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2023/10/22(日) 京都11R 菊花賞

2回京都7日目  芝3000m(右・外/A) 基準タイム:3:04.9 次走平均着順:7.07着(14頭)
タイムレベル:C メンバーレベル:C ペース:SS 馬場差:-2.4 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 17 ドゥレッツァ 牡3 57.0 C.ルメール 3:03.1 -0.6 1-1-3-2 34.6(1) 7.3 4 468(+12)-0.1 88.7
2着 7 タスティエーラ 牡3 57.0 モレイラ 3:03.7 0.6 9-11-9-8 34.8(2) 4.7 2 480(+2)+0.5 84.7
3着 14 ソールオリエンス 牡3 57.0 横山武史 3:04.0 0.9 11-12-12-8 35.1(3) 2.7 1 464(+4)+0.8 82.7
4着 6 リビアングラス 牡3 57.0 坂井瑠星 3:04.1 1.0 3-3-1-1 35.9(13) 36.2 9 498(-2)+0.9 82.0
5着 8 サヴォーナ 牡3 57.0 池添謙一 3:04.1 1.0 15-15-3-2 35.6(11) 22.3 7 536(+8)+0.9 82.0
6着 12 ハーツコンチェルト 牡3 57.0 松山弘平 3:04.1 1.0 4-5-6-8 35.3(7) 9.3 5 498(+6)+0.9 82.0
7着 10 マイネルラウレア 牡3 57.0 岩田望来 3:04.1 1.0 15-15-12-12 35.1(3) 71.2 11 500(+4)+0.9 82.0
8着 13 ナイトインロンドン 牡3 57.0 和田竜二 3:04.2 1.1 11-12-12-15 35.1(3) 88.1 12 472(-10)+1.0 81.3
9着 15 ファントムシーフ 牡3 57.0 武豊 3:04.3 1.2 6-6-6-5 35.5(8) 20.3 6 504(+2)+1.1 80.7
10着 11 サトノグランツ 牡3 57.0 川田将雅 3:04.3 1.2 11-12-16-12 35.1(3) 5.0 3 496(+4)+1.1 80.7
11着 16 ショウナンバシット 牡3 57.0 M.デムーロ 3:04.4 1.3 8-8-9-11 35.5(8) 185.4 15 492(+6)+1.2 80.0
12着 3 シーズンリッチ 牡3 57.0 角田大河 3:04.7 1.6 9-8-12-15 35.5(8) 277.7 16 492(-6)+1.5 78.0
13着 2 ウインオーディン 牡3 57.0 三浦皇成 3:05.0 1.9 15-15-17-15 35.6(11) 120.4 13 474(-8)+1.8 76.0
14着 1 トップナイフ 牡3 57.0 横山典弘 3:05.0 1.9 11-8-3-5 36.4(15) 23.5 8 482(±0)+1.8 76.0
15着 9 ノッキングポイント 牡3 57.0 北村宏司 3:05.2 2.1 7-6-9-12 36.3(14) 41.7 10 492(-2)+2.0 74.7
16着 4 ダノントルネード 牡3 57.0 西村淳也 3:06.7 3.6 4-3-6-5 38.0(16) 177.2 14 508(-6)+3.5 64.7
17着 5 パクスオトマニカ 牡3 57.0 田辺裕信 3:07.8 4.7 2-2-2-2 39.5(17) 299.2 17 472(-6)+4.6 57.3

