2012年3回京都1日目

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2012/01/05 (木)
中山 京都
  馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒1からマイナス0秒2へと変動した。
土曜は開催初日らしく、速い時計の出るコンディションとなった。西日本エリアの芝でマイナス1秒台の所謂高速馬場となったのは久しぶり。遡って行くと、昨年秋の6回京都初日、11/5以来5ヶ月半ぶりだった。しかし、日曜は変動となった。未明からの雨の影響で、後のレースになる程時計が掛かり、水準レベルに近づいた。ただ、そうは言っても1回阪神・2回阪神の様な時計の掛かるレベルではない。3回京都も2回東京と同じく、6週間の開催だが、乾いた馬場なら極端に時計が掛かることはないだろう。なお、今週来週と引き続きCコースが使用される。
緩やかなペースが多かった事も要因だが、前めに位置し、内を立ち回った馬が優位だった。土曜11Rの様に後方の2頭で決着したレースもあるが、外を回したのではなくて、これも馬群の間を割って来ていた。枠番や馬番を見ても、土曜は1枠1番の馬が6レース中3レースで連対。日曜は6鞍全てで1枠か2枠が連対していた。
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス0秒4へと変動、日曜がマイナス0秒4からマイナス0秒9へと変動した。
土曜は稍重から良へ、一方日曜は良から稍重へという事になった。この馬場発表と同じで、土曜は後になる程乾き、日曜は雨の影響で後になる程時計が出やすくなったという事。ただ、両日ともダートで最初のレースから最後のレースまで0秒5の差ですから、劇的に馬場コンディションが変化したという程ではない。脚質については、京都らしく前有利の決着が多かった。特に日曜は中団より後ろの馬の連対が1回のみだった。


  タイム分析
 2012/04/21 (土)  芝=-1.3  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1800 ブラボープリンス 牡3 未勝利 1:48.5 -0.1 --- +0.7 -1.3 D D 5.18
5R T1400 イントゥザブルー 牡3 未勝利 1:21.3 -1.2 --- -0.4 -1.3 B C 7.17
6R T1600 アルキメデス 牡3 500万下 1:33.0 -1.6 --- -0.6 -1.3 B C 4.60
9R T2400 ニューダイナスティ 牡3 ムーニー500 2:26.7 -0.8 --- +0.2 -1.3 C C 6.62
10R T2000 カフナ 牡4 シドニー1000 2:00.8 +1.0 --- +1.6 -1.3 SL D 5.11
11R T1600 ブレイブファイト 牡7 オースト1600 1:32.9 -0.4 --- +0.6 -1.3 D C 7.00
 2012/04/21 (土)  ダ=-0.9 → -0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 ピンウィール 牝3 未勝利・牝 1:54.2 +0.1 --- +1.0 -0.9 E D 7.13
2R D1400 ビッグビート 牡3 未勝利 1:24.5 -1.2 --- -0.5 -0.9 B D 6.40
7R D1200 ナムラジュエル 牝4 500万下・牝 1:11.4 -0.5 --- -0.1 -0.9 C C 7.19
8R D1800 ライブリシーラ 牡5 500万下 1:53.3 +0.7 --- +1.3 -0.9 E C 7.17
12R D1800 ダイヤノゲンセキ セ4 メルボH1000 1:52.1 +0.3 --- +0.7 -0.9 D C 8.44

京都1R 3歳未勝利・牝 タイムE
基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。
京都2R 3歳未勝利 タイムB
基準より0秒5速い勝ちタイムだった。
1着:ビッグビート 
抜群のスタートから内の馬を行かせての2番手だった。4コーナー先頭から2着馬との追い比べで競り勝った。1戦毎に完全タイム差を詰めており、自身初めてのマイナスの完全タイム差で、Bランクをマークした。超大型馬で、いかにもダート短距離向きのパワフルな走りをする馬。
2着:ヒシタイフーン 番組注目馬
スタートはあまり早く無かったが、すぐに勝ち馬の後ろに取り付く事ができた。4コーナーの手応えは勝ち馬以上にも見えたが、追い比べでわずかに遅れを取った。っと言っても勝ちに行ってあの着差ですから、上々という事が言えると思う。ですから、ダート短距離の適性は高いですし、休み明けという事を考慮すれば、勝ち馬と同等の評価で良いんじゃないだろうか。引き続き上位候補。注目馬。
3着:フミノメルキオール 
前走は大外枠でスムーズなレース運びができたが、今回は1枠で脚質的にも辛かったが、それでも上手く捌いて直線は外から差を詰めて来た。この馬も勝ち馬と同様、着実にレベルアップして今回自身初の完全タイム差マイナス。Cランク以下の決着となりそうなレースであれば、有力だと思う。
京都5R 3歳未勝利 タイムB
基準より0秒4速い勝ちタイムだった。
内有利の典型例と言えるレースだった。という事で、上位馬をこと更には強調したくはない。
1着:イントゥザブルー 
コースロスなく内を抜け出したとは言え、休み明けで初めての距離、キャリア2戦目だった事を考えれば十分評価できるレースぶりだった。同じ昆厩舎でスプリントG1を2勝したローレルゲレイロの全弟という事で、芝の短めの距離でさらに活躍が見込める。
京都6R 3歳500万下 タイムB
基準より0秒6速い勝ちタイムだった。このレースはやはり勝ったアルキメデスの強さばかりが目立っていた。
1着:アルキメデス 
この日の馬場コンディションとしては、キツくはないペースで進んで、その中2番手で流れに乗っていた。そして直線でプレミアムブルーを捕らえ、ややリードを広げての危なげのないレースぶりだった。昨年秋のデビュー戦、芝2000mで勝ったので中距離タイプのイメージがあったが、2走前アーリントンCに格上挑戦して3着。そして今回が完勝と、成績を見れば1600mで力を発揮している。思えば、半兄のアストロロジーという馬も、これまでの2勝はどちらも1600m。それも京都の内回りだった。
京都8R 4歳上500万下 タイムE
基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。
京都10R シドニーT タイムSL
前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。

  馬券Summary
復活!蛯名正義騎手
後で更新します。
解説者:
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