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2024年7回京都4日目

開催一覧
2024/12/28 (土)
中山 京都
2024/12/22 (日)
中山 京都
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2024/07/21 (日)
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福島 小倉 札幌
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2024/07/13 (土)
福島 小倉 函館
2024/07/07 (日)
福島 小倉 函館
2024/07/06 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/30 (日)
福島 小倉 函館
2024/06/29 (土)
福島 小倉 函館
2024/06/23 (日)
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2024/06/22 (土)
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2024/06/15 (土)
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2024/06/09 (日)
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2024/04/13 (土)
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2024/04/06 (土)
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2024/03/03 (日)
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2024/02/03 (土)
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2024/01/28 (日)
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2024/01/27 (土)
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2024/01/21 (日)
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2024/01/20 (土)
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2024/01/14 (日)
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2024/01/13 (土)
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2024/01/08 (月)
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2024/01/07 (日)
中山 京都
2024/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒7でした。京都は連続開催ですので遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、Cコースに変わってからのここ3週、数値は少しずつ水準方向に動いています。
 1週間以上雨が降らず土日とも良馬場。1週前はですね、多くの馬が内を空けていたんですけども、多くの馬が外を通った事で芝の傷み方が均等になったようで、土曜は内を通った馬が多く好走していました。で、その土曜はですね外に行かなくなった分、馬場差は少しマイナス方向に動いたんですけども、日曜のですね特に後半、これはもう外を通った馬の好走が目立ちました。つまりまた内側の傷みが進んだという事で、そのため馬場差は水準方向に動いています。なおですね、日曜の9Rから10Rぐらいの時間にかけて小雨が降りましたが、時計の出方には影響していません。そして今週からDコースに移るので、コーナーが緩くなる事も含めて、良馬場なら先週よりも速い時計が出るコンディションになりそうなんですけども、先週の日曜後半の感じからすると、Dコースに移っても内側の傷んだ部分をカバーしきれないかもしれません。
 先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにプラスマイナスゼロでした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、ここ3週数値は水準レベルで推移しています。
 1週間以上雨が降らず、土日とも良馬場。で、ここ3週ですけども日によって含水率に結構差があるのですが、今の京都のダートは含水率と時計の出方があまり関係ない馬場状態になっていて、3週にわたってほぼ水準レベルの馬場差が続いているという事です。なお、日曜は9Rから10Rにかけて小雨が降りましたが、時計の出方には影響していません。


  タイム分析
