2024年3回福島4日目

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2024/07/07 (日)
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2024/04/13 (土)
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2024/04/06 (土)
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2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜がプラス0秒9でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、全てプラスの数値ですが、先週は開幕週と比較すれば、水準方向に動きました。
 1週目に雨の中のレースが行われた事も影響しているのか、マイナスゾーンにまでは動かなかったですね。とは言ってもね、秋の福島としては驚く事でもないとは思いますね。あと、脚質的には中団からの差し馬が14連対と大活躍だったんですよね。一方、先行馬の連対はゼロでした。2週目で早くも差し有利にシフトしていましたね。なお、3週で行われる3回福島は早くも今週が最終週で、今週だけはBコースが使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒6でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値ですが、先週は開幕週と比べて水準方向に動きました。
 先週は確かに開幕週と比べれば時計は掛かっていたんですが、良馬場としてはまずまず時計の出やすいレベルでしたね。あと脚質的には先行・差し問わずまんべんなく連対している印象で、目立った傾向はなかったですね。


  タイム分析
 2024/11/10 (日)  芝=+0.9  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T2000 ジェットブレード 牡2 未勝利 2:03.4 +1.7 --- +0.8 +0.9 D D (9.00)
7R T1200 ヤブサメ 牡3 1勝クラス 1:10.1 +0.9 --- +0.4 +0.5 D C (2.00)
8R T1800 レッセパッセ 牝3 1勝クラス 1:48.7 +0.8 --- ±0 +0.8 C D (3.00)
9R T1200 ポッドベイダー 牡2 福島2歳 1:10.7 +1.9 --- +1.4 +0.5 E D (5.00)
11R T2000 アラタ 牡7 福島記念H(G3) 2:00.7 +2.2 --- +1.3 +0.9 E D --
 2024/11/10 (日)  ダ=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1700 アルムエアフォルク 牝4 1勝クラス・牝 1:46.4 +0.4 --- +1.0 -0.6 E D (4.00)
3R D1700 クラウンシエンタ 牡3 1勝クラス 1:45.7 -0.3 --- +0.3 -0.6 C D --
6R D1700 ヒットミー 牝2 新馬 1:47.6 -0.1 --- +0.5 -0.6 D D --
10R D1700 スズノテレサ 牝5 福島放送(2勝) 1:45.9 +0.7 --- +1.3 -0.6 E D --
12R D1150 シークレットヴァウ 牡3 1勝クラス 1:08.1 -0.4 --- ±0 -0.4 C D --

福島1R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
福島7R 3歳以上1勝クラス 注目
 勝ったヤブサメについて。
1着:ヤブサメ 
 スタートでね、出負けしたんですがすぐに挽回して中団を追走して、勝負所の手応えも良くて、最後の直線で追い出すと手応え通りに伸びて抜け出しました。タイムランクはDで、2着馬との差も1馬身1/4なんですが、それ以上に余裕のある勝ち方だったと思いますね。この馬ね、前走が格上挑戦で2勝クラスのレースに出走して、勝ち馬から0秒3差の5着という実績が既にあるんですよね。ですから、そこから寸法を測っても昇級してもやれると思いますね。今回ね、これ距離短縮で勝ち切ったんですよね。ですから、引き続き1200mに出走してきたら、かなり良いかもしれないですね。
4着:モリノレッドスター 通信簿
 1番人気4着でした。そうですね、上がり600mは最速タイだったんですよね。とは言っても本来のパフォーマンスは出せてなかったと思いますし、結構連戦だったので、体調面の上積みがなかったのかなという気はしますね。
福島9R 福島2歳S タイムE
 基準より1秒4遅い勝ちタイムでした。
福島10R 福島放送賞 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
福島11R 福島記念 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはDでした。1000m通過は59秒5という形だったんですが、これね、ご覧のように勝負所からちょっとね、仕掛けが各馬早くて、なかなか差し比べになるなという展開になったんですよね。結果的にこれ、アラタがね道中最後方に追走してたんですが、ポジションを上げて行ってね、この辺り外から力強く伸びて来るんですよね。内に目をやるとフェアエールングがしぶとく脚を伸ばして、ダンディズムもねこの辺り先頭を伺うかの勢いもあったんですが、最後でちょっと脚色鈍って、外からアラタがまとめて面倒を見るような形で1着という結果になりました。
1着:アラタ 
 今回人気ありませんでしたアラタ、外から鮮やかな差し切りでした。このレースね、実は3年前と一昨年が3着だったんですよね。去年は出走がなくて、そして今年勝利したんですよね。息の長い活躍という意味では、先週勝ったハヤヤッコ、あれとなんかイメージがダブルなぁという印象ですね。しかも同じくトップハンデ判定だったんですよね。この馬ね2021年に4連勝をマークしてるんですけど、その時はね実は大野騎手が乗ってたんですよ、ずっと。久々のコンビで勝ち切ったという事で、非常になんか巡り合わせ的にも面白い勝利になったなと思いますね。7歳ですが、まだまだ盛んだと思いますね。
2着:フェアエールング 
 それから2着がフェアエールング、エリザベス女王杯にも登録はあったんですがこちらを選んで、好走しました。正解だった感じがしますよね。3勝クラス勝ったばかりでハンデは52キロで、それを活かしたとは言え、内を上手く立ち回ってよく頑張ったと思いますね。ただこのレースね、タイムランクはEなので、その辺はちょっと頭に入れておきたいと思います。
3着:ダンディズム 
 3着がダンディズムでした。昨年2着で今年が3着で8歳馬ながら、本当ね初老ジャパンと呼べるぐらいよく頑張ってると思いますよね。この馬ね、三浦騎手が乗るといつもより前めで競馬ができているので、鞍上とも手が合うんだと思うんですよね。何かどこかでね、重賞勝たせてあげたいなと思わせる1頭ですね。
7着:ドクタードリトル 
 さぁそして1番人気ドクタードリトルが7着でしたね、勝負所でね、ちょうどバテた馬の後ろに入ってしまって、そこでちょっと待たされる場面があったんですよね。その分の差は結構大きかったと思いますし、ラストは良い脚で伸びているだけに、そのロスが痛かったなという負け方でしたね。
10着:フライライクバード 
 10着のフライライクバードですね。3・4コーナーの反応が鈍くて、結果もうそのまま流れ込む感じでゴールインになったんですよね。どうでしょうね、右回りの小回りが合わないのか。ちょっと負け方的にはなかなか敗因が掴めないので、次走ね左回りとか出てきてもう1回、どんな走りをするのか見てみたいと思いますね。

解説者:津田照之(競馬エイト)
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