2024年3回中京2日目

開催一覧
2024/09/16 (月)
中山 中京
2024/09/15 (日)
中山 中京
2024/09/14 (土)
中山 中京
2024/09/08 (日)
中山 中京
2024/09/07 (土)
中山 中京
2024/09/01 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/31 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/25 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/24 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/18 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/17 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/11 (日)
新潟 中京 札幌
2024/08/10 (土)
新潟 中京 札幌
2024/08/04 (日)
新潟 札幌
2024/08/03 (土)
新潟 札幌
2024/07/28 (日)
新潟 札幌
2024/07/27 (土)
新潟 札幌
2024/07/21 (日)
福島 小倉 札幌
2024/07/20 (土)
福島 小倉 札幌
2024/07/14 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/13 (土)
福島 小倉 函館
2024/07/07 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/06 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/30 (日)
福島 小倉 函館
2024/06/29 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/23 (日)
東京 京都 函館
2024/06/22 (土)
東京 京都 函館
2024/06/16 (日)
東京 京都 函館
2024/06/15 (土)
東京 京都 函館
2024/06/09 (日)
東京 京都 函館
2024/06/08 (土)
東京 京都 函館
2024/06/02 (日)
東京 京都
2024/06/01 (土)
東京 京都
2024/05/26 (日)
東京 京都
2024/05/25 (土)
東京 京都
2024/05/19 (日)
東京 京都 新潟
2024/05/18 (土)
東京 京都 新潟
2024/05/12 (日)
東京 京都 新潟
2024/05/11 (土)
東京 京都 新潟
2024/05/05 (日)
東京 京都 新潟
2024/05/04 (土)
東京 京都 新潟
2024/04/28 (日)
東京 京都 新潟
2024/04/27 (土)
東京 京都 新潟
2024/04/21 (日)
東京 京都 福島
2024/04/20 (土)
東京 京都 福島
2024/04/14 (日)
中山 阪神 福島
2024/04/13 (土)
中山 阪神 福島
2024/04/07 (日)
中山 阪神 福島
2024/04/06 (土)
中山 阪神 福島
2024/03/31 (日)
中山 阪神
2024/03/30 (土)
中山 阪神
2024/03/24 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/23 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/17 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/16 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/10 (日)
中山 阪神 中京
2024/03/09 (土)
中山 阪神 中京
2024/03/03 (日)
中山 阪神 小倉
2024/03/02 (土)
中山 阪神 小倉
2024/02/25 (日)
中山 阪神 小倉
2024/02/24 (土)
中山 阪神 小倉
2024/02/18 (日)
東京 京都 小倉
2024/02/17 (土)
東京 京都 小倉
2024/02/11 (日)
東京 京都 小倉
2024/02/10 (土)
東京 京都 小倉
2024/02/04 (日)
東京 京都 小倉
2024/02/03 (土)
東京 京都 小倉
2024/01/28 (日)
東京 京都 小倉
2024/01/27 (土)
東京 京都 小倉
2024/01/21 (日)
中山 京都 小倉
2024/01/20 (土)
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2024/01/14 (日)
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2024/01/13 (土)
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2024/01/08 (月)
