中山
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2018/09/30(日) 中山11R スプリンターズステークス

4回中山9日目  芝1200m(右・外/C) 基準タイム:1:07.8 次走平均着順:10.8着(15頭)
タイムレベル:D メンバーレベル:C ペース:H 馬場差:-0.1 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 上がり 単勝 人気 完全タイム 次走日付 次場 次レース名 次TL 次ML 次人気 次着順
1着 8 ファインニードル 牡5 57.0 川田将雅 1:08.3 0.0 34.5(3) 2.8 1 +0.6 2018/12/09 香港スプリント 3 8着
2着 9 ラブカンプー 牝3 53.0 和田竜二 1:08.3 0.0 35.1(9) 31.7 11 +0.6 2019/01/27 京都 シルクロH(G3) CC2 18着
3着 1 ラインスピリット 牡7 57.0 武豊 1:08.4 0.1 35.0(8) 63.7 13 +0.8 2018/12/22 阪神 阪神カッ(G2) DC9 10着
4着 6 ダイメイプリンセス 牝5 55.0 秋山真一 1:08.5 0.2 34.4(2) 30.8 10 +1.0 2019/01/27 京都 シルクロH(G3) CC8 6着
5着 10 レッツゴードンキ 牝6 55.0 岩田康誠 1:08.6 0.3 34.3(1) 11.8 4 +1.2 2018/11/04 京都 JBCスプ(G1) DD2 5着
6着 3 ワンスインナムーン 牝5 55.0 石橋脩 1:08.7 0.4 35.7(12) 10.8 3 +1.4 2018/11/25 京都 京阪杯(G3) DC2 15着
7着 12 ナックビーナス 牝5 55.0 モレイラ 1:08.7 0.4 35.3(11) 3.4 2 +1.4 2018/11/04 京都 JBCスプ(G1) DD9 15着
8着 7 キャンベルジュニア 牡6 57.0 田辺裕信 1:08.9 0.6 34.9(7) 55.3 12 +1.8 2019/01/05 中山 カーバン BD7 10着
9着 2 ヒルノデイバロー 牡7 57.0 四位洋文 1:08.9 0.6 35.1(9) 127.0 15 +1.8 2018/10/27 京都 スワンS(G2) EC7 11着
10着 16 レッドファルクス 牡7 57.0 戸崎圭太 1:09.0 0.7 34.7(5) 13.3 5 +2.0 2018/12/22 阪神 阪神カッ(G2) DC6 8着
11着 13 ティーハーフ 牡8 57.0 国分優作 1:09.0 0.7 34.6(4) 303.8 16 +2.0 2019/01/14 京都 淀短距離(L) DD9 3着
12着 11 セイウンコウセイ 牡5 57.0 池添謙一 1:09.2 0.9 35.7(12) 14.8 8 +2.4 2018/11/04 京都 JBCスプ(G1) DD7 14着
13着 15 ムーンクエイク セ5 57.0 C.ルメール 1:09.2 0.9 34.7(5) 14.5 7 +2.4 2018/12/22 阪神 阪神カッ(G2) DC4 14着
14着 5 アレスバローズ 牡6 57.0 藤岡佑介 1:09.5 1.2 35.8(14) 13.5 6 +3.0 2018/11/25 京都 京阪杯(G3) DC3 10着
15着 4 スノードラゴン 牡10 57.0 大野拓弥 1:10.3 2.0 36.4(15) 100.3 14 +4.6 2019/03/02 中山 オーシャ(G3) CC14 15着
中止 14 ラッキーバブルズ セ7 57.0 プレブル 0.0(0) 29.8 9

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス0秒4への変動、日曜がマイナス0秒4からマイナス0秒8、そしてマイナス0秒2への3段階の変動だった。まずはさかのぼって9日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、最終週の先週だけはマイナス1秒台ではなかった。また、雨の影響を受ける事が多く、開催日の半数以上が馬場差が変動だった。
 週なかに43.5ミリの雨が降ったが、金曜日に晴れて土曜は良馬場発表。ただ、土曜5R時から雨が降り出して、最終レースまで降り続いた。中間の雨が下の方に残っている事と、使われた頻度で、土曜の馬場差は2000m換算でマイナス0秒9からスタート。段々と掛かって行く変動で、11R時にはマイナス0秒4と水準に近づいていた。日曜は重発表でスタート。台風の影響もあって、さらに悪化が予想されたが、意外にも雨が上がって、日中は薄日の差す時間帯もあった。7Rから稍重発表まで回復している。ただ、遅れていた台風の雨が10R前からは本格的に降り出した。前日の最終的な馬場差マイナス0秒4から始まって、まずは乾いて速くなっていく変動。7Rにはマイナス0秒8まで持ち直したが、終盤は逆に掛かって行き、スプリンターズSはマイナス0秒2。先週の芝で最も時計を要す状態で行われた。脚質の偏りは本質的には無い。ただ、先々週同様に内の馬の活躍が目立ってはいた。
レースコメント
 タイムランクがD・メンバーランクはCだった。
スタートだが、少しバラけた感じだった。内のワンスインナムーンがラブカンプーを制して先頭に立って行った。前半600m33秒0、これは速いがべらぼうのハイペースと言うほどではない。また、途中からは隊列に乱れも無かった。2番手を進んだラブカンプーと好位の内を追走したラインスピリットが結果、2着と3着に踏ん張ったのは展開の産物が大だと思う。勝ったファインニードルだけが1頭、レベルが違った格好で、他の差し・追い込み勢は展開と特殊な馬場に泣いた。
1着:ファインニードル
 1番人気のファインニードルがゴール寸前で差し切って、今年春秋のスプリントGIの覇者となった。1着のファインニードル、セントウルSから中2週だったが、パドックでは力強い歩様が目に付いた。中団外めを追走して4コーナーでは前と離されていたが、エンジンが掛かってからの伸びは迫力満点。一気に前を捕らえた。今年は香港遠征4着以外4戦全勝。新星の登場がなく、全体に層が薄い現在のスプリント界では抜けた存在だと思う。あとは再び香港に行った場合にどうか?という事。ロードカナロア級になれるかどうかへの条件になる。
川田将雅騎手春・秋とファインニードルがスプリント界をしっかりと勝ち切ってくれたという事が何よりうれしく思っている。なかなか最近あまり良さを見せてくれなくなってきている。なので、今日も返し馬で凄く良いなという感じではなかったのですが、競馬に行けば走ってくれるだろうという、そういう風にこう期待を込めて返し馬を終えた。前半もそんなに強く進んで行く事は無く、思っていたよりは少し外めになり過ぎてしまって、あれ以上内に入れるスペースを作る事ができなかったので、そんなに良い流れではない中で、競馬を進んで行きながら4コーナーの手応えもさほど良い状態ではなかったので、ただただ、信じるのみだった。直線向いてやっと動き出してくれて、その時に前との距離からするに、ゴールまでには何とか届いてくれるだろうと思った。僕は若い頃に乗せていただいていたのと、今年に入ってから乗せていただいていますので、去年のスプリンターとの比較はできないが、今年に関しては本当に凄く充実した内容でレースをこなしてくれていますし、国内では負けていないですし、着差はわずかだが、しっかりとGIも2つ勝ち切ってくれていますから、そういうところがこの馬の強さと言うか、本質の良さと言うか、そういう所なのかなと思っている。春にも香港の方へチャレンジしに行っているが、こうやってその経験も活かし、春も秋もスプリント界の頂点に立ってくれましたから、これから先この馬が目指すべき所に無事に歩んで行って、日本馬の短距離界の頂点の馬としての強さを見せてくれると良いなと思う。

