2024年1回札幌2日目

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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒6でした。
 昨年の開幕週がマイナス2秒7と、それと同レベルでかなり速い時計の出るコンディションでした。札幌は1回開催が3週、2回開催が4週でトータル7週行われますが、2回開催の1週までこのままAコース、その後の3週がCコースの使用となります。なお、札幌芝のタイムランクについて補足が1点。1500mは今年から短距離の区分ではなくて、従来の1600mから2200mの区分に入れてますので、その辺りはご注意ください。
 先週の馬場差1700m対象の数値は、土日ともにプラスマイナスゼロでした。
 含水率が低くて、乾いた馬場。馬場差はちょうど水準の数値でした。昨年の開催初日が、プラス0秒1ですから、ダートについても昨年とほぼ同レベルのコンディションでスタートしたことになります。


  タイム分析
 2024/07/21 (日)  芝=-2.6  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1200 ファイツオン 牡3 未勝利 1:08.2 -2.0 --- -0.4 -1.6 B C 9.43
5R T1800 キングスコール 牡2 新馬 1:47.8 -3.0 -0.5 -1.2 -2.3 A C 3.33
6R T2000 ファインライン 牡3 未勝利 2:00.3 -2.6 --- ±0 -2.6 C D 7.29
8R T2000 ナイトスラッガー 牡3 1勝クラス 2:00.1 -2.0 -0.3 +0.3 -2.6 C C 8.57
9R T1200 ナムラローズマリー 牝3 HBC賞(2勝) 1:08.8 -0.6 --- +1.0 -1.6 E C 8.20
11R T1200 ゾンニッヒ 牡6 しらかばH 1:08.3 -0.4 --- +1.2 -1.6 E D 9.14
12R T1500 ルージュイストリア 牝4 1勝クラス 1:27.3 -2.1 --- -0.1 -2.0 C D 9.44
 2024/07/21 (日)  ダ=±0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1000 ミッドナイトゲイル 牝2 未勝利 0:59.6 -0.3 --- -0.3 ±0 B C 2.25
2R D1700 オーロヴェール 牝3 未勝利・牝 1:47.3 +0.8 --- +0.8 ±0 D D 8.25
4R D1700 トモジャシャトー 牡3 未勝利 1:47.5 +1.0 --- +1.0 ±0 E D 6.00
7R D1000 ノボリショウリュウ 牡3 1勝クラス 0:59.3 +0.3 --- +0.3 ±0 D D 6.11
10R D1700 セクシーブーケ 牝3 大倉山特(2勝) 1:46.1 +1.2 --- +1.2 ±0 E D 8.50

札幌1R 2歳未勝利 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。
1着:ミッドナイトゲイル 勝ち馬注目
 ミッドナイトゲイルが5馬身差をつけて逃げ切りました。出脚良く先手を取ったミッドナイトゲイルがスピードで他馬を圧倒。レビューからのね、芝1200mでもハナを切って3・2着と好走はしていたんですが、ダートに替わってもダッシュ力が損なわれず、距離が短縮した事もあって、今回は終いに甘くなるね、面を見せませんでした。父はオールマイティーな活躍を見せるドレフォンで、母系はファビラスラフインに遡る気の強い血統。目下の気っぷの良さと距離短縮というのが見事にかみ合った結果だと思いますね。そもそも僅差のね3着だった新馬戦の勝ち馬が函館2歳ステークスで5着に入ったカルプスペルシュで、クビ差の2着馬が先ほど、芝のねBランクで取り上げた土曜1レースの勝ち馬ポッドベイダー、そして自身からクビ差遅れた4着馬も既に勝ち上がっているというところで、新馬戦はかなり質の高いレースでした。距離に限界は出てきそうですが、芝でもスピードそのものは発揮できているだけに、これからどの条件で最も輝くかというのはね今後の成長次第なのかなと思います。
