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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

東京2R 2歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒4速い勝ちタイムでした。

1着：ルークススペイ

ルークススペイが距離延長に対応して逃げ切りました。外めの枠からハナを主張しましてね、おいでおいでの逃げ切り勝ちでしたね。全く危なげがありませんでした。短距離馬にしてはちょっと跳びが大きめで、まだトモも緩くて、完成途上のフォームですね。父はベストウォーリアで、1600mまではこなせそうな感じがします。

2着：クニノハッピー

レースのラスト400mが11秒6-11秒9とほとんど減速していませんから、2着クニノハッピーには流石に逃げ馬には敵いませんでした。とは言っても3着には2馬身差をつけてますからね。今回出遅れと、レース序盤でですね、ちょっと力みがありましたから、もっとパフォーマンスを上げてくる事はできます。クニノハッピーは次走も上位候補です。

3着：ナインオブレター

3着のナインオブレターについては、勝ち馬にハナを奪われたんですね。この馬、好位の内に控えましたけれども見た目はね、良い形でレースができたように映りましたけれども、吉田豊騎手はもう少し抜いて走れるようになれば良いんですけどと、コメントしていますから見た目以上にちょっと力んでいたという事でしょうか。こちらも良化の余地がありますね。

東京3R 2歳未勝利 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

東京5R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

東京7R 3歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。

東京10R 赤富士S

14着：ジョージテソーロ 通信簿

2番人気14着でした。負けるにしても止まり過ぎですね。初めて経験する超高速馬場が影響したのかもしれませんが、1600mは少し長いという可能性もあります。良馬場の1400mがベストかもしれません。

東京11R サウジアラビアRC 重賞

タイムランク・メンバーランクともにCでした。このレースはね、ハイペースと言って良いでしょう。前半の800mが45秒7、後半が47秒3です。そしてラストの400mが11秒6。そして最後が12秒0と掛かっていますからね。典型的な差し・追い込み決着になりました。勝ったアルテヴェローチェは後方に下げて大外一気。2着のタイセイカレントは内目からしっかり差を詰めて来たという事で、追い込み・差しですね。ですから、競馬とすれば前に行った3着馬・4着馬辺りが結構強い競馬をしたという事は言えるんですが、レースの上がりで見ますとハイペースとは言え、1・2着馬の瞬発力が秀でていたという風に思います。

1着：アルテヴェローチェ

勝ったのは2番人気アルテヴェローチェでした。スタートは速かったんですけれどもね、ちょっと力んでしまったので、後方に下げて、折り合い重視の競馬をした訳です。今回、勝ち方のインパクトが強くて実際強かったですから、これは佐々木騎手のファインプレーと言えない事もないんですけれども、やはり本来ね、もうちょっと前めの位置で我慢させる事を教えるべきだったとは思います。成果もあったけど課題も見えたというようなレースだったと思いますね。

2着：タイセイカレント

2着はタイセイカレント。これは結果論になりますけれども、スタートに尽きますね。上り600mは最速です。ハイペースで差し・追い込み馬に有利になったとは言ってもですね、新馬戦は上がり最速で逃げ切った馬が、今回は2戦目はですね、上がり最速で追い込んだという事ですから、これは才能を感じさせますよね。この馬の配合的にはSadler's Wells4×3というですね、非常にアクの強いクロスがあるんですが、この辺りが爆発的な瞬発力の源になってるような気がします。

3着：マイネルチケット

3着はマイネルチケットでした。きちんと折り合ってね、好位差しの理想的なレースはできたと思います。ハイペースでレースが早めに流れたというのも、この馬にはむしろ良かったと思います。現状の力は出し切ったと、そういう評価ですね。

3着：マイネルチケット 解説危険

5番人気で3着でした。先ほど言いましたように、これはハイペースのレースでしたから、先行して上位に粘り込んだ馬というのは、相応の評価をするべきなんですが、あくまでも同じハイペースか平均ペースの土俵の事で、この馬のレースを振り返ってみますと、今回まで3走ですね平均ペースか、ハイペースで2着・1着・3着で、まだスローの経験がないんですね。緩やかな流れで先行して、速い脚を繰り出せるかどうかというのは未知の部分があると思います。今回は控えて折り合いもつきましたけれども、次走がスローだと逆に引っかかる危険性もあるんですね。ですから、人気になるようであれば、そんなに過信しない方が良いかなと思います。

5着：アルレッキーノ

そして1番人気て番組注目馬だったアルレッキーノが5着でした。こうしたクラブの馬って、馬の状態に合わせてレースを使う訳ではなくて、レースに合わせて馬を仕上げて行く。これが今のビジネスモデルなんですね。ですから、体調が整わないというケースも結構多くあるんです。アルレッキーノの場合はね、私競馬を見ると、レースの中で減点するべきモノが全くないんですよね。そしたら、これで結局負けちゃうんだっていう事になってしまうと、もう私自身はやっぱり敗因をですね、体調に求めるしかないという風になります。

7着：フードマン 解説推奨

出走馬7頭中ですね、前走のタイムランクが最も優秀だったのが5着アルレッキーノのBランクだったんですけれども、この馬のCランク、中京の芝1400mの重馬場でしたから、実はタイム以上の評価をしても良かったのかもしれません。逃げ切った後ですね、距離を延ばして控えると、ちょっと引っかかるというのは、よくあるケースなんですけれども、ガツンと引っかかってしまいました。しかも前半800m45秒7のハイペースでは、これ大敗も仕方ないと思います。敗因は明白です。次走はね、1400m以下に使って来ると思いますからね、当然見直しが必要です。京都大賞典のブローザホーンはシンガリ負けでしたけれども、こちらのシンガリ負けは全く気にする必要はありません。

東京12R 3歳以上2勝クラス タイムSL

前半が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

解説者：吉岡哲哉(競馬ブック)