2024年1回東京5日目

開催一覧
2024/11/24 (日)
東京 京都
2024/11/23 (土)
東京 京都
2024/11/17 (日)
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2024/11/03 (日)
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2024/11/02 (土)
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2024/10/27 (日)
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2024/10/26 (土)
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2024/10/20 (日)
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2024/10/13 (日)
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2024/10/12 (土)
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2024/10/06 (日)
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2024/10/05 (土)
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2024/09/29 (日)
中山 中京
2024/09/28 (土)
中山 中京
2024/09/22 (日)
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2024/09/21 (土)
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中山 中京
2024/09/01 (日)
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2024/08/31 (土)
新潟 中京 札幌
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新潟 中京 札幌
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新潟 中京 札幌
2024/08/18 (日)
新潟 中京 札幌
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2024/08/03 (土)
新潟 札幌
2024/07/28 (日)
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2024/07/27 (土)
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2024/07/21 (日)
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2024/07/20 (土)
福島 小倉 札幌
2024/07/14 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/13 (土)
福島 小倉 函館
2024/07/07 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/06 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/30 (日)
福島 小倉 函館
2024/06/29 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/23 (日)
東京 京都 函館
2024/06/22 (土)
東京 京都 函館
2024/06/16 (日)
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2024/06/15 (土)
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2024/06/09 (日)
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2024/06/08 (土)
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2024/06/02 (日)
東京 京都
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2024/05/04 (土)
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2024/04/28 (日)
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2024/04/21 (日)
東京 京都 福島
2024/04/20 (土)
東京 京都 福島
2024/04/14 (日)
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2024/04/13 (土)
中山 阪神 福島
2024/04/07 (日)
中山 阪神 福島
2024/04/06 (土)
中山 阪神 福島
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中山 阪神
2024/03/30 (土)
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中山 阪神 中京
2024/03/23 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/17 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/16 (土)
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2024/02/10 (土)
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2024/01/13 (土)