2着:ルークススペイ 
 強い勝ち馬にね、着いて行った組が失速して一歩引いた位置から脚を伸ばした2頭が2・3着に入線。2着のルークススペイは1400mから1800mで4勝を挙げて、オープンまで行ったシゲルタイタンの半弟。この辺りの血統を思うと、距離はもう少しあった方が良いかもしれません。
3着:モーニングスター 
 強い勝ち馬にね、着いて行った組が失速して一歩引いた位置から脚を伸ばした2頭が2・3着に入線。3着のモーニングスターは2016年のフェブラリーステークスを勝ったモーニンの産駒。前半は少し忙しそうだったんですが、上がりの脚というのはなかなかに力強くて、ダート替わりで良さが出た好走だと思います。
札幌3R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。
1着:ファイツオン 
 ファイツオンが内枠から逃げ切りました。ここまでは詰めの甘いレースを続けていたファイツオンだったんですが、ブリンカーを着用して積極的な逃げ。前半600m33秒5は速いんですが、後続をね、引きつけたり引っ張ることはせず、気持ちに任せてビュンビュンと飛ばしてそのまま寄せ付けず押し切ってしまいました。2ヶ月半ぶりの前走から休養明け2戦目という事で、上積みもあったとは思うんですが、開幕週でね、馬場も良いこのタイミングでブリンカーを着けて来た陣営の策というのがね、見事に実った結果です。ただ、逆に言えばここ一番の策がハマったという感じはありますかね。昇級でも互角のスピードはあると評価はしつつも、これまでの戦績やね、兄弟が挙げた勝利が全てダートという辺り、その辺りを思うと、今後上に行って勝ち切るレベルの走りができるかというのは、あくまでも相手次第になると思います。もしかしたら血統とかその辺りを考慮すると、本当に開眼するのはダートかもしれないなとも思っていますね。
2着:グランテレーズ 
 そして2着以下は2馬身以上離された。2着以下については、どのような評価ですか。内め4番手から運んだグランテレーズが、内々の最短距離を伸びて2着と。芝1200mにシフトしてからの近3走で3・3・2着と非常に安定しており、それぞれねレースのタイムランクがB・C・Bと評価できるレースで上位に入っていた馬です。相手を褒めるべき競馬が続いているというだけで、組み合わせ一つのところまでは来ているんじゃないかなと思います。
3着:ロジカルワーズ 
 1・2着馬がね、内の1・2頭分の所を回っていた事を思うと、後方から大外を伸びた3着ロジカルワーズの決め手というのは際立っていました。こうした確かな武器があるというのは非常に強みな部分ではありますし、開催が進むことで、内・外のバイアスがフラットに近づいて行くようでしたら、アドバンテージも出てきそうです。強い3着と覚えておきたいです。
札幌4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
札幌5R 2歳新馬 タイムA
 基準より1秒2速い勝ちタイムでした。好発を切ったショウナンサムデイとキングスコールの2頭で前を形成。2歳戦としてはね、コントロールの効いた走りができていて前半は比較的ゆったりとした流れになりました。残り800mの手前辺りからルージュミレネールとテリオスララが外めを一気に進出して行き、これにね番手を追走していたキングスコールも反応。ショウナンサムデイを交わして3頭で抜け出しを図りましたが、仕掛けてから伸びたキングスコールが1枚上でした。
1着:キングスコール 勝ち馬注目
 キングスコールが2歳のコースレコードを更新して勝ちました。好発を切ったショウナンサムデイとキングスコールの2頭で前を形成。2歳戦としてはね、コントロールの効いた走りができていて前半は比較的ゆったりとした流れになりました。残り800mの手前辺りからルージュミレネールとテリオスララが外めを一気に進出して行き、これにね番手を追走していたキングスコールも反応。ショウナンサムデイを交わして3頭で抜け出しを図りましたが、仕掛けてから伸びたキングスコールが1枚上でした。直線で後続を突き放して3馬身差の快勝。残り600mのラップが11秒7-11秒6-11秒5。大きなストライドでゴールまで加速し続け、走破時計は2020年の札幌2歳ステークスでソダシがマークしたレコードを0秒4更新する1分47秒8と、素晴らしい勝利でしたね。パドックではね、暴れて放馬する。そんなアクシデントもあったようなんですが、実戦ではね、そういった悪さを見せる所か、番手のね正攻法から道中で動きのあるレースにも上手く対応する好内容。潜在的なね、そういった気性の幼さというのが悪い方向にさえ向かなければ、相当なところまで行ける馬なのは間違いないと思います。
