東京 | 阪神 | 福島 | |||||||||||||||||||||
1R | 2R | 3R | 4R | 5R | 6R | 7R | 8R | 9R | 10R | 11R | 12R |
30%以上 | 20%以上 |
芝/ダ、左/右で得意な方が太字 | |
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馬名 | コメント |
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1.マテンロウオリオン | それからマテンロウオリオン、こちらは2番人気で7着でした。最後方追走して4コーナー大外ですから、これは流石に厳しかったです。ただ、今回はですね先を見据えた次に繋がるレース。何かこう脚を測ったようなレースをした節もありますからね、次走以降を常に注意が必要でしょう。 |
2.ウインカーネリアン | ウインカーネリアンが勝って芝1600mで3連勝。重賞は初制覇です。JRAの重賞で1番人気馬の勝利は6/12函館スプリントステークスにおける、ナムラクレア以来となりました。ウインカーネリアンの最大の要因は、超スローペースの2番手で進められた事ですけども、これで3連勝となりました。まぁ故障などで休む以前よりも強くなっているのは確かで、先行馬は展開に恵まれやすい訳ですから、今後も軽視はできませんね。 |
3.ダノンザキッド | そして2着がジャスティンカフェ、3着がダノンザキッドでした。3着のダノンザキッドはレース前までは、この馬としては落ち着いていた方で、良い雰囲気だったんですね。ただ、ゲートで突進してね外枠発走になってしまいました。序盤の力みは許容範囲で、大方冷静に走れましたし、アクシデントの影響があったにせよですね、メンタル面での強化を感じさせましたね。 |
4.シュネルマイスター | 一方、3番人気シュネルマイスターが9着、1番人気のメイケイエールは14着でした。9着シュネルマイスターは1頭だけ逆方向の返し馬が入念で、状態は悪くなかったと思います。好スタートから下げてからが進んで行かず、勝負所では追っつけ通し。直線は少し不利もあったんですが、明らかに距離不足と、そんな感じです。 |
5.サリオス | サリオスは2年前の毎日王冠以来2年ぶりの勝利となりました。サリオスは安田記念の時と違いましてね、この馬とすれば久しぶりに良い状態でレースに臨めましたし、スタートからゴールまでの馬の集中力も素晴らしかったですね。一昨年の毎日王冠以来の勝利になりますが、その毎日王冠以来のG2出走で、56キロですから地力が違いました。15年前ですね、チョウサンのレコードを0秒1更新したんですけどれどもね、当時とほぼラップ構成が同じですから、馬場差を考慮すればタイムランクDもやむを得ないのかなと思います。 |
6.ソダシ | そして勝ち馬にアタマ差の2着がソダシ、3着がアンドヴァラナウトでした。まず2着のソダシですが、落ち着きがありましたしスタートも決まって、ハナへ行けるぐらいだったんですけれどもね、まぁ的確なペース判断から一旦下げて、勝ちパターンのレースができたと思います。勝ち馬に展開が向いた訳ではなくね、勝ち馬にしてやられたと言った方が適切で、勝ち馬が54キロ、それからこちらが56キロとまぁ負担重量の差もあったかもしれませんね。 |
7.ジャスティンカフェ | そして2着がジャスティンカフェ、3着がダノンザキッドでした。まず2着のジャスティンカフェについてですが、これはね屯田に油揚げをさらわれたと、まさにそんなレースでしたね。大方の人がですね、この馬の勝利を確信したんじゃないかと思いますね。勝ちに等しいと言うか、まぁ普通なら勝っているレースですよね。逆にそれがサリオスの強さを際立たせてしまいましたね。まぁ重賞未勝利馬ですが、G1レベルのポテンシャルがある事は示しました。 |
8.ロータスランド | 一方で上位人気3頭は着外に終わりました。まずロータスランド、こちら3番人気で6着でした。一瞬伸びかかって止まってしまいましたね。これはいかにも休み明けにありがちという負け方で、レースの形にはなっていましたから、1度使った次走は確実に変わってくるはずです。 |
9.ピースオブエイト | まず4着のピースオブエイトですね、出遅れを差し引いても上位馬には完敗の着差と見ているんですが、距離短縮で初めての芝1600mにも対応できたという点では、今後の選択肢が広がりました。ただ、本質がマイラーかどうかね、それはまだ分かりません。 |
10.セリフォス | ゴール前は3頭の追い比べから、外の3歳馬セリフォスがその競り合いを制しました。NHKマイルCと安田記念ともに4着でしたが、2戦とも道中で力みがありましたね。この辺りをね、しっかり修正してくるのが藤岡佑介騎手の上手さなんですけれども、当面の相手2頭を見ながら、しっかり脚を溜めた事が最大の勝因。もちろん、負担重量の差もあったかもしれません。 |
11.ソウルラッシュ | そして2着がソウルラッシュ、3着がダノンスコーピオンで上位人気3頭での決着でした。2着ソウルラッシュは私の危険馬でしたから、これには参ったというのが正直な感想で、これは大変申し訳ありませんでした。ただね、ダノンスコーピオンをマークして、ねじ伏せたレースぶりはちょっと今までとイメージが違いましたね。この馬、スローペースに向かず、今回は向く流れになった事は確かだと思うんですが、4歳馬の成長力を示して、何かこう頼もしいぐらいの地力強化が伺えました。 |
12.ホウオウアマゾン | そして1番人気のホウオウアマゾン、10着でした。出遅れもありましたしね、流れに乗り切れなかったんですが、直線は反応していませんからまぁ休み明けでまだ体調が整っていなかったと見て良いと思います。ここを使った後ですね、良化度合いが鍵になりそうですね。 |
13.エアロロノア | それから5着のエアロロノア、大外一気というこれまでのレースパターンから脱却しつつあるんですが、少しずつそうした自在性を身につけないと重賞では通用しませんから、レース内容には進歩がうかがえますね。 |
15.ダノンスコーピオン | そして2着がソウルラッシュ、3着がダノンスコーピオンで上位人気3頭での決着でした。3着ダノンスコーピオンについては、勝ったセリフォスとは同じ3歳でも負担重量が2キロ重かったんですね。完璧な仕上げではない中で、さらにソウルラッシュの必用なプレッシャーがあった中での僅差3着ですから、もうG1馬の貫禄は十二分に示したと思いますね。 |
17.ファルコニア | あと一歩のレースが続いていたファルコニアが重賞初制覇です。1着ファルコニアはこれまで重賞で3着4回。詰めの甘さがネックのこの馬が勝つには、スローペースで先行して上がりも極端は速くならない。今回のような競馬でした。まぁ惜敗を重ねて海千山千のしたたかさを身につけたとも言えます。それを生かした吉田隼人騎手のそつのない騎乗も光りました。賞金を加算できたのが1番の収穫です。G2からG3では馬券圏内有力に変わりはありません。 |