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2024/01/08 (月)
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2024/01/07 (日)
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2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒0でした。まずは遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、マイナス2秒かそれに近いレベルで推移しています。
 週明けに雪が降ったんですけども、芝についてはその影響というのはほとんどなくて、速い時計の出るコンディションでした。引き続き馬場が速くて、上がりの速いレースが目立ちますが、逃げ馬の連対は1頭のみと、Dコース3週目を迎えて差し馬の台頭も増えて来ています。とは言え、相変わらず大外一気の追い込み馬というのは苦戦の傾向で、道中ロスの無い進路取りが要求されています。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒7からマイナス0秒4への変動、日曜がプラスマイナスゼロからプラス0秒2への変動でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、4日目まではプラスの数値でしたが、先週については土曜はマイナスの数値。日曜は標準からプラス方向に動きました。
 雪の影響は残って含水率が高くなって、土日ともに「稍重」。前半2週と比べて時計は出やすくなりました。ただ、土曜日は徐々に水準方向に動いて、日曜日は水準の数値から中盤以降はプラスゾーンに動いています。土日ともに1日の中で大きな変動という訳ではないんですが、馬場発表は「稍重」でも土曜の朝から日曜終盤へ向けて、時計は掛かって来ていました。


  タイム分析
 2024/02/10 (土)  芝=-2.0  Dコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T1400 ハクサンイーグル 牡3 未勝利 1:21.6 -1.3 -0.3 -0.2 -1.4 C C 7.75
6R T1800 ミスティア 牝3 未勝利・牝 1:47.1 -1.3 -0.4 +0.1 -1.8 C C 9.13
7R T1400 ソンシ 牡3 1勝クラス 1:20.9 -1.3 -0.4 -0.3 -1.4 B C 5.31
9R T2400 メイテソーロ 牡4 箱根特H(2勝) 2:24.3 -1.9 -0.6 -0.1 -2.4 C C 5.50
10R T1400 ヴェルトハイム 牝6 雲雀S(3勝) 1:20.3 -0.9 --- +0.5 -1.4 D C 8.31
11R T1600 クイーンズウォーク 牝3 クイーン(G3) 1:33.1 -1.1 -0.2 +0.3 -1.6 C C 7.69
 2024/02/10 (土)  ダ=-0.7 → -0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1300 マイネルディレクト 牡3 未勝利 1:18.7 -0.6 --- ±0 -0.6 C C 6.13
2R D1400 カフェニクス 牝3 新馬 1:25.2 -0.8 --- -0.2 -0.6 C D 7.81
3R D1600 コーカサスゴールド 牡3 未勝利 1:38.7 -0.5 --- +0.1 -0.6 C D 7.19
4R D2100 ピュアグルーヴ 牝4 1勝クラス 2:12.1 -0.1 --- +0.7 -0.8 D D 6.45
8R D1400 オーラビルス 牡4 1勝クラス 1:24.5 -0.4 --- ±0 -0.4 C D 6.88
12R D1600 サルヴァトーレ 牡4 2勝クラス 1:36.7 -0.5 --- -0.1 -0.4 C C 8.73

東京4R 4歳以上1勝クラス 
7着:キープブライトン 通信簿
 4番人気7着でした。高速馬場ではないんですが、まぁ雪の影響が残って早めの時計が出る馬場コンディション。前走の走破時計がね3秒近く速い時計の出る決着になって、それに対応し切れなかったという感じです。地脚が早くない持久力タイプというところで、良馬場で改めて期待したいですね。
東京5R 3歳未勝利 注目
 あと0秒1勝ちタイムが速ければBランクでした。1・2着馬について触れておく。
1着:ハクサンイーグル 
 勝ったハクサンイーグルは5分のスタートから3枠2頭を行かせて絶好位の内でレースを運び、直線では前2頭の間がスムーズに空くと手応え通りに弾けて、後続を3馬身突き放す圧勝劇を飾りました。緩めの流れで瞬発力が要求されただけに、2着馬につけた3馬身差は決定的と言えるモノ。馬場傾向と枠順、そして展開など何かと噛み合った感はあるんですが、休み明けだった前走から馬体が絞れて体調面の上積みもあったでしょうし、ハクサンムーン産駒らしくね、距離短縮もプラスに働いたと思います。今回の強さや元々のテンションの上がりやすい気性を思うと、現状で高パフォーマンスを発揮できるのは1400mまでかなといった印象。むしろ距離短縮ならね、今回の強さを額面通り評価して良いと思いますので、注目したいですね。
2着:メリージェーン 
 外めから2着に差し込んだメリージェーンはデビューから2戦は中距離で案外だったんですけども、距離短縮で一変しました。フランス産のお母さんトゥアーニーは2015年に1200mのフランス重賞カブール賞を勝っている短距離系。半兄のねノックオンウッドもね2勝が1400m・1200mという所で、まぁ走られてみれば納得の変わり身という感じで、フロック視は危険だと思います。
6着:フォルクスリート 通信簿
 1番人気6着でした。前走ほどではないにしろ、前半は行きたがる面を見せ、最後の直線も外に張り気味だった。もう少し成長が必要だろう。
東京7R 3歳1勝クラス タイムB
 このレースの勝ちタイムは当開催3歳1勝クラスの基準タイムより1秒3速く、1400m対象の馬場差がマイナス1秒4だった事を踏まえると、 -1.3-(-1.4)=+0.1 となりますがペース補正が0秒4入っており、 +0.1-0.4=-0.3 で基準より0秒3速い勝ちタイムとなります。
1着:ソンシ 