中山 京都
2024/01/07 (日)
中山 京都
2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がマイナス1秒3でした。中京は連続開催ですので、遡って8日間の馬場差を確認しておきましょう。前の開催6日目まではマイナス2秒台でしたが、先々週は台風の影響で時計が掛かりました。そして先週はマイナスゾーンに戻っています。
 中京の芝は前開催3週目まで、マイナス2秒台の高速馬場が続きました。ただ先々週は、台風の影響を受けて、土日ともに道悪となり、先週はAコース5週目とあって、主に内の荒れた状態が危惧されたんですが、結果的には内も最低限元気な状態を保てていました。先々週は土曜日がプラスの馬場差でも、日曜は少し回復したのと、中間の雨が週初めの月曜と火曜で、その後は好天が続いたのが大きかったと思います。ただそうは言っても、前開催の良馬場時と比較すると、時計は鈍っています。高速寄りの範囲ではあっても、1秒近くは要していました。日曜は使用された分、土曜より0秒1掛かっていました。今週の3日間競馬から最終日までBコース使用になります。内の少し荒れた部分をカバーできるので、良馬場ならさらにマイナス寄りに進みそうなんですが、それでもマイナス2秒台まで戻るかどうかは疑問があります。
 先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにマイナス1秒4でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値で、台風の影響でマイナス2秒台になった先々週を筆頭に、速い時計の出る馬場が続いています。
 先々週と週初めの雨の影響があって、芝は乾いてもダートは下の方に水分が残っています。土日の馬場差は良馬場発表でもマイナス1秒4。速い時計の出るコンディションでした。時計の出方が速いので、基本は前に行った組が強いんですが、能力差とペース如何では、差しとか追い込みも決まっていました。


  タイム分析
 2024/09/08 (日)  芝=-1.3  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1600 マイネルチケット 牡2 未勝利 1:34.5 -1.3 -0.2 -0.3 -1.2 C C --
4R T1200 パンジャタワー 牡2 新馬 1:09.7 -0.3 -1.2 +0.3 -1.8 D D --
5R T2000 ゲルチュタール 牡2 新馬 2:02.9 +0.4 --- +0.5 -0.1 D C --
8R T2000 スターリングアップ 牝3 1勝クラス 1:59.8 -1.2 --- +0.1 -1.3 C D --
11R T1200 トウシンマカオ 牡5 セントウ(G2) 1:07.7 -0.2 --- +0.6 -0.8 D C --
 2024/09/08 (日)  ダ=-1.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1200 シャインミラカナ 牡2 未勝利 1:13.6 +0.3 --- +1.2 -0.9 E D --
6R D1800 ダブルハートボンド 牝3 1勝クラス・牝 1:51.2 -2.4 --- -1.0 -1.4 A D --
7R D1900 リューデスハイム 牡3 1勝クラス 1:59.1 -1.4 --- +0.1 -1.5 C C --
9R D1800 ムルソー 牡3 天竜川特(2勝) 1:51.6 -1.2 --- +0.2 -1.4 C D --
10R D1200 ヒビキ 牡4 浜松S(3勝) 1:10.9 -0.3 --- +0.6 -0.9 D D --
12R D1400 ストレングス 牡3 1勝クラス 1:24.2 -0.9 --- +0.2 -1.1 C D --

中京2R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
中京3R 2歳未勝利 注目
 勝ったマイネルチケットについて。
1着:マイネルチケット 
 新潟の新馬戦2着はタイムランクEの一戦を先行して流れ込んだモノ。2戦目予定を疝痛のため取り消しての今回という事でした。影響はないと厩舎側はコメントしていましたが、パドックの状態は若干硬さが気になりました。道中は密集した内。直線は狭くなったんですが、戸崎圭太騎手が外に出すと一瞬外に切れて、ここで前2頭との差が3馬身ほど開いてしまいます。ただ、ここからが凄くて、右ステッキを2発。これで本気モードに入って、残りわずかな地点から回転の速いフットワークで一気に差し切ってしまいました。このラストの切れは、強くなって来る馬に見られるものです。タイムランクもあと0秒1速ければBランクと、先週の中京芝では最上位でした。まだ万全な状態と言えない中でのパフォーマンスだけに注目に値します。お母さんは芝短距離を中心に6勝。ダノンバラード産駒の牡馬で地味に映る血統背景ですが、それでも質は高いモノがあります。
中京6R 3歳以上1勝クラス・牝 タイムA
 基準より1秒0速い勝ちタイムでした。
1着:ダブルハートボンド 番組注目馬
