2024年1回札幌4日目

開催一覧
2024/09/08 (日)
中山 中京
2024/09/07 (土)
中山 中京
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2024/07/07 (日)
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2024/04/06 (土)
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2024/01/27 (土)
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2024/01/07 (日)
中山 京都
2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒3、日曜がマイナス1秒0からマイナス1秒2への変動でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、3日目つまり先週土曜まではマイナス2秒台でしたが、それに比べて日曜は1秒以上時計が掛かっていました。
 土曜は雨の影響はなく良馬場。1週経過したことで開幕週よりは時計が掛かるようになりましたが、それでもまだ超高速馬場でした。土曜の夜から日曜の朝にかけて雨が降り、特に日曜の朝に激しく降った事で重馬場でスタートし、土曜よりもかなり時計が掛かるようになりました。雨が降ると一気に時計が掛かるようになるのが洋芝の特徴の一つです。徐々に乾いて7R以降は「稍重」。馬場差は後半ほど速い時計が出るようになった変動なんですけども、変動幅は小さく、「稍重」まで回復しても3日目までよりは大分時計が掛かっていました。この後2週、2回開催の1週目までAコースが使用され、その後の札幌記念の週からの3週はCコースが使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス1秒3からマイナス1秒5への変動でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、3日目までは水準かそれに近いレベルでしたが、4日目つまり先週日曜はマイナス1秒台になりました。
 土曜は1週目と同じ良馬場だったんですが、含水率が少し上がった事もあって1週目より少し速い時計が出るようになりました。土曜の夜から日曜の朝にかけて大量の雨が降り、日曜は6R「不良」で10R以降は「重」。乾いて行ったというよりは、水が抜けて行ったという変化で、浮いていた水が抜けた後半の方が速い時計が出るようになりました。


  タイム分析
 2024/07/28 (日)  芝=-1.0 → -1.2  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1500 インマイポケット 牝3 未勝利 1:30.1 +0.2 --- +1.0 -0.8 E C 5.13
4R T2000 フォルテフィオーレ 牡3 未勝利 2:02.0 -0.9 -0.5 -0.3 -1.1 C C 8.31
5R T1800 ファイアンクランツ 牡2 新馬 1:50.5 -0.3 -0.8 -0.1 -1.0 C B 4.00
7R T1800 リラボニート 牝3 1勝クラス・牝 1:48.1 -1.1 --- ±0 -1.1 C C 4.33
8R T1200 ロードトレイル 牡3 1勝クラス 1:09.6 -0.2 --- +0.5 -0.7 D C 9.33
9R T2600 アスターブジエ 牡4 阿寒湖特(2勝) 2:40.9 -0.9 --- +0.7 -1.6 D C 10.00
11R T1800 コガネノソラ 牝3 クイーン(G3) 1:47.4 +0.3 -0.2 +1.2 -1.1 E C (9.00)
 2024/07/28 (日)  ダ=-1.3 → -1.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1000 テイエムタリスマ 牡3 未勝利 0:58.9 -0.6 --- +0.2 -0.8 C C 5.29
3R D1700 ウインアルドーレ 牡3 未勝利 1:46.1 -0.4 --- +0.9 -1.3 E C 6.80
6R D1700 ミッキーラッキー 牡3 1勝クラス 1:44.1 -1.6 --- -0.2 -1.4 C C 5.88