 2024/12/08 (日)  芝=-0.7  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1600 モンテシート 牡2 未勝利 1:34.9 -0.1 --- +0.5 -0.6 D D 9.70
5R T1800 エリカアンディーヴ 牝2 新馬 1:50.4 +1.9 -1.3 +1.2 -0.6 SL C 7.89
9R T2200 マイネルエンペラー 牡4 オリオン(3勝) 2:13.8 +1.4 -1.0 +1.2 -0.8 SL C 7.67
11R T1600 アルマヴェローチェ 牝2 阪神ジュ(G1) 1:33.4 -0.4 --- +0.2 -0.6 C C 6.44
12R T1200 イサチルシーサイド 牡3 鹿ケ谷特(2勝) 1:08.7 ±0 --- +0.4 -0.4 D C 8.33
 2024/12/08 (日)  ダ=±0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 ベルジュロネット 牡2 未勝利 1:25.5 +0.1 --- +0.1 ±0 C D 4.33
2R D1800 ラマンシュ 牡2 未勝利 1:55.8 +1.8 --- +1.8 ±0 E D 7.91
4R D1400 ヤマニンバロネス 牝2 新馬・牝 1:26.6 +1.0 --- +1.0 ±0 E C 7.23
6R D1200 アメリカンステージ 牡2 1勝クラス 1:11.2 -0.7 --- -0.7 ±0 B B 5.57
7R D1800 レーウィン セ3 1勝クラス 1:54.1 +1.5 --- +1.5 ±0 E C 7.22
8R D1200 メイショウタイゲイ 牡5 2勝クラス 1:12.2 +0.9 --- +0.9 ±0 E C 8.33
10R D1900 ムルソー 牡3 ブエナビ(3勝) 1:57.3 -0.5 --- -0.5 ±0 B D 7.86

京都2R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒8遅い勝ちタイムでした。
京都4R 2歳新馬・牝 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
京都5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
京都6R 2歳1勝クラス タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムでした。
1着:アメリカンステージ 
 番組注目馬アメリカンステージが勝ちました。アメリカンステージはですね、好スタートからダッシュ良く出て行き、そのまま逃げ切りました。タイムは文句なしで優秀。今後の課題は1400m以上をこなせるかどうかですけども、1400mの未勝利戦で2回負けていますし、かなりのピッチ走法なので距離をこなせるとはちょっと思えないですね。ただ、このピッチ走法であるからこそのスタートダッシュの速さがあるので、ダート1200m以下ではかなり上のクラスでも通用すると思います。
2着:ヤマニンチェルキ 
 2着のヤマニンチェルキはリングハミとチークピーシーズ。難しさがあるようなんですが、スンナリ前に行って2番手。途中で行きたがっている場面もありましたが、4コーナーでは折り合いがついていて、良い手応え。それでも勝ち馬に突き放されましたが、3着馬には差をつけていて水準級のタイム。普通の組み合わせなら有力ですね。
3着:モカラマーズ 
 3着のモカラマーズは砂を被って下がり、後ろからになったんですが直線入口で外へ出してからはよく伸びました。最初から砂を被らない競馬ができれば、もっと走れそうですね。
4着:フェデラー 
 そして4着のフェデラーなんですけどもね、出遅れたんですけども、徐々に追い上げて砂を被っても問題なかったんですが、ゴールまで右手前のままでした。直線で失速した原因は手前を変えなかった事だと思われます。実は圧勝した新馬戦でも手前を変えておらず、まぁ変える必要がないぐらい楽だったのだろうと、私は思いましたけどもね、もしかするとまだ手前を変えられないのかもしれません。という事で、次走も半信半疑ですね。
京都7R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。
京都8R 3歳以上2勝クラス タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
京都9R オリオンS タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
京都10R ブエナビスタC タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムでした。
1着:ムルソー 
 1番人気のムルソーが後続に7馬身差の圧勝でした。ムルソーのこれまでの3勝は全て逃げ切りだったんですが、内のマーブルロックが早くて2番手から。しかし、外から被される事もなく、揉まれないという点ではハナを切っているのと同じでしたね。そして4コーナーを回り切る前に先頭に立ち、ラスト200mで後続を大きく突き放しました。ユニコーンステークスでは外から交わされると力尽きた感じだったので、多頭数のオープンで揉まれた場合が課題だと思いますが、少なくとも重賞ではないオープン特別なら能力は通用すると思います。
2着:テリフィックプラン 