2着:テリオスララ 
 あとは自らレースを動かしたね、2着のテリオスララと4着のルージュミレネール。長く脚を使っての好内容ではあるんですが、勝負所ではね完全に3頭の押し上げに引かされてから、3着に盛り返したショウナンサムデイ、この馬の盛り返しはね評価しておきたいなというところがあります。普通の新馬でしたら、あそこでマクられてしまった時点でほぼ沈んで行くぐらいのね厳しい形だったんですが、直線2頭の間を割ってね、再び伸びてきたという辺り、この経験というのは必ず先に繋がると思います。
3着:ショウナンサムデイ 
 あとは自らレースを動かしたね、2着のテリオスララと4着のルージュミレネール。長く脚を使っての好内容ではあるんですが、勝負所ではね完全に3頭の押し上げに引かされてから、3着に盛り返したショウナンサムデイ、この馬の盛り返しはね評価しておきたいなというところがあります。普通の新馬でしたら、あそこでマクられてしまった時点でほぼ沈んで行くぐらいのね厳しい形だったんですが、直線2頭の間を割ってね、再び伸びてきたという辺り、この経験というのは必ず先に繋がると思います。
4着:ルージュミレネール 
 あとは自らレースを動かしたね、2着のテリオスララと4着のルージュミレネール。長く脚を使っての好内容ではあるんですが、勝負所ではね完全に3頭の押し上げに引かされてから、3着に盛り返したショウナンサムデイ、この馬の盛り返しはね評価しておきたいなというところがあります。普通の新馬でしたら、あそこでマクられてしまった時点でほぼ沈んで行くぐらいのね厳しい形だったんですが、直線2頭の間を割ってね、再び伸びてきたという辺り、この経験というのは必ず先に繋がると思います。
札幌9R HBC賞 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
札幌10R 大倉山特別 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
1着:セクシーブーケ 解説危険
 今回の勝利で未勝利戦から3連勝、3勝クラス入りを果たしたんですが、ひとマクりで力の違いを見せつけた未勝利戦はともかくとして、1勝クラスと今回の2勝クラスの連勝というのは、かなり相手関係に恵まれたという部分が大きいと思っています。後ろを離してね、派手な連勝なんですが、タイムランクはD・Eと、それぞれね低いモノで、本質的な部分での説得力というのはね備わっていない馬です。まだ3歳の身ですから、これからの成長次第ではというね部分もあるんですが、ここまで6戦3勝で一度も3着を外していない戦歴からすると、昇級してもね、ある程度の支持は受けそうなだけに、次走に関しては嫌ってこそ妙味がある馬なのかなという風に思っています。
札幌11R しらかばS タイムE
 勝ったゾンニッヒについて。
1着:ゾンニッヒ 
 この馬自身は位置を取って上手な競馬もできる馬なんですが、今回は最後方でリズムを整えて、大外直線一気に伸びる大味な競馬でした。逃げたシナモンスティックが最後まで2着に踏ん張り切った流れを思うと、この勝ちっぷりというのは非常に鮮やかに映りましたね。前走の函館スプリントステークスでもほぼ最後方から追い込んで0秒4差の6着だったんですが、今回前半に位置を求めず運んだのは、継続騎乗の武豊騎手が、その函館スプリントステークスで手応えを得ていたからこそかもしれません。今回のタイムランクEという事なんで、単純評価はできるものではないんですが、以前とは一瞬の競馬で突き抜けた勝ちっぷりからすると、ここに来てね自身のストロングポイントというのを見いだせた感はあります。これでしたら、昨年中団からなだれ込みで8着に終わったキーンランドカップ辺りでも、一味違う競馬ができるかもしれません。

解説者:久光匡治(優馬)
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