中山 阪神
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2024/03/31(日) 阪神11R 大阪杯

2回阪神4日目  芝2000m(右/B) 基準タイム:1:58.5 次走平均着順:7着(1頭)
タイムレベル:E メンバーレベル:C ペース:S 馬場差:-1.6 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 11 ベラジオオペラ 牡4 58.0 横山和生 1:58.2 0.0 2-2-2-2 34.9(7) 5.5 2 506(±0)+1.0 90.0
2着 2 ローシャムパーク 牡5 58.0 戸崎圭太 1:58.2 0.0 13-12-2-2 34.9(7) 6.0 3 504(+2)+1.0 90.0
3着 13 ルージュエヴァイユ 牝5 56.0 菅原明良 1:58.2 0.0 12-12-11-10 34.0(1) 40.0 11 464(-14)+1.0 86.0
4着 9 ステラヴェローチェ 牡6 58.0 酒井学 1:58.3 0.1 9-8-9-10 34.2(2) 15.0 7 504(-6)+1.1 89.0
5着 6 ジオグリフ 牡5 58.0 北村宏司 1:58.5 0.3 4-5-4-4 34.9(7) 15.4 8 506(-10)+1.3 87.0
6着 8 プラダリア 牡5 58.0 池添謙一 1:58.6 0.4 6-6-7-7 34.8(6) 6.5 4 470(±0)+1.4 86.0
7着 10 ソールオリエンス 牡4 58.0 横山武史 1:58.7 0.5 9-10-4-4 35.1(11) 8.2 5 456(-10)+1.5 85.0
8着 5 スタニングローズ 牝5 56.0 西村淳也 1:58.7 0.5 1-1-1-1 35.5(13) 12.5 6 490(±0)+1.5 81.0
9着 16 カテドラル 牡8 58.0 藤岡康太 1:58.9 0.7 14-14-16-15 34.2(2) 355.5 16 492(+2)+1.7 83.0
10着 14 エピファニー 牡5 58.0 杉原誠人 1:58.9 0.7 14-15-11-12 34.6(4) 57.0 13 498(-6)+1.7 83.0
11着 3 タスティエーラ 牡4 58.0 松山弘平 1:58.9 0.7 4-3-4-4 35.4(12) 4.4 1 494(-4)+1.7 83.0
12着 4 ハヤヤッコ 牡8 58.0 幸英明 1:59.0 0.8 16-16-14-14 34.6(4) 139.5 15 482(-8)+1.8 82.0
13着 7 ハーパー 牝4 56.0 岩田望来 1:59.5 1.3 6-6-9-9 35.5(13) 17.1 9 470(-4)+2.3 73.0
14着 1 ミッキーゴージャス 牝4 56.0 M.デム 1:59.5 1.3 9-10-14-15 34.9(7) 21.2 10 444(-6)+2.3 73.0
15着 12 キラーアビリティ 牡5 58.0 北村友一 2:00.2 2.0 8-8-11-12 36.0(15) 82.4 14 478(±0)+3.0 70.0
16着 15 リカンカブール 牡5 58.0 津村明秀 2:00.5 2.3 3-3-7-8 36.7(16) 48.7 12 498(+4)+3.3 67.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒4からマイナス1秒6への変動、日曜がマイナス1秒6でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響度によって時計の出方は異なりますが、終日良馬場の日はマイナス1秒台です。
 月曜と火曜に合計57mm、木曜と金曜には合計40mmの雨が降りました。これだけ降っても土曜の馬場発表は「良」。阪神芝のタフさには感心させられます。Bコースへの移動で、内の荒れた部分がカバーされた事もあって、時計の出方は速かったです。土曜のマイナス1秒4からマイナス1秒6への変動は、前開催初日、「稍重」から「良」に回復した時と同じ数値です。日曜も変わらぬ好天。良馬場で馬場差は土曜の後半と同じです。これは1日でくれます。脚質的な偏りはないんですが、短距離戦3鞍中2鞍が、差し・追い込み馬の決着だったのは注目できます。残り2週もBコースが使用されます。
レースコメント
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはCでした。まずはスタート、特定の逃げ馬が不在の中、逃げたのは内のスタニングローズ。すぐさま外からベラジオオペラが位置を取りに行って2番手に上がりました。タスティエーラはインの好位を取り切って、まぁ理想的な運びには見えましたね。前半1000mが1分0秒2、後半58秒0のスローペースです。進みの悪さから、後方に位置していたローシャムパークは、早めに動いて中盤では2番手の外まで順位を上げて来ました。そして、最後の直線です。直線はベラジオオペラとローシャムパークが2頭で抜け出して激しい競り合いです。タスティエーラは全く反応しなかったんですよね。4コーナーまで良かったんですけども、不可解なんですが、前の2頭に内を追い込んだルージュエヴァイユ、これを交えた攻防戦になります。ゴール前で、中のベラジオオペラ、小差なんですけどもね、外も来てるんですけども、内からも来てるんですが、勝負根性を発揮して、この大接戦をクビ・ハナ差制しました。その外、ステラヴェローチェが4着ですね。