 ソンシが後続に3馬身差をつけて勝ちました。先行4頭を行かせた、少し離れた5番手で折り合ったソンシが、直線では軽く促した程度で突き抜けて3馬身差の快勝。最後までステッキが飛ぶ事もないまま、ラスト600m11秒4-11秒4-11秒0とラップを押し上げて、図抜けた脚力を見せつけました。前走の万両賞では速い流れをね、深追いするような感じで差し馬に捕らえられていたんですが、今回は控えた位置から緩めの流れに折り合って運べたという点はね、収穫だと思います。父Night of Thunderは低評価だった2014年のイギリス2000ギニーで。大本命Kingmanを敗った個性派のマイラー。ちなみにKingmanの競走生活で唯一の敗戦がそのレースです。豪快なストライドで圧勝したソンシの走りに、大きく斜行しながら差し切ったNight of Thunderのね、こう爆発的な末脚というのを、何となく思い出しましたね。血統的にも実際の走りからも、1600m辺りなら十分に対応できるはずですし、今後が非常に楽しみです。
2着:ニコラウス 
 そして2着以下は勝ち馬から3馬身以上離された。後方から直線で外に持ち出して伸びて来たニコラウスが2着。手応えに違いはありましたけども、上がり600mはソンシとね、同じ33秒0をマークしたのですから、位置取りとペースを考慮すれば、力のある所は見せていると思います。発馬さえ安定すれば、あっさり勝ち上がれるだけのポテンシャルはある馬だと思いますね。
3着:スパークリシャール 
 スパークリシャールは2番手から上位2頭に伸び負けした格好の3着。これは純粋な決め手の差と見て良いと思います。ただ、初距離にも難なく対応していましたし、そのあたり評価して良い点。血統やこれまでの走りからして、そう切れるねタイプには見えませんので、もう少し流れた展開で持久力を生かすような方が強さを出す馬かもしれません。
東京8R 4歳以上1勝クラス 注目
 4着だったショウナンアビアスについて。
4着:ショウナンアビアス 
 逃げを主張したんですけども、出脚に勝ったダルタニアンにね、絡まれる形での先行になりました。600m通過は35秒0と淀みのない流れ。そのまま2頭で後続を引き離してという形。直線ではね、ダルタニアンに比べて手応えはかなり怪しく見えたんですけども、鞍上のシッタに応えて盛り返すように伸びて、絡んできたダルタニアンは退けました。最終的にはそういう展開もあってラスト200m13秒3と要したために、待機勢の差し込みには屈したんですが、必要に絡まれた展開を思うと、内容はかなり濃かったと思いますね。今回のレースぶりでしたら、中山の1200mでも十分に対応できると思いますし、遡れば新馬戦でねレイベリング相手に2着の戦歴があったり、その当時の4着馬スズハロームも今では3勝クラスで上位の存在。この辺を踏まえると、1勝クラスの勝ち上がりにはそう時間は掛からないと思います。
東京10R 雲雀S 
4着:レイベリング 通信簿
 2番人気4着でした。ちょっと左回りだと直線の伸びがイマイチという感じでね、右回りで強い競馬をした馬なので、右回りで見直したいところはあります。
東京11R クイーンC 重賞
 タイムランク・メンバーランク共にCでした。モリノレッドスターがね、ポンと楽な感じで単騎の逃げ。好発から控えたサフィラが好位の5番手。そのすぐ内にアルセナールが続き、1番人気クイーンズウォークは後方2番手。スタートで立ち遅れたルージュスエルテは最後方からになりました。レースの前半600mが35秒4とスロー。逃げ粘るモリノレッドスターに内めからサクセスカラーとアルセナール、外からはクイーンズウォークが迫って、最後は外から一気に突き抜けたクイーンズウォークがアルセナールをクビ差抑えて1着となりました。2着にはアルセナールが続き、最後方から大外一気に伸びたルージュスエルテが3着と、結果的にはね人気に推されていた馬たちのね、最後見応えある勝負になって、大外一気に突き抜けたクイーンズウォークの末脚というのがね、ひときわ目立った一戦には映りましたね。
1着:クイーンズウォーク 
 クイーンズウォークが見事重賞制覇、1番人気に応えました。グレナディアガーズの半妹ではあるんですけども、走りっぷりを見るとね、そのお兄さん以上に雄大という跳びをしています。恐らくは1600m以上の距離が本領発揮の舞台かなという感じもしますし、鞍上のコメントにもありましたけども、本番からね日程を逆算した上でココを使う事にはなったという感じのね、レース選択だったようなので、正にそういう走りだったかなと思います。急かさず運べればね、これだけ弾けるというのが分かりましたし、まぁそういう意味では桜花賞のね、阪神外回りでも舞台としては不足はないと感じますし、もちろん東京2400mというのも非常にイメージが湧きます。牝馬クラシック戦線のトップ集団に加わったと言って良い勝利だと思いますね。
2着:アルセナール 
 惜しかったのが2着アルセナール。追い出した際にね、内のサクセスカラーと外にいたテリオスサラにね、挟まれるような位置になって抜け出すのに結構苦労していました。何とか抜け出してから、進路ハッキリして、そこからクイーンズウォークを追い詰めるような脚色を見せていただけに、何ともね少し挟まった進路取りは悔やまれます。こちらは昨年のマイルチャンピオンシップを勝ったナミュールの半妹で、1600mという条件がピッタリに映りますし、ちょっとね2着なので賞金面がどうかという要素はあるんですけども、血統的にはねちょっと使い込むと気性が不安定になって来る所があるので、桜花賞本番直行というのがね、理想のローテーションかなとも思いますね。
3着:ルージュスエルテ 
 その後追い込みの競馬になったルージュスエルテ3着でした。逃げて連勝していたんですけども、今回はスタートのタイミングが合わず、腹をくくって追い込みに徹しました。上位2頭とは立ち回りの差が出たんですけども、自身にとってね脚質に幅が出て、距離への目処も立った収穫の一戦とも言えると思います。メンコをつけるなどして、気性のコントロールをね目下のテーマにしているようですし、まだまだ良くなる余地は残した1頭だとは思います。
9着:サフィラ 
 それから2番人気サフィラは9着でした。スタートが良くてね、まぁそれは控えて、労せず好位を追走していたんですけども、直線では全く反応できませんでした。道中で力みもなくね、ポジションも理想的だっただけに、ちょっと敗因の特定というのは難しいんですが、久々の実戦でね体重が10キロ減っていて、速い時計で走った阪神ジュベナイルフィリーズからね、もうちょっとこう調子が戻り切っていないのかなという印象は受けましたね。

解説者:久光匡治(優馬)
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