2024年2回福島4日目

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2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒0でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナス1秒台ですが、先週は水準方向に動きました。
 土日ともにね、良馬場だったんですが、開催2週目で週の半ばからのね、雨の影響が残って、開幕週よりも時計は掛かっていました。日曜は土曜よりもさらに水準方向へ動いていますが、マイナス1秒台というのは維持しています。先々週に比べれば逃げ馬が連対するレースは増えているんですが、好位や中団から差し決着というのがね、相変わらず多いですね。ただ、極端な後方一気というのは決まっていませんでした。芝は今週からBコースを使用しての開催になります。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、水準に近いレベルで推移していますが、先週はマイナスの数値になりました。
 土日ともに発表は良馬場だったんですが、週の半ばからの雨の影響で含水率が開幕週よりより高くなっていたように、時計は出やすくなっていました。ただ、高速馬場というほどのレベルではありませんね。逃げ馬が3勝と1頭もね勝ち馬が出なかった先々週と一見傾向は変わってきているんですが、勝った3頭はタイムもまとめた上での押し切りと、基本的な傾向は先週同様にひと脚溜めた好位勢の方が優勢だと思います。


  タイム分析
 2024/07/07 (日)  芝=-1.0  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1800 ツインクルステージ 牝3 未勝利・牝 1:48.8 +0.2 --- +1.1 -0.9 E C 6.14
5R T2000 ジェットマグナム 牡2 新馬 2:01.2 -1.3 -0.5 -0.8 -1.0 B D 7.22
6R T1200 セイウンビッグバン 牡2 新馬 1:10.5 +0.2 --- +0.8 -0.6 E D 6.60
7R T1200 バイデンテソーロ 牡3 未勝利 1:09.6 -0.1 --- +0.5 -0.6 D D 8.13
9R T1800 ルーチェロッサ 牝4 織姫賞(1勝) 1:48.5 +0.6 -0.3 +1.2 -0.9 SL D 8.00
11R T2000 レッドラディエンス 牡5 七夕賞H(G3) 1:57.9 -0.6 --- +0.4 -1.0 D D 7.17
 2024/07/07 (日)  ダ=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1700 ヘインズポイント 牡3 未勝利 1:46.4 -0.5 --- -0.2 -0.3 C C 6.82
4R D1150 マサノヒーロー 牡3 未勝利 1:09.1 ±0 --- +0.2 -0.2 C D 7.29
8R D1700 ユイノマチブセ 牡4 1勝クラス 1:46.0 ±0 --- +0.3 -0.3 C C 6.43
10R D1700 ジョージテソーロ 牡3 天の川賞(2勝) 1:45.4 +0.2 -0.3 +0.2 -0.3 C D 9.14
12R D1150 スマートアイ 牝4 彦星賞(2勝) 1:08.2 +0.3 --- +0.5 -0.2 D D 8.23

福島3R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
福島5R 2歳新馬 タイムB
 このレースの勝ちタイムは当開催2歳新馬戦の基準タイムより1秒3速く、2000m対象の馬場差がマイナス1秒0だったことを踏まえると、 -1.3-(-1.0)=-0.3 となりますが、ペース補正が0秒5入っており、 -0.3-0.5=-0.8 で基準より0秒8速い勝ちタイムでした。
1着:ジェットマグナム 
