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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

東京4R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

東京5R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。勝ったレイニングについて。

1着：レイニング 勝ち馬注目

道中、後ろのポジションの外でピタリと折り合って、4コーナーも外に進路を取ると、ほぼ馬なりのまま前の馬を交わし去りました。超スローペースのレースで、上がり勝負になったとは言え、レースのラスト400mは11秒0-11秒0の高速ラップでしたね。自身も600m32秒9の末脚を使っていますし、頭の高い走りではあるんですが、四肢の捌きがホントキビキビしてて、とにかく何か運動神経が良さそうな馬ですね。しかもレースセンスも良いと思います。お母さんのクルミナルは桜花賞2着で、オークス3着で、半姉のククナも重賞2着が4回もある実力馬なんですよね。この馬も将来性は十分だと思いますね。

東京6R 3歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。

東京7R 3歳以上1勝クラス・牝

2着：キョウエイフロイデ 解説危険

このレースはね、前半から先行争いが激しくてなかなか隊列が落ち着かず、結局先行勢は全て失速したレースなんですよね。そんな中、キョウエイフロイデは道中10番手で脚を溜めて、末脚勝負に徹した結果ラストはよく伸びて2着でした。ただ、今回はね前崩れの展開に助けられた印象が強いですし、追い込み一辺倒の脚質で、初勝利を挙げるまでに7戦を要した馬なんですよね。昇級戦の今回はよく頑張ったんですが、次走もとなるとどうかと思うので、危険馬として選びました。

東京9R 百日草特別 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

東京10R 錦秋S タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。勝ったウェイワードアクトについて。

1着：ウェイワードアクト 勝ち馬注目

いつもよりね、ちょっとゲートの出が遅かったんですよね。ですから、後方からの競馬になって、しかも最後の直線に向くとね、内の狭いスペースに入ってね、この辺りどうなるかなと思って見てたんですが、最内にね何とか進路を見つけると、しっかりと伸びて抜け出して来ましたね。今回は、道中のペースが遅かった分、タイムランクはSLなんですが、3勝クラスでは力が違った感じですね。およそ5ヶ月ぶりの実戦、しかもいつもとは違う差す形になった事を考えれば、より評価できますね。今回と同じ東京の1600mならオープンに昇級しても勝負になると思います。

東京11R アルゼンチン共和国杯 重賞

タイムランク・メンバーランクともにCでした。さぁほぼ揃ったスタートからジャンカズマがハナを主張して行きましたね。そうですね、前半はやっぱり坂があるのでそこまで先行争いが激しくなかったんですが、途中ね2500mってペースが落ちる時あるんですけれども、今回はねあまり道中のペースが落ちなかったんですよね。淡々と、ちょっと速めのラップぐらいで流れて4コーナー手前ではね、これらちょっと先行勢の手応えがね、怪しくなる形になるんですよね。そんな中、人気どころは中団辺りにつけていましたね。そうですね、その辺りからジワジワと脚を使うんですが、スパッと抜け切るだけの脚がない馬が多かったんですよね。外の馬たちね、競り合いという形になったんですが、クロミナンス・タイセイフェリークもしぶとく伸びる中、ハヤヤッコが大外ですね、長く良い脚を使って、この辺りからですね、最後ね伸びそうでないところから手前を変えてね、もうひと伸びしてグイッと伸びて最後クビ差交わして1着という結果になりました。

1着：ハヤヤッコ

トップハンデのハヤヤッコが見事勝利を挙げました。最後方追走から大外から長く良い脚を使って、最後の最後で今映像にも映ってたように手前を変えて、もうひと伸びして差し切ったんですよね。戦前はね、もう少し雨が残った方が良いんじゃないかなと思ってたんですが、今回はね割と早めのラップで流れたので、タフな流れになった事によって、この馬の持ち味であるスタミナを最大限に生かしたなという感じですね。8歳馬でトップハンデで勝利ですからね。もう一言で言うなら「立派」と言う他ないですね。

2着：クロミナンス

そして1番人気のクロミナンスが2着でした。休み明けでも仕上がりは良かったですし、レースでも良い形を運んで、抜け出すタイミングも絶好だったと思うんですよね。結果最後勝ち運だけがなかったなという感じなんですよね。7歳馬なんですが、まだキャリア14戦ですし、今後もますます活躍できると思いますね。

3着：タイセイフェリーク

その後3着はタイセイフェリーク、52キロ軽ハンデ。最後までしぶとかったですね。ハヤヤッコ・クロミナンスと3頭併せの真ん中でしぶとく粘ったんですが、52キロのハンデでね結構そこは恵まれたとは言え、格上挑戦で、これ参戦してる馬の中で唯一の牝馬なんですよね。それで頑張った事は評価できると思いますし、長距離ならこれからも活躍できそうな1頭ですね。

4着：アドマイヤハレー

アドマイヤハレー、あそこからもうひと伸びするかと思ったんですが、惜しかったですよね。スッと切れる感じはないんですが、しぶとくしぶとく脚を使って、今回はね差し有利の展開に乗じて、よく差し込んで来たとは思うんですが、この着差が着差だけに馬券買ってる人は相当悔しかったと思いますね。

5着：マイネルメモリー

その後は、マイネルメモリーが5着でした。上位4頭が、割とスムーズに進路を確保できたのに対して、こちらちょっと内めに進路を求めながら伸びて来たんですよね。その分の差は多少あると思いますし、とは言え重賞挑戦で、距離にも対応しましたしね。今後に向けては収穫のある内容だったと思います。

6着：セレシオン

3番人気セレシオンは6着でした。中団辺りで流れに乗ってましたしね、最後追い比べで見劣る形になりましたね。この馬より後ろで競馬した馬たちが有利な展開になったとは言え、人気が人気ですからね。もう少し踏ん張って欲しかったなと思いますね。

8着：サヴォーナ

そして2番人気のサヴォーナはさらに着順を落として8着でした。これはセレシオンとほぼ同じ位置取りだったんですよね。何ですかね、強い馬と戦っても弱い馬と戦ってもあとひと伸びがないんですよね。ですから、その辺りが今後の課題になってくるでしょうね。

解説者：津田照之(競馬エイト)