10R D1700 シダー 牝5 ポプラS(3勝) 1:43.0 -1.1 --- +0.4 -1.5 D D 8.00
12R D1700 エリカサファイア 牝3 2勝クラス・牝 1:42.8 -2.1 --- -0.6 -1.5 B C 8.25

札幌1R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
札幌3R 3歳未勝利 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
札幌6R 3歳以上1勝クラス 注目
 勝ったミッキーラッキーについて。
1着:ミッキーラッキー 勝ち馬注目
 スタートはそれほど早くなかったんですけども、楽に先行し、3コーナー過ぎで先頭に立つ時も持ったまま。結局、もうノーステッキで楽勝となりました。あと0秒2速ければBランクというタイムなんですけども、それは十分にこのレース内容なら可能だと思います。11着だった前走は3コーナーでの不利が大きかったんですが、今回ほどは前半の行きっぷりが良くなかったので、その前走の568キロは太かったのだと思います。552キロの今回が本来の姿。先行力が生きる1700mも合っていますから、次走も1700mなら2勝クラスでも上位可能と見ます。
6着:ワイドブリザード 通信簿
 2番人気6着でした。大幅な馬体減、420キロはデビュー以来の最低の数字で、加えて今回は枠内での中立が、前走以上にひどく出遅れた。詰まったレース間隔で、自身の懸念要素が全て悪い方に出たのは確かだが、そもそも型にハマらないとモロい馬で、今後も基本的に疑ってかかる方が得な付き合い方だ。
札幌7R 3歳以上1勝クラス・牝 注目
 3着のウインルピナスと6着のミッキースピネルについて。
2着:トレミニョン 通信簿
 3番人気2着でした。好発を決めての正攻法で競馬内容としてはほぼ満点。内で追い出しを待たされた分だけ、勝ち馬に出し抜かれてしまったが、最後は詰めてクビ差なら勝ちに等しいレベルといえる。パドックからして、相変わらずテンションの高さが目についたので、狙いの旬は滞在で調整できる、札幌開催中か。
3着:ウインルピナス 
 まず3着のウインルピナスですけども、少し出遅れた程度だったんですけども、その直後に両サイドから挟まれて下がり後ろからになりました。これまでほぼ先行して来たので、これ大きな誤算だったと思うんですけども、直線入口まで動かずしっかり伸びました。結果的に後ろからになって脚を使えたので、次走で意図的に下げる可能性もあるんですけども、昨年ですね肩ムチだけで楽勝した札幌はやはり合いますね。次走の戦法がどうであれ、札幌なら上位に入る確率は高いです。
6着:ミッキースピネル 
 6着のミッキースピネルはゲートで座り込んでしまって大きく出遅れました。コーナーで追い上げを図った時もジワジワとしか上がって行けず、直線では失速しました。デビューが3歳の7月まで遅れてしまった馬が中1週、現地滞在ならともかく函館からの輸送もあり、キツい状況だったと思います。しかも落鉄していたという事なので、今回は参考外で良いと思います。デビュー戦の記録が極めて優秀という訳ではないので、次走で確実に好走できるとは言えませんけども、もっと走れる馬であることは確かです。
札幌8R 3歳以上1勝クラス 注目
 8着だったジョーメッドヴィンについて。
8着:ジョーメッドヴィン 
 固まった馬群の中にいて4コーナーから直線入口にかけて追い上げるスペースも外に出す余地もなかったので、直線で一か八かという感じで内ラチ添いを狙ったんですが、抜けるスペースはなく、前のオオゾラヒバリに接触して大きく躓きました。これね、もうそのまま流してゴールとなる事が多いケースだと思うんですけどもね、残り100m付近から再びジョッキーが追って伸びていました。躓いた後に流してもっと後ろの着順になっていても要チェックだったんですが、アクシデントの後にもう一度伸びている訳ですから、精神面もしっかりしていると判断できます。次走で巻き返せる可能性はかなりありますね。
札幌9R 阿寒湖特別 注目
 2着だったアドマイヤテラについて。
2着:アドマイヤテラ 番組注目馬
 3コーナーからですね、勝ったアスターブジエの隣にいたんですけども、そのアスターブジエがアドマイヤテラを外に出させないようにしつつ、自分だけ外から進出したため、直線に入った所で前が壁になっていました。結局アスターブジエをやり過ごしてから追い出す事になったんですけども、もうこれ完全な仕掛け遅れで間に合わなかったですね。とは言え、ゆったりと運んで、最後に切れる脚を使えるというのを改めて示しましたから、長い距離は合っていますね。次走も普通のレベルの組み合わせの2勝クラス、かつ2600mなら確勝級。次走が菊花賞トライアルになった場合は相手次第だと思います。