 2着以下は離された。2着のテリフィックプランは4コーナーでは勝ち馬をマークする位置にいたんですけども、最後の200mで突き放されました。で、この馬恐らく1900mは少し長いですね。今回は好タイムではないんですけども、1800mならもっと走れそうです。
3着:マーブルロック 
 3着のマーブルロックは内枠からハナを主張したんですが、勝ち馬にピッタリとマークされて早めに交わされて楽ではない展開でした。3着とは言え、2秒2差がついているので大敗なんですけども、逃げ馬らしく勝つ時と大敗する時はハッキリしていて、次走で楽な逃げが叶えば一変する可能性はあります。
京都11R 阪神JF 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCでした。まずスタートですね、リリーフィールドがねこの後ポンと飛び出すんですけども、ジョッキーは内の方をチラチラと何回か見ていて、行く馬がいれば行かせる構え。内からミストレスが出て行き、リリーフィールドはそのまま外の2番手。内のモズナナスターがやがて引いて、ショウナンザナドゥと3番手になりましたね。ペースは600m通過が34秒2、800mは46秒5。速すぎず遅すぎずの平均ペースで、しかも途中で動きもなく、ほとんど並びは変わらず固まった馬群で直線に入りました。ミストレス先頭で直線です。そのミストレスは少し外に出して、モズナナスターはそのまま内を進み、リリーフィールドとショウナンザナドゥはミストレスの外へ行きました。この4頭の中ではショウナンザナドゥの脚が良かったんですが、その外からアルマヴェローチェとビップデイジーが並んで伸びて来ました。ゴール前ですね、外の2頭の競り合いはアルマヴェローチェに軍配が上がりました。ミストレスの内から伸びて来たテリオスララとショウナンザナドゥによる3着争いは、もう正に首の上げ下げ。で、僅かにテリオスララが制しました。
1着:アルマヴェローチェ 
 勝ったのはアルマヴェローチェでした。先週の展望ではですね、皆が避けるであろう傷んだ芝の内を通って伸びるという想定というか、妄想していたんですが、外枠になってしまいまして、しかもね日曜の昼まであまり内を空けていないという状況だったんで、どうしようかと私は思いましたけどもね。堂々と外を回って突き抜けましたね。今後の課題はもっと速い時計が出る馬場への対応だと思いますが、今回のメンバーの中では現時点では最も強いと言える勝ちっぷりだったと思います。
2着:ビップデイジー 
 2着ビップデイジーも強かったですがね。それで超ハイペースの新馬戦を追い込んで勝って、超スローペースの紫菊賞は6頭立てとは言え、前めにつけて抜け出し、今回は中団にいて直線で少しだけ外に出して伸びて来ました。自在性があって、さらに操作性の高さは相当なモノですよね。崩れにくいタイプに見えます。
3着:テリオスララ 
 接戦の3着争いはテリオスララでした。過去の2勝はどちらも1800mで、しかもどちらもスローペースの逃げ切りだったんですが、初めての1600mで差しに構えて好走しました。こういう競馬も可能である事は、2着だった新馬戦でも示してもいましたけども、センスが良いと思います。
4着:ショウナンザナドゥ 
 惜しかったのが2番人気ショウナンザナドゥ4着でした。この馬、お姉さんがたくさんいるんですけどもね。その姉たちの多くに共通するのが、良い脚が長続きしない事なんですよね。ロスなく脚を溜めて一瞬の脚を使わせるのが好走パターンで、この馬も新馬戦でそういうタイプであるように見えたので、そういうタイプがG1で前につけて4着というのは、まぁ立派な結果だと私は思います。
5着:スリールミニョン 
 その後5着がスリールミニョンでした。4コーナーを回り切る前から一番外にいて、距離損はありましたけどもね、直線では芝がキレイな所を通れてよく伸びました。芝が傷んでいた内を通った新潟2歳ステークス、それから不良馬場のファンタジーステークスとは伸びが違ったので、パンパンの良馬場が合うタイプなのだと思われます。
6着:コートアリシアン 
 その後の6着が3番人気コートアリシアンです。新潟2歳ステークスで脚が長続きせず差し返されたという事がちょっと関係しているのかどうかはわかりませんけども、最初から行く気を見せず最後方になりました。直線で多くの馬が外へ行ったのでスペースはあり、残り200m付近から鋭く伸びてはいましたけども、既に物理的に間に合わない差がついていましたね。
10着:ジャルディニエ 
 ジャルディニエ、10着でした。後ろでジッと脚を溜めていまして、コースロスを抑えて馬場の中ほどまで移動してジワジワと伸びている、いつも通りのこの馬の競馬なんですけども、スパッと切れるという差し馬ではないので、直線に入るまで後ろにいるとちょっと厳しいと思いますね。
16着:ブラウンラチェット 
 そして1番人気のブラウンラチェットは16着でした。まずレース内容の前にですけどもね、木曜日輸送前に発表される馬体重がもう430キロ。この時点でアルテミスステークスより10キロ減っていました。で、当日428キロだったので、長距離輸送で大きく減る事はなかったんですけれども、それでも減りすぎですね。アルテミスステークスより大分ペースが速かったとは言え、もうスタート直後に促されても前に行けず、あれはちょっと状態が良くなかったとしか思えないですね。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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