 3番人気のジェットマグナムがゴール前で抜け出しました。スタートを決めたリトルジャイアンツが単騎で逃げて、前半1000m61秒4。こういったペースの割に隊列が縦に伸びて、後続にねそこまで突かれる事もなく、リトルジャイアンツは良いリズムで運べていました。直線入口でゴーサインが出るとしっかり反応して押し切り態勢でしたが、4・5番手から押し上げたジェットマグナムが1完歩ごとに差を詰めて、半馬身出た所がゴールです。レースのラスト600mが12秒0-11秒6-11秒8と、逃げたリトルジャイアンツもね全く止まっていないんですが、残り200mでもね、2・3馬身ほどあった差を一気に詰めたジェットマグナムは間違いなく加速ラップで突き抜けています。文字通り、長く良い脚が目につきましたね。全兄のジェットブレイクがブリンカー着用でダート短距離のみの出走と、現在1勝クラスに在籍しているんですが、2番仔のね同馬は大分毛色の違う走りを見せました。勝ちっぷりからは、父の血筋のね良い面が感じられただけに、今後の成長次第では上のステージでも楽しめそうです。
2着:リトルジャイアンツ 
 2着のリトルジャイアンツも3着に3馬身半差と、後続はきっちりと完封しています。持久力というのはね良いモノを見せていますし、悲観する内容ではなかったと思いますね。今回見せた気っぷの良さと、お父さんがねトーセンラーという字面をね、思うといずれは距離を詰めてきそうではあるんですが、現時点である程度の完成度を思うと、1勝目というのは早い段階で挙げられそうです。
3着:ホウオウヌーヴォー 
 それと突き放される形で3着に終わった1番人気のホウオウヌーヴォーは、紅一点の存在でした。調教過程では少し幼さも目立っていたんですが、今回のように正攻法の競馬ができたというのは、良い意味で予想を裏切られた部分でもありますし、牝馬限定戦などへの出走となればチャンスだと思います。
福島6R 2歳新馬 タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムでした。
福島7R 3歳未勝利 注目
 2着だったサトノジールについて。
2着:サトノジール 
 タイムランク・メンバーランクともにDと、レースのレベルとしては微妙なんですが、先頭2番手の2頭が粘り込む行った行ったの展開を、後方から大外を追い込むという大味な競馬で勝ち馬に迫った末脚というのは、見た目通りのインパクトがありました。デビューから1800m・1600m・2000mと使われて今回が一気の距離短縮。2戦目の1600mでもメンバー最速の上がりをマークしていたんですが、さらに距離を詰めた事で決め手に磨きがかかった印象が強いですね。もちろん、大江原比呂騎手の起用で、4キロの負担重量減というのも相乗効果となったと思います。メンバーレベルがね、もう未勝利戦大分落ちてきていますし、この中では決め手上位の評価をして良さそうですし、お母さんが新潟外回りの新馬戦を勝ったサトノフローラという事も考えると、今後の開催替わりでもねイメージが湧いてくる1頭です。
福島9R 織姫賞 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
福島10R 天の川賞 注目
 勝ったジョージテソーロについて。
1着:ジョージテソーロ 番組注目馬
 逃げ馬を行かせた2番手で折り合いはバッチリ。向正面で後続が押し上げて来ると、馬なりのままこれに対応して、ジワッと進出。直線で早々に先頭に立つと、そこからは後続を千切る一方のワンサイドゲームとなりました。レースの上がり800mが49秒0。ラップで細分すると12秒5-12秒3-12秒2-12秒0と、ゴールへ向けて着実に加速しているラップで、経験がねこの馬自身少なかった周回コースでこれだけコントロールの効いた走りができたのは、先に向けての自信ともなると思います。今回が相手関係に恵まれたという側面は少なからずあるんですが、そもそも3月には3歳限定とはいえオープンの昇竜ステークスでハナ差2着がある力量確かな馬ですし、今回自身が踏んで、楽につき抜けたラップなどを踏まえると、昇級が大きな壁になるとは考えづらいと思います。この勝利で、条件面などにはね幅が出たと思いますし、その点は大きいと思いますんでね。番組選択も含め、引き続き注目したい1頭です。
