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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

京都1R 2歳未勝利・牝 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

京都5R 2歳新馬 タイムSL

前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

京都6R 2歳新馬 注目

勝ったショーダンサーについて。

1着：ショーダンサー 勝ち馬注目

前半の600mが36秒6、中間の600mが39秒9、後半の600mが38秒3と、中間が緩んでいるので普通は前が有利です。中団から外を回って追い上げ、残り200m付近ではほぼ先頭。そこからゴールまでは全力で追っていないんですけども、2馬身差をつけており、かなりの好内容だと思います。シニスターミニスター産駒らしくウッドチップでの追い切りでは目立つ時計を出していなかったんですけども、ダートで良さが出ましたね。今の2歳馬はですね、ダート1800mの新馬戦や未勝利戦をAランクやBランクで勝った馬が多いので、1勝クラスだと組み合わせ次第という評価になりますが、そういう高ランクで勝った馬にも劣らない内容ではあったので期待できると思います。

京都7R 3歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。

京都8R 3歳以上1勝クラス タイムＢ

基準より0秒8速い勝ちタイムでした。

1着：クルミナーレ

クルミナーレがゴール前の追い比べを制しました。クルミナーレは緩みのない平均ペースを3番手で追走し、直線でも切れる感じではなかったんですが、ジリジリと脚を伸ばして押し切りました。完全タイム差マイナス0秒8はかなり優秀ですが、母クロウキャニオンの仔は力のいる芝が得意な馬が多く、クルミナーレも今の芝の状態、そして切れ味が要求されない流れも向いたはずです。もっと速い時計が出る馬場や切れ味が要求される展開になった時がどうかでしょうね。

2着：スカイサーベイ

2着のスカイサーベイも切れより持続力というタイプで、馬場や展開が向きました。こちらも速い時計が出る馬場や切れ味が必要な展開でどうかという所ですね。

3着：エボルヴィング 番組注目馬

3着のエボルヴィングは直線で内を狙ったんですが、前の馬が外へ寄って来たので一旦外に戻し、前を交わしてから内に入って行きました。そして一旦先頭に立ちかけたんですけども、内は伸びない馬場なので最後は伸び負け。ただでさえ内を通ると不利な馬場状態で、さらにスムーズではなかった訳ですから、価値のある3着だと言えます。

京都10R サリオスC タイムＥ

基準より2秒1遅い勝ちタイムでした。

京都11R 朝日杯FS 重賞

タイムランクがD・メンバーランクはCでした。スタートですが、アルレッキーノが前走と同様に控えるとすると、逃げる馬がわからないという組み合わせでしたよね。スタートはクラスペディアが早かったんですけども、どうもちょっとハナは切りたくありませんという挙動をしていまして、しばらく5頭がね並んでいたんですが、やがてこれが3頭に減って、その後最終的に先頭に立ったのはダイシンラーでした。2番手のアドマイヤズームが先頭から少し離れていたにも関わらず、600m35秒4-800m48秒0という超スローペースでしたね。しかもマクって行ったり早めにポジションを上げたりする動きもなく、レース上がりは46秒1-33秒7。つまり800mから1000mの間も12秒4掛かっていて、直線に入るまで遅いままでした。直線ではあっという間にアドマイヤズーム先頭でした。内回りの合流地点あたりで先頭に立ちまして、ラスト400mは10秒9-11秒0というラップでした。これでは後続は為す術がなく、2馬身半差をつけて快勝。アドマイヤズームのすぐ後ろにいたミュージアムマイルはアドマイヤズームには離されましたが、後ろには2馬身半差をつけて2着。その後中団からよく伸びたランスオブカオスが3着に入りました。

1着：アドマイヤズーム

見事G1制覇アドマイヤズーム。2番手で進めて直線で早めに先頭に立ったのが大正解でしたね。もちろんこの超スローペースの恩恵を受けてはいるんですが、ラストの400m10秒9-11秒0というラップは優秀です。まぁ差しに回っても問題はないと思われます。

2着：ミュージアムマイル

2着が2番人気のミュージアムマイルでした。勝ち馬に突き放された点をどう見るかですけどもね、1600mが言うか、1600mも合っているのは確かだと思います。この後マイル路線に進むと仮定しますと、デビュー以来4戦一度も速い流れになっていないので、ハイペースの1600mに対応できるかどうかがポイントだと思います。

3着：ランスオブカオス

3着はランスオブカオスです。完全な前残りの展開で伸びては来ましたね。キャリア1戦だった事も含めて評価できる内容ですが、実は上位の2頭より上がり600mは掛かっています。その点では過大評価は禁物かなと思いますね。

4着：ダイシンラー

4着は結局逃げたダイシンラーでした。もう序盤、かなりの譲り合いになっていましたけどもハナを切って、超スローペースに落として4着に残しました。デイリー杯2歳ステークスのレベルやこうやまき賞の結果を踏まえると、これは恵まれた4着としか言えないと思います。

5着：アルテヴェローチェ

そして1番人気のアルテヴェローチェは5着でした。まず超スローペースの前残りで厳しかった上に、直線に入った辺りでは進路を探していて、まだ追い出せず。追い出してから進路を切り替える場面もありましたね。力を出し切ったとは言えないと思います。

11着：エルムラント

エルムラントは11着。もう最後方からでしたね。このペースの1600mで最後方ではノーチャンスで、しかも最後方になった上にジョッキーの体がガクガク揺れていて、折り合いもついてなかったですね。まぁ直線それなりに伸びてはいたんで、流石に1600m向きではないと思いますが、そこに期待ですかね。

13着：トータルクラリティ

3番人気のトータルクラリティ13着でした。前につけていた馬の中で1頭だけ派手に失速してるんですけども、もう前半からずっとかなり行きたかって折り合いを欠いていました。それによって消耗が大きかったのだと思います。

14着：エイシンワンド

エイシンワンド14着。1600mの超スローペースで序盤は折り合いに苦労していましたね。直線に入った時に伸びそうな格好になったように、私には見えたんですが、途中で失速していました。1600mは長いようなんですけども、右回りの短距離で私はもう一度勝負したいと思います。

京都12R 東山S

6着：レッドシュヴェルト 通信簿

3番人気6着でした。接戦の2着争いには加わりましたが、もうひと伸びがありませんでした。少し見通しが甘かったのかもしれません。

解説者：大川浩史(日刊競馬)