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馬場コメント |
芝 |
2000m対象の数値は土日共にマイナス1秒1だった。今年の札幌開催は1回・2回共12日間でトータル24日の開催。1回開催については、12日間共にAコースが使用される。 通常より8週間早いスタートだが、芝の状態は絶好だった。速い時計が出ていた。もちろん例外もあるが、内枠の先行馬が優勢。札幌芝はそもそも内枠有利という構造をしているが、特に開幕当初はこの傾向が顕著に出ている。 |
ダ |
1700m対象の数値は土曜日がマイナス0秒8、日曜日がマイナス0秒7だった。 JRAでは今年から1年かけて全場のダートを砂圧9cmにする予定で、他の競馬場では現在8.5cmに調整されているが、札幌は他場に先駆けて9cmとなった。昨年より0.5cm厚いが時計の出方に大きく影響しているという程ではない。むしろ時計は速い。脚質別では言うまでもなく先行有利。後方待機馬が届いたの全体の時計が掛かってタイムランクD、あるいはEという場合が大半だった。 |
⇒馬場差一覧 |
タイム分析
2009/06/21 (日) 芝=-1.1
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
備 |
4R |
T1200 |
良 |
サンディエゴシチー |
|
牡2 |
新馬 |
1:10.5 |
-0.8 |
--- |
-0.1 |
-0.7 |
101 |
|
C |
C |
|
5R |
T1800 |
良 |
ロイヤルクリッパー |
|
牝3 |
未勝利 |
1:48.8 |
-1.5 |
--- |
-1.3 |
-0.2 |
113 |
|
A |
C |
|
6R |
T1200 |
良 |
フェバリットガール |
|
牝3 |
未勝利 |
1:09.6 |
-1.0 |
--- |
-0.3 |
-0.7 |
103 |
|
B |
C |
|
9R |
T2000 |
良 |
ヤマニンウイスカー |
|
牡3 |
HTBH1000 |
2:00.8 |
-0.6 |
--- |
-0.2 |
-0.4 |
102 |
|
C |
C |
|
11R |
T1200 |
良 |
ケイアイアストン |
|
牡4 |
礼文特別500 |
1:09.0 |
-0.9 |
--- |
-0.2 |
-0.7 |
102 |
|
C |
B |
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2009/06/21 (日) ダ=-0.7
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
備 |
1R |
D1700 |
良 |
スズカニュータウン |
|
牡3 |
未勝利 |
1:47.4 |
+0.2 |
--- |
+0.6 |
-0.4 |
94 |
|
D |
D |
|
2R |
D1000 |
良 |
トーアクレセント |
|
牝3 |
未勝利・牝 |
0:59.9 |
-0.1 |
--- |
+0.3 |
-0.4 |
97 |
|
D |
C |
|
3R |
D1700 |
良 |
ダイワレギオン |
|
牡3 |
未勝利 |
1:47.7 |
+0.5 |
--- |
+0.9 |
-0.4 |
91 |
|
E |
C |
|
7R |
D1000 |
良 |
トウカイミステリー |
|
牝3 |
500万下・牝 |
0:58.7 |
-0.6 |
--- |
-0.2 |
-0.4 |
102 |
|
C |
C |
|
8R |
D1700 |
良 |
ウィッシュビーワン |
|
牡4 |
えりも特500 |
1:45.3 |
-0.6 |
--- |
+0.1 |
-0.7 |
99 |
|
C |
A |
|
10R |
D1700 |
良 |
ギルティストライク |
|
セ5 |
500万下 |
1:45.5 |
-0.4 |
--- |
+0.3 |
-0.7 |
97 |
|
C |
B |
|
12R |
D1700 |
良 |
リアルヴィクトリー |
|
牡4 |
500万下 |
1:46.0 |
+0.1 |
--- |
+0.3 |
-0.2 |
97 |
|
C |
C |
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3R3歳未勝利 |
タイムランクEのレース |
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基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。 |
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5R3歳未勝利 |
タイムランクAのレース |
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基準より1秒3速い勝ちタイムだった。4コーナーにさしかかり、先頭のコアレスミューズにロイヤルクリッパーが並びかけて行き、抜け出して差を広げて1着。その後内からブローヒッターが2番手に上がる。一方外からはスズカマグナム、キングウェールズが合わせる様に伸びてくるが、内の2頭に届かず3着争い。ハナ差でスズカマグナムが先着していた。 ペース補正が0秒8という事はそれだけ緩やかなペースだったという事で当然前が有利だった。 |
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1着 |
ロイヤルクリッパー |
少し離れた2番手を追走して直線を向いて早めに先頭に立ち、最後までしっかり伸びて快勝した。こうなって見ると前走11着というのが1回小倉最終週の稍重馬場がよほど応えていたのだろう。跳びがキレイな馬で、キレイに生えそろった芝でこそという印象。 |
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3着 |
スズカマグナム |
ペース補正が0秒8という事はそれだけ緩やかなペースだったという事で当然前が有利だった。外から並んで差してきた3着スズカマグナムに注目したい。注目馬はスズカマグナムとした。今回が初出走、大型馬のデビュー戦でもたもたしていたが、叩いての上積みは大きいはず。注目馬。 |
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4着 |
キングウェールズ |
ペース補正が0秒8という事はそれだけ緩やかなペースだったという事で当然前が有利だった。外から並んで差してきた4着キングウェールズに注目したい。と言っても番組注目馬だったキングウェールズだが、今回に限らず不器用なレースが続いているので、同じ負け方をする可能性がかなりあると思う。 |
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6R3歳未勝利 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒3速い勝ちタイムだった。 |
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1着 |
フェイバリットガール |
内枠から好位内の3番手という絶好位に収まって、直線で先行2頭の外へと必要最小限だけ持ち出すロスのない競馬だった。タイム差マイナス0秒3はギリギリのBランクでもあって、これでは昇級してすぐに通用するとは思えない。 |
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ポイント |
500万・ダート1700が5鞍 |
今年の札幌開催は12週にわたるロングラン開催という事もあって、芝を保護するために芝のレース数が例年より少ない。その分ダート戦が多くて、500万下のダート1700mが先週土日で5鞍も組まれていた。この様な番組構成だとメンバーが分散してしまってレベルの高いレースが出現しにくく、先週は最高でもタイムランクCだった。しかし5段階の評価よりもさらに詳しくタイム差を比較してみると、レベル差が見えてくる。平場の牝馬限定戦、土曜の10Rはペース補正が入っても完全タイム差プラス1秒0でEランク、平場の一般戦土曜12R・日曜10R・12Rは完全タイム差プラス0秒3から0秒7。一方特別戦だった日曜8Rはプラス0秒1と、他の4鞍よりも優秀だった。500万下の特別戦というのは1着賞金1050万円で、これは実は1000万下の平場戦と同じ。出走規定によってちょっとレースを選んでいる余裕がないという場合は別だが、出馬ラッシュにならない開催では特別戦にレベルの高いメンバーが揃う。日曜8Rもそうだった。タイムランクはCだが、メンバーの質は他の4鞍とは明らかに違ったので、それを強調するためにメンバーランクAとした。 |
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