福島11R 七夕賞 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにDでした。中枠から好発を決めてバビットが先手を奪いましたが、大外枠からセイウンプラチナもね、積極的に行って隊列こそすんなり決まっていたんですけれども、ペースは前半1000m57秒3と速くなりました。好位5番手辺りにダンディズム・ノッキングポイントが位置して、人気に推されていたキングズパレスとレッドラディエンスは無理せず後方寄りの中団。さらにね、後ろの3番人気リフレーミングも続いてという隊列でした。直線で早めに抜け出しを図ったダンディズムにノッキングポイントが追いすがって、最後はね、馬場のど真ん中から伸びたレッドラディエンスが突き抜けてという感じ。追うようにして伸びたキングズパレスが続いて、ワンツーの決着となりましたね。好位からなだれ込んだノッキングポイントとダンディズムが3着・4着という結果。福島のハンデ重賞らしい、直線大どんでん返しという攻防は見応え十分でした。
1着:レッドラディエンス 
 初めての重賞挑戦で重賞制覇、レッドラディエンス。これまでと一転して待機策で待望の重賞初勝利となりました。新馬戦が6着だった後は、全て3着以内に好走して来た素質馬で、3走前の日本海ステークスでは、後に菊花賞を制したドゥレッツァと半馬身差の2着もあった馬ですから、57キロの負担重量で後続に2馬身差をつける圧勝も、終わってみれば納得という所だと思いますね。メンバーと展開を読み切って、後ろに下げて脚を溜めた戸崎騎手のね、好判断も光りましたし、戦略的にもまだまだ奥がありそうな馬なだけに、秋の更なる飛躍というのを期待したいです。
2着:キングズパレス 
 そして1番人気のキングズパレスが2着でした。勝ったレッドラディエンス同様に、待機して直線でもねよく伸びて来てという内容、今回を含めてキャリア19戦で3着を外したのが3回しかない堅実派で、これで10回目の2着という所でね、こう勝ち切れないもどかしさはあるんですけども、上り600mに関しては勝ち馬とね同じ34秒9というモノを使っているだけに、これはね突き放した勝ち馬を褒めるべき内容だったと思います。条件戦勝ち上がりから連続でね、重賞で今好走できていますし、実際に好走した新潟2000mの重賞がこの後控えていますからね。その辺りでの、好勝負というのも期待したいです。
3着:ノッキングポイント 
 3着はノッキングポイント、ちょっと復活の芽が出てきましたか。そうですね、近走は冴えない走り続けていたんですけれども、タイトな展開に集中力もね、持続できたようで、ラスト苦しくなってからもうひと踏ん張りというのが効きました。この辺りは十分にね、復調を感じる部分ですね。半妹のチェルヴィニアの活躍というのはね、言うまでもないですし、この馬自身もねまだやり切ったとは言えないキャリアですから、昨年3歳の身で新潟記念を制している素質馬でもありますからね。さっきも言った2着のキングズパレス同様、この後の番組がね楽しみとなる好走でした。
4着:ダンディズム 
 4着ダンディズム、早めに抜け出しました。流れを思うと早めに自分で動いて行ったダンディズムというのはね、一旦先頭に立つ強い競馬をしていると思います。昨年秋の福島記念でも2着に好走していますし、これで福島では重賞2戦で2着・4着の好成績。御年8歳という所でね、好走には本当に頭が下がります。春はね、目黒記念でも小差の競馬をしていただけに、その8歳馬ですけどもまだね息の長い活躍というのは見せてくれそうですね。
5着:リフレーミング 
 そして5着が3番人気のリフレーミングでした。福島で2戦2勝という戦歴もあって、3番人気に支持されていたんですけれども、道中の位置取りを含め、勝負所からね、捌きの面でも上位に入った2頭には後手後手という形に映りました。ちょっと勝負所ね、いつもほど反応できていない感じもありましたし、最終的にはね、額面上は遜色ないだけの素脚は使っているんですが、要所要所のね細かな部分で後れを取ったなという感じはしますね。ちょっと後方一気というね、脚質由来でね、不器用な面を抱えている馬なので、その辺りが結果にも繋がってしまったかなという印象です。

解説者:久光匡治(優馬)
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