いになります。
2着:サラトガチップス 
 2着サラトガチップスは馬群の中にいる間に、勝ち馬に先を越されてしまいましたね。それでもラストはよく伸びて、2着は安泰でした。次走も勝ち負けになりますね。
京都5R 3歳1勝クラス タイムA
 基準より1秒3速い勝ちタイムでした。
1着:テイエムリステット 
 テイエムリステットが自己条件のダートで勝ち上がりました。前日の12R古馬2勝クラスのレースより1秒1も速い勝ちタイムでしたね。勝ったテイエムリステットは好スタートを決めた事で楽に2番手につけて、その後終始良い手応えで運んで、最後の直線に向くと早々に先頭に立ってそのままあっさりと押し切りましたね。流れが速かった分ラスト200mはね、流石に13秒0掛かってるんですが、上り600mのタイムはメンバー中最速だったんですよね。芝の重賞でも大きく負けなかった馬なんですが、ベストはやはりダートの1400mですね。次走昇級でも同じ距離なら期待できますね。
2着:スターターン 番組注目馬
 そして番組注目馬だったスターターンは4馬身差の2着でした。今回はもう勝った馬が強かったと見るべきで、自身は良い競馬をして3着馬を3馬身離してますからね。次走も引き続き有力ですね。
京都6R 3歳1勝クラス タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。道中のラップが遅くて、ペース補正を施してタイムランクはBでした。後続を4馬身千切った勝ち馬のみがBランクの対象ですね。
1着:クランフォード 
 クランフォードが後続に4馬身差をつけて逃げ切りました。道中のラップが遅くて、ペース補正を施してタイムランクはBでした。後続を4馬身千切った勝ち馬のみがBランクの対象ですね。勝ったクランフォードは無理することなく逃げて、早めにスパートして後続を封じ込めましたね。逃げて上がりはメンバー最速でした。この馬、未勝利戦もBランクの時計で勝ってるんですよね。道悪では厳しくて、高速決着に強い印象ですね。昇級しても1400m、良馬場ならチャンスはあると思いますね。
2着:リラボニート 
 そして2着リラボニート・3着ラストクリスマスはCランク相当の時計をマークしました。
3着:ラストクリスマス 
 そして2着リラボニート・3着ラストクリスマスはCランク相当の時計をマークしました。
5着:ポエットリー 
 あと5着ポエットリーは外枠で厳しい競馬になりましたね。右にもたれる面がある馬なので、次走内枠に入れば、巻き返しがあって良いと思います。
京都11R 天皇賞・春 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCでした。ゲートが開くとね、この辺りから手綱をしごいて、マテンロウレオがハナに立つ形になって、人気のドゥレッツァとテーオーロイヤルもちょっとね前に行ったんですが、前後するポジショニングでお互いがお互いを意識するような位置取りになりましたよね。1000m通過が59秒7ですね。マテンロウレオが結構飛ばした事もあって、まずまず流れる展開になって、3番人気のサリエラも先ほど言ったドゥレッツァ・テーオーロイヤルが見える位置での競馬になりましたね。1000mから2000mが62秒0という事で少しラップが落ちる展開にはなりましたよね。勝負所、もうこの辺りでねドゥレッツァの手応えが怪しくなって4コーナー手前で早々に後退したんですよね。先頭に立ちかけたディープボンドの外から、もうこの辺りでは先頭ですね。テーオーロイヤルが一気に先頭に立って、そのまま押し切り態勢に入るんですよね。ディープボンドも粘ってるんですが、しぶとく粘ってね、いっぱいいっぱいになったという感じでもなかったんですが、外からブローザホーンが長く良い脚を使って2着まで追い上げて、テーオーロイヤル1着という結果になりました。
1着:テーオーロイヤル 勝ち馬注目
