馬名 |
コメント |
1.ナランフレグ |
昨年の覇者ナランフレグは4着でした。ナランフレグは馬体が6キロ絞れて柔軟性がアップしました。出遅れたんですが、内目を追い込んで来ました。昨年の覇者、もとより中京1200mはベストでもあります。この馬も7歳ですが衰えはありません。 |
2.メイケイエール |
そして1番人気メイケイエールは12着でした。この馬も肝心所でツキがないと言うか、肝心な所で自分を出しちゃいますよね。まぁスタート直後に少し促すと、行きたがっていました。このために、思ったより脚が溜まっていなくて、直線は挟まれるような不利もありました。左回りは信頼できると思って対抗にしたんですが、今回はすんなりと運べませんでした。 |
3.ジャックドール |
勝ったのはジャックドール、見事G1初制覇となりました。1着ジャックドール、私好きな馬です。昨年は本命を打ちましたが、今回▲としたのは、まぁ右回りに一抹の不安があったからです。それでも札幌記念勝ってますしね、前半に絡まれた昨年とは走りのリズムが根本的に違っていました。考えてみれば、デビュー以来2000m以外の距離を使った事がありません。出遅れた香港カップ、パンサラッサの大逃げに翻弄された昨年秋の天皇賞は別として、序盤の入りさえ完璧なら、馬がこの距離の走りを理解してる。そう思いました。という事は、宝塚記念はプラス200mが最大のポイントになってきます。 |
5.ソダシ |
そしてアタマ差の2着がソダシでした。惜しかったですね。不利とされる外枠だったんですが、スムーズに先行してこの馬らしく一旦抜け出す場面は作ったんですよね。最後は結果ソングラインにはやられたんですが、力は発揮してると思いますね。この馬、まぁ次走どこのレースに使うんですかね。仮にソングラインと同じレースに出てきたら再戦が楽しみだなと思いますね。 |
6.ダノンスコーピオン |
あと1番人気のダノンスコーピオンは11着でしたね。馬群の中での競馬にはなったんですが、伸びも案外でしたね。今回およそ5ヶ月ぶりの実戦でしたし、まだ本調子になかったのかなという感じがしました。地力のある馬ですから、次走の変わり身に期待したいですね。 |
7.ガイアフォース |
2着は初のマイルでした、長谷川さんの注目馬ガイアフォースでした。今回一気の距離短縮だったんですが、マイル戦の流れにも戸惑うことなく、ホントラストまでしっかり伸びましたよね。結構ね、フットワークが大きい馬なんで一見中距離馬のようにも見えるんですが、ここに来てね何かこう脚の回転がすごく速くなって、マイラー色が強くなってきてる印象なんですよね。この内容なら、この距離使って行く可能性高いと思いますし、次走も楽しみな存在になってきましたね。 |
8.ドルチェモア |
ドルチェモアは12着でした。こちらはちょっとやっぱり馬場が堪えた感じはしますね。前半からとにかく進みが悪かったですし、勝負所の反応も鈍かったんですよね、ですから、まぁちょっとかわいそうな結果にはなったんですが、良馬場でどういう走りをするか、もう一度見てみたいと思いますね。 |
9.シャンパンカラー |
シャンパンカラーが勝って重賞初制覇がG1制覇ということになりました。そうですね、スタートで1馬身ほど出遅れたんですが、その後はもう慌てず後方で末脚を温存して、4コーナーで外に持ち出すとしっかりと伸びて抜け出しました。もちろんね、ペースというか展開がやや速かったので、展開面に恵まれた面はあるんですが、それにしても鮮やかな勝ちっぷりだったと思いますね。これでね、結局東京コースは3戦3勝という事になるんですよね。しかも、全てマイル戦という事で、本当やっぱりコース相性って大事なんだなという事を思い知らされた一戦でしたね。 |
10.ソウルラッシュ |
それから昨年の勝ち馬ソウルラッシュが3着でした。この馬は直線半ばでね、一瞬鋭い脚を使ったんで、そのまま突き抜けるかと思ったんですが、ゴール前でもうひと伸びを欠いて、まぁ3着という結果になったんですが、ここ3走ね、この馬ずっと外枠に入ってるんですよね。ですから、溜め効いているようでギリギリ溜めが効いていない感じもするので、次走まぁ安田記念になる確率は高いと思うんですが、真ん中より内目の枠なら、ちょっとこれは狙ってみたい1頭だなというのは、今回の走りで感じました。 |
11.イルーシヴパンサー |
8着のイルーシヴパンサーは前のドーブネが直線で外で張っているので、その内を狙って、その時にシュネルマイスターを内ラチ沿いに押し込んだんですけれどもね、ドーブネが内にヨレて前が塞がって、その後はもうちょっと追ってなくて流していましたね。中山内回りで好位につけて、内から伸びそうになったという内容は、この馬のイメージと大分違うんですけども、ペースが遅かったとは言え好位につけられたのは今後に向けてプラスに作用しそうです。 |
12.ナミュール |
それから人気の一角2番人気でしたナミュール、7着に敗れましたね。こちら残念な結果になりましたね。馬の出来は良かったと思いますが、向正面で挟まれる不利があって位置取りを下げる形になったんですよね。今回は全く力発揮できてないですし、まぁ残念な結果になったんですが、次走の巻き返しに期待したいですね。 |
13.レッドモンレーヴ |
馬群の外から勢い良く伸びたレッドモンレーヴが重賞初制覇です。スタートでアオる感じになったんですが、慌てる事なく道中は末脚を温存して、最後の直線に向くと一気に伸びて差し切りましたね。着差は僅か半馬身なんですが、それ以上の強さを感じさせる走りでしたね。安田記念に出走して来れば、さらにメンバーは揃う事にはなるんですが、得意の瞬発力勝負になれば出番があるかもしれないですね。 |
14.シュネルマイスター |
2021年毎日王冠以来の勝利という事です、シュネルマイスター1着でした。そうですね、前半からこの馬のリズムを重視して走らせる事に専念した結果、位置取りは後ろになったが、最後の直線に向くと長く良い脚を使って差し切りましたね。何となく、まぁここなら力は上だったなという内容でした。実力馬が完全復活してきた印象が強いですし、この内容なら安田記念に向けて展望が開けた感じはありますね。 |
15.マテンロウオリオン |
さぁ5着は長谷川さんの注目馬マテンロウオリオンでした。中団より前のねインコースで溜めを効かせて、最後は内を通って差を詰めました。ちょっとね、若干窮屈な場面もあったんですが、その分ラスト伸び負けした格好で、ただ上位4頭とはほんと僅差ですからね、前走とかそして今回の走りを見ているとこの馬も復調してきた印象ですね。 |
18.ソングライン |
ソングライン・ソダシこの2頭の競り合いをソングラインが見事制して、ヴィクトリアマイルを優勝という事になりました。道中は馬群の中で競馬をして、最後の直線に向いて馬群がバラけると、しっかりと伸びて勝ちパターンに持ち込んだソダシを交わしましたよね。追い切りでね、2週連続3頭併せで行って、レースに向けてしっかり仕上げて来た事が今回の走りに繋がったと思いますね。昨年は実は道中不利があって5着に敗れたんですが、今年はその雪辱を果たす結果となりました。まぁ去年安田記念勝ってますからね、出走してくれば十分連覇の可能性もあると思いますね。 |