2着:ラブカンプー
 そして2着が11番人気ラブカンプー、3着は13番人気ラインスピリット。人気薄の馬が続いた。2着のラブカンプー、セントウルS2着時に毎回毎回厳しいラップを踏んでの上位入線を絶賛した。ただ、スプリンターズSに出走するとなると、流石に疲労が心配と言ったが、結果的に私の心配を跳ね返した訳で、正に脱帽。好スタート後に一旦はワンスインナムーンと競る形。相手にプレッシャーを与えておいて、スッと下げて息を入れた。この鞍上も完璧だったが、今回はむしろ馬の気性の強さの方を上に見たいと思う。
3着:ラインスピリット
 そして2着が11番人気ラブカンプー、3着は13番人気ラインスピリット。人気薄の馬が続いた。3着のラインスピリット、1分7秒台の持ち時計はあるが、オープン好走時はだいたい1分8秒台。雨で決着時計が掛かった事と、内枠が好走の要因だと思うが、直線でワンスインナムーンとラブカンプーの直後に入って、しばらく待たされるシーンがあった。ここがスムーズだったら、2着はあったかもしれない。
4着:ダイメイプリンセス
 その後夏の重賞で活躍したダイメイプリンセスが4着、5着にレッツゴードンキ、牝馬が続いた。4着のダイメイプリンセス、スタートで滑ったか挟まれたか。出遅れたが、その後の処置は正解だったと思う。内に入れてロス無く追い上げられた。夏場の充実は本物で、1200mの重賞で2戦連続の健闘は地力強化の証明でもある。ただ、気配は少し硬さも出てきてはいた。詰めて使うと危険だと思う。
5着:レッツゴードンキ
 その後夏の重賞で活躍したダイメイプリンセスが4着、5着にレッツゴードンキ、牝馬が続いた。5着のレッツゴードンキ、外の追い込み勢では最先着。これまでGI2着は、内からの差しが多いので、外を回ってはこんなモノかもしれないが、前走5着といい、往年の鋭さは薄れてきている。そんな感じがする。
7着:ナックビーナス
 7着ナックビーナス、2番人気はモレイラ騎手騎乗も大。キーンランドCの楽勝はモレイラ効果の他に、逃げた事と、メンバーに恵まれた点もあった。勝ちに行って甘くなったのは、一応はGIの壁と見ている。
10着:レッドファルクス
 10着のレッドファルクス、4コーナーで競走中止したラッキーバブルスの影響を少なからず受けていた。外枠もキツかったようだが、前2年と比較して衰えも否めないと、そんな感じがする。
14着:アレスバローズ
 14着のアレスバローズ、ディープインパクト産駒。本質的に良馬場が理想で、馬場が影響している。そう考える。

ラップタイム:H ペース

200m400m600m800m1000m1200m合計
クラス平均 11.810.410.911.211.311.91:07.5
当レース 11.710.311.011.311.512.51:08.3
前半600m:33.0後半600m:35.3

払戻金

単勝8280円1人気枠連4-51,150円4人気
複勝8
9
1
150円
510円
1,400円
1人気
9人気
14人気
ワイド8-9
1-8
1-9
1,340円
3,740円
13,850円
15人気
40人気
87人気
馬連8-94,140円15人気3連複1-8-965,370円165人気
馬単8-95,260円20人気3連単8-9-1209,620円578人気

除外馬一覧 (6頭)

除外 馬名
非抽選馬 アドマイヤゴッド
非抽選馬 カイザーメランジェ
非抽選馬 キングハート
非抽選馬 グレイトチャーター
非抽選馬 タマモブリリアン
非抽選馬 ブラヴィッシモ

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