2024年4回新潟1日目

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2024/07/07 (日)
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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒3。直線1000mは土日ともにマイナス0秒4でした。
 夏の開催最終週からの間隔が、ここ2年よりも1週短くなったんですけどもね、それでも1開催開いた事で、時計は出やすくなりました。土曜については芝のレースが行われた午後は良馬場でしたが、午前中障害の2鞍は「稍重」発表でした。木曜からの雨の影響は残っていたんですが、それでもマイナス1秒2です。日曜は土曜よりも乾いて、僅かではありますが数値はマイナス方向に動きました。直線では内を避ける事もなかったんですけれどもね、外からの差しも届いていましたね。この開催は全てAコースが使用されますので、コース取りの変化には注意が必要です。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒7からマイナス0秒4への変動、日曜がマイナス0秒2。1200mは土曜がマイナス1秒2からマイナス1秒0への変動、日曜がマイナス0秒8でした。
 雨の影響が残ってですね、土曜は重馬場でスタートして11Rだけは「稍重」です。後半へ向けて乾いて行った訳です。ただ、1800m・1200mともに1日の中での動きは大きくなくて、1800mは高速馬場という程ではありませんでした。そして日曜は土曜よりも乾いて、1800mは水準に近いレベルでした。やはり新潟ダートらしくですね、前目に位置した馬が優勢でしたね。


  タイム分析
 2024/10/05 (土)  芝=-1.2 / 直線=-0.4  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T1400 バニーラビット 牡2 新馬 1:23.1 +0.5 -0.1 +1.2 -0.8 E C 6.46
6R T1600 ネーブルオレンジ 牝2 未勝利 1:34.7 ±0 -0.5 +0.5 -1.0 D D 7.20
9R T2000 マイネルオーシャン 牡3 松浜特別(1勝) 1:58.7 -1.3 -0.6 -0.7 -1.2 B D 7.33
10R T1600 エコロマーズ 牡3 聖籠特別(1勝) 1:34.1 +0.2 -0.5 +0.7 -1.0 D C 8.60
12R T1000 イコサン 牡4 1勝クラス 0:55.1 -0.2 --- +0.2 -0.4 C D 8.47
 2024/10/05 (土)  ダ=-0.7 → -0.4 / 1200m=-1.2 → -1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1800 ダテミカヅキ 牡2 未勝利 1:53.5 -0.8 --- -0.1 -0.7 C D 5.67
3R D1200 ルソレイユ 牡4 1勝クラス 1:11.6 -0.3 --- +0.9 -1.2 E D 8.92
7R D1800 ヒルノデプラーツ 牡5 1勝クラス・若 1:53.8 +1.0 --- +1.5 -0.5 E D 6.00
8R D1200 ワークソング 牡3 1勝クラス 1:11.0 -0.9 --- +0.1 -1.0 C D 5.67
11R D1800 エスティメート 牡5 鳥屋野H(2勝) 1:52.3 +0.3 --- +0.7 -0.4 D D 7.30

新潟3R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
新潟5R 2歳新馬 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
新潟7R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。
新潟9R 松浜特別 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムでした。
1着:マイネルオーシャン 
 今年4月、新潟内回り2000mで初勝利を挙げたマイネルオーシャンが今回は外回り2000mで逃げ切りました。前走の中山戦が1番人気で、私も本命を打ったんですけれどもね。6着と案外の内容でした。そして今回のこのレースを目の当たりにしますとね、まず逃げ戦法がベストだという事。そして左回りの方が断然良いという事が明白になったと思うんですね。という事で、昇級しても左回りで逃げが叶う組み合わせであれば、十分に通用するのではないでしょうか。
2着:クロシェットノエル 
 クロシェットノエルは4コーナー12番手から直線一気に伸びて2着ですからね。この馬は新潟外回り向きの瞬発力があります。もちろん上がり600mは最速で、今後は坂のあるコースでね、しっかり走れるかどうかという所が鍵を握ります。
3着:アオイメルスイ 
 3着のアオイメルスイは未勝利馬なんですが、2着クロシェットノエルが勝った未勝利戦で2着ですから、実質的な力の差はありませんでした。今回は近走の先行策を取らず、前に馬を置いて脚を溜めるレースをしたんですけれども、その戦法は良かったと思います。未勝利馬ですからね。今後は使いたいレースを使えるかどうか、そこが命運を分けるところですね。

解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
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