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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

京都1R 2歳未勝利・牝

1着：レイナデアルシーラ 通信簿

1番人気1着でした。そもそも能力上位と見ていましたし、良いタイミングで良いレースがあった感じですよね。牝馬限定戦で逃げた今回は、もう順当勝ちと言えますね。

京都2R 2歳未勝利 タイムＡ

基準より0秒8速い勝ちタイムでした。

1着：アメリカンステージ 番組注目馬

アメリカンステージがレコードを更新して圧勝でした。アメリカンステージは好スタートを決めると楽な手応えでハナに立って、勝負所の手応えも上々でしたね。最後の直線に向くと後続はもうみるみる突き放していったんですよね。距離短縮で、終いの甘さを払拭したどころかめちゃくちゃ強かったんですよね。時計も速かったですし、この内容なら昇級しても期待できますね。

2着：タガノテツ

2着タガノテツは後方待機策から4コーナーで大外に持ち出すと、長く良い脚を使って追い上げました。勝ち馬には大きく離されたんですが、砂を被っても怯まなかった点は評価できますし、次走もメンバー次第ですね。

3着：ウォーターアデル

3着ウォーターアデルはダートに替わって、レースぶりが良くなりました。次走も圏内でしょうね。

京都6R 2歳新馬・牝 タイムＥ

基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。

京都9R 衣笠特別 タイムＥ

基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。

京都10R 貴船S 注目

勝ったインユアパレスについて。

1着：インユアパレス

好位でレースを進めて、勝負所の手応えも絶好で、最後の直線に向いて鞍上がゴーサインを出すと力強く伸びて、危なげなく抜け出しましたね。ゴールまでラップが落ちてない点も良いと思います。これまでは出遅れたり、コーナーで膨れたりと、粗削りな面もあったんですが、今回はスタートを決めて実にスムーズなレース運びでした。力をつけているのは間違いないですし、この内容ならオープンに上がっても楽しみですね。

京都11R ファンタジーS 重賞

タイムランク・メンバーランクともにCでした。あまりね、ちょっとガンガン行く馬の数が多くなかったので、スローペースにはなるのかなとは思ってたんですが、ちょっとペース補正をね、加えるぐらいのスローペースになったんですよね。結果的に逃げたモズナナスターが4コーナー先頭で回って来て、直線半ばに入っても脚色が乱れないんですよね。2番手につけてたベルビースタローンもそれに並びかけて、4番手・6番手辺りをマークしてたダンツエランが、しぶとく脚を使って最後はこの3頭の争いになったんですよね。大接戦にはなったんですが、一番外のダンツエランが僅かハナ差抜け出して1着という結果になりました。

1着：ダンツエラン

1着はダンツエラン。道中はね、好位で脚を溜めて4コーナーを回ると、しっかりと伸びて、大接戦を制したんですよね。展開を味方につけたのは事実なんですが、好位に控える形で結果を出せたのは、今後に向けて収穫だったと思いますし、レースセンスの良い馬だなという印象ですね。

2着：モズナナスター

ハナ差2着が逃げたモズナナスター。ゲートが開くと促してハナに立って、スローペースで逃げて最後までね、映像にもあったようにしぶとく踏ん張ったんですが、ゴール前でわずかに競り負けて2着でしたね。惜しい内容ではあったんですが、距離には対応しましたし、この馬自身力も発揮してますね。

3着：ベルビースタローン

3着ベルビースタローンは人気なかったですね、最低人気でした。これもね2番手につけて勝負所の手応えも良くて、最後は3頭併せの真ん中で本当しぶとく食い下がったんですよね。結局、ゴール前でわずかに遅れは取ったんですが、今回はね、位置取りとか展開とか、上手く味方につけた感じがしますし、次走以降もその辺りが噛み合えばという所でしょうね。

4着：ヴーレヴー

その後2番人気ヴーレヴー4着。中団の馬群で脚を溜めて、4コーナー回ってから勝ち馬のね後ろを通って長く良い脚を使ったんですよね。ただ、スローペースで先行有利の展開でしたから、4着までが精いっぱいでしたし、こちらは展開に泣いた口だと思いますね。

5着：カワキタマナレア

そして1番人気のカワキタマナレアはその後の5着でした。こっちもね、中団の外で折り合って枠なりに外外回る形にはなったんですよね。最後も外からよく伸びて来たんですが、前に行った馬たちも止まらなかったですね。ただ、展開を考えればよく差を詰めてると思いますし、内容的には良かったと思います。

8着：ウォーターエアリー 解説推奨

重賞回顧のコーナーでもお話した通り、ファンタジーステークスはスローペースで前が残る展開だったんですよね。そんな中、この馬前半後方で折り合いに専念して勝負所は大外へ行って、最後まで伸びてるんですが、先行勢も止まらない展開だったので、8着が精一杯ですね。加えてね、小柄で結構バネの効いたフットワークの馬なので、道悪も合わなかった感じがするんですよね。デビュー戦で2着だった際の勝ち馬、クリノメイはその後サフラン賞も勝ってるんですよね。この馬もまだまだ力があると思いますし、次走の巻き返しに期待したいです。

12着：ゴージャス

あとは12着ゴージャス3番人気だったんですが、もうスタートでね、アオって3馬身ほどのロスがあったんですよね。ペースが遅かっただけに、後方からでは厳しかったですね。

京都12R 3歳以上2勝クラス 注目

勝ったガイアメンテについて。

1着：ガイアメンテ

スタートをね、ご覧のようにアオる感じで出て、後方の位置取りになったんですよね。それでも道中はしっかりと脚を溜めて、4コーナーで大外に持ち出すと長く良い脚を使って差し切りました。ペース補正が入っているように、レースそのものがスローだった事を考えれば、1馬身差とは言え、内容的には完勝のレベルですね。これで1勝クラス・2勝クラスと連勝なので、まだまだね、荒削りで危うさはあるんですが、その分伸びしろも十分にあると思いますし、次走だけではなく、将来性も含め楽しみな1頭だと思います。

解説者：津田照之(競馬エイト)