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7からマイナス1秒2への変動、日曜がマイナス1秒6でした。遡って7日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響度合いによって時計の出方が異なり、馬場差は安定していません。ただ、良馬場の日はほとんどがマイナス1秒台で推移しています。
 金曜の雨が残った土曜は、終日良馬場であったんですけれどもね、まぁ後半の方が乾いて行きまして時計が出やすくなりました。日曜は土曜日よりもさらに乾いて、この開催のですね良馬場の時における標準レベルの馬場差になりました。ただ、超のつく高速馬場ではありません。連対馬を見ますと中団・後方の上位進出が目立って、特に土曜の勝ち馬はほとんどが外を回った差し・追い込み馬でした。ただ、前へ行くと全くダメと言うかですね、そんな事はなくて、ペース次第では粘っていましたよね。
レースコメント
 タイムランク・メンバーランク共にCでした。さぁまずスタートですが3枠の2頭が早かったですね。この辺りの攻防は予想できたんですけれども、まさか外からですねドゥレッツァがこの後ハナを奪いに行くというのは、ちょっと予想だにできなかったと言いますかね、しかし結局ここでポジションを取っておかないと、やはり外枠が不利になるという判断もあったと思います。前半の入りがですね、35秒5でしたから、京都の菊花賞とすれば速めの入りなんです。ところが、今年の特徴というのは、真ん中が1分4秒1と遅くて、そして最後の1000mがですね58秒6と速い。これはね、ルメール騎手で勝った7年前のサトノダイヤモンドが勝った時のレースとほぼラップ構成が似てます。あの時は、サトノダイヤモンドが上がり最速。そして2着のレインボーラインが上がりナンバー2で、ワンツーだったんです。今年は勝ったドゥレッツァが上がり600m最速。そして、上がり2位が2着のタスティエーラという事で、結局今年の菊花賞はスタミナだけではダメ。3000mを走れる体力+瞬発力がないと、上位争いできなかった。正に7年前と同じ菊花賞だったと思います。
ドゥレッツァは前につけて、そして有力2頭は中団より後ろでした。枠なりのポジションが取れてたと思います。ですからタスティエーラは7番枠、ソールオリエンスはまぁ外枠なりのポジションで、タスティエーラをマークする形は取れたという事でしょうかね。やはり瞬発力かなという気がしますね。中盤がこれだけ緩んでしまうと、後半が速くなる。そこは本当に瞬発力が明暗を分けるという感じで、上位の着順はこれから解説しますが、その辺が本当にはっきり明暗を分けてると思いますね。
1着:ドゥレッツァ 勝ち馬注目
 この馬は結局、競馬専門紙で我々短評・寸評って入れるんですね。「直線抜け出す」とか「後方鋭い」とか。これ「逃げ差し返す」ですよね。ですから、こういう競馬は無いですよね。逃げて1回控えた馬が、またそこから上がり最速で伸びて来るという事はですね、ちょっと普通の競馬では考えられないので、ちょっと相当ポテンシャルが違いすぎたという事で、これは凄い。改めてそう言わざるを得ないですね。ルメール騎手の手綱捌きも素晴らしかったんですが、それに応えた馬もやはりその能力の高さがあるということですね。普通やっぱり逃げた馬が1回控えるとリズムを崩したり、折り合いを欠いたりする事ありますけれども、全くそういう事無かったですもんね。相当賢いと言うか、優等生と言うか、凄い馬ですよ。今後にかなりの可能性がありますね、凄い馬が出てきたなと思います。
2着:タスティエーラ
 2着に入ったのはタスティエーラ。これはまぁ考え得る最高のレースと言うか、減点で評価すれば減点ゼロの競馬ができてると思いますね。これで負けたのでは、もう仕方ないかなという風に私は思います。
3着:ソールオリエンス
 3着のソールオリエンスについて。まぁタスティエーラをマークして、外枠の分ちょっと伸び負けしたという感じがありますけれども、まぁでも考え得る最高の競馬はできたんじゃないかなと思いますし、これ以前ディーマジェスティという皐月賞馬が4着に負けた事があったんですけれども、やっぱり瞬発力だけじゃ来れない。ですから、上がりが最速でもナンバー2でもなかった訳で、やっぱり3000mの適正と言うかな、その差が出て、その分瞬発力を削がれたと言うかね、本来の瞬発力を発揮できなかった、これ距離適正というのが出てると思います。
4着:リビアングラス
 リビアングラス、前からは離されたんですが、4着健闘しましたね。ハナを叩かれて、1回控える形になりましたけれども、そこでしっかり折り合いましたし、レースの形としては良かったと思います。結局、先ほども言いましたように、この馬はスタミナはありますが、瞬発力が現時点では上位の馬と差があったという事で、今の時期の馬ではありませんよ。これから良くなる馬です。
5着:サヴォーナ
 それから5着がサヴォーナでした。これはね2コーナー15番手から3コーナーで3番手まで上がってる訳です。つまりどれほど中盤のラップが緩んでたかという事で、この辺はやっぱりさすがは池添騎手ですよね。その辺のラップの緩みを見て、一気にポジションを詰めて行ったというのは、それでいてやっぱりここまでしか走れないというのは、やっぱり現時点ではこの馬もスタミナはあるけど、瞬発力はない。そしてこれも今の時期の馬じゃないです。来年以降、もっともっと良くなりますよ。
9着:ファントムシーフ
 ファントムシーフは9着でした。前回の神戸新聞杯で武豊逃げましたんでね、1つここへの布石と見ていたんです。つまりロングスパートもあるかなと思ったんですけれども、意外とこう何て言うのかな、普通に乗ってこう普通に負けちゃったっていう競馬でした。この内容を見ると、やっぱり何て言うのかなやっぱり本質的に長い距離はダメ。もうちょっと2000m前後かなという感じがしましたね。
10着:サトノグランツ
 3番人気神戸新聞杯を勝ったサトノグランツ10着でした。この馬は京都新聞杯と神戸新聞杯を勝った時が、着差以上に強いなと思ったんですけれども、今回案外進みが悪くて、何て言うんですかね、結局京都新聞杯も神戸新聞杯も着差以上に強かったんじゃなくて、単にエンジンの掛かりが遅かったという事で、私はもうちょっと能力修正せざるを得ないなと思いました。まだだから自分から行く気にならないと言うか、そういう部分でまだメンタルで、完成途上だと思いますし、この馬もまだ今の時期の馬ではないという感じがしました。
14着:トップナイフ
 トップナイフですが、14着。まず出遅れですね。そして途中から見せばは作りましたけれども、ちょっとこれではリズム良く走れなかった。この馬はやっぱりゲートを含めて、まだまだ課題が多すぎますね。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m2400m2600m2800m3000m合計
クラス平均 12.911.911.912.512.212.413.213.012.612.512.612.111.911.712.13:05.5
当レース 12.711.711.112.312.612.913.113.012.812.312.111.611.711.411.83:03.1
前半1400m:86.4後半1400m:83.7
前半600m:35.5中盤1800m:112.7
(600m換算:37.6)
後半600m:34.9
グラフ

払戻金

単勝17730円4人気枠連4-81,050円6人気
複勝17
7
14
210円
160円
120円
4人気
2人気
1人気
ワイド7-17
14-17
7-14
660円
400円
260円
7人気
3人気
1人気
馬連7-171,980円7人気3連複7-14-171,570円2人気
馬単17-74,210円16人気3連単17-7-1412,380円29人気


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