1着:ベラジオオペラ
 3頭の激しい接戦を制したのは2番人気のベラジオオペラ、G1初制覇です。ダービー4着後は、余裕の作りでG3を勝ち、年が明けてG2を2着。3戦目のG1でベストになるように、用意周到の臨戦過程を敷いて、仕上げの精度を上げていました。まぁ好調上村厩舎らしい仕事です。3歳春はタスティエーラ・ソールオリエンス、この2頭には分が悪かったんですが、馬は成長して追い付き、追い越した感じも強いです。まぁスパッとは切れない代わりに、並んだら強くて自在性に長けていて、操縦性が高いです。距離的にも2000m前後が最適で、宝塚記念に向けて、仮にドバイ遠征組とぶつかっても、そう見苦しい競馬にはならないと思います。
2着:ローシャムパーク
 2着はローシャムパークでした。前回の重賞展望で、内回りでマクれるかどうかがポイントと話しました。戸崎騎手は、行ければ行きたかったんだと思いますが、思いのほか後方になったのは、意外と進みが悪かったからだと思います。まぁそれでも流れの遅い段階で、早めに動いた。これ正解だったと思いますね。先行馬群に取り付いても、脚は温存できていました。ハービンジャー産駒らしい仕草も持っていて、良馬場のG1としては今回遅い時計決着、決着時計が遅かったのも、この馬には合っていたと思います。惜敗なんですが、改めて底力を誇示しました。極端な道悪は疑問ですが、「稍重」程度ならむしろパンパンの良馬場よりも好都合なタイプです。次走がそれに叶えば、さらに前進もあると思います。
3着:ルージュエヴァイユ
 前2頭とは差のない3着ルージュエヴァイユ。G3・G2・G1の3戦連続2着があって、京都記念の大敗が不可解だったんですが、まぁ体重減、今回体重減で好走した事で、京都記念は体重が重かった。これハッキリしました。脚を溜めてのイン突き。菅原明良騎手の判断も素晴らしかったんですが、レースの格や牡牝を問わず、流れ1つで先行策も可能。エプソムカップでしたけどもね、守備範囲の広さは特筆できます。ただ、マイルの瞬発力勝負は何となく向かない感触があるんですよね。ですから、ヴィクトリアマイルの際は、若干評価が微妙になります。
4着:ステラヴェローチェ
 その後4着がステラヴェローチェでした。スロー必至と見られていただけに、前走同様の先行策と思っていたんですが、差して来て上位3頭に肉薄したのは立派だと思います。長期夜明け2戦は、脚元の関係から坂路中心になっていた調教が、コース追いを取り入れて、中身が良化。芝ならどこに出てきても今は高いレベルの走りができそうです。
5着:ジオグリフ
 5着ジオグリフも力は見せました。ジオグリフは、悪い時はくすんで見えた毛づやが、格段に良くなっていました。中山記念3着に続く好走は、皐月賞制覇時に戻りつつある証明だと思います。ただ、成長力が一息、そんな感じもするんですよね。あとパンチ不足、そんな感じもするんですが、舞台によってはもう一花咲かせる事は可能に思えます。
6着:プラダリア
 そしてプラダリアは6着に敗れました。勝てる位置で展開して流れ込みました。G1では一歩不足の印象なんですが、デビュー当時は2000mで勝ち切れなくて、2400mに距離を延長して連勝した経緯があります。距離2000mのG1が短かった可能性はあると思います。
7着:ソールオリエンス
 それから皐月賞馬ソールオリエンスは7着でした。内回りに対応させようとマクって出たんですが、その分伸びませんでした。新馬戦からほとんど変化のない馬体重が、減少したのもあったのかもしれません。まぁそれでも若干早熟のきらいも出てきたんじゃないでしょうか。
11着:タスティエーラ
 そして1番人気でしたタスティエーラ11着。有馬記念の6着は不利がありました。また、共同通信杯4着は引っかかっていました。これら以外は全て連対して来た馬。それを考えると、この大敗は大いに気になります。エアポケットで進んで脚を溜めるような戦法が良くなくて、意外と自分から動いて行った方が良いタイプなのか、あるいは喉とか何かあるのか、状態が良く映っただけに、これは敗因を探って見たいと思います。

ラップタイム:S ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.511.112.312.211.912.211.711.511.512.31:59.2
当レース 12.410.912.512.611.811.511.511.411.412.21:58.2
前半1000m:60.2後半1000m:58.0
前半600m:35.8中盤800m:47.4
(600m換算:35.6)
後半600m:35.0
グラフ

払戻金

単勝11550円2人気枠連1-61,600円10人気
複勝11
2
13
220円
250円
730円
2人気
4人気
11人気
ワイド2-11
11-13
2-13
900円
3,120円
3,700円
6人気
43人気
46人気
馬連2-111,930円6人気3連複2-11-1322,720円90人気
馬単11-23,720円11人気3連単11-2-1393,050円359人気

除外馬一覧 (4頭)

除外 馬名
非抽選馬 バビット
非抽選馬 ファルコンビーク
非抽選馬 モリアーナ
非抽選馬 ロードデルレイ

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