 6歳にしてG1初制覇、テーオーロイヤル。道中はドゥレッツァを意識するような競馬だったんですよね。折り合い・手応え抜群で、相手が動けばもういつでも動けるなっていう体制を整えてましたよね。あと勝負所でドゥレッツァの手応えが怪しくなると、馬なりで進出して、早め先頭に立ってここで勝負を決めたんですよね。残り400mから200mのラップが11秒6と速いんですよね。これ阪神大賞典もね実は同じ地点を11秒1で駆けてるんですよね。ですから、コースは違うんですけども、その場所で同じように勝負を決めに行って、そのまま勝ったというのは、もう前回と同じなんですよね。人馬ともね、怪我とかあって長い休養期間を経て復活としての勝利ですからね、見事としか言いようがないと思いますし、近年、4歳・3歳につけた力を、どこまで維持できるかというタイプの馬が多い中にあって、6歳になってようやく本格化っていうパターンって、あまり多くなくなってきてるんですよね。それだけにこの勝利は凄いなと思いますし、まだまだ息の長い活躍を続けてほしいなと思いますね。
2着:ブローザホーン 
 2着はブローザホーン、思ったより後ろからの競馬になりました。折り合い面という所が課題にあって、ただ阪神大賞典で見せた掛かる面は今回見せなかったんですよね。折り合って長く良い脚を使って外から追い上げて2着だったんですが、もう先に抜け出したテーオーロイヤルにはちょっと追いつかない感じの競馬になってしまったんですよね。ただね、今回パンパンの良馬場で結果を出せたのは収穫だったと思いますし、タラレバにはなるんですが、もうちょっと道悪ならね、さらに差は詰まってたと思うので、この馬もここに来て本格化迎えたなという印象ですね。
3着:ディープボンド 
 そして古豪ディープボンド、走りますね。凄いですね。当週の追い切りが3頭併せの真ん中で、あんまりズブさを見せてなかったんですよね。ですから実戦で行ったらひょっとしたら変わるかなという思いもあったんですが、見事に変わり身を見せたという事ですね。2着・2着・2着と来て今年3着なので、もう立派としか言いようがないですし、阪神でもねこの馬好成績収めてるんですが、やっぱり坂の下りを上手く利用できる京都の外回りというのは、特に合ってると思うので、ちょっとね、本当もう、また来年もなんか出てきてほしいなという思いはありますよね。
4着:スマートファントム 
 その後4着がスマートファントムでした。こちら後方追走から内に潜り込んで、進路を切り替えながらしっかりと伸びて来ました。2勝クラス・3勝クラス連勝していきなりのG1挑戦で、石橋守調教師ももう本当力試しの一戦だっておっしゃってたんですけども、素晴らしい走りを見せたと思いますね。この馬まだ4歳ですしね、もう伸びしろしかないと思いますね。
7着:タスティエーラ 
 それから人気所では4番人気タスティエーラが7着でした。これはちょっと思いのほか動けなかったですよね。中団の馬群でレースを進めて、勝負所での反応がもうテーオーロイヤルとは違いすぎた印象ですね。そこで突き放されて、そのまま最後も伸びはなかったので、これはどうなんでしょうね。ちょっと成長力の問題なのか、距離適正なのか、ちょっと現段階では何とも言えない部分はありますね。
12着:サリエラ 
 それから3番人気でした牝馬のサリエラは12着。1周目のスタンドでちょっと力んでたんですよね。その分伸びを欠いた感じですし、長距離において、スローの上がり勝負の経験は今まであったんですけども、本当のスタミナ勝負っていうのは初めての経験だったので、そこの差が出たのかなという印象ですね。
13着:マテンロウレオ 
 マテンロウレオ、ハナを切る競馬だったんですが13着でした。逃げる競馬をして、積極的に行ってラストは結局後退する形になったんですが、やっぱりね今回ハナに行っても、折り合い面課題が残る感じだったので、今後も安定して走れるようになるために、やっぱりあくまでも折り合い次第という事になってくるでしょうね。
15着:ドゥレッツァ 
 そして2番人気でしたドゥレッツァは15着という事でした。道中、ちょっと前向きすぎる感じで力んでたのは力んでたと思うんですが、何とか抑えは効いてたと思うんですよね。にも関わらず、3・4コーナーで早々に後退なので、力んでいたから、残り200mで止まったならわかるんですけど、ちょっと止まるのが早すぎる感じなんですよね。これはどうなんでしょうね、ちょっと菊花賞を勝ったんですが走り方見てたら、まるっきりの長距離馬でもない感じもしますし、はたまた出来の問題なのか、こちらもちょっとね現時点ではなかなか何とも言えない部分ありますね。

解説者:津田照之(競馬エイト)
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