 ダブルハートボンドが勝って2戦2勝です。ダブルハートボンドは前走も中京ダート1800m未勝利戦で牡馬相手に1秒差の楽勝でした。また、タイムランクはCです。使われて栗東坂路の調教も軽快に動けていて、今回は自らの逃げでペースを作って、4コーナー手前からギアを上げると、なんと1秒9のぶっちぎり勝ち。ラストは流していました。同じ日の9R、1クラス上の天竜川特別で強いムルソーが勝ったタイムランクCのレースを0秒4上回っていて、比較上次も通過点になります。キズナ産駒、お母さんアメリカのG1パーソナルエンサインsステークスの勝ち馬。行く行くは牝馬限定の交流重賞を勝ちまくると、そんな存在になって行くような気がします。
2着:ヒヒーン 
 2着のヒヒーン、初ダートの前走3着は出遅れて砂を被りながらも脚を使っていました。そして今回も2着。レースぶりはまともになったんですが、大差に離されて、タイムランクはE相当です。まだ信頼性に乏しく、これは相手次第になります。
中京11R セントウルS 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。まずはスタートですね。好発を決めたのは1枠2頭ですね。これを交わして外め13番枠からピューロマジックが1枠2つ2頭を交わしてハナを切ります。ピューロマジック、流石のスピードなんですが、前半600mは33秒6。決して速くはありません。そして直線に入って行きます。ピューロマジックを追ってアサカラキング、さらに序盤口を割っていたママコチャが直線では一旦ピューロマジックを交わして2頭で抜けるんですよね。ただ、ここからゴールに近づくにつれて、中のアサカラキングが辛くなって行きます。その後ママコチャをめがけて各馬が迫って来ます。ちょっと目立ったのは最内を突いたモズメイメイ。これがスルスルと伸びて来たんですよね。ただ、中団待機から外に出したトウシンマカオが、一完歩ごとに前に迫って行って、ゴール寸前でママコチャを差し切りました。
1着:トウシンマカオ 
 外から鮮やかに差し切ったトウシンマカオ、セントウルステークスを制しました。トウシンマカオは左回りは外に張るので、前走同様に右側だけチークピースをつけています。調教はいつも動くんですが、今回は特に力強かった。そんな印象があります。まずこの状態面が最大の勝因と思います。また鞍上ももたれ癖そ知っていてね、外枠だけにコーナーをタイトに回ってきて、直線は右ステッキを連打していました。こういった馬の事を考えてソツの無い立ち回りができたのも大きかったと思います。中2週で今の出来を維持できれば、本番のスプリンターズステークスは右回りになります。能力自体はG1でも足りるはずなので、楽しみです。できれば外枠が欲しいと思いますし、馬場状態も雨が降っても「稍重」まで。それが望ましいと思います。
2着:ママコチャ 
 その後ママコチャ2着でした。ママコチャは調教の量・質ともに十分なんですが、体重は10キロ増。腹回りに余裕が感じられて、本番に含みを持たせた仕上げ、そう感じました。加えて前半に力んだ事と、牝馬で負担重量が57キロ。大外18番枠まで考慮すると、やっぱりG1馬たる底力を発揮しています。序盤の力みは外枠から出して行ったのもあると思います。これを除けば、年齢を重ねてどっしりしてきた印象があり、短い間隔でも上積みに期待できると思います。相手は昨年より強いと思うんですけどもね、連覇も視野には入ってきました。
3着:モズメイメイ 
 3着モズメイメイ、こちらもね良いレースでした。控える競馬を熟知してね、復活を示し、今回内枠から好位のインで我慢できていました。馬自身が競馬を理解して、自然と折り合えるようになっています。サマースプリントチャンピオンに1点差だけに、この3着は惜しいんですが、本番でも内めの枠を引けば、面白いと思います。3連系の穴に狙えると思います。
4着:アネゴハダ 
 その後4着がアネゴハダでした。同じ1枠のモズメイメイと前後する位置です。最後は脚色一緒になったんですが、それでもしぶとく食い下がってはいました。重賞でも見せ場があったのは収穫と思います。
7着:テンハッピーローズ 
 それからテンハッピーローズ7着でしたね。G1馬ですね。芝1200mの新馬勝ちが切れた印象があったんで、個人的にはこの距離を楽しみにしていました。直線で少し狭くはなったんですが、理想的な運びでは進めていました。ただ、勝ち馬と比べるとこちらはマイラーの切れと言った感じですね。トウシンマカオはスプリンターの切れと言った感じでね。その分エンジンの掛かりが遅いです。それでも海外遠征の前哨戦としては悪くないと思います。
12着:ダノンスコーピオン 
 それからダノンスコーピオン12着でした。1200mは初めて。仮にこの後ね、連続して出走なら多少は変わってくると思えるんですが、今回に関してははっきり言ってスピード不足。脚を使う隙間がありませんでした。
13着:ピューロマジック 
 そして1番人気のピューロマジックは13着でした。自分の形は取れていました。坂のあるコースに勝ち鞍がなかったのと、それを含めてスピードよりも力の要る競馬になったのは厳しかったんだと思います。
15着:ストーンリッジ 
 ストーンリッジですが、やはり1年ぶりは厳しかったですね。屈腱炎明けでパドックで見ると急仕上げで馬体減少。ちょっと本調子にはありませんでしたね。

解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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