札幌11R クイーンS タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはCでした。コンクシェルが押してハナを主張しまして、これを追いかける馬もいたので遅く見えなかったんですけどもね。実際には800m48秒1、1000mは1分0秒3。コンクシェルが逃げた中山牝馬ステークスもそうだったんですけども、押してハナを切っているので速く見えるんですが、実際は速くないというパターンでした。3コーナーでペースが速くなると2番手のウインピクシスは下がって行き、4コーナーではコンクシェルもやや手応えが悪くなりましたが、残り200mを切ってもまだ先頭でした。しかし、その後は差し馬が複数伸びて来て、5着までが0秒1差という大接戦になったんですけども、1着はコガネノソラ、2着ボンドガール、3着アルジーヌで決着しました。
1着:コガネノソラ 
 3歳馬2頭のワンツーということになったんですが、勝ったのはコガネノソラでした。追い上げを図った4コーナーの出口で少し外へ膨らんだんですけども、そこから力強く伸びました。過去3勝している1800mに戻ったという事も良かったんですが、ゴールドシップ産駒らしく平坦コースではパフォーマンスが上がるようですね。今後、もし坂コースでイマイチの成績になったとしても、平坦コースでは常に注目すべき馬だと思います。
2着:ボンドガール 
 惜しかったのが2着ボンドガールですね。直線ではコガネノソラの後ろをついてきてですね、最後は差し切る勢いだったんですけども、札幌では間に合わなかったという感じですね。とにかく新馬戦の時から溜めれば伸びるというレースをしていたんですけども、今回のように目一杯溜めるレースをして、流石という切れ味は見せました。ただ、こういうレースをするなら札幌はベストコースではないはずですね。
3着:アルジーヌ 
 3着はアルジーヌ。前につけて内に収まり、直線入口でも上手く最内に入り、そのまま内を通って伸びました。3コーナーで一瞬下がったように、急にペースが速くなる、こういう展開は合わないタイプだと思うんですが、前につけていた事でその一瞬下がった影響は大きくなかったですね。とは言え、今回のような展開よりも平均的に速いペースならもっと走れると思います。
4着:ドゥアイズ 
 その後4着ドゥアイズ、外から伸びてはいるんですがね。札幌1800mの外枠から外を回っているというだけで不利な訳ですけども、4コーナーで逆手前になって外へ膨れてもいましたね。それで僅差の4着ですから力は示したと言えます。
10着:ウンブライル 
 そして1番人気ウンブライルは10着でした。これまでのレース内容や結果が示す通りなんですが、直線の長いコースの1600mがベスト。今回は後ろからになって、反応する場面がなく、やはり小回りコースの1800mは合わないのだと思います。
札幌12R 3歳以上2勝クラス・牝 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:エリカサファイア 勝ち馬注目
 エリカサファイアがダート1700mで連勝です。4頭が並んで1コーナーに入りまして、一番外だったエリカサファイアはコーナーワークで4番手に下がったものの、もう抑えきれないぐらいの手応えでした。もうガッチリ抑えたまま3コーナー過ぎでは先頭に立ち、手応え通りに突き放しました。かなりの余力があってこのタイムですから、牡馬相手の3勝クラスでも上位可能だと思います。
2着:カプラローラ 
 2着のカプラローラはJRAに戻ってからは東京1600mで差しての好走ばかりだったんですが、コーナーで追い上げてそのまま伸びました。札幌はコーナーが緩いので、東京が得意な差し馬が好走しやすいコースではあるんですけども、現実に1700mで好走できた事は大きいですね。勝ち馬には完敗でも水準のタイムですから、次走も上位候補となります。
3着:シグナルファイアー 
 3着のシグナルファイアーは、ずっと促しながらの追走だったんですが、直線で外へ出すとよく伸びました。と言っても勝ち馬が前の馬を全て潰した結果ではあるので、次走に関しては展開次第としておきます。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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