2024年4回東京2日目

開催一覧
2024/10/20 (日)
東京 京都 新潟
2024/10/19 (土)
東京 京都 新潟
2024/10/14 (月)
東京 新潟
2024/10/13 (日)
東京 京都
2024/10/12 (土)
京都 新潟
2024/10/06 (日)
東京 京都 新潟
2024/10/05 (土)
東京 京都 新潟
2024/09/29 (日)
中山 中京
2024/09/28 (土)
中山 中京
2024/09/22 (日)
中山 中京
2024/09/21 (土)
中山 中京
2024/09/16 (月)
中山 中京
2024/09/15 (日)
中山 中京
2024/09/14 (土)
中山 中京
2024/09/08 (日)
中山 中京
2024/09/07 (土)
中山 中京
2024/09/01 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/31 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/25 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/24 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/18 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/17 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/11 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/10 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/04 (日)
新潟 札幌
2024/08/03 (土)
新潟 札幌
2024/07/28 (日)
新潟 札幌
2024/07/27 (土)
新潟 札幌
2024/07/21 (日)
福島 小倉 札幌
2024/07/20 (土)
福島 小倉 札幌
2024/07/14 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/13 (土)
福島 小倉 函館
2024/07/07 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/06 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/30 (日)
福島 小倉 函館
2024/06/29 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/23 (日)
東京 京都 函館
2024/06/22 (土)
東京 京都 函館
2024/06/16 (日)
東京 京都 函館
2024/06/15 (土)
東京 京都 函館
2024/06/09 (日)
東京 京都 函館
2024/06/08 (土)
東京 京都 函館
2024/06/02 (日)
東京 京都
2024/06/01 (土)
東京 京都
2024/05/26 (日)
東京 京都
2024/05/25 (土)
東京 京都
2024/05/19 (日)
東京 京都 新潟
2024/05/18 (土)
東京 京都 新潟
2024/05/12 (日)
東京 京都 新潟
2024/05/11 (土)
東京 京都 新潟
2024/05/05 (日)
東京 京都 新潟
2024/05/04 (土)
東京 京都 新潟
2024/04/28 (日)
東京 京都 新潟
2024/04/27 (土)
東京 京都 新潟
2024/04/21 (日)
東京 京都 福島
2024/04/20 (土)
東京 京都 福島
2024/04/14 (日)
中山 阪神 福島
2024/04/13 (土)
中山 阪神 福島
2024/04/07 (日)
中山 阪神 福島
2024/04/06 (土)
中山 阪神 福島
2024/03/31 (日)
中山 阪神
2024/03/30 (土)
中山 阪神
2024/03/24 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/23 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/17 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/16 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/10 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/09 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/03 (日)
中山 阪神 小倉
2024/03/02 (土)
中山 阪神 小倉
2024/02/25 (日)
中山 阪神 小倉
2024/02/24 (土)
中山 阪神 小倉
2024/02/18 (日)
東京 京都 小倉
2024/02/17 (土)
東京 京都 小倉
2024/02/11 (日)
東京 京都 小倉
2024/02/10 (土)
東京 京都 小倉
2024/02/04 (日)
東京 京都 小倉
2024/02/03 (土)
東京 京都 小倉
2024/01/28 (日)
東京 京都 小倉
2024/01/27 (土)
東京 京都 小倉
2024/01/21 (日)
中山 京都 小倉
2024/01/20 (土)
中山 京都 小倉
2024/01/14 (日)
中山 京都 小倉
2024/01/13 (土)
中山 京都 小倉
2024/01/08 (月)
中山 京都
2024/01/07 (日)
中山 京都
2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒1からマイナス1秒5への変動、日曜がマイナス2秒1でした。
 土曜は良馬場でスタートしましたが、雨が降り続いて5Rからは「稍重」です。後のレースになるほど、数値は水準方向に動いたんですが、それでも2000m換算の数値でマイナス1秒5で終わっていまして、あくまでも1日の中の比較では、後半の方が時計が掛かったというレベルです。日曜は終日良馬場で、土曜後半よりも馬場は乾いて、土曜朝スタート時の数値に戻りました。秋の東京は例年通りですね連続開催で、この開催3週目までこのままAコースが使用されます。脚質の傾向を見ますと、土曜1Rから追い込み勝ちが決まったようにですね、開催1週目にありがちな、先行馬&イン有利という、こういう傾向にはなりませんでした。この辺りはですね、雨の影響を受けたためとも考えられるんですけれども、明確な理由をもって説明はできません。ちなみに土曜の芝7鞍あったんですが、上り600m最速馬は1・2・1・5・1・1・2着で、4勝・2着2回つまり、瞬発力があればペースに関わらず、位置取りは不問だった訳です。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス2秒2からマイナス2秒9への変動、日曜がマイナス2秒8からマイナス2秒3への変動でした。
 土曜朝の発表では「稍重」でしたけれども、実際にダートのレースが始まる2Rの時には既に重馬場に変更されまして、終日重馬場でした。馬場差については朝の時点でマイナス2秒台で雨が降り続いて、後のレースになるほどさらに時計が出やすくなりました。日曜は土曜とは変動の向きが逆で、水準方向に動いたんですが、終日マイナス2秒台で高速馬場だった事に変わりはありません。むしろね、高速馬場を通り越しまして超高速馬場と言って良いコンディションで、レースレベルの判断には非常に迷わされましたね。タイムが速いからと言って、逃げ・先行馬に有利だった訳ではなくて、平然と差し・追い込みが決まっていましたしね。これは東京らしい脚質不問の地力勝負が多かったと、そう言い換えても良いかもしれません。


  タイム分析
 2024/10/06 (日)  芝=-2.1  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T2000 エデルクローネ 牡2 未勝利 2:00.2 -1.7 -0.4 ±0 -2.1 C C --
4R T1600 スマッシュアウト 牡2 新馬 1:37.1 +1.2 -1.1 +1.8 -1.7 SL C --
5R T1800 ガルダイア 牡2 新馬 1:49.2 +0.2 -1.3 +0.8 -1.9 D C --
8R T1400 サトミノキラリ 牡3 2勝クラス 1:19.7 -2.0 --- -0.5 -1.5 B C --
9R T2400 ワイドエンペラー 牡6 昇仙峡S(3勝) 2:25.8 +0.3 -1.1 +1.7 -2.5 SL C --
11R T1800 シックスペンス 牡3 毎日王冠(G2) 1:45.1 -0.5 -0.6 +0.8 -1.9 D C --
 2024/10/06 (日)  ダ=-2.8 → -2.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1600 ドゥカート 牡2 未勝利 1:36.7 -2.6 --- +0.2 -2.8 C D --
3R D1600 マリブオレンジ 牝2 新馬 1:36.8 -2.8 --- -0.1 -2.7 C C (4.00)
6R D1400 ノットファウンド 牝4 1勝クラス・牝 1:23.0 -1.9 --- +0.4 -2.3 D C --
7R D1600 サトノアインス 牡3 1勝クラス 1:35.1 -2.9 --- -0.4 -2.5 B B --
10R D1600 ショウナンライシン 牡4 グリーン(L) 1:34.2 -1.6 --- +0.8 -2.4 D C (7.00)
12R D1600 ボールドゾーン 牡4 2勝クラス 1:34.6 -2.6 -0.3 -0.6 -2.3 B C --

東京4R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
東京7R 3歳以上1勝クラス タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。このレースは前半1000m57秒8のハイペースで、典型的な追い込み決着になったんですが、ラスト400mが12秒3-12秒4とほとんど減速していないので、上位3頭は高いレベルでしのぎを削ったと言って良いでしょう。
1着:サトノアインス 
 サトノアインスが直線内から抜け出しました。勝ったサトノアインスはワンターンのコースに戻して、意識的に控えるレースをした事が功を奏したと思いますけれどもね。これは今後に繋がる良い勝ち方ができましたよね。
2着:プチブール 
 2着のプチブールについては、結果論になりますけれども仕掛けが早かったですかね。それでもここまで頑張ったんですから、放牧を挟んで頼もしい成長が伺えました。この2着は結構強いですよ。次走が牝馬同士なら、まず勝ち負け。牡馬相手でも上位候補でしょう。
3着:ソニックライン 
 そして3着のソニックライン、この馬は芝・ダート兼用馬ですけれどもね、まぁこと適性で言えばダートの方が高いものでしょう。ただね、高速馬場よりは普通の良馬場向きのタイプだと思います。ルメール騎手もね、レース後にそんなコメントを出してました。
東京8R 3歳以上2勝クラス タイムB
 このレースの勝ちタイムは古馬2勝クラスの基準タイムより2秒0速く、1400m対象の馬場差がマイナス1秒5だったことを踏まえても、 -2.0-(-1.5)=-0.5 で基準より0秒5速い勝ちタイムとなります。
1着:サトミノキラリ 勝ち馬注目
 1番人気サトミノキラリが後続に3馬身差をつけて勝ちました。坂を上がるまでですね、馬なりで来ましたからね、もう安心してレースを見ていられたというか、これはちょっと桁違いに強かったですね。決して相手に恵まれた訳ではありませんし、抜け出して突き放した内容も、申し分がありませんでした。現状は芝1400mがベストなイメージなんですが、スプリント性能は相当高いと思いますね。いつか芝の1200mを使ってもですね、かなり良いパフォーマンスを見せてくれると思いますね。
2着:ニコラウス 
 そして2着以下は離された。ニコラウスは接戦の2着争いを制しました。上がり600mは最速タイで、この馬いろいろなレースができるタイプなんですが、しっかりと脚を溜めて、瞬発力を生かすようなレースが一番合っているようですね。東京芝1400mなら、次走も上位候補になります。
3着:ハクサンバード 
 そして3着のハクサンバードですが、逃げずに好位差しの形を取ったというのは正解でした。このレース予想の段階では、逃げ候補が多数いましてハイペースを予測していたんですけれども、実際には同型同士で折り合いがつきまして、平均ペースで流れました。この馬の場合は、前走から着けたブリンカーの効果もてきめんでしたね。
東京9R 昇仙峡S タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
東京11R 毎日王冠 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。スタートはホウオウビスケッツ良いスタートでした。これはね、もう2コーナーの入りというかポジション取りでほぼレースの行方が決まってしまったと言うか、この2コーナーの入りの前の6頭が、そのまんまですねほぼ入れ替わりなく4コーナーまで来ちゃうんですね。そしてもってこの逃げたホウオウビスケッツのペースが、前半1000m59秒4ですから、このレースペース補正が0秒6入ってるように、かなりG2としては遅い訳ですよね。直線向いた時、これもうね内の5頭、最内にマテンロウスカイがいますけど、それ以外の5頭だけ見れば良いです。もう外のヨーホーレイク以下の後ろの馬、一切ここもう見る必要ありません。内だけの攻防なんですね。結局、先週の東京って結構外の差し馬も伸びてたんですけれども、このレースに限って、開幕週にありがちな先行馬と内枠に有利な競馬になってしまったという事で、レースを説明するのは非常に簡単です。そうですね、ですから単調な先行馬ペースという事は言えますけれども、ただその先行馬同士の中で、しのぎを削った上位3頭というのは、やはりある程度高い評価はして良いんじゃないかなと思います。逆に脚を余した差し馬がいなかったという所が、ちょっと凡戦感があったかなという風には思ってます。
1着:シックスペンス 
 まずは勝ったシックスペンス。ダービーでは引っ掛かりましたから、まず距離を詰めて、今回は折り合ってしっかり結果を出せるかというのが、今回のテーマだった訳で、それをしっかりやりました。今後はやはりマイルかなという感じはしますけれども、非常に良い勝ち方。レース、この馬自身33秒3で上がってますから、これは着差以上に強かったという評価です。
2着:ホウオウビスケッツ 
 2着はホウオウビスケッツ、よく残しました。取材の段階で1週前はまだ3分、直前の追い切りで6分まで上がったと奥村先生から聞いていたんですけれども、やっぱり競馬行くと走りますね。そして、この現代競馬向きの先行馬ですよね。ペース配分も良かったですし、普通ならこれ逃げ切れるという所なんですけれども、まぁシックスペンスが好位から速い上がりを繰り出したということですよね。ホウオウビスケッツもなかなか能力というか、ここに来て非常に地力強化がうかがえますね。
3着:エルトンバローズ 
 3着エルトンバローズですが、一旦シルトホルンに交わされたシーンがありましたね。そう、そっからがやっぱり地力の差というのがあると思います。今回は負担重量58キロでしたし、本当はやっぱりホウオウビスケッツは交わしてなければいけないところですけれどもね。それでもしっかり地力を見せて、次走に繋げたと思います。
4着:ヤマニンサルバム 
 4着はヤマニンサルバム。これは1枠1番で、こういう流れですから、4角最内でそこを狙って行くというのは、もう乗り方としては定石で、ちょっとやっぱりエンジンのかかりが遅かったかなという感じはありますけれども、一応枠なりに今のこの馬の実力を出す、力は出し切ったレースだと思いますね。
10着:ローシャムパーク 
 そして2番人気でしたローシャムパークは10着でしたね。まずあのポジションでは勝負にならないというのは、先ほど言った通りです。ただ、この宝塚記念で引っかかりましたんでね、その辺を修正して乗らなきゃいけないっていう所が、やっぱり序盤からポジションを取りづらく、折り合い重視の競馬をせざるを得なかったという所があります。私も本命打ったので、ちょっと残念ではありますけれどもね、今回はパフォーマンスを出せなかったという事であって、こんなはずはありません。
13着:ニシノスーベニア 
 ニシノスーベニアは13着でした。ニシノスーベニア自身の上り600mを見ると、全然脚を使ってないですよね。本来、あの位置にいればもっと脚を使って、脚を余してっていう感じにならなきゃいけない、それがなかったという事はやっぱり休み明けで体調が整っていなかったんだと思います。
東京12R 3歳以上2勝クラス タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:ボールドゾーン 勝ち馬注目
 1番人気ボールドゾーンが3馬身差で支持に応えました。これは順当勝ちです。東京ダート1600mというのは、中盤のペースが緩む事が多いので、その分このレース0秒3のペース補正が入っているんですけれども、その時点でポジションを上げて行ったルメール騎手の判断はこれはもう流石と言う他ありません。コーナーが緩やかで、広々としたコースは合いますね。昇級しても即通用します。
2着:アピーリングルック 番組注目馬
 2着のアピーリングルックは、勝ち馬には離されたんですが3着には5馬身差ですからね。もう相手が悪かったとしか言いようがありません。私見では1400mの方がね、レースはしやすいと思っていたんですけれども、1600mでもきちんと折り合って、切れる脚を披露しました。次走が牝馬同士なら確勝レベル。牡馬相手でも本命を打てますね。

解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
当サイトに掲載されている情報はその正確性を保証するものではありません。情報の修正依頼・ご要望等はこちらへ by ittai
